盆中東京
今日は平日なのだが職場一斉休暇の為それに従った。いわゆるお盆休みだ。有給休暇は削られるので昔は各自で好きなタイミングで取得していたのだが、一斉長期休暇してくれた方が心置きなく休養が取れるので今は肯定している。それに年々酷暑の度合いが酷くなっているので体調的にもここで休んでおくのが吉だ。交通機関は混雑し高値になるし、酷暑と台風、更には大地震の危険性が叫ばれている中、旅行をするつもりなど更々無い。我は帰省する田舎がないので帰省ラッシュのニュースを横目に自宅でゆっくり過ごすとするよ。
ただこの暑さだと休日になると空調の効いた部屋から出なくなってしまうので、ラーメン食べ歩きを口実として外へ出る。と言っても今は盆休みの真っ只中。下手をすると苦労して店に到着しても臨時休業中になっている可能性は高い。なので今日は東京駅のラーメン集合施設に行ってみる事にした。営業している事は確実だし地下で直射日光は避けられ空調も効いているだろうしね。逆にいうとこういう時期だからこそ行くべき所だ。
狙ったのはラオタらしく『せたが屋』グループの未訪問店。丸の内口改札を抜けて向かいにあるビルの地下にある『極上中華そば福味(ふくみ)』という店。2019年3月5日『中華そば福味』として開店し、2021年12月24日現在の店名になってリニューアルした。「ラーメン激戦区」というラーメン集合施設にあり『ど・みそ』『松戸富田麺絆』『灯花』『かね田』と競い合っている。開店3分後くらいに到着したが隣の『松戸富田麺絆』には長蛇の列が出来ていた。目的の『福味』の方は先客5人くらい入っていただけ。店内隅のタッチパネル式券売機で食券を購入。店員は奥にありよく見えなかったが男2人女2人かな。客席は一列4人が向かい合わせになっているカウンター席が4つくらいあった。後客5,6人。
極上中華そば 福味 東京駅 KITTE店『中華そば』980円
筆頭基本メニューを注文。流石あまり待たずに提供された。麺は縮れ細麺。具は九条葱と穂先メンマ、薄い肩ロースチャーシュー1枚。スープは見たまま醤油清湯。若干魚介出汁も感じるし油もしっかりあってラーメンらしいラーメンに仕上がっている。ただ鶏油も醤油もバランス良く配置された感じ。ある程度美味しかったがあまり記憶に残らないだろうなーと感じながら食べていた。麺と具は全て食べきって退店した。
今度は東京駅をぐるっと回りこみ八重洲口方面の地下街「東京駅一番街」内にある「東京ラーメンストリート」へ向かった。次の目的店は『とんこつらーめん俺式 純』。2013年9月20日、東京ラーメンストリートリニューアルに合わせて開店したそうだ。今『六厘舎』『斑鳩』『ひるがお』『玉』『そらのいろ』『花道庵』『革新家』と錚々たるブランドが立ち並び大賑わいだった。ようやく目的の店に到着した頃には店前に10人くらいの行列が生じていた。先客に続いて順番に店頭のタッチパネル式券売機で食券を購入。10分程度の待ちで店内に案内された。店員は男4人女1人。客席はカウンター14席、テーブル席2人卓8席だそうだ。後客も続々入店し常に満席で外待ちの行列。予想通りインバウンドの客や家族客が多かった。
とんこつらーめん俺式 純 東京ラーメンストリート店 『ラーメン』970円
筆頭基本メニューを注文。麺のかたさは粉落としを選択した。麺は細麺ストレート。具はきざみ葱、細切りきくらげ、海苔1枚、薄く切られたチャーシュー3枚。豚骨スープは半濁まろやか。出汁感は感じられ豚骨臭はほぼしない。こちらも無難にまとめられた豚骨ラーメンだった。
前から気になっていた『せたが屋』グループのみ訪問店を一気に2店訪問出来て満足した。早々に家路について午後1時過ぎには帰宅した。
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