麺庭紡訪
朝から強烈な暑さの金曜平日。今日は午後に用事があった為有給休暇を申請していた。実に2ヶ月ぶりの有給休暇なのでケチケチ半休とかせず1日で休暇申請し午前は麺活に使う事にした。せっかくだから市外の店を訪問しようかな。あまり遠くには行けないし。まあ気晴らしだ。
狙った店は『麺庭つむぎ』という大和市南林間に2023年4月28日に開店した有名店。我は未訪問なのだが八王子にある『らーめん楓』という店の出身らしい。横浜市外だし、所謂ラオタ達が群がる店なので我はついつい後回しにしていた。でも行くと決めたら早めに店に並ぶのが吉と判断し朝飯を抜いた状態で家を後にした。湘南台経由で南林間に向かい店には開店の50分も前に到着してしまった。当然誰もいない。でも店前は僅かだが日陰が出来ていたのでこれ幸いとそこで待つ事にした。代表待ち禁止の厳しい対応の注意書きが貼られており好感度が高まった。定刻に開店する頃には流石に行列が生じていた。店主自ら暖簾を出し店内に案内された。入口脇の券売機で食券を購入し女店員に渡すと奥の席から順番に座るよう案内された。店員は若い男の店主と女店員2人。客席は厨房前に一列のカウンター5席と4人がけテーブル席1卓。椅子の下に荷物入れ有り。こじんまりとしているが窮屈さはそれほど感じられない。水はセルフ。猛暑の中待ったので水が殊更美味く感じた。初回で満席になり外待ち客も生じていたようだ。
筆頭メニューを特製で注文。味は醤油or塩の選択制。軍鶏なら醤油だろうとお願いした。塩と麺が異なるようで、塩を注文した後客の方が先に提供されていた。メニューは他に「純煮干しそば」「軍鶏つけそば」があった。
麺は自家製で全粒粉入り平打中太縮れ麺。割とかために茹でられており良い食感で適度な小麦の風味が感じられた。具は青葱と細切りメンマ、海苔3枚、味玉丸1個は黄身しっとり。チャーシューはバラと肩ロースが各2枚づつ。バラ肉は脂身がトロリ、肩ロースは黒胡椒を効かせて香ばしい。所謂ハイレベルな水鶏系と言われる一杯だがスープは少し変えて来ている。醤油や鶏油の存在感より出汁の旨味の方に重心が置かれている印象。麺、具材、スープ、全て美味しく隙がないといった感じの一杯。スープ完飲完食で大満足。店主に「ごちそうさまー」と伝え店を後にした。
帰りは大和経由で相鉄線に乗り換え横浜に戻り諸用を済ませた。帰宅後疲れて長い昼寝をしてしまったが、目を覚ましてしばらくすると短時間ながら大きな揺れを感じた。昨日からやたらテレビで南海トラフ巨大地震を連呼されていただけにかなりビビってしまった。
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