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2024年8月30日 (金)

嵐前金曜

メディアで大騒ぎしている史上最強クラスの台風はまだ九州付近をノロノロ東へ移動中。関東地方ではその影響を受けて朝から本降りの雨。早朝家を出るのはかなりの気合いを要したが「今日1日乗り越えれば!」と自らを説得し傘を開いて家を出た。通勤電車の中でスマホがピコンピコンと鳴り緊急避難速報が何度も入ったよ。そんな中出勤する我は偉いな!と自画絶賛するしかやってられない。こんな天候の日に無駄に有給休暇を使わず社畜のフリしておいて、快晴の日にゴッツリ使って人生楽しんでやる!と心に誓って出勤した8月末の金曜平日。

何とか勤め上げ一週間の勤務から開放された。退社した頃には雨は止んでいた。でも台風が近づいているので本当は無理せずすぐ帰宅するつもりだったけど、開放的な気分のまま新店開拓をする事にした。市営地下鉄阪東橋駅付近の伊勢佐木モールの、かつて『新潟らーめんがんこ屋』があった場所に今月1日開店した『横浜家系ラーメンあかし家』という店を狙った。今まで営業時間がよくわからなかったのだがSNSで今日は営業していると知ったのでね。店に到着すると無事営業中の札が出ていたので早速入店。厨房にはおじさん店主1人。客席は厨房前に一列のカウンター6,7席。店内には野球のバットやユニフォームが飾ってあった。卓上のメニュー表を見て口頭注文、料金現金先払い。前後客ゼロ。

240830akashiya00 240830akashiya01 横浜家系ラーメン あかし家『あかし家特製ラーメン 塩』1350円

屋号を冠した特製メニューを注文。味は塩/醤油/味噌/辛味噌の順で並んでいたので筆頭の塩を選択。好みは麺かため油多めを指定した。基本のラーメンでも950円する。まあ今の時代ラーメンはちょっぴり贅沢な食べ物と化してしまったのでそこに文句を言うつもりはない。問題は価格に見合った満足度のあるラーメンを提供してくれるか否かだ。

240830akashiya02 基本の具の構成はわからないが特製の内容はほうれん草☓1.5倍、白髭葱、味玉丸1個、バラチャーシュー2枚だそうだ。あと海苔は3枚だった。味玉はかなり冷たかったのでスープに漬けて最後の方に食べた。麺は透明度のある中太縮れ多加水麺。ツルツルした食感だ。スープはまろやかな味で尖ったところは無く濃度も一般的な塩豚骨。通常の家系に比べて鶏油感が希薄に感じらた。つまり所謂家系ラーメンっぽさというものが希薄だったというのが正直な感想だ。店で炊いてるようにも見えなかったので別の場所で作ってるっぽいね。夜通し早朝まで営業しているみたいだから呑兵衛達には使い勝手の良い店なのかもしれない。でも我は呑兵衛ではないので、この価格でどんな特製ラーメンが提供されるのかと期待していたら普通の味玉ラーメンにしか見えないものが提供されたので正直ガッカリした。他の店と比べてしまうのは何だとは思うけどさ、我の好きな『武蔵家』の菊名盛りラーメン(定価1000円)を提供された瞬間に感じられるワクワク感とは比すべくもなかった。一応麺と具は完食して「ごちそうさま」と丼を上げて退店した。

この異様な湿度の中歩いて帰宅した。あまりの不快指数に頭がまともに回転しない。早々に風呂に入りサッパリして空調の効いた自室へ逃げ込みようやく人心地ついた。明日は休み!台風が来て大雨降ったとしても家でゆっくり過ごせるぞ!

2024年8月28日 (水)

関内豚仙

台風接近の影響か朝から異様な湿度に見舞われた水曜平日。今日も出勤せねばならない。辛い。面倒くさい。各メディアで朝から晩まで「史上最強クラスの台風」の事ばかり。伊勢湾台風並という言葉は毎年聞いている気がする。備えあれば憂いなしは確かだけど、こう毎年、毎回「史上最強クラス」を連呼されると「またか…」とげんなりするだけだ。交通機関が止まり自宅待機にでもなれば少しは儲けものって気はするけどさ。そうはならないんだろうな。

そんな蒸し暑い中何とか1日勤め上げて迎えた早出出勤の定時退社時間。不快指数は高止まり状態なのでなんか疲れたなー。だから近場で済ませる事にした。そう言えば未訪問の新店の控えがあった。今年6月1日にベイスターズ通りに開店した『豚仙人』関内店だ。自宅からは本店の方が近いので支店の方まであまり興味は惹かれなかったのだが今日は行ってみる事にした。早速入店。入口脇の券売機で食券を買ってカウンター席に適当に座った。厨房には男の店員1人のみ。客席は厨房前に一列のカウンター5席と背中合わせの壁向かいに一列3席。あと4人がけテーブル席2卓あったが1卓は店員のものと思しき荷物置き場になっていた。先客1人後客3人。

240828butasennin00 240828butasennin01 豚仙人 関内店 『ごま味噌五目あんかけ麺』1100円

本店と同じメニューを頼んでも面白みがないので胡麻味噌というのに惹かれて限定メニューを注文した。麺量は300gまでだが本店で結構ボリュームが厳しかったし、食欲もそれほどでもなかったので200gにしてもらった。コールはニンニク、アブラ普通。

240828butasennin02 麺は平打ストレート極太麺。麺かためでお願いするのを忘れた。でも結果的にこのスープだとこの適度な茹で具合が合っていた。具は散切り葱、もやし、にんじん、たけのこ、しいたけ、豚挽き肉等。スープは結構味噌味がしっかり出ているが胡麻は上から振られている感じ。餡かけもかかっていたけどそれほど主張している感じではない。やっぱりきざみニンニク味は前に出てくるね。美味かった。満足して店員に「ごちそうさまー」と声をかけ退店した。もう汗が止まらない感じ。早々に家路についた。

2024年8月25日 (日)

鶏卵蕎麦

240825sky01 今年8月最後の日曜休日。相変わらず厳しい酷暑だ。遠出などする気も起きない。人出が多い場所にも行きたくない。家でじっとしていたいのが本音だがそうもいかないので10時を過ぎたくらいに家を出た。

先日『味奈登庵』でコスパの高い食事が堪能出来た事を思い出し、その時気になっていた季節限定メニューを食べようと店へ向かった。到着したのは開店予定の5分過ぎたくらい。早速入店。先客3人くらいか。タブレット端末で注文。後客は10人くらいかな。

240825minatoan00 240825minatoan03 そば処 味奈登庵 総本店『スタミナ鶏せいろそば』1150円

狙っていた季節限定メニュー。蕎麦は大盛りで注文した。うどんも選択可能だった。

240825minatoan01 240825minatoan02 蕎麦は山盛り。多めの鶏肉・しめじ・海老を卵でとじたものの上にピリ辛ラー油がかかったつけ汁。なかなか美味しい。つけ麺では経験していない組み合わせ。つけ汁が熱いので蕎麦にこだわらずうどんを選択しても別の味わいになったのかも知れない。こういう満足度の高い季節限定メニューも繰り出してくるとは『味奈登庵』やるなぁ。これからも情報を入れて注目しておこう。支払いを済ませ退店した。

こりゃたまらん暑さだ。今日は正午前に帰宅出来たぞ!冷水シャワーを浴び早々に空調を効かせた部屋に逃げ込んだ。午後は休日本来の目的である休養に充てる。昼寝等をしてのんびりと過ごす事が出来た。

2024年8月24日 (土)

生麦長浜

240824sky01 8月下旬の土曜休日。空には雲がポツポツ浮いているものの、朝からあの酷暑が戻ってきた感じだ。特に予定は無くゆっくり過ごせる休みの日、本当は外に出たくなんかないけど、経験上の夏バテ防止策として午前中に少しでも歩いて陽の光を浴び体力を維持するというのがあるので10時前に家を出た。

今日は今月8日に鶴見区岸谷にオープンしたという博多ラーメンの店へ行ってみる事にした。岸谷なら少し歩くし、博多ラーメンならこの暑さで食欲も減衰しているから適量かな?と思ってね。京急線各駅停車という心に余裕がある人しか乗っちゃいけない電車に乗って生麦駅へ降り立った。そこから歩いて8分くらいだったかな?目的の店に到着出来た。到着時「準備中」の札が出ていたので暑さから避難する為近くの「まいばすけっと」でしばらく待って営業中の札に切り替わってから入店した。入った途端「中暑いですが大丈夫ですか?」と店主に聞かれた。爺さんを想像していたが意外と若い男だった。確かに店外より確実に暑い。店頭に中型スポットクーラーを設置したり何とか扇風機を置いたりしているがあまり効果はなく熱気を搔き回しているだけな気がする。空調設備を考えずそのまま開店してしまったって感じだ。これはこの夏の間昼間に来店するのは厳しいし、何より熱い厨房に立つ店主は我慢大会の様相を呈しているように思えた。とにかく入店した以上は店内隅に設置された券売機で食券を買い店主に渡した。店主から一番スポットクーラーがあたる席へ誘導され着席。客席は一列のカウンター6席。と言っても小さな椅子が間隔がほとんど無く置かれているので隣席を使用出来る状態にない。前後客の入店が無かったので問題は無かったけどさ。結構強引に開店してしまった様子が伺えた。

240824yokameshiya00 240824yokameshiya01 博多屋台よかめしや

『元祖長浜ラーメン』700円+『きくらげ』100円=800円

筆頭の元祖長浜ラーメンを麺バリで注文。現金できくらげトッピングを希望した。他に中華そばや胡麻坦々麺、昆布水つけ麺、もつ煮込みちゃんぽん等意外とメニュー豊富。もつ煮込みとか鉄板焼きとか注文したらいよいよ我慢大会だ。

240824yokameshiya02 麺は細麺ストレート。具はきざみ葱、チャーシュー3枚とシンプルだ。チャーシューは比較的美味しかった。有料トッピングの細切りきくらげもいい食感。スープはシャバいタイプで豚骨臭はほとんど感じない。油分は適度。自然なしょっぱさと僅かな酸味を感じるが豚骨の旨味はちょっと分かりづらかった。卓上には紅生姜や胡麻、ラーメンダレが置いてあり味の調整は可能。なので我は満足感は得られた。但し汚い話だが汗が丼内に滴り落ちるのは防げなかった。店主は「あと2ヶ月くらいしたら空調を入れます」と話してくれたがその頃には流石に夏が収束しているので後の祭りだと思う。あと2ヶ月は長いなー。店主自ら倒れないように営業時間を調整した方が良いんんじゃないかと思いながら店を後にした。

この暑さなので早々に帰宅したい。スーパーで食料調達を済ませてから家路についた。汗みどろだったので速攻冷水シャワーを浴びて空調の効いた部屋へ逃げ込んだ。

2024年8月23日 (金)

中心北葱

実質盆休み明けの5日間はやはりかったるく、何とか迎えた金曜日。空は晴れ間が多く蒸し暑い。早出出勤の定時退勤した時は日が落ちるのは早くなったとは言え西日が厳しそうだった。なので今日は駅チカのラーメン店へ行った方が良さそうと判断した。

ふた昔くらい前勢力をある程度広げていた『京都屋台味ラーメンよってこや』。『大阪王将』等を経営するイートアンドHD傘下のラーメンチェーンだったが次々と店舗を閉めいつの間にかその名を聞かなくなっていた時期があった。その復活リブランド1号店として市営地下鉄ブルーラインセンター北駅の下に2022年11月25日に開店したのが「センター北あいたい店」だった。『スタミナ満タンラーメンすず鬼』の「スタ満ソバ」インスパイアと思しきメニューや煮込み豆腐を丸一丁ご飯の上にのせた「〆めし」等を新たに加え、店側の再出発の意気込みを感じた事が思い出される。それが先月11日に突如リニューアルしたと聞き驚かされた。しかも今度はラーメンショップインスパイアのラーメンにしたとか。1年半ちょっとで早くも鞍替えとはちょっと迷走感が感じられるがちょっと興味があったので立ち寄ってみる事にした。

到着してみると看板が変わって堂々と「ネギラーメン」と書かれていた。早速入店。店員は男2人と女1人。先客1人後客1人。本来タブレット端末で注文するようだが、渡されたタブレットが何故かSOUL'd OUTばかり表示され異常な状態だったので口頭注文になった。料金後払い。

240823yottecoya00 240823yottecoya03㋵ ネギラーメン センター北店

『ネギラーメン小盛(味噌)』1000円+『ネギめし』250円=1250円 

味は醤油・塩・味噌があり、麺のかたさ、味の濃さ、背脂の量が選択出来た。麺量はミニ、小、大があり各々120g/160g/240gとなっていた。先日新橋のラーメンショップインスパイア店に行った際、ラオタの悲しい習性故か、本物のラーメンショップのラーメンとイチイチ比較をしてしまい自ら満足度を低くしてしまった反省から、今回はあえて味噌を、麺量小、麺かたで注文した。一応ライスも頼もう、せっかくだからとネギめしも合わせて注文した。

240823yottecoya01 麺はややウェーブがある細麺。具はごま油で味付けされたシャキシャキ食感の白髭葱がドーンとのっている。他にワカメ、海苔1枚、チャーシュー2枚。スープは背脂が少し入っている。結構濃いめの味噌味だ。この為狙い通りにラーメンショップのラーメンではなく濃厚味噌ラーメンとして楽しむ事が出来た。なかなか美味しいよ。

240823yottecoya04この店の代表的なサイドメニューとなったネギめしは、ごま油で和えた白髭葱の味わいでこちらは素直にラーショ的な味を楽しめた。美味しくて満足出来た。でもラーショ的な店って今ちょっと没個性的に感じられるから前のラーメンの方が良かったのに…というのが正直な感想。電子マネーで支払いを済ませた。レシートを見ると『よってこや』の文字がひとつも書かれていない。㋵のマークだけだ。だから今回はリブランドではなく完全別ブランドの店としてリニューアルしたようだ。

それにしても蒸し暑い。早々に家路につくことにした。明日は休みだ!

2024年8月21日 (水)

紬真夏麺

実質盆休み明けの週の水曜平日。今週になってから雲多めの空模様な日が多い。これから下り坂の天気予報が出されていた。相変わらず蒸し暑いものの、ひと頃のような酷暑よりは少しマシになっている気はする。あまりに暑いと頭が回らなくなるので助かるよ。

早出出勤の定時退社日。帰宅途中京急日ノ出町駅へ降り立った。歩いて3分ほどの場所にある飲食店集合施設「KitchenGATE横浜」に今年4月に開店した「ラーメンバル R'smooth紬~tsumugi~」へ半年ぶりの再訪問を試みた。早速入店。店主が厨房中央に座っていた。我と目が合い「いらっしゃいませ」と注文を受ける為カウンターに来たので口頭で注文。前後客ゼロだった。

240821tsumugi00 240821tsumugi03 ラーメンバル R'smooth紬~tsumugi~

『真夏のカレーつけ麺』900円+『大盛』150円=1050円

今日は8月限定メニューを注文。つけ麺とあるのでご飯ものを頼むより麺大盛りにした方が良さそうと思い大盛りで注文した。10分ほど待って提供された。見た目から美味そう。店員から「まずは麺の方を混ぜて、それからつけ汁につけてお召し上がり下さい」と説明を受けた。

240821tsumugi01240821tsumugi02 麺はややかために茹でられた中太縮れ麺。具は白&紫の玉葱の角切り、フライドオニオン、カレー味の鶏そぼろ、トマトピューレ、ポーチドエッグ、茹でたブロッコリー2個、茄子の素揚げ2切れといった夏野菜を配置、低温調理鶏チャーシュー2枚。

240821tsumugi05 こちらをまず混ぜ混ぜ。大盛りにした為結構な麺量。そしてゴワゴワ感。我は縮れ麺好きなのでこれは嬉しい。カレー味のそぼろのせいかキーマカレーっぽい。タレもカレー味のよう。そこにトマトピューレの味が重なる感じ。これ単体で十分美味しかったのでどんどん食べすすめてしまった。

240821tsumugi04 つけ汁はカレーそのもの…ではなく、しっかり油分がありちゃんと「カレー味のつけ汁」になっている。カレーの辛さとしてはマイルドだけど、溶けたチーズがたっぷり入っており縮れ麺に絡まってくるのでチーズ好きな我からすれば嬉しい食感になる。キーマーカレー化した混ぜそばの方と欧風チーズカレーのつけ汁は同じカレー味でも異なるので、麺を浸けることによって2種のカレー味が混じり合い良い変化が生じる。良く出来てると思う。メニュー名はつけ麺となっているが、実質「つけ汁付きのカレー混ぜそば」と言った方が伝わり易いかな。完食し腹一杯の大満足だった。

実は我が今日この店に訪れたのは理由があり、この店が今週末くらいに閉店してしまうと聞いたからだ。営業していた期間は半年だった。今更ながら今回の実食で店主のセンスの良さが感じられたので閉店は実に残念に思える。またの再起を期待したい。

遠くで雷鳴が聞こえた。雨も降ってきそうな空模様になってきた。早々に家路につくことにした。

2024年8月18日 (日)

咖喱雪國

実質的にお盆休みの最終日にあたる日曜休日。空には雲が多い。日傘は不要っぽいけど変わらず蒸し暑い。

今日は中田にある『ラーメン雪ぐに』へ訪れる事にした。毎夏恒例と化した限定メニュー「スパイシービーフカレーラーメン」が発売を開始したと聞いたからだ。我の中では今のところ最も美味しく感じるカレーラーメンとして認識されているのでね。今夏で3回目のこのメニュー狙いの訪問。ここは行列店の為去年の例に習って開店50分前に到着。ところが今日はその時点で10人以上の行列が出来ていた。マジか…。先客9人が空調の効いた待合室に案内され、我は店頭の並びに残されてしまったが軒下丸椅子の場所を確保出来た。我の後ろにも行列は伸び開店時には20人を超える行列になっていた。店側は色々苦心して行列整理対応してくれてはいるが、途中雨がサッと降ったりして行列格差が厳しい。この限定メニューの人気が要因なのかな?定刻の3分前くらい前倒しで開店。順番に入店を促され入口脇の券売機で食券を購入。何とか初回でカウンター席に座る事が出来た。店員は男3人女2人。接客は変わらず素晴らしい。客層もラオタというより近隣の常連っぽい人達が多い印象。

240818yukiguni00 240818yukiguni03 ラーメン雪ぐに

『スパイシービーフカレーラーメン』1550円+『粉チーズ』150円+『ライス中』170円=1870円

目的のメニュー、昨年の例に習い粉チーズトッピングと必須になるライスの中を注文。年々値上げされていくのは仕方ないと諦める。今回パクチーの有無を確認されないなーと思ったらベビーリーフと紫玉葱のスライスに変更されていた。これもちょっとだけ残念。厨房は大忙しで作ってくれているのはわかるが提供は着席後30分後になった。

240818yukiguni01 基本的に上記以外は昨年と同じ構成。麺は自家製平打ち麺。スープのベースは味噌だが味も濃度もほぼカレーそのもので濃厚。スパイシーとは銘打たれているけど、スパイスカレーというより日本のカレー寄りで、しかも見事に上位変換されている。とても美味しい。秘密は何だろう?元々玉葱が大量に入った味噌ラーメンだからからかなー。

240818yukiguni02 麺を食べきった後こそお楽しみ。スープをライスにかけて茶碗カレーを自作する。うんまい。行列も納得。完食の大満足だった。たぶん来夏も提供されたら訪問する事になるだろう。…でも我はこの店の基本の味噌を長らく食べていないと気がついた。醤油や塩も未食のままだ。暑さが収まった時期にまた訪れる事にしよう。ただこの行列が難だよなー。

退店後急いで帰宅。午後1時前に帰宅出来た。速攻冷水シャワーを浴びて午後は空調の効いた部屋でくつろぎ残りの休日時間を穏やかに過ごした。

2024年8月17日 (土)

夏松心塩

240817river02 半ば蕎麦だと我にとって満足度が不足していたので『龍誠麺』を出て徒歩3分程度のところにある『支那そばや』出身の『松しん』へ向かった。並びがなかったら立ち寄る事にした。店前に並びなし。中を覗くと店内は客でいっぱいだったが空席もあるみたいだったので入店してみた。約10ヶ月ぶり2度目の訪問となる。入口脇の券売機で食券を購入し空いている席に座り食券をカウンター上に置いた。厨房には店主夫婦と思しき男女2人。厨房の中は暑いのが伝わり大変そうだ。先客8人後客1人。

240817matsushin00 240817matsushin01 らぁ麺 松しん『塩らぁ麺』900円

初回訪問時は筆頭醤油を注文していたので今回は塩を選択。他に鶏白湯があった。麺は全粒粉入りストレート細麺。具は葱の千切り、フライドオニオン、平メンマ数枚、チャーシュー1枚。スープは鶏と魚介の旨味がじんわり伝わってくる上品な塩味。あーこっちはしっかりラーメンの魅力が伝わってくる一杯で大満足だった。今日は連食して少々食べ過ぎた。

240817river01 後は出来るだけ早く帰宅を目指す。潮見橋を渡る。この突き抜けた開放的な景色を観ると心が晴れるようだ。空調の効いた部屋の中に閉じこもっていては到底味わえない。長時間炎天下の下にいてはいけないのは当たり前だが、陽の光を浴びる時間は生きていくには必要な事だと実感出来た。JR京浜東北線に乗って家路についた。午後1時過ぎには帰宅出来た。

 

夏拉蕎麦

240817tree01 台風一過で雨上がり、雲は徐々に減っていきカンカン照りの猛暑が戻ってきた土曜休日。今日も外出は午前中に済ませ昼には帰宅する作戦だ。午後の外出は無理だって。

今日の目的店は鶴見駅から潮見橋を渡った先、『らぁ麺松しん』の更に先の路地裏で先月1日ひっそりと開店した新店『龍誠麺』を狙った。この店は店主が未だ試行錯誤中で地味に営業したい様子でSNS等で発信しておらず営業情報が伝わって来ない。そんな店がお盆の時期に営業してくれているのかかなり怪しい。この猛暑の中フラレるのは厳しいので、早めに店を訪れ休みを伝える紙等が貼られていたら別の店に目的を変えようというリスク回避作戦を立て実行した。開店予定の30分以上前に店に到着。本当に住宅街只中に店があった。店前に幟やA看板が出ていたので営業しそうな事を確認。安心して少し離れた場所にある本町通り商店街のモスバーガーへ入り飲み物だけ注文して時間調整した。

開店予定の2分前くらいに再びにやって来た。店前に待ち客の姿無し。定刻に開店し店主が招き入れてくれた。厨房には若い男の店主1人のみ。入口脇に券売機があり食券を購入し店主に渡した。お好きな席へどうぞと言われる。水はセルフ。内装はコンクリートの打ちっぱなしだがかえって清潔感があり明るい。客席は2人がけテーブル席が6卓。テーブルが広めで圧迫感無し。先客ゼロ後客1人。

240817ryuuseimen00 240817ryuuseimen03 龍誠麺

『ら蕎麦』1100円+『ミニカレーセット』400円=1500円

筆頭メニューとミニカレーセットを注文。他に「あっさり醤油」「こってり醤油」「冷やしラーメン」等があった。こちらは普通の中華麺のメニューっぽいね。

240817ryuuseimen01240817ryuuseimen02 麺はやっぱり蕎麦だった。具は薬味葱とチャーシュー1枚と非常にシンプルな構成。スープは魚介と鶏を若干効かせた醤油清湯。純粋な蕎麦つゆとは似ているが異なるのも伝わってくるので確かに「ら蕎麦」というのが相応しい。あまりにストレート過ぎて蕎麦とラーメンの境界線の真上に存在していたので評価するのが難しい。そういう味。我の独自定義では蕎麦を使っている時点でラーメンの範疇からは外れる。蕎麦の食感が好きという人には刺さるのかな?我はラオタなので正直あまりピンと来なかった。でも店主の拘りは伝わってきたので好印象だ。

240817ryuuseimen04 サイドメニューのカレーはまあ至って普通のものだが美味しく平らげた。機会があればラーメンメニューの方を食べに再訪したいと思った。完食し店主に「ごちそうさまー」と言って退店した。

2024年8月16日 (金)

台風未遂

お盆休み明けの会社復帰初日の金曜平日。そんな日に限って千葉県の西側に大型台風が迫ってきている状況。東海道新幹線も前日に終日運休を発表していたり各メディアもこぞって危機感を煽り立てた。そんな感じだったから我も少し不安な気持ちだったけど、電車が止まったらそれまでよ、の気持ちで床に就き朝を迎えた。幸か不幸か電車は少なくとも始発は動いているようだったので傘を開いて出勤した。問題なく職場に到着。出勤している社員はせいぜい半分くらいで職場は非常に静か。気温も昨日に比べだいぶ低く過ごしやすい。休み明けで自分の労働意欲も全然立ち上がらない状態だったので、むしろ今日出社して良かったと思えたほどラックスして過ごせた。なにより貴重な有給休暇を無駄使いしないで済んだのが良かった。結局危険な強風が吹く事も無く普通の雨の1日で終わった。

そんな感じでつつがなく1日の業務を終了し帰宅の途についた。電車も問題なく運行している。とは言え台風が近づいてきている状況だったのでラーメン店訪問は流石に控えた。その代わり桜木町駅に降り立ち久々に立ち食いそばの『川村屋』で食べてから帰宅する事にした。

240816kawamuraya00 240816kawamuraya01 そば・うどん 川村屋『天ぷらそば』480円

我がいつも頼む天ぷらそばを注文。あーまたちょっと値上がってしまったね。何とか400円台で踏みとどまっているけど。立ち食いそば自体は変わらず丁度良い味と丁度良い量だった。満足。

240816tenka00桜木町駅北口改札横にラーメン店が来月中旬オープン予定という張り紙を発見した。『元町ラーメン天華』とある。新山下のMEGAドンキに入っていた店だよな。移転か支店かわからないけど。基本の一杯を700円に設定している。『川村屋』と真っ向勝負をするつもりに見えた。どっちが勝つかとかではなく、立ち食い蕎麦店とラーメン店の立ち位置の比較が観察できそうでなかなか面白い展開になってきたよ。

無事帰宅出来今週の務めを終わる事が出来た!また明日から休める!

2024年8月15日 (木)

盆休長岡

240815sky01 入道雲が立ち昇る最高気温36.5℃の酷暑継続の木曜平日。盆休みも今日で最後となってしまった。とは言えこの酷暑だ。長時間の外出は控え極力午前中に限定し午後は自宅で過ごす事にする。

昨日に続き今日も市内の新店を狙う。先月末突如閉店してしまった相鉄希望ヶ丘駅近くの『麺屋江武里』跡地に今月11日開店した『中華そば ながおか』という店で、ネット情報だと『ハイパーファットン』の系列で静岡県清水市からの移転だそうだ。店には開店10分前に到着。店前に並び無し。早速店頭で待つ。定刻に開店。入口脇の券売機で食券を購入すると厨房に1人立つ店主から奥から順番に座るように言われた。我に続いて後客6人くらい入店した。店内は『麺屋江武里』時代からほぼ変わらずで厨房前一列席のカウンター10席。各席に給水器が付いているが出てくる水は常温。これならば氷水入りピッチャーの方がいい気がする。

240815nagaoka00 240815nagaoka01 中華そば ながおか『味玉生姜(醤油)』1050円

メニューは筆頭が「長岡生姜」となっており、屋号から推測していた通り新潟のご当地ラーメン「長岡生姜醤油ラーメン」をメインにしているらしい。醤油と塩が選べる。我は醤油の味玉付きを選択。他に普通の中華そばもあった。煮干しラーメンは未販売だった。

240815nagaoka02 麺は全粒粉入りの中太平打やや縮れ。具はきざみ葱、かいわれ、細切りメンマ、海苔1枚、ナルト1枚、チャーシューは薄いが4枚入り。トッピングの味玉丸1個は黄身しっとり。スープはしっかりくっきり生姜の味わいの醤油清湯。この系統は冬食べると良いと思っていたがこんな酷暑の中食べるのも良いもんだ。とは言いつつ暑さの為スープ完飲はならなかったが麺と具はしっかり完食し満足した。機会があれば中華そばや煮干しラーメンも食べてみたい。店主に「ごちそうさまー」と声をかけ店を出て駅に戻り家路を急いだ。

240815tree01

何とか12時半頃には帰宅出来た。もう笑っちゃうくらい暑く汗まみれだったので速攻冷水シャワーを浴びてようやく人心地がついた。盆休みは終わっても酷暑はまだまだ続くのだろう。ため息が出てしまいそうだ。

2024年8月14日 (水)

星川星虎

240814tree01 お盆真っ只中の水曜平日。今日も朝から酷暑だが昨日より酷い気がする。最高気温が体温超えで強烈だ。せっかくの平日休暇だがこうも暑いといくら何でも外出するのが億劫になる。それでも体調不良への悪循環を断ち切る為に午前中に日傘を開いて家を出た。少しは陽の光を浴びて歩かないといけない。

今日の目的店は星川駅前に今月11日にオープンしたばかりの新店『麺屋 星虎』だ。「星虎」と書いて「スタート」と読ませる強引さよ。人気が出ればラオタ連は呼んでくれるかもだけど、地元の一般客まで定着させるのはなかなか厳しそう。でも美味しければ「あの駅前の美味しいラーメン屋さん」とかは呼んでくれるとは思う。立地も駅の真ん前で素晴らしい。

我は対面の相鉄ローゼンで買い物をした後開店予定の10分前に店に行ってみると既に2人組が並んでいたのでその後に続いた。定刻に開店した頃には10人超えの行列になっていた。先客に続いて順番に入店し店内隅に設置された券売機で食券を購入し奥の席から着席していく。厨房には店主と思しき男の店員1人でのワンオペ。客席はコの字型カウンター11席。厨房はかなり広く作業はしやすそうだけど店主ワンオペで挑むんだ。全くの新店でワンオペは考えられないので、店主はラーメン店の経験が豊富なのだろう。開店直後に満席になり外待ち客が生じていた。そうしたら店主自ら店の外に出て「店内に入って下さい」と外待ち招き客を店内に入れていた。だから客席の後ろで客が10人以上立って待っている状態になった。これは店主が開店日に熱中症になってしまったらしく、その経験からの配慮だろう。確かにこの酷暑では倒れてもおかしくない事態だから理解出来るよ。ただそうすると客が退店した直後の席に後客が勝手に座ってしまうから、店主からしたら食べ終わった客なのか、注文を待っている客なのかわからなくなってしまうので大変そうだと思った。

240814start00 240814start01 麺屋 星虎『醤油らー麺』850円+『味玉』130円=980円

メニューは醤油らー麺と生姜らー麺の2種で塩やつけ麺はまだ準備中だった。筆頭醤油を味玉付きで注文。

240814start02 麺は中細ストレート。具は水菜、柔らかメンマ、海苔1枚、厚切りの煮豚2枚。トッピングの味玉は黄身しっとり。スープは鰹の出汁感強めの魚介醤油清湯で上品だけど味わい深くラーメンとしての満足感がある。ハッキリ言って美味しかった!スープ完飲で完食の大満足。これは良い店が開店したね。横浜近辺では少数派の系統のラーメンで重宝しそうだ。我は落ち着いてきたらまた訪問すると思う。店内が混雑していたので食べ終わって早々に店を出た。

ネットで憶測を書くのは躊躇するけど、この一杯は既視感を覚えた。先日突如閉店してしまった希望ヶ丘駅近くにあった『麺屋江武里』の「江戸醤油らー麺」にとても似ている印象を受けたので、もしかしたら江武里の移転かもしれないと推測してしまった。我は『江武里』には開店当初に一度訪問しただけなので店主の顔を覚えておらず本人かはわからないのであくまで憶測になる。店名もラーメンもどこか『麺屋武蔵』の面影を感じる店だった。またこの酷暑の中厨房に経つ全てのラーメン店の店主店員は皆過酷な職場環境に晒され身体というより精神的に追い込まれるので、客側ももう少し店側に配慮すべきだよなーと思った。

退店後真っ直ぐ帰宅し冷水シャワーを浴びて空調の効いた部屋へ逃げ込んだ。これは厳しい!

2024年8月13日 (火)

盆中東京

今日は平日なのだが職場一斉休暇の為それに従った。いわゆるお盆休みだ。有給休暇は削られるので昔は各自で好きなタイミングで取得していたのだが、一斉長期休暇してくれた方が心置きなく休養が取れるので今は肯定している。それに年々酷暑の度合いが酷くなっているので体調的にもここで休んでおくのが吉だ。交通機関は混雑し高値になるし、酷暑と台風、更には大地震の危険性が叫ばれている中、旅行をするつもりなど更々無い。我は帰省する田舎がないので帰省ラッシュのニュースを横目に自宅でゆっくり過ごすとするよ。

240813tokyo01 ただこの暑さだと休日になると空調の効いた部屋から出なくなってしまうので、ラーメン食べ歩きを口実として外へ出る。と言っても今は盆休みの真っ只中。下手をすると苦労して店に到着しても臨時休業中になっている可能性は高い。なので今日は東京駅のラーメン集合施設に行ってみる事にした。営業している事は確実だし地下で直射日光は避けられ空調も効いているだろうしね。逆にいうとこういう時期だからこそ行くべき所だ。

狙ったのはラオタらしく『せたが屋』グループの未訪問店。丸の内口改札を抜けて向かいにあるビルの地下にある『極上中華そば福味(ふくみ)』という店。2019年3月5日『中華そば福味』として開店し、2021年12月24日現在の店名になってリニューアルした。「ラーメン激戦区」というラーメン集合施設にあり『ど・みそ』『松戸富田麺絆』『灯花』『かね田』と競い合っている。開店3分後くらいに到着したが隣の『松戸富田麺絆』には長蛇の列が出来ていた。目的の『福味』の方は先客5人くらい入っていただけ。店内隅のタッチパネル式券売機で食券を購入。店員は奥にありよく見えなかったが男2人女2人かな。客席は一列4人が向かい合わせになっているカウンター席が4つくらいあった。後客5,6人。

240813fukumi00 240813fukumi01 極上中華そば 福味 東京駅 KITTE店『中華そば』980円

筆頭基本メニューを注文。流石あまり待たずに提供された。麺は縮れ細麺。具は九条葱と穂先メンマ、薄い肩ロースチャーシュー1枚。スープは見たまま醤油清湯。若干魚介出汁も感じるし油もしっかりあってラーメンらしいラーメンに仕上がっている。ただ鶏油も醤油もバランス良く配置された感じ。ある程度美味しかったがあまり記憶に残らないだろうなーと感じながら食べていた。麺と具は全て食べきって退店した。

今度は東京駅をぐるっと回りこみ八重洲口方面の地下街「東京駅一番街」内にある「東京ラーメンストリート」へ向かった。次の目的店は『とんこつらーめん俺式 純』。2013年9月20日、東京ラーメンストリートリニューアルに合わせて開店したそうだ。今『六厘舎』『斑鳩』『ひるがお』『玉』『そらのいろ』『花道庵』『革新家』と錚々たるブランドが立ち並び大賑わいだった。ようやく目的の店に到着した頃には店前に10人くらいの行列が生じていた。先客に続いて順番に店頭のタッチパネル式券売機で食券を購入。10分程度の待ちで店内に案内された。店員は男4人女1人。客席はカウンター14席、テーブル席2人卓8席だそうだ。後客も続々入店し常に満席で外待ちの行列。予想通りインバウンドの客や家族客が多かった。

240813oreshiki00 240813oreshiki01 とんこつらーめん俺式 純 東京ラーメンストリート店 『ラーメン』970円

筆頭基本メニューを注文。麺のかたさは粉落としを選択した。麺は細麺ストレート。具はきざみ葱、細切りきくらげ、海苔1枚、薄く切られたチャーシュー3枚。豚骨スープは半濁まろやか。出汁感は感じられ豚骨臭はほぼしない。こちらも無難にまとめられた豚骨ラーメンだった。

前から気になっていた『せたが屋』グループのみ訪問店を一気に2店訪問出来て満足した。早々に家路について午後1時過ぎには帰宅した。

2024年8月12日 (月)

真夏太華

240812sky01 昨日の山の日の代休日として三連休最終日となった月曜休日。土日2日連続の都内遠征をしてしまったので食料調達が疎かになってしまった。よって今日は近場での買い物がメインとなる。10時半頃日傘をさして家を出た。歩いて横浜橋商店街へ。今では貴重なアーケード型商店街で直射日光から逃れられる空間があるのだが、お盆休暇でシャッターを降ろしている店が多く利点を活かしきれていない。

商店街では結局買い物をせず入口付近にある『麺や太華』へ開店と同時に入店した。この近辺のラーメン店は月曜定休の店が多い中、こちらは盆休みも取らず頑張って営業してくれている貴重な存在。しかも満足度が高い良い店なので我のお気に入りなのだ。とは言え2月以来の訪問になってしまった。店内隅に設置された券売機で食券を購入し店員に渡しコップに冷水を注いで適当な席へ座った。厨房には男の店主と女の店員の2人。後客は続々来店してしばらくすると満席状態で外待ちも生じていたようだ。

240812taika00 240812taika03 麺や太華 横浜橋店

『中華ハーフ』600円+『+炒飯』650円=1250円

今日は炒飯をメインに食べたくて中華そばはハーフにした。好みはいつもの麺かため・脂多め・味濃いめ。この味濃いめが重要。

240812taika01 中華そばのハーフは麺量がハーフになるだけなんだね。スープは熱々のがなみなみ注がれており、具材は通常通り。そして醤油の味がビシッと立ったこの味わいは関東育ちの我には嬉しいんだよ。実に美味い!

240812taika04 そして食べたかった炒飯。量もたっぷりで味がしっかりしていて香ばしくパラパラ。提供された瞬間に破顔してしまいそうになった。これを求めていたから。猛暑だからこそこの熱々の炒飯が殊更美味しく感じた。紅生姜の酸味も実にピッタリ。やっぱりこの店の中華そばと炒飯のセットは満足度が高い!自分の気分でどちらも量を選択出来るのも良い。中華そばのスープは残してしまったものの完食して大満足で退店した。高い満足度が得られる店が近くにあって我は幸せだ。

市営地下鉄で蒔田に移動しライフで買い物をして12時半には帰宅した。午後は空調の効いた部屋で快適に休養が取れた。

2024年8月11日 (日)

練馬魚豚

240811sky01 山の日。三連休中日に当たる日曜日。相変わらず朝から危険を感じるカンカン照りの猛暑日。自ずと自宅に籠りがちになるので無理矢理ラオタ活動を入れて目的店を設定した。場所は何と練馬。我には全く縁遠い場所だが、今やみなとみらい線特急Fライナーに乗れば元町・中華街駅から1本で行ける。空調の効いた電車に座って居眠りしていても到着出来ると判断し家を出た。

確かコロナ禍末期だったと思うが『渡なべ』スタイルの店を巡ってみようかと考えていた時期があり、訪問店リストに加えたまま放置していた『RAMEN GOTTSU』という渡辺樹庵氏4番目の弟子が約3年の修行の後2013年3月12日にオープンさせた店へ訪ねてみる事にした。『渡なべ』スタイルが輩出した店としては珍しく修行先と同じ魚介豚骨ベースのラーメンをメインで提供しているので気になっていたのだ。

練馬駅から徒歩5分程度で店に到着。開店予定時間の7分くらい前だったが既に先客6人が列をなしていた。お洒落な喫茶店のような外観の店だ。早速最後尾につく。我の後ろにも客が続いた。定刻に開店し先客に続いて入店。入口脇の券売機で食券を買い指定された席にコップに水を注いで着席した。厨房には店主夫婦と思しき男女2人。店名の由来は店主の体がゴツかったかららしいが、厨房に立った姿を見た限りではそういう印象は受けなかった。客席は厨房周りL字型カウンター8席。後客も続いて初回で満席。外待ち客も生じていた。後客5人くらい。

240811gottsu00 240811gottsu03 RAMEN GOTTSU『特製らーめん』1100円

1番人気とされる筆頭の特製を注文。味玉+ミニ辛肉玉が付くらしい。ミニ辛肉玉は味変要素で別皿で提供された。

240811gottsu01店側の紹介だと「鰹を効かせた魚介鶏豚骨スープに再仕込み醤油を合わせた濃密ラーメン」らしい。麺は軽く縮れた中細麺。具は九条葱、海苔1枚、太メンマ3本、チャーシューは鶏胸1枚、低温調理の豚チャーシュー2枚。おろした柚子皮も添えられていた。『渡なべ』の濃厚魚介豚骨に惚れ込み、個性を重視する渡辺樹庵氏の駄目出しを出されても尚魚介豚骨を貫き通した店主の一杯はいかに?と期待が高まった。

240811gottsu02 確かに濃厚魚介豚骨ではあるが修行先の『渡なべ』のものと比べるとややマイルドに仕上げているような印象。ただ我は『渡なべ』では最近の周年記念の特別な一杯しか食べていないからあまり比較に自信がない。でも店主へのインタビュー記事を読むと「濃厚系ラーメンを食べた時の罪悪感を排した魚介鶏豚骨を目指した」と言っているのでそういう感想になるのは間違いではないと思う。魚介豚骨ラーメン好きの我も納得の美味しさだった。別皿の辛肉玉は後半入れてみたが程良く辛くなる味変要素ではあったけど個人的には不要に感じた。基本のスープ自体が美味しかったから。スープ完飲の完食マークを出し大満足で退店した。積年の宿題店の訪問が叶って良かった。

この暑さでは連食も寄り道も頭に浮かばず。早々に帰宅を目指した。練馬駅に戻り15分ほど待って特急Fライナーで終点まで乗って午後1時半までには何とか帰宅出来た。

2024年8月10日 (土)

柔鶏咖喱

240810shinbashi02 今日の我の本命は実はカレーライスだった。SNSで見たのだと思うが柔らかそうな鶏肉がゴロゴロ入っている美味そうなカレーを見てとても食べたくなってたまらなくなってしまったからだ。その店はJR新橋駅の地下で直結している新橋駅前ビル地下1階にある創業1958(昭和33)年の老舗カレーショップ『カリカル』新橋本店だ。ビルも店もどこか昭和の匂いを感じさせ我好みでテンションも上がる!

店到着時に店前に待ち客おらず。店頭のタッチパネル式券売機で食券を購入し店内へ。厨房には男の店員1人の女の店員4人。コテコテの日本のカレーショップなのに明らかにインド人の女店員がいるのが面白い。客席は厨房周りにL字型カウンター15,6席。先客7人後客7人。

240810karikaru00 240810karikaru03 カリカル 新橋本店 『印度カレー』1000円

1番人気の筆頭メニュー「印度カレー」を注文。券売機の時点で「印度カレー(スパイシー)」と「欧風カレー(マイルド)」の味の選択がある。印度カレーを注文して欧風を選択するわけはなく「当たり前の事を聞くな」と心の中で思いながら印度カレーをデフォルトで選択した。あまり待つことなく提供された。カレーポットでの提供、いいねー。

240810karikaru01 カレーポットの中で柔らかそうな鶏肉がゴロゴロしている様がたまらない!これが食べたかった!一気にライスの上にかけた。卓上から福神漬とフライドオニオンを投入。

240810karikaru02 鶏肉ゴロゴロ、たまにじゃがいも。美味そうな色をしたカレールーは適度な辛さがある。正にこれが食べたかった!という味わいがストレートに来て大満足!これはまた来店したくなる。満腹になって店を出た。

即JR新橋駅から電車に乗って横浜へ。どこにも寄らなかったし乗り継ぎがも上手くいって12時半過ぎには帰宅出来た。午後は空調の効いた部屋に閉じ籠もり、また長い昼寝をしてしまった。

新橋葱麺

240810shinbashi01 8月半ばの土曜休日。朝は空に雲が多く猛暑から少しは逃れられるかと思ったが日が昇るに連れグングンといつもの猛暑になっていった。予定のない休日となると増々空調を効かせた雨戸を閉めた暗い部屋から出たくなくなってしまう。体調不良の悪循環から逃れる為に10時前には思い切って陽の光を浴びに家を出た。なるべく昼過ぎには帰宅するつもりだけどね。

家を出る原動力は我にとっては外食になる。せっかくの休日なので都内遠征を試みる。日射病にならないよう新店や行列店を避ける。駅チカの店を狙い計画を立て今日は新橋へ行ってみる事にした。JR新橋駅から直射日光を避ける為地下道を通り銀座線の駅方面へ移動し地上に出てしばらくすると現れたのは本日最初の目的店『◯新ネギラーメン』新橋店だ。『王道家』グループのラーメンショップインスパイア店として昨年4月14日オープンした。オープン当初は連日大行列だったらしいが今は落ち着いていると予想し訪問を計画した。開店時間少し前に到着すると狙い通り誰もおらず定刻になったので本日1番乗りで入店。入口脇の券売機で食券を購入し店員に食券を渡す。特に案内は無かったので適当な席へ着席。水はセルフ。店員はアジア系の若い男の店員3人。客席は厨房周りL字型カウンター11席。後客4人。来客が減った要因は値上げの為か?盆休み前だからか?

240810negiramen00 240810negiramen01 ◯新ネギラーメン 新橋店 『ネギラーメン』980円

筆頭基本メニューを単品で注文。思ったより高いね。普通のラーメン単品だと780円。ネギが高いのか。他に背脂がのったコテラーメン、つけ麺、味噌ラーメン等があった。

240810negiramen02 麺は中細ストレート。具は山盛りの和えネギときざみチャーシュー、ワカメ、海苔1枚、ペロンとなっている大きめの肉厚チャーシュー1枚。スープは結構味濃いめ豚骨醤油。旨味も強く出て背脂のせいか甘く感じる。全体としてラーショ的なチープな感じがしない。我はラーショをそこそこ食べ歩いた時期がある為かギャップを感じてしまった。特にスープが味濃い目で甘いとクドさを感じて、シャキシャキした和えネギの良さが活かされていないように感じた。背脂好きの我からすればコテラーメンと選択を悩んだが、それを選択していたら余計に違和感を感じてしまったと思う。あのチープな感じのスープだからこそ和えネギが活きていたという事を逆に学んだ結果となった。店舗やラーメンの見た目があまりにラーショに寄せているのでついつい勘違いしてしまうが、麺や具はいい感じなので別のラーメンだと思って食べれば良かったのかもしれない。麺と具は食べきってスープは残して退店した。

2024年8月 9日 (金)

麺庭紡訪

240809sky01 朝から強烈な暑さの金曜平日。今日は午後に用事があった為有給休暇を申請していた。実に2ヶ月ぶりの有給休暇なのでケチケチ半休とかせず1日で休暇申請し午前は麺活に使う事にした。せっかくだから市外の店を訪問しようかな。あまり遠くには行けないし。まあ気晴らしだ。

狙った店は『麺庭つむぎ』という大和市南林間に2023年4月28日に開店した有名店。我は未訪問なのだが八王子にある『らーめん楓』という店の出身らしい。横浜市外だし、所謂ラオタ達が群がる店なので我はついつい後回しにしていた。でも行くと決めたら早めに店に並ぶのが吉と判断し朝飯を抜いた状態で家を後にした。湘南台経由で南林間に向かい店には開店の50分も前に到着してしまった。当然誰もいない。でも店前は僅かだが日陰が出来ていたのでこれ幸いとそこで待つ事にした。代表待ち禁止の厳しい対応の注意書きが貼られており好感度が高まった。定刻に開店する頃には流石に行列が生じていた。店主自ら暖簾を出し店内に案内された。入口脇の券売機で食券を購入し女店員に渡すと奥の席から順番に座るよう案内された。店員は若い男の店主と女店員2人。客席は厨房前に一列のカウンター5席と4人がけテーブル席1卓。椅子の下に荷物入れ有り。こじんまりとしているが窮屈さはそれほど感じられない。水はセルフ。猛暑の中待ったので水が殊更美味く感じた。初回で満席になり外待ち客も生じていたようだ。

240809tsumugi00 240809tsumugi01 麺庭つむぎ 『特製軍鶏そば』1500円

筆頭メニューを特製で注文。味は醤油or塩の選択制。軍鶏なら醤油だろうとお願いした。塩と麺が異なるようで、塩を注文した後客の方が先に提供されていた。メニューは他に「純煮干しそば」「軍鶏つけそば」があった。

240809tsumugi02 麺は自家製で全粒粉入り平打中太縮れ麺。割とかために茹でられており良い食感で適度な小麦の風味が感じられた。具は青葱と細切りメンマ、海苔3枚、味玉丸1個は黄身しっとり。チャーシューはバラと肩ロースが各2枚づつ。バラ肉は脂身がトロリ、肩ロースは黒胡椒を効かせて香ばしい。所謂ハイレベルな水鶏系と言われる一杯だがスープは少し変えて来ている。醤油や鶏油の存在感より出汁の旨味の方に重心が置かれている印象。麺、具材、スープ、全て美味しく隙がないといった感じの一杯。スープ完飲完食で大満足。店主に「ごちそうさまー」と伝え店を後にした。

帰りは大和経由で相鉄線に乗り換え横浜に戻り諸用を済ませた。帰宅後疲れて長い昼寝をしてしまったが、目を覚ましてしばらくすると短時間ながら大きな揺れを感じた。昨日からやたらテレビで南海トラフ巨大地震を連呼されていただけにかなりビビってしまった。

2024年8月 8日 (木)

盆前木夕

空には雲が多く最高気温も先週よりはちょっとマシ。でもキツイ暑さだ。そんな木曜平日。

こんな暑い日はとっとと家路を急いだ方が良いはずなのに退社後の帰宅途中わざわざたまプラーザ駅まで来てしまった。新店開拓をするためだ。今日の目的店は駅から歩いて5,6分のところに今年6月20日に開店したという『まっちゃんらーめん』なる店。屋号から連想されるような「ちゃん系」の店ではなく白河ラーメンを提供する店だそうだ。元々は焼き鳥店で月1回提供していたラーメンを独立店舗として提供することにしたのが始まりらしい。でもラーメン店として本格的に営業しているのかと言えば大いに疑問の営業形態。何と週休4日制を導入しており木金土の3日間のみ営業。しかも本日木曜日は夜営業のみというハードルの高さ。とりあえず今日は都合がついたので訪問を決めた。

店には開店10分前くらいに到着。誰もおらず暖簾も看板もないが店内に明かりがついているのが見えたのでとりあえず開店を待つことにした。しばらくするとおばさんが1人やってきて様子を伺いながらドアを開け入ってしまったではないか。店主の知り合いなのか?開店時間前だが?定刻になったのだが看板も出す様子もなかったのでドアの窓から店内を覗くと運良く店主と目が合い店内へ案内された。するとさっきのおばさんと見知らぬおじさんがちゃっかりカウンター席に並んで座っているではないか?何だよそれ!暑い中10分近く待っていたのが馬鹿らしくなる。我もカウンター席に座った。でも店主は我を1番目の客として先に注文を確認し最初にラーメンを提供してくれたから怒りは収めたよ。店内の内装はラーメン店らしからぬ木材を活かしたカフェのよう。客席は厨房前に一列のカウンター5席、あとテーブル席が2人卓と4人卓が各3つづつ。

240808macchyan00 240808macchyan01 まっちゃんらーめん

『中華そば』1400円+『味付き玉子』100円=1500円

麺類のメニューは中華そばと油そばの2種しかない。とりあえず中華そばに味玉トッピングして注文。一杯1400円とは高いなー。他に餃子、つくね、唐揚げ等があったがご飯系のメニューが無かったので頼まなかった。基本ラーメンメインの飲み屋の形態なのかもしれない。

240808macchyan03 具は薬味葱、ナルト1枚、ほうれん草、平メンマ数枚、柔らかい叉焼3枚。麺は中細やや縮れ。スープはスッキリ醤油味で一口目から「あー確かに白河ラーメンだ」と思ったが、麺が手打ち麺ではないので白河ラーメン感はいまいちな印象だった。土曜日営業の時のみ手打ち麺を+100円で提供しているらしいが…。まあまあ美味しかったし一応の満足感は得られたけどやっぱり価格設定と見合っていないと感じてしまった。ケチとかそういうのではなく、値段は満足度に直結するから。なので再訪をする気にはなれないなとは思った。これなら隣駅近くにある『とら食堂』出身の店へ行った方がより良い満足度に満たされるだろう。

我は飲食店経営等まるでわからないただのラオタの1人だが、どうもここの店主、ラーメン店の事をあまり理解していないまま開業してしまったような気がする。値段設定だけではなく営業時間、メニュー構成がラーメン店からちょっとズレた感覚があるというか、焼き鳥をラーメンに変えただけでそのまま営業しているような。ラーメンで生計を立てていく覚悟みたいなものは伝わってこなかった。それでもラーメンが好きならそれは伝わってくるはずだし。自分でも偉そうだとは思うが正直そんな印象を受けた。値段が値段だけに貧乏性でもったいな思いスープは完飲して店主に「ごちそうさまー」と言って会計を促した。レジのところに電子マネー対応のアクリルスタンドがあったのでSuicaでの支払いを依頼したが、まるで初めて対応した様子。時間がかかったので現金で払おうとしたら直前で支払いが可能になったので無事決済出来退店した。結局後客は来なかったな。

あざみ野からブルーラインを使って横浜に戻ってきて帰宅したが、急激に強烈な熱帯夜になった気がした。これはたまらんと早々に風呂に入り空調の効いた部屋に逃げ込んだ。

2024年8月 7日 (水)

文福味噌

240807sky01 週が明けて以降曇り空の日が多く通勤の行き帰りの時間帯は僅かとは言え暑さが緩和されてきたように感じた。とはいえ汗水垂らしながら会社へ出勤の日々が続いている水曜平日。

早出出勤の定時退社日だったので帰宅途中新横浜ラーメン博物館へ立ち寄る事にした。狙いは先週木曜日から営業を開始した「ラーメン登龍門」優勝店『博多文福』だ。福岡県春日市に本店があるそうだ。ラー博オフィシャルHPによるとこの店の店主は『博多一風堂』にアルバイトから始め取締役にまで登りつめた凄い経歴の持ち主。3位の『あお井』店主に続いてラー博内での『博多一風堂』の力関係が透けて見える…とか穿った見方をしてしまいそうだが、一風堂退社後の店主の経歴が凄いので説得力があるのだ。2021年5月、22年間務めた博多一風堂を退社し、同年12月味噌ラーメン不毛の地と言っていい福岡の地で味噌ラーメン専門店『博多文福』を開店させた。経歴からも場所柄も普通は豚骨ラーメン店になるのだろうが、あえて味噌を選んだ。そこから店主の味噌への思い入れの深さ、意気込みが想像されたので我の期待感は高かった。店主は味噌ソムリエの資格も取得しているという。

到着時食券購入していた2人組がいたので続いて食券を買って入店した。すぐ席へ案内された。店員は男4人女2人。先客10人くらい後客も最終的には同じくらいやって来た。この店舗のカウンター席って照明の角度が悪くラーメンを撮影時影が入りやすかったのだが、照明が追加されて写真写りが良くなった。嬉しい改善だ。

240807bunpuku00 240807bunpuku03 博多文福 新横浜ラーメン博物館店

『煮玉子入り淡麗生味噌ラーメン』1150円+『たぬき飯』400円=1550円

筆頭メニュー煮玉子入りと、数量限定サイドメニュー名物「たぬき飯」を合わせて注文した。

240807bunpuku01 具はきざみ葱ときくらげ、極太メンマ3本と大きめのチャーシューが3枚も入っていた。追加トッピングの味玉は黄身しっとり。麺は縮れ細麺と中太平打ち麺の2種類が入っていた。具材の大きさ、量が、まるでラー博外の一般のラーメン店並、しかも2種の麺を使うという凝りよう。それだけで好印象だ。調理提供する方は大変だろうなとは思うけど。

240807bunpuku02 スープは淡麗生味噌と謳っているとおり純連すみれ系等と比較すれば油分も少なくすっきりとした口当たりなのだが、味噌の味は結構濃い。濃いけどしょっぱさは強くない。味噌の旨味だけ強く感じるのだ。初めて食べた味噌味のラーメンかも知れない。これが火入れをしないで麹を活かす生味噌っていうやつか。麦味噌主体だが5種類の味噌をブレンドし、更に和だしと九州醤油、香味野菜も加えて作っているとか。これは美味しいよ。コンテスト優勝というのも納得の仕上がりだった。

240807bunpuku04博多文福名物と銘打たれた「たぬき飯」。甘辛く味付けされた細切れチャーシューと薬味葱と天かすがのっている。味はまあ普通に美味しいレベルだけど、ちょっとした思いつきで個性を出した好例と言える。良い印象のサイドメニューだった。

大満足の夕食が食べられた。良い店がオープンしてくれたと思う。優勝者なので1年在籍するそうだから限定を含めて色々期待が持てそうだ。

帰りにラー博ガチャを引いたら『すみれ』のシールを貰った。なかなか汗が引かないし早々に家路についた。

2024年8月 4日 (日)

神楽白丸

240804tree01 相変わらず朝から強烈な猛暑を実感する日曜休日。休日だからこそついつい空調の効いた部屋に入り浸り部屋から出なくなってしまう。一応布団干し等は済ませたが、なかなか外出する気持ちにはならなかった。でもこのままだと気力体力共に落ちてしまう。冷たいものばかり飲んで体を動かさないとどうなるかはわかりきっている。朝10時半過ぎになってしまったが自らを家から出す事に成功した。近場の横浜橋商店街や伊勢佐木町へ歩いてみたが流石に人出はそれほど多くなかった。皆日陰を探して歩いている様子。でも我は日傘をさしているので日向であろうがへっちゃらだ。足元は照り返しで暑いが体感効果は絶大。

この暑さで朝食も食べず出てきたがあまり腹も減っていない。街ブラしながら適当な店へ入ればいいかと思っていたが、ついつい未訪問のラーメン提供店へ探りを入れたくなってしまった。先週『源来亭』の開店待ちをしている間に発見した鶏白湯ラーメンの文字。『大衆酒場 神楽』という居酒屋店が朝9時から昼2時までの時間限定で今年の6月から鶏白湯ラーメンを提供を開始したとA看板でアピールしていた。どうせ食欲もそれほどあるわけではないし気になったので試しに入ってみる事にした。暗めの照明でテーブル席数席。男の店員2,3人。「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席へ座り口頭で注文。先客2人後客ゼロ。

240804kagura00 240804kagura01 大衆酒場 神楽『白丸』1000円

『博多一風堂』みたいに基本メニューが白丸・赤丸となっていた。無難に白丸を選択。家系みたいに麺のかたさ/味の濃さ/油の量が選択出来たみたいだったが、注文時確認されなかったし、こちらもする気は無かった。お試しだからね。

240804kagura02 麺は菅野製麺所の全粒粉入り中細平打ストレート。具は水菜。紫玉葱の角切り、糸唐辛子、レモンスライス1枚、味玉半個、鶏チャーシュー1枚。スープは泡立った鶏白湯で結構濃厚な味わいだった。密かに心配していた鶏の臭みもキチンと処理されていた。昔は結構鶏臭い鶏白湯ラーメン店が多かった経験をしているので、居酒屋の昼営業提供の鶏白湯ラーメンって自然と警戒してしまうんだよ。でもそんな事もなくなかなか美味しい鶏白湯ラーメンだったので安堵した。チャーシューのところに焦がし葱鶏油なるものがかかっていて、これの効果は良かったかも。レモンスライスはあまり意味が無いような気がしたけどね。地雷を踏む覚悟で警戒していたがまずまずの一杯が食べられたので満足だ。ただ店内喫煙可、昼飲み大歓迎の店なので、先客の男達が煙草吸いながら酒飲んで大声で騒いでいた。その空間から早く脱出したかったので早々に切り上げ支払いを済ませて退店した。

炎天下の中桜木町まで歩いて移動し家路についた。十分に体を動かせたので午後は涼しい部屋で心置きなく休養した。

2024年8月 3日 (土)

夏蕎麦喰

240803tree01 今日もかんかん照り猛暑の土曜休日。なるべく遠出はせず体力復帰&温存を心がける。まずは2ヶ月前に予約していた床屋だ。2ヶ月ぶりだったので綺麗サッパリ気持ちが良い。これだけでかなり気持ち的にも回復した気がした。また今日は日傘も持っていったのでその効果の絶大さを体感出来たね。風が強くない時に限るが必須だと思った。

我はラーメン店でメニューを選択する際、季節無関係でラーメンを優先して注文しつけ麺は若干避けてしまう傾向がある。これは我が熱が感じられる食事をすると満足感が高くなる嗜好があるからというのもあるのだが、それとは別に、冷たい麺料理としての「ざる蕎麦」という存在が影響しているのかも知れない。だって夏の暑い日に冷たいざる蕎麦を勢いよく啜る快感を超えてくるつけ麺ってのは未だ出会ってないんだよ。まあ味は単調なのでたまにしか食べないけどさ。

今日はざる蕎麦への欲求が高まっていたので蕎麦屋へ行く事にした。蕎麦に関しては全然門外漢なので庶民的な店が良い。我が横浜には誇るべき庶民派の蕎麦屋、創業50年以上の『味奈登庵』がある。我が良く行っていたのは関内駅周辺の店舗だったが、今日は良い機会なので山下町にある総本店へ訪れてみる事にした。恥ずかしながら今更初訪問だ。開店30分過ぎた頃店に到着。待ち客はないのでそのまま入店。客入りは7~8割。客層は老若男女様々。あ、タブレットで注文するようになったのか。確かにメニュー数が多いので券売機の並びで待たされるよりか全然良い。ゆっくり時間をかけて選択し明朗会計。これは良い。

240803minatoan00 240803minatoan03 そば処 味奈登庵 総本店『かつ丼setもりそば』1250円

我はざる蕎麦はかつ丼とのセットが頭に固定されているので迷う事なく注文。そばは麺少なめも可能だし富士山盛りまで無料だ。またかつ丼もごはん大盛り無料。素晴らしい。我は今日はざる蕎麦メインの気分だったのでそば大盛り、かつ丼はごはん並を選択した。ものの5分で提供された。味噌汁や漬物まで付いてきた。

240803minatoan01 蕎麦大盛りなので蕎麦皿2段盛りで提供された。そばつゆに薬味とわざびを投入し溶いて、冷たい蕎麦を勢いよく啜る。嗚呼これが食べたかった。自分でも驚くくらいに一皿はペロリと短時間で食べ終えた。でも下の段にもまだ1玉ある嬉しさよ。

240803minatoan02 かつ丼はホカホカで安定の美味しさ。卵とじの甘さと玉葱の甘さ、脂身は若干かたいけど、噛みごたえがある肉厚かつ。これが良い、これで良いって感じ。何なんだこの満足感。しっかり栄養を摂る事が出来た気がする。他にも「スタミナ鶏せいろ」や「うな玉丼」等の魅力的なメニューもあってこちらもすぐにでも食べたくなった。『味奈登庵』、やるなー。昨夜デフォルトの一杯1100円のラーメンを食べていただけにそのギャップを強く感じた。他のラーメン店であってもサイドメニューをつければ1300円を超えてしまうのはよくある事。ラーメン店が過去最多の廃業時代を迎えているというニュースを見かけたけど、こういう競合の飲食店があれば普通こっちに流れるのも無理もない事だと思ったよ。電子マネーで支払いを済ませて退店した。

近くのバス停からバスに乗って桜木町のサミットへ行って食料調達をしてから午後1時過ぎには帰宅した。備蓄水の交換ついでにその水で水風呂に入ってゆっくりと体の粗熱を取り空調の効いた部屋で休養した。良い休日時間を過ごせた。

2024年8月 2日 (金)

華雲八雲

気がつけば7月は去り8月に突入。最高気温35℃超えの日々が続く。最高気温35℃超えの予報が出たら会社も在宅勤務推奨してくれないかなー…とついつい思ってしまったけど、そんな人ばかりでは世の中回らなくなる。炎天下の下街路樹保全作業している人達を見て反省した。我も今日1日乗り切れば今週の務めは終えることが出来るから頑張って出勤した。

待ちに待った退社時間。開放感に浸りつつも何故だか眠気が襲ってくる。これは軽く熱中症気味になってしまったのかも知れない。早く帰宅するかなーとも思ったが開放感の方が大きかった為帰宅途中の新店開拓は決行した。市営地下鉄センター北駅近くのノースポートモール5Fに7月29日に開店した『華の雲by八雲』という店だ。駅チカで通し営業で並ばず涼しい環境で食べられるだろうと推測し選択。慣れないショッピングモールで色々彷徨った挙げ句ようやく店に辿り着いた。店前に待ち客無しだったのでそのまま入店。店内は先客2人だけでガラガラ。券売機で食券を買おうとしたらほとんどのボタンに☓マークが点灯していた。何だこれ。基本のラーメンしか提供していないようだ。トッピングも雲呑はもちろんチャーシューまで☓。葱や味玉くらいしかない。サイドメニューとして考えていたチャーシュー飯も☓で白飯のみ。こんな状態で営業していいのか?店員は男4人女1人。なんか店長クラスっぽい男は客席で帳簿みたいの付けてるし、やる気が全く感じられなかった。そのせいか後客も来店せず。客席はカウンター13席とテーブル席が2人卓と4人卓が各2席。

240802hanakumo00 240802hanakumo01 華の雲by八雲『ラーメン白』1100円

by八雲とは池尻大橋にある名店『八雲』のプロデュースという事らしい。なので我も訪問してみる気になったのだが…。ラーメンは白と黒の2大看板。『八雲』と言ったら白出汁ワンタン麺が看板メニューなのでそれを注文する予定だったが雲呑も提供していない。券売機を見て店の様子が伺い知れたので自らの負担を最小限に抑える為ラーメン白を単品のみで注文した。デフォルトで1000円超えだ。

240802hanakumo02 麺はストレート細麺。ほうれん草、バラ海苔、味玉半個、赤縁のチャーシュー1枚半。スープは白醤油のやや甘めな味わい。バラ海苔の塩味がいい具合に影響している。ただ…なんとか美味しいとは言えるが、それはショッピングモール内によくあるレベルで言っているのであって、『八雲』の名前に釣られて食べると結構肩を落としてしまう結果となる。かための赤縁チャーシューが良かったくらいか。接客は問題無かったものの、食材管理を含め店のテンションが低い感じなので再訪する事はないと思う。

体調が本調子ではないので早々に家路につこうとするが乗り継ぎが上手くいかずやっとの思いで帰宅。風呂に入って早々に床についた。

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