猫鼠肉汁
朝からどんよりと曇った空の日曜休日。あまりテンションも上がらなかったし近場の移動に留めよう。それでいて非日常感を味わえる店は最早我の中で定番と化した弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』になる。今月2回目か。今日もランチ営業でラーメンメニューを提供してくれているようなので。事前に食料調達を済ませ店には開店予定時間より早めに到着した。店前には誰もおらず我1人。待っている間に先に注文を確認された。すると開店時間を3分ほど前倒しで入店を促してくれた。早速入店し口頭で注文。後客はしばらく経ってから5人くらい来店があった。
何かそそられるメニュー名。極みはキツいので中の上でお願いした。肉汁丼にも出来たみたいだ。でもこの店のラーメンはいつも主に肉汁で作られているラーメンみたいなものなので何で今更このメニュー表記にしたのだろうと興味があったので
麺は四角いストレート中太麺。具はきざみ葱、太メンマ、ナルト1枚、青菜、椎茸や木耳等のきのこ類、それと我には知識がないのでわからない様々な部位の肉が角煮クラスの大きさでゴロゴロ入っている。
今回のスープは醤油ベースのようだ。まずスープを飲んだ一口目で「あれっ?いつもと違う気がする」と思った。旨味が違うというのかな?誤解を恐れずに言ってしまうと、いつものこの店のラーメンは大量の肉を投入していると推測出来るものなので、ちょっと旨味が過剰でそれを調整する為なのか味濃いめに仕上がっている印象があった。また具として大量に入っている肉の影響で食べている間に強烈な油分がスープに溶け込むのか、飲むのに抵抗を感じるほどのものにすぐ変化してしまっていた。でも今回は旨味バランスが改良されて食べやすくなっている気がした。スープを楽しめる時間が長かった。大量に入っていたキノコ類の効果かな?それでも巨大な肉の塊と沢山対峙する事になるので最後の方はやっぱりキツかったけど。でもこういう野趣溢れるようなラーメンはこの店でしか楽しめないと思うのでとても貴重だと思う。具と麺を何とか食べ終えた頃には何もしたくなくなるくらい腹一杯になって大満足。支払いを済ませ退店し家路についた。今日の晩飯は軽いもので済ませよう。
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