丸凪盛大
上空は雲が立ち込めほぼ灰色一色。時々雨が降ったりと終始ぐずついた空模様の金曜平日。そしてこんな天候でも、金木犀が香っても、やっぱり夏はしぶとかったらしく結構まだ蒸し暑いのが嫌になる。でもとりあえず今週の務めは終わらせたぞ!
退社後開放感に促され帰宅途中に東急元住吉駅までやって来た。駅前ブレーメン通りに今月14日いきなり「ちゃん系」の新店がプレオープンながら営業を開始したと聞いたのでね。プレ営業とは言え普通のラーメン店並の営業時間。来月7日の本オープン後には何と24時間営業となるらしい。
店名は『なぎちゃんラーメン』元住吉店。我は今年1月8日『新宿ナギチャンラーメン』へ訪問を果たしているが、この店との関連性は不明。こちらの店名はひらがな表記になっているし、凪スピリッツジャパンオフィシャルHPには新宿の店のみ表記されている。東急線に遅延が生じていた事もあり店に到着出来たのは夜営業開始から30分ほど過ぎたあたり。でも幸いな事に店前に並びは無かったので店外に設置された券売機から食券を購入し入店した。厨房には男の店員1人と若い女の店員2人。接客良好。客席は厨房を囲むようにカウンターが15席くらい。先客8人後客4人。
「ちゃん系」の店はだいたい「中華そば」と「もり中華(つけ麺)」の2本柱のメニュー構成。いつも「中華そば」しか食べていなかったので今回は「もり中華」の方に挑戦してみた。労働後で腹が減っていたし、並との価格差が50円程度だったので大盛注文。そして無料の「めし」を所望する為、食券と同時に券売機にあった緑の札を渡した。すると店員から「もり中華少しお時間いただきます」と言われた。でも感覚的にはすぐに提供された。
気軽な気持ちで大盛り指定したら大きな丼で山のような高加水の平打縮れ麺が提供された。勿論達磨製麺の地味ながら食感が良いやつ。「ちゃん系」はコストパフォーマンスを追求している系統なので大盛りを頼めばこうなる。他のつけめん店の感覚で大盛りを頼んではいけなかった。美味いので完食したけど。
つけ汁側も、もう麺を浸ける余裕がないくらいに具がパンパンに入っている。きざみ葱、もやしやキャベツといった茹で野菜、多めの細切りメンマ、スライスされたかた茹で玉子、大量の薄切り切りたてのチャーシューが折り重なっている。つけ汁は淡い醤油味だが塩分多め油多め。「ちゃん系」のもり中華、こんな味になるんだ。
具材が多すぎて麺をつけ汁に浸けられないので無料の「めし」の方にお引越し。これは食べ応えがある。流石「ちゃん系」だなーと改めて思ったよ。正直後半キツかったけど米粒ひとつ残さず平らげた。この物量が今どき1000円以下で提供されるといなると驚くべき企業努力だ。でも量だけで味がそうでもなかったらこんな風に完食しないわけで。やっぱり我は「ちゃん系」好きだなー。腹パンパンだったが大満足で気持ちよく退店した。
帰りも東急だけではなくJRまで遅れが出ていたが雨の中何とか帰宅。腹いっぱい過ぎていつもより早めに床についたらすぐ眠ってしまった。
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