神楽白丸
相変わらず朝から強烈な猛暑を実感する日曜休日。休日だからこそついつい空調の効いた部屋に入り浸り部屋から出なくなってしまう。一応布団干し等は済ませたが、なかなか外出する気持ちにはならなかった。でもこのままだと気力体力共に落ちてしまう。冷たいものばかり飲んで体を動かさないとどうなるかはわかりきっている。朝10時半過ぎになってしまったが自らを家から出す事に成功した。近場の横浜橋商店街や伊勢佐木町へ歩いてみたが流石に人出はそれほど多くなかった。皆日陰を探して歩いている様子。でも我は日傘をさしているので日向であろうがへっちゃらだ。足元は照り返しで暑いが体感効果は絶大。
この暑さで朝食も食べず出てきたがあまり腹も減っていない。街ブラしながら適当な店へ入ればいいかと思っていたが、ついつい未訪問のラーメン提供店へ探りを入れたくなってしまった。先週『源来亭』の開店待ちをしている間に発見した鶏白湯ラーメンの文字。『大衆酒場 神楽』という居酒屋店が朝9時から昼2時までの時間限定で今年の6月から鶏白湯ラーメンを提供を開始したとA看板でアピールしていた。どうせ食欲もそれほどあるわけではないし気になったので試しに入ってみる事にした。暗めの照明でテーブル席数席。男の店員2,3人。「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席へ座り口頭で注文。先客2人後客ゼロ。
『博多一風堂』みたいに基本メニューが白丸・赤丸となっていた。無難に白丸を選択。家系みたいに麺のかたさ/味の濃さ/油の量が選択出来たみたいだったが、注文時確認されなかったし、こちらもする気は無かった。お試しだからね。
麺は菅野製麺所の全粒粉入り中細平打ストレート。具は水菜。紫玉葱の角切り、糸唐辛子、レモンスライス1枚、味玉半個、鶏チャーシュー1枚。スープは泡立った鶏白湯で結構濃厚な味わいだった。密かに心配していた鶏の臭みもキチンと処理されていた。昔は結構鶏臭い鶏白湯ラーメン店が多かった経験をしているので、居酒屋の昼営業提供の鶏白湯ラーメンって自然と警戒してしまうんだよ。でもそんな事もなくなかなか美味しい鶏白湯ラーメンだったので安堵した。チャーシューのところに焦がし葱鶏油なるものがかかっていて、これの効果は良かったかも。レモンスライスはあまり意味が無いような気がしたけどね。地雷を踏む覚悟で警戒していたがまずまずの一杯が食べられたので満足だ。ただ店内喫煙可、昼飲み大歓迎の店なので、先客の男達が煙草吸いながら酒飲んで大声で騒いでいた。その空間から早く脱出したかったので早々に切り上げ支払いを済ませて退店した。
炎天下の中桜木町まで歩いて移動し家路についた。十分に体を動かせたので午後は涼しい部屋で心置きなく休養した。
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