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2024年7月30日 (火)

綱島寸胴

本当に毎回書くのも嫌になるくらい連日猛暑の日が続く火曜平日。あいも変わらず出勤の日々だが退社した時間には小雨が降っており打ち水効果でやや気温の低下が感じられた。その分湿度が上がったけど。

会社からの帰宅途中に電車を乗り換え綱島駅に降り立った。昨日駅前にオープンした新店か目的。正直蒸し暑い台所に立つのが面倒になったのでね。場所は駅改札を抜け徒歩1分弱の『みそ熊』の対面。2008年9月に兵庫県姫路で創業し、主に西日本を中心に年内100店舗展開を目指している独立系ラーメンチェーン店『ずんどう屋』綱島店になる。よく聞く店名だがおそらく初めての入店になる。謳い文句は姫路濃厚とんこつ。

店到着時店外に設置されたタッチパネル式券売機に先客2人が手こずりながら選択中だった。しばらく待って食券購入。そこで先客が手こずっていた理由がわかった。ゴリゴリのセットメニュー推しで単品選択方法が分かりづらい上に麺の種類や味の好み等色々選択しないと購入出来ないシステムだからだ。今の時代、ラーメン単品〇〇◯円!とかお得感アピールするのではなく、むしろわからないようにセット売りする戦略が良いのかね?面倒なのでそれにあえてのってB(チャーハン)セットを選択した。店内に入り店員に食券を渡すと席を指定され着席した。店員は男3人女3人。資本系らしい元気で明るい接客。立ち上げ要員なのかな?内装は黒を基調にして、姫路城をイメージしているのか和風なデザインがされている。厨房も客席も共に広く余裕がある印象。客席は厨房周りにL字型カウンターが約10席、テーブル席は2人卓4つと4人卓2席くらい。先客6人後客5人くらい。

240730zundouya00 240730zundouya03 ラー麺ずんどう屋 綱島店

『Bセット(味玉らーめん+チャーハン並)』1500円

セットメニューを選択するとらーめんは味玉付きがデフォルトになるようだ。麺は細麺orちぢれ麺が選択可能。更に麺のかたさ、脂の量が選べる。我は細麺/麺かため/脂ふつうを選択した。

240730zundouya01 麺は細麺ストレート。かため選択だがあまりかたさは感じられなかった。具は青葱、海苔1枚、トロトロの柔らかチャーシュー2枚、半分に切られた味玉1個。スープは背脂混じりの豚骨スープ。背脂入りだからか若干甘く感じた。はっきり言って既視感がある無難な味わい。

240730zundouya04 チャーハンは玉子チャーハンだね。味はわりかししっかりしているとは思うが、個人的にあっさりした味わいに感じたので卓上の胡椒を少し投入した。両方共強い引きは感じられないが及第点はいっているので満足し完食した。

もうね、潔いくらいチェーン店感全開の店に感じたね。敷居は低く入店し易いし、女子店員が明るい接客してくれる。店内も広めで居心地が良い空間で、深夜まで通し営業で待つことも少ないだろう。万人受けすることを愚直に目指し店舗を増やす野心を隠さない。良い意味でも悪い意味でも関西の資本系の店だったね。そして気がつけば綱島駅周辺は何故か資本系のラーメン店が多く密集し厳しい生存競争が繰り広げられる地域になってしまった。今後どーなってしまうのだろうね。

店を出ると弱い雨が降っていた。わざわざ傘を開くまでもない。元々じっとり汗をかいていたのでむしろ当たると心地よいくらいだ。でも湿度が不快だから家路を急いだ。

2024年7月28日 (日)

咖喱浸麺

240728sky01

雲が多く大気が蒸し風呂みたいに感じるような暑さの日曜休日。空調入れないと茹だるようだ。頭もまともに回らなくなる。油断していると危険。今日こそ外出は午前中に済ませる所存。

先にスーパーで買い物をしてから向かったのは保土ケ谷駅東口。閉店日が9月22日(日)に前倒しされる発表があった『麺屋食堂』が狙い。来月から徐々にメニューを絞って営業していくと発表があったからだ。多彩なメニューが同店の魅力のひとつであったのだが、未だ食べていない気になっていたメニューがあったので後悔しないよう訪問する事にした。今回で閉店前滑り込み訪問も今月3回目だ。ちょうど店員が暖簾を出すタイミングで店に到着出来た。一番乗りで入店し入口脇の券売機で食券を購入し店員に渡す。厨房に男の店員2人。水はセルフ。後客4人。

240728menyasyokudou00 240728menyasyokudou03 麺と餃子の工房 麺屋食堂

『カレーつけ麺』970円+『中盛』50円+『特製旨辛味』120円=1140円

カレーラーメンもあったけどこの店で気になったのはカレーつけ麺の方。麺は何故か中盛までしか対応不可。麺が中太ストレート麺or縮れ細麺が選択可能。中太ストレートを選択。特製旨辛味を加えるとコクと旨味がグンと増すと卓上蘊蓄に書かれていたのでこちらも注文した。

240728menyasyokudou01 240728menyasyokudou02 日本カレーではなくインドカレー的な味わいがするつけ汁には刻み葱、海苔1枚、豚バラ肉数枚とブロックチャーシュー数個入っている。思っていたより美味い。

240728menyasyokudou04 そして別トッピングの特製旨辛味。麺側に付けて啜ってみると確かに旨味の深みが増したような気がした。当然辛さも増したのだがカレーつけ汁に全く違和感のない馴染み方をしている。麺中盛にしておいて大正解。カレーつけ麺、美味しかったなー!この暑さで食欲が減衰気味のはずなのに自然とバクバクと食べ進めてしまった。閉店を知った今になってこの店の実力を知る事になってしまった。閉店前の滑り込み訪問はまだまだ続行する事になりそうだ。

午前中には間に合わなかったが正午過ぎには帰宅出来た。いつものルーチンをこなしてようやく空調の効いた部屋に逃げ込む以外に道はなかった。すんごい暑さだ。

2024年7月27日 (土)

夏源来亭

240727sky01熱帯夜明けでそのまま強烈な猛暑に襲われてる土曜休日。空調の効いた部屋から出る事にかなり気合いを必要とするレベル。それに体調が悪いわけではないのにやたら眠気が抜けない。朝の家事を終えた後ついウトウトとしてしまい気がつけば朝10時過ぎ。これはもう近場限定になるなー。ならば昨晩見つけた新店に行こう。イセザキモールへと向かった。

目的の店には11時過ぎに到着したが準備中の札がかかっていたのでユニクロや有隣堂等回って時間を潰す必要があった。再び訪れると営業中の札に変わっていたので早速入店。入口にタッチパネル式券売機。こちらは現金対応のみなのかな?厨房には女店員2人。客席はL字型カウンター10席ほどで先客なし。でもカウンター席で子供が1人ゲームをしていた。そういう雰囲気から中国人経営の店かなーと思っていたらラーメン提供時の女店員から中国語訛りのイントネーションでラーメンを提供された。後客は我が食べ終わる頃にようやく2人来店があった。

240727genraiken00 240727genraiken03旨コク味噌ラーメン 源来亭

『源来亭ラーメン』900円+『ミニかしわバター丼』300円=1200円

屋号を冠した筆頭メニューを注文。カプサイシンアピールをしているので辛めの味噌ラーメンのようだ。他にニンニク焦がし醤油ラーメンとあっさり醤油ラーメンがあった。あとラーメン注文時にのみ注文可能なサイドメニューミニサイズも合わせて注文した。

240727genraiken01 240727genraiken02看板に旨コク味噌と書かれたメニュー。スープのベースはミルキーな感じで豆乳なのかな?そこに辛味のある味噌。卓上蘊蓄をみると2種の麦味噌を使っているそうだ。胡麻要素はないので味噌と担々麺的の中間的な味わいに感じた。辛味は後から来るタイプ。麺は黄色い中太ストレート。具はきざみ葱、もやし、海苔1枚、かた茹で玉子半個、そしてトロトロチャーシューが1個。これは所謂軟骨ソーキで甘い味付け。これは有無を100円で選択出来るみたいだが、これは個人的には必須と思うくらい美味しかった。なかなか個性があって好感が持てる一杯だった。

240727genraiken04 サイドメニューのミニかしわバター丼。きざみ葱ときざみ海苔、それと胡椒とニンニクで味付けされた鶏肉(かしわ)。それがバターで炒められている。これはこの店オリジナルメニューなのかわからないが、我は鶏肉好きなので美味しく感じたねー。ボリュームもお値段以上と思えた。サイドメニューと合わせて満足の食事が出来た。朝飯抜きだったけど半ば暑さにやられてもう満腹になってしまった。近場なので機会があるだろうから次は醤油を狙うのもありかも知れない。

正午をまわってしまったのでタイムアウト。桜木町に移動しサミットで食料調達をした後帰宅。即西側の雨戸を閉め空調を入れ、干していた布団を取り込み、ようやく冷水シャワーを浴びて人心地がついた。これは危険な暑さだ。家全体が熱を保ってしまっているかのようだ。午後は空調が効いた部屋に閉じこもり惰眠を貪った。

2024年7月26日 (金)

地下二郎

240726sky01歩いているだけで蒸し茹でになってしまいそうな大気と地面の間を有給休暇も使わずよくもまあ5日間毎朝毎晩会社へ出勤してきたものだ。自分自身関心してしまう。我ながら良く耐え抜いたものだ。

ようやく金曜の退社時間を迎え帰宅途中にJR関内駅に降り立った。駅直結のマリナード地下街内に今月20日新店がオープンしたと聞いていたからだ。まさかマリナード地下街にラーメン店が開店するとは。随分昔にあった『京風らーめん糸ぐるま』以来ではないかな。しかも今度は二郎インスパイア店。『俺の生きる道』という『夢を語れ』の流れを汲む店だそうで茨城県つくば市に本店を持ち他数店舗展開しているそうだ。何せ我はジロリアンではないので詳細はわからない。場所は玉名ラーメンも提供していた『うまかつ堂』があった店舗だ。店前にタッチパネル式券売機。現金使用不可のクレジットカードor電子マネー対応のみ。Suicaは使えたので食券を購入した。店内は満席のように見えたが5分ほどしてから案内された。店員は男2人女1人。客席は厨房前一列のカウンター4席とテーブル席が2人卓が3つと4人卓が2つ。先客12人後客8人くらい。壁掛けモニターでBGVが流されていた。レモン水セルフ。

240726oremichi00 240726oremichi03 俺の生きる道 関内地下街マリナード店

『ラーメン(麺300g)』1050円+『漬けうずら』150円=1200円

とりあえず基本メニューのラーメンを注文する。野菜300g豚1枚。麺量は150g、300g、500gから有料で選択。最小の150gで1000円。二郎もスタンダードで4桁の時代が来てしまったようだ。麺量150gでは食後二郎を食べた満足感に浸れないと思い+50円で300gを選択。コールは食券を店員に渡す段階で確認された。卓上に「迷ったらニンニク・アブラがおすすめです」とあったのでそれに従った。トッピングに漬けうずらを付けた。

240726oremichi01 上から観ると普通に見えたが横からみると天を差すように盛り付けられた「豚」が目を引く。おそらくこれがこの店のラーメンのシンボルなのだろう。この分厚さでありながら噛むと柔らかく「肉にかぶりつく快感」に浸れた。味もいいね。

240726oremichi02麺はいかにも二郎系らしい平打極太ちぢれ麺だが適度な茹で具合。ヤサイはクタっていいてキャベツともやしの割合が目算で1:9くらい。ヤサイ増しにはしなかったはずだが結構なもやしの量だった。スープはわかり易い乳化タイプ。味はデフォルトではあっさりめ。卓上のタレでセルフで調整するのが前提らしい。ちょっと足したね。そうすることでたっぷりのきざみニンニクの味が映える。追加トッピングのうずらには醤油の味がよく染みて美味しかった。

味・量共なかなか上質な二郎インスパイア具合に感じた。こんな時代だから値段には目をつぶろう。スープは残したものの具と麺は食べきって腹いっぱいの大満足。店員にごちそうさまーと声をかけて退店した。明日が休みだからこそ食べられた一杯だ。

関内駅には『ラーメン豚山』、少し離れるがさくら通り方面には『豚仙人』が出来るなど、気がつけば二郎系ラーメン店の乱立地帯となっていた。やっぱり移転してきた関東学院大の学生狙いなのだろうか。実際若い男客で賑わっていたよ。

腹ごなしにイセザキモールでぶらつく。久々にやってきた伊勢佐木町。有隣堂で本も買った。するとブックオフの対面、確か先日閉店してしまったホットドッグの老舗店「johnjohn」があった場所に見知らぬラーメン店が営業していて驚いた。知らなかった…。近々訪問するとしよう。

240726genraitei00 ようやく休める!ようやく涼しい場所にいられる!帰宅後即冷水シャワーを浴びて幸福感を噛み締めた。

2024年7月24日 (水)

日吉貝麺

文字にするのも嫌になるくらいの猛暑続きの七月下旬の水曜平日。

東急日吉駅すぐ近く、以前『濃厚煮干しそば濱星鶏天』があった店舗に今月19日オープンした新店『貝麺あおみ』。下北沢にある『貝麺みかわ』の姉妹店だそうだ。こちらの方の詳細レポートで営業時間が把握出来たので会社帰りの帰宅途中に立ち寄ってみる事にした。和風の落ち着いた店構え。早速入店する。入口脇にある券売機で食券を購入。店員に渡すと「お好きなカウンター席へどうぞ」と言われ座ろうとすると「そちらは涼しくないのでこちらへどうぞ」と手前側に案内された。店員は女1人と男2人。女店員が1人で調理を担当していたので店主なのかも知れない。客席は厨房周りにL字型カウンター8席と2人がけテーブル席4卓。先客無しの後客1人。

240724aomi00 240724aomi03 貝麺あおみ『特製貝出汁中華そば(塩)』1200円

筆頭看板メニューの貝出汁中華そばの特製を注文。券売機の時点で塩か醤油か選択出来たが、貝出汁の場合は塩の方が美味しいと経験上わかっているので塩を選択。特製を選んだのはライスが無料だったから。多めの具をライスに引っ越しさせおかずとして楽しめるだろうし、残った貝出汁スープを雑炊にして楽しめるだろうし。こんな格調高そうな店でも日吉ライス無料ルールが適用されているとは思わなかったけどね。まずお手拭きとレンゲがのったおぼんが提供されてからラーメンが提供された。ラーメン提供後店員に「ライス下さい」と頼んだら指定しなかったのに大盛りによそってくれたみたい。結果それが正解でちょうど良い量だった。

240724aomi02 麺は平打ストレート細麺。具は青葱と紫玉葱のきざんだもの。チャーシューは豚バラ肉と低温調理された豚肩ロースと鶏むね肉の3種が各2枚づつ。黄身しっとりの味玉丸1個。計画通り6枚のチャーシューを駆使しライスをどんどん減らしていった。

240724aomi01 スープはしっかりハッキリ貝出汁の味わいが感じられるタイプ。我は貝出汁塩ラーメンはラーメンの中でも好きな方の上位にくるので嬉しかったね。卓上にあった蘊蓄によると「あさり」「蛤」「帆立」から摂った貝白湯スープに牛白湯スープを合わせたものらしい。確かに牛骨っぽさは若干感じられた。我の好みと合致する味わいだ。こちらも計画通り残ったスープはライスに全投入し美味しい雑炊に変えて見事完飲完食。華々しい晩飯のフィニッシュとなった。塩は貝出汁寄りだが醤油にすると牛骨寄りになるらしい。牛骨ラーメンも我は好物なので醤油狙いで早くも再訪する事も決定。厨房の店員に「ごちそうさまー」と声をかけ退店した。

おかしくなるくらいあっついよ!これはたまらん。急いで家路についた。

2024年7月21日 (日)

夏日北里

240721kamioooka01 空気が持つ熱がほとんど抜けないままだった熱帯夜を明け迎えた日曜休日。昨日よりは雲が多めだが暑さはほとんど変わらず厳しい。

今日は食料調達がメインとなるので近場で済ます。外出活動時間も午前中で切り上げることを目標とする。目的地は上大岡にした。ニトリやダイソーで買う物があったからだ。午前10時前には上大岡に到着し早々に買い物を済ませていく。そして今日の朝食兼昼食として立ち寄る店なのだが、このところ『上大岡タンタン』『中華蕎麦晴天』といった『拉麺大公』系列の店には立て続いて訪問しているし開店時間もやや遅い為、約3年ぶりに『ラーメン北里家』へ立ち寄ってみる事にした。こちらは11時ぴったりに開店してくれるから。と思ってだいたい開店7分前くらいに店前にいったら何と10人以上の行列が生じていた。こんな人気だったとは。まあ家系店だし回転は早いだろうと期待していたら何と開店後30分も待たされる事になってしまった…。食券先買いシステムなので途中券売機で食券購入を促され店員に先に食券渡してしまったので、途中列を抜け他店に変更する事も許されなかったし。結局40分弱店外で待った後ようやく着席を促された。タンブラーで提供される冷水がありがたかった。厨房には男の店員3人。接客は相変わらず卒がない。後客も続々やって来て行列の長さは変わらず。

240721kitazatoya00 240721kitazatoya03ラーメン北里家『特製らーめん並』950円

今日は筆頭メニューを選択。海苔8枚、チャーシュー2枚、ほうれん草増し、味玉追加の特製。好みは麺かため・油多め。切り落としチャーシューは流石に残っていたのでありつけた。ライス無料サービスは維持されていた。今の時代店側は相当厳しいと推測するけど、一度無料だったものを有料に切り替えるのはそれ以上に心情的に厳しいのだろう。

240721kitazatoya01 今日のスープは豚骨濃度が高くドロドロ。レンゲで飲むだけで骨粉のザラつきを感じたほど。武蔵家系列らしく本来であればこういうスープは我好みのものだったはず。でも今日は長い時間暑い中待っていたせいかこれが却ってキツく感じてしまった。骨の髄の粉っぽさが何故か顕著に舌に感じ、相対的に醤油や鶏油があまり感じられず。味濃いめに注文しておくのだったと後悔したほど。行列の長さから推測するに店の味は以前と変わっていないはず。我の体調のブレと家系ラーメン独特のブレも悪いタイミングで重なってしまったようだ。そんなわけでスープは飲めなかったが麺と具は完食。サービスの自作チャーシュー丼でしっかり腹は満たされたので丼をカウンター上に上げ卓上を拭き店員に「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。

午前中の帰宅計画は叶わなかったが午後1時前には帰宅出来た。食料を冷蔵庫に入れ西陽が当たる窓の雨戸を閉め空調を入れ冷水シャワーを浴びるという一連のルーチンをこなした後、貴重な残りの休日時間をゆったり過ごした。

2024年7月20日 (土)

正道再訪

240720sky01 猛暑の中京急空港線大鳥居駅近くにやって来た。約2年前に遡るが、この辺りにある「ラーメンショップの祖」の一つであると言われる『GOODMORNINGラーメンショップ』に2度目の訪問を試みていた事がある。臨休を何度も喰らってその度に周辺のラーメン店を代替えとして調べていたのだが、その中に『らーめん正道(まさみち)』という店があった。我がラーメン食べ歩きを本格的に始めた頃は大田区に通勤していたので、周辺の店をしらみ潰しの如く訪問していた。その時この店にも入店したことを思い出し懐かしく思い再訪問したい気持ちを抱いていた。今日はせっかく近くに来て開店時間に訪問出来そうだったので立ち寄ってみる事にした。何と約17年越しの再訪問だ。

開店予定から約15分後くらいの時間に店へ到着した。店前に待ちは無くすんなり入店した。入口脇の券売機で食券を購入し店主に食券を渡す。年配店主のワンオペ。店内は狭く空調は動いているようだが厨房から出る熱の方が強く役に立っておらず結構暑かった。そんな中でも店主は黒い長袖を着て調理をしている。客席は厨房前に一列5席のカウンター席とテーブル席は2人卓と4人卓が各1席。先客は男ばかり5人もいたが全員ラーメン提供待ちの状態。全員黙っているが少々苛ついているのが伝わってきて嫌な予感がした。後客は来なかった。

240720masamichi00 240720masamichi01 らーめん正道 大鳥居店 『らーめん』800円

筆頭基本メニューを注文。太麺か細麺を選択可能なようだが好みも含め何も確認されなかった。何と食券を渡してから30分待ってようやく提供された…。ライスは無料サービスらしいが保健所からの指導とかでセルフではなく店主がよそるシステムだった。我は連食だった為遠慮した。

240720masamichi02 麺はもちもち感を感じる中太縮れ麺。具はきざみ葱、ほうれん草、海苔2枚、ホロホロ崩れた叉焼1枚。スープは豚骨寄りのクリーミーな豚骨醤油で約17年前の写真と比較する限りだいぶ変わっているようだ。これがねー、今のように家系ラーメンがどこでも食べられるように拡散される前の時代に多く見かけた豚骨醤油ラーメンの味わいに似ていて懐かしいー!って思ったね。こういうのも当時を知る人でないと伝わらないと思うけど。崩れかけの濃い味付けの叉焼も最近見ない懐かしいやつだった。総じて安心感があり普通に美味しい一杯で満足は出来た。狭い店内に先客が5人もいたのが理解出来たし長年地味に営業を継続出来た理由も納得した。と同時に長年営業を続けていても特に評判になっていない理由も悲しいかな理解する事になった。ここの店主は接客は悪くはないけど明らかに手際が悪い、と素人ながら見て取れたから。室温が高かったので長時間滞在する事となり退店出来た時は安堵したほどだ。

大鳥居駅から京急に乗ろうとしたが人身事故が発生したらしくダイヤに乱れが生じ行き先も変更されたりしていたので東神奈川駅からJRに乗り換え家路についた。午後2時くらいの帰宅になってしまったが、急いで西陽が差す窓の雨戸を閉め部屋が熱を保たないようにして空調を入れて、布団などを取り込んでから冷水シャワーを浴びてようやく人心地がついた。空調が効いた部屋でしばらく横になっていたら昼寝をしてしまった。

 

羽田肉王

240720tree01 今年の梅雨明け後最初の週末として迎えた土曜休日。もう朝6時前の段階で日差しがあたると熱を感じる有り様。頑張って早朝起床して雨戸を開けてゴミ捨てと布団干しを済ませる。まだ日が高く昇っていない時間帯で色々やっておかないと後々辛いからね。ここ数年の夏の暑さは今まで経験していた夏とはハッキリ違う危険度を伴う。だからなるべく外出は避けて空調の効いた室内で過ごそう…と考えていたのだが、やっぱりそれでは心身に良くない事もわかってきた。動かないから歩数が平日の半分以下になってカロリー消費がされず筋力も徐々に落ちるので体調も落ちていく。体調に釣られて当然心のテンションも何となく落ちて週末開けに思ったより疲れが取れないという悪循環。だから明らかに天気が良く体調もそれほど悪くない時はやっぱり少し歩く事にした。そしてなるべく土日のどちらか1日は家の近所だけではなく生活圏の外に出向いて心にわずかでも刺激を与えたい。気をつけるべきはそれらを午前中に済ませて、正午を過ぎたらはなるべく自宅に戻って過ごす事を心がける。そういう考え方の軌道修正をして少しでも有意義な週末を過ごす事にした。

240720road01 そんな感じで突発的だが今日は多摩川を超えて都内へ移動した。降りた駅は京急穴守稲荷駅。選んだ店は今年5月8日に開店した『肉王らーめん』羽田店という店。少し調べた限りでは分からなかったのだが資本系の店なのかな?開店予定の5分くらい前に店に到着したら既に営業中の札が出ていたので早速入店。先客の姿はないく本日1番乗りだったみたい。厨房にはおばちゃん店員1人だけ。入口脇の券売機で食券を購入しおばちゃんに手渡すも食券に印刷がされていなかったようで注文の品を確認された。客席は厨房周りL字型カウンター7席。後客はおじさんばかり続々5人来店。券売機がそんな感じだったのでおばちゃん1人で大変そうだった。

240720nikuou00 240720nikuou01 肉王らーめん 羽田店『葱豚らーめん』880円

看板にも名物と書かれている筆頭メニューを注文。ライス1杯無料らしいが今日は連食を想定していたのでお願いしなかった。提供された一杯は我好みのイイ顔をしていた。

240720nikuou02 麺は中細ストレート。具はシャキシャキの青葱とナルト1枚、うずら2個と豚バラ肉が10枚くらい。動物系清湯スープに甘めの醤油ダレ、たっぷりの背脂。端的に言ってしまうとこれは『ラーメン魁力屋』『丸源ラーメン』のラーメンと良く似た一杯だった。つまり満足度の高い一杯。ちょうどこういう一杯を欲していたので短時間で完食し満足して退店した。

240720ramenshop00 すぐ近くにある伝説のラーメンショップ店『GOODMORNINGラーメンショップ』は今日も当然のごとくシャッターが降りていた。店主体調不良と紙が貼られていた。貴重な店なので今後が心配ではある。店前を通り過ぎて大鳥居駅方面へ歩を進めた。

2024年7月19日 (金)

味噌鏡花

昨日梅雨明け宣言がされた。関東地方が梅雨入りしたのは6月21日だったのでちょうど1ヶ月くらいの期間だったが体感的には短かったな。そして34℃超えの酷暑の日々が始まることになると思うとうんざりな気持ちになる。とは言え今週無事にやり過ごして金曜の退社時間を迎える事が出来た。

今日は夕方ラー博の新店に立ち寄るついでに出社し仕事をするんだと自分に言い聞かせて出社してきたので、退社後早々にラー博へ直行した。今回は昨日から営業を開始した新店『らーめん愉悦処鏡花』八王子想庵が狙い。「国産小麦の風味と甘味を活かした味噌ラーメン」をテーマにして開催されたラー博ラーメンコンテスト「ラーメン闘竜門」の準優勝店として今月28日までの短期間出店するそうだ。

『らーめん愉悦処鏡花』といえば立川にある有名店だが、その支店で店主は本店創業者である町田店主の実子なのだそうだ。実父の店の看板を掲げる際に親の七光りとか影で散々言われたのではないかと容易に想像がつく。でも今回準優勝ながら結果を出したので、本人も色々な意味で安堵出来たのではないのだろうか。

店に到着した時は幸運にも店前に待ち客はおらず食券を買って店員に渡すとそのままスムーズに着席出来た。だいたい7割の席は埋まっていた。後客も続々来店し外待ちも生じていた様子。我はタイミングが良かったみたいだ。店員は店主を含め男3人と女1人。あ、客席には実父の創業者店主が座っていた。一風堂関係者と雑談しているようだった。

240719kyouka00 240719kyouka01 らーめん愉悦処 鏡花 八王子想庵 新横浜ラーメン博物館店

『特別仕様山椒味噌変化』1680円

今日は連食するつもりはないので1日限定100食と書かれた特別メニューを注文した。西京焼豚&紀州生ぶどう山椒増量+味玉らしい。

240719kyouka02 麺は中太ストレート。具は散切りネギと西京味噌に漬け込んだ後吊るし焼きにしたバラ焼豚4枚、黄身しっとりの味玉丸1個。スープは鶏清湯に山椒香味油が多めに混じる。中央に各種味噌を合わせた味噌玉がのる。まずは味噌玉は放置してそのままの状態で味わう。鶏油は感じるが味としては山椒香味油が支配的で爽やかな印象。それに初めて食べる西京漬け味の叉焼が合うんだね。我は結構デフォルト状態のスープの爽やかさを壊すのが嫌で本当に半分以上食べるまで味噌玉は放置していた。観念して味噌玉を溶かす。米味噌、麦味噌、西京味噌を合わせたものらしいが何となく関西風な上品さを感じる味噌味になった。我も初めて味わうタイプの味噌ラーメンでギミックも多く、いかにも「技巧派なラーメン」という印象が残った一杯だった。豪華で上品な味噌ラーメンを食べられて満足の退店となった。店を出ると大行列が生じていた。

早く冷たいシャワーを浴びたい一心で家路についた。ようやく週末休暇が迎えられる。

2024年7月17日 (水)

夏麻婆麺

三連休が終わっても雨が降ったり止んだりハッキリしない空模様が続く水曜平日。その分気温は30℃以下で抑えられていたのだが、明日にはまた猛暑が始まり梅雨明けが宣言されるかもとの予報だ。

退社し帰宅する頃には雨は上がりうっすら陽も挿してきて早くも蒸し暑くなってきた。こうなるとラーメン店へ立ち寄るにしても駅チカを狙う事になる。出来れば最近訪問していない店となると…と考えたらいい店が思い浮かんだ。関内駅前のセルテ6F「関内ラーメン横丁」の『味噌麺処にそう』だ。今年3月の開店間もない頃に一度立ち寄り良い印象だったが再訪出来ないでいた。二度目の訪問決行だ。訪問時店前に待ち客は無く券売機で食券を買おうとすると、店内からおっさん店員が出てきて「カレー麺セットがおすすめですよ」と言ってきた。今日は別のメニューを食べると決めていたので初志貫徹してボタンを押して店員に渡した。厨房にはもう1人の男の店員が調理していた。店主だろう。先客6人と空いていたので適当な席を陣取りセルフでレモン水をコップに注いで着席。しばらくすると後客がポツポツ4人来客。外待ちは生じなかった。

240717nisou00 240717nisou03 味噌麺処にそう

『麻婆麺』900円+『うずら(痺れ)』200円=1100円

夏だけど我は麻婆麺が好物なのでそれを注文。小ライス無料サービスだ。追加トッピングでうずらを注文した。そしたら「辛さ」「痺れ」「麻婆」の3つの味から選択出来るそうだ。痺れをお願いした。

240717nisou01 240717nisou02 麺はもちもち縮れ麺。初訪問時好印象で記憶に残っていたとおりのモチモチ食感。具は散切りネギと紫玉葱のスライス。大量の挽き肉入りの麻婆豆腐。食べてみると結構な辛さと痺れを感じた。それでも箸のスピードを落とすようなレベルではなくハフハフ言いながら美味しく食べ進めた。

240717nisou04

うずらは5個入っていて山椒がたっぷり振りかけられていた。でも麻婆麺と食べると味が被ってしまった。麺を食べ終わってから穴開きレンゲで大量の挽き肉を救い上げライスにかけた後このうずらを更に追加投入すると上質なうずら入り麻婆ライスと化し大満足の晩飯となった。なかなかレベルの高い麻婆麺が食べられた。今度はおすすめのカレー麺狙いで来てみようかな。厨房に「ごちそうさまー」と声をかけて退店し家路についた。

2024年7月15日 (月)

海日猫鼠

240715river01 早くも三連休最終日になる海の日の月曜祭日。今日もハッキリしない空模様。酷い暑さではないが湿度は高い。あまり積極的に外出時間を長くしたくない感じ。

そんな感じだから近場で、でも休日の特別感は味わいたい。そういう気持ちの時に我が頼ってしまいがちなのが、弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』。三連休の間はぶち抜きでランチ営業、しかも最終日の今日はラーメンをしてくれているそうなので都合が良いのであまり考えず開店10分前に店に到着した。すると何と既に2人先客が待っていた。我の後ろにも後客も2人並んだところで定刻になり順番に案内された。いつも通り水はセフルで準備して提供を待った。今日は後客6人と盛況だ。他客はほぼハンバーグを注文していた。

240715nekonezumi00 240715nekonezumi01 ねこ娘とねずみ男『九州屋台とんこつラーメン(中の上)』1700円

今回は九州屋台と名付けられたバージョンの豚骨ラーメン。今回も中の上を選択。でも具の配置以外は今までのとあまり変わりない印象。味は濃く濃度も高いが正直豚骨の旨味等はあまり感じづらい。

240715nekonezumi02 麺は細麺ストレート。具は青葱の小分け切り、紫玉葱の微塵切り、木耳の細切り、かためだがホロホロの豚肉の塊多数。紅生姜と大蒜の有無は確認された。以前のように麺の選択は無かった。もちろんかたさ指定も無し。個人的にはそれでいいんだけどね。まあ満足は出来たがスープは味が濃過ぎて飲み干せなかった。支払いを済ませ退店すると店外に4人並んでいた。

途中スーパーで食料調達を済ませ即帰宅。三連休の残りの時間をゆったりと過ごした。

2024年7月14日 (日)

混新嘉坡

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朝から雨の日曜休日。こんな日は近場限定。今月11日に横浜ワールドポーターズがリニューアルしたらしく、1Fのフードコートに『鯛塩そば灯花』が出店したらしい。『灯花』は昨年末そごうに出店した時に食べているのであまり食指が動かなかったが、他にちょっと興味を惹かれた店が新規出店しているそうなのでそちら狙いで行ってみる事にした。桜木町駅から歩いて向かったが本降りの雨の中結構な人出だった。

到着したのは11時過ぎで開店から30分くらいしか経ってないにも関わらず1Fのフードコートは子供連れの家族客で大賑わいの状態でちょっと絶句したよ。少子化なんてとても信じられない。ただ高齢多死化していて相対的にそう見えるだけだと現実が把握出来た。フードコートなので座る場所も競争率が高い。諦めて帰ろうかとも思ったがそれも面倒なので目的の店へ向かった。

シンガポールチキンライスを提供する『新嘉坡鶏飯』というそのまんま過ぎる店。『灯花』の方は長い行列が伸びていたがこちらは店前に誰もおらず。早速注文してレシートと呼び出しブザーを貰った。何だよ外税表示かよ。席を確保するのは大変だったがそこは1人身なので家族客同士の合間の1席をゲット。ブザーはすぐ鳴り取りに行った。

240714singapore00 240714singapore03 アジア食堂 新嘉坡鶏飯『シンガポールライス&ラクサセット』1529円

シンガポールチキンライス、別名「海南鶏飯」を初めて食べたのは式根島へ行った時。さっぱりして結構美味しく記憶に残った。久々に食べたくなったのでね。

240714singapore01 味付けしていない茹でた鶏肉に甘醤油/生姜ソース/チリソースの3種のソースで好みで味付けして食べる。鶏の茹で汁で炊いたご飯は結構味が付いていて単体でも美味しい。パクチーが合う。美味い!

240714singapore04 ラクサはココナッツミルクに若干辛味が付けられたスープに丸い中太米粉麺が入っている。普通海老が入っているのだがあまり感じられなかった。サービスで冷えたジャスミン茶を付けて貰ったのでガブ飲みして満足出来た。

横浜ワールドポーターズを出ると少し日が出て来て強烈な蒸し暑さに襲われた。何とか桜木町に辿り着き本日の主目的であるサミットでの食料調達をして即帰宅。雨降り後の晴れ間の不快指数の跳ね上がり方は半端ではないね。空調を効かせた部屋に逃げ込んだよ。それでまた雨が降ってくるのだから外に出続けていたらたまったものではない。午後は自室でゆったりと快適に過ごした。

2024年7月13日 (土)

小滝焼豚

240713sky02 世田谷文学館を退館した後芦花公園駅へと向かった。なかなか足を運ばないところなのでせっかくだから周辺のラーメン店をチェックしておいたのだが、何せ突発的にやって来たのでどの店も思い入れが全く沸かず結局スルーし京王線に乗って新宿に出ることにした。

240713shinjyuku00 新宿で降りたのも久々だよなー。ラーメン激戦区である小滝通り方面へ歩を進めた。昨年末から我が関心を寄せている「ちゃん系」ラーメン店を訪れる為だ。流石新宿駅、周辺には「ちゃん系」ラーメン店が数店点在するのだが、一番気になっていた2023年7月21日に開店した『クマちゃんラーメン』へ訪問した。店到着時に店前に待ち客はいなかったのでそのまま店外券売機で食券を購入し暖簾を割った。無料ライスのプラ板はあえて取らなかった。厨房には日本人のおじさん店員と東南アジア系女店員の2人。客席は厨房周りの変形L字型カウンター13席。先客3人後客2人。

240713kumachyan00 240713kumachyan01 新宿小滝橋 クマちゃんラーメン『中華そば』750円

券売機のボダンに「おすすめ!」と書かれた筆頭メニューをシンプルに注文。丼を渡される時店員から「スープなみなみなので気を付けて下さい」と言われた。提供された瞬間から満足度が保証されたようなビジュアルに自ずとテンションが上がってしまう。

240713kumachyan02スープのこの油!このしょっぱさ!そこに食感が滑らかなだるま製麺の中太平打ストレート麺がバッチリ合っている。細切りメンマもコリコリの良い食感、柔らかチャーシューは枚数など数えてられないくらいたくさん入っている。これで今時一杯750円で食べられてしまう。これが「ちゃん系」ラーメンだっ!当然ながら大満足だ。他店が簡単に見様見真似で提供出来るものではないのかも知れない。丼をカウンター上に上げ店員にごちそうさまと伝えて退店した。

朝飯を抜いて歩いていたのでもう少し食べたい。出来ればカレーライスが。そう思っているところにちょうど都合よく近くに『よもだそば』があったので入店する。以前日本橋店で立ち食いそばで提供するものとは思えない本格派のインドカレーを食べた事があり美味しかった記憶がある。券売機で食券を購入し厨房の店員に食券を渡し適当な席に座ったが驚くほど早く呼ばれてセルフで注文の品を取りに行った。

240713yomogida00 240713yomogida01 よもだそば新宿西口2号店『よもだカレー』620円

蕎麦の出汁を効かせた一般的な立ち食い蕎麦屋の和風カレーとは一線を画し、トマトの酸味と玉葱の甘みが効いたスパイシーなインドカレー。最初はそうでもないのだが後から辛さが効いてくるタイプ。柔らかい骨付き鶏モモ肉が入っているのもポイントが高い。これを我は今求めていたのだ。質も量もベストなカレー。これが待たずにこんな値段で食べられるのだから日本人は幸せだと思う。大満足で退店し新宿駅に向かった。

どこにも立ち寄る事なく自宅へ直行した。帰宅後シャワーを浴び自室で昼寝。良い休日を過ごせた。

夏訪悪夢

240713sky01 7月半ば三連休初日の土曜休日。三連休中は雨降りと聞いていたので遠出とかは考えず外出は近場で済ませ基本家で過ごそうと思っていたのだが、朝起きたら意外と天気が良い。天気予報で確認したら下り坂になるのは夕方以降となっていたので早速予定を変更。せっかくの貴重な休日をより満喫しようと早めに家を出て都内へ行ってみる事にした。

240713karasuyama01 電車を乗り継いでやって来たのは世田谷の千歳烏山駅。この辺りは我には縁遠い土地なのだが細い路地がたくさんあって歩いていると気分が良いんだよ。雨上がりだったので緑が輝いて見えて一層気分が良く感じた。

240713setagaya01 烏山神社のそばを通過し到着したのは世田谷文学館という所。ここで開催されている「伊藤潤二展 誘惑」を観覧する為に来た。恐怖漫画家と言って良いのかわからないが我としては珍しくこの手の漫画家に興味を惹かれた存在。ここまでリアルに悪夢を漫画化出来る才能が凄いと思う。何故そうなのか特に種明かしがされないまま結末を迎えるのも夢と一緒だ。それと本当に夢で見てしまいそうなグロテスクな絵の表現方法も素晴らしい。展示された原画やイラストは基本的に撮影可能だったので幾つか写真に収めたが、本ブログでグロテスクなイラストをバンバン載せるのは違う気がするのでそれは控える事にする。結果的に訪れて良かったよ。貴重な休日時間を有効に使えた気がする。一応図録だけは購入し退館した。

240713setagaya03 240713setagaya02 この世田谷文学館は緑の多い閑静な住宅街の片隅にあって雰囲気が良く気に入った。錦鯉がたくさんいる池も涼しげで良い気分になった。240713setagaya04

 

2024年7月12日 (金)

黒馬味噌

調子にのってそのままラー博で連食だ!最近連食がキツくなってきたけど三連休前日の大開放だ!選んだ店はラー博創業時からずっと営業し続けている『元祖熊本ラーメンこむらさき』だ。店到着時店前には誰もおらず食券を買ってそのまま入店。店員に食券を渡すと先客3人のみの店内ガラガラ状態だったので適当な席に座った。店員は男2人女1人。後客3人。

240712komurasaki00 240712komurasaki01 元祖熊本ラーメン こむらさき 新横浜ラーメン博物館店

『味噌マー油とんこつ玉子入り』1250円

狙いは平日限定期間限定のこのメニュー。提供された瞬間に「見てみぃこの色!この艶!」と心の中で呟いてしまった程何故かテンションが上がった。マー油とか無関係で黒いスープのラーメンを見ただけでテンションが上がってしまうのか自分でもよくわからない。ただ凄く美味しそうに目に映った。

240712komurasaki02 麺は中細ストレート。具はきざみネギと茹でもやし、細切り木耳、海苔1枚、国産バラ肉の炙りチャーシューときざんだ黒豚モモチャーシュー。あとトッピングの玉子はかた茹でタイプで我の大好きなヤツ。スープはね、マー油と味噌は味の衝突は起こしておらず見事に香ばしさを引き立たせる素晴らしい仕上がり。我が感じた限りでは香ばしいマー油を主役にして、味噌はマー油を引き立たせる為の舞台装置みたいに思えた。『こむらさき』は古いタイプの熊本ラーメンだから基本マー油は使わないはずなのに、何でこんなにマー油を見事に使いこなせているのか不思議でならない。たっぷりもやしとたっぷりチャーシュー、そして期待を裏切らないかた茹で玉子。完成度が高くてびっくりした。今日は衝動的に連食したのだが、2つとも当たりに感じる事が出来て幸せだ。大満足で退店、退館し家路についた。明日から休みだー!

手打蒼井

ようやく辿り着いた三連休前日の金曜平日の退社時間。残念ながら今日から本降りの雨で三連休後の来週にかけてずっとぐずついた空模様になってしまいそうだ。その分気温は30℃未満に抑えられている。湿度が高いから不快指数は高いままなんだけどね。

今日は先週訪問を見送ったラー博の新店を狙う。今回はラー博ラーメンコンテスト企画「ラーメン登龍門」で三位入賞した『手打ち麺あお井』という店。忘備録としてラー博オフィシャルで公開されていた情報を要約すると、店主は『博多一風堂』出身で社内暖簾分け制度という社内独立システムで独立して一風堂数店舗の運営を任されていた人物。その後一風堂運営会社「力の源カンパニー」運営で開店した『とら食堂』福岡分店に自ら志願ししばらく店長を務め、その後店舗ごと経営権を買い取り独立経営しているのだそうだ。なかなか凄い経歴だ。

今回のコンテストのテーマは「国産小麦の風味と旨味を活かした味噌ラーメン」。それに合わせて作ったラーメンは『とら食堂』で提供しているものとは大きく異なるものなので、別の店名『手打ち麺あお井』としてラー博にて16日間限定で出店する。といっても今日入れてあと4日の営業で終了してしまうのだが。

会社を退社すると同時に気持ち小走り気味にラー博へ向かった。というのは屋号にも入れているほどウリであるはずの手打ち麺が1日120杯限定販売だった為日々夕方を待たずして売り切れていたからだ。まあ手打ち麺を毎日100玉以上準備するのは大変なのはわかっているのだが…。それが幸運な事に今日から30玉増しの限定150杯提供になったと聞きこれならギリギリ間に合うかも!と急いで店に向かったわけだ。結果…間に合った!売ってた!急いで食券を買って店前に待ちは無かったのでそのまま入店し店員に食券を渡して席に案内してもらった。店員は店主を含め男4人女2人。客入りは常時ほぼ8割以上だった。冷水を飲みながら安堵していたら厨房から「残り9杯で-す」という声が聞こえた。あっぶねー。

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手打ち麺 あお井『手打ち味噌ラーメン~素材の旨味~』1200円

筆頭看板メニューをデフォルトのまま注文。数量限定ではない方は「機械打ち製麺」と正直過ぎる表現を用いていた。食べられなかった人は残念感が増してしまい可哀想なので普通麺ぐらいの表記にしておいた方がいいのでは…。具は水菜、エリンギ、糸唐辛子、角切りメンマ、大判の肩ロースチャーシュー1枚。スープは一口飲んで「あ!この粒粒感!我が大好きなヤツだ!!」とわかった。大豆を磨り潰して作る日本各地に伝わる郷土料理「呉汁」からヒントを得て磨り潰した大豆を大量投入しているとか。白味噌と赤味噌をブレンドし、更にバターや背脂を加えてラーメンらしいスープに仕上がっていた。割とハッキリした味噌味で大好きだ。

240712soi02 名門白河『とら食堂』で修行した店主だけあって素晴らしい食感の手打ち麺。この独特の縮れ具合が、粒粒感のある味噌スープをよく絡ませて口まで運んでくれるんだ。こんなの間違いなく美味いって!文句なく完食!もうねコンテストの順位とか関係ない。純連すみれ系より好きかも知れないと感じているぞ。店主は元々横浜出身で『博多一風堂』ラー博店のアルバイトからラーメン人生が始まっているそうなので、何とかこの屋号のままこの味噌ラーメンを提供する店を横浜市内に出店してくれないかなー等と妄想しながら最後の方は食べていたほどだ。大満足だ。

来週18日から準優勝の店が営業開始するのでそちらも目が離せないな。全くすっかりラー博の良い客になってしまっているよ。

2024年7月10日 (水)

三度黒醤

空には雲が多めで昨日までよりかは若干まし、とは言え蒸し暑い事には変わらない7月半ばに差し掛かる水曜平日。

会社帰りの帰宅途中、ちょっと空模様が怪しかったがラーメンを食べてから帰宅する事にした。夜でも暑い台所に立つのが嫌だったというのが本音だけど。桜木町駅で途中下車し野毛方面に足を運んだ。未食の「醤油らーめん」が気になっていた『横濱焼豚らーめん りゅうちゃん』に三度目の訪問だ。夜営業開始時くらいに店に到着し入店。タッチパネル式券売機で食券を買って店員に渡すと「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席に座り提供を待った。水はセルフ。店員は男1人と女2人。先客ゼロ後客1人。

240710ryuuchyan00 240710ryuuchyan03 横濱焼豚らーめん りゅうちゃん

『醤油らーめん』880円+『味玉』120円+『ライス(小)』100円=1100円

目的のメニューに味玉と小ライスを付けて本日の労働後の晩飯とする。

240710ryuuchyan01 240710ryuuchyan02 美味しそうな顔をした醤油ラーメンだ。我の好きな「ちゃん系」と言われるラーメンと見た目の印象がよく似ているからだ。麺と具の基本構成は初訪問時食べた筆頭メニューの白醤油と全く同一。こういう縮れ麺はやはり我の好物だ。スープを飲むと醤油の旨味が感じられて確かに白醤油とは味わいは違うね。但し見た目の印象から「ちゃん系」ラーメンの味に引っ張られてしまうと「しょっぱさ」が足りず物足りなさを覚えてしまうのは正直な感想。それと残念な事に初訪問時に食べたものよりチャーシューが薄くなっていた。またスープの量も若干減っていた。営業を重ねていく間に調整したのだろうけど、そういうのって店側が考えている以上に客は気づくもの。数回足を運ぶのはラーメンに食べ慣れたラオタである可能性が高く、余計バレやすいんだよな。まだ開店から1ヶ月も経っていないのにそういう僅かな変化をつけてしまうと印象がよろしくない。チャーシューと味玉は白米の上に引っ越しさせて完食しある程度腹を満たす事が出来たけどね。早々に退店し家路についた。

2024年7月 8日 (月)

牡蠣卵麺

240708sky01 とうとう横浜で体温超えの最高気温37℃を記録してしまった月曜平日。こんな日に汗ダラダラになりながら出勤する我は何と酔狂なのだろうか。まあその甲斐あって仕事の山はひとつ超える事が出来たので定時退勤した。

今年2月に『紬』が入ったばかりの京急日ノ出町駅近くにある飲食集合施設「KitchenGATE横浜」に昨日新店が開店した事は聞いていたので帰宅途中立ち寄ってみる事にした。思いの外混雑してなさそうなのでね。店名は『むかん』。本店は中野坂上にあり完全予約制の店だとか。もう都内の有名店事情等ほとんどわからないや。横浜店では予約無しで入れるそうだ。予約制になったらまず我は入店しないので今のうちと考えたわけだ。入館してみると『紬』の真横だった。若い男の店員4人。小型券売機で食券を購入し店員に渡すと冷水入りコップを置かれた席を指定されその席に着席。4人がけテーブルが6卓くらいあった気がするが暑さで頭が回らずよく覚えていない。先客1人後客2人。

240708mukan00 240708mukan03 むかん横浜『牡蠣バターたまご麺』800円+『肉丼』300円

驚いた事に券売機のボダンには「本日のラーメン」とあり「牡蠣バターたまご麺」というものしか提供していないみたい。その他トッピングやサイドメニューはあったけど。肉丼というのがあったので一緒に注文してみた。

240708mukan01 綺麗に麺線を整えられた中太平打ち麺の上にオレンジ色の卵黄がのったものが大皿で提供された。添えられたスプーンの上には牡蠣ペースト。皿の縁にはレモン1切れ。店員が「最初は麺のみ、次に下にあるスープに絡ませて、次に卵黄を潰して卓上の調味料で好みで調整を」と説明してくれた。

240708mukan02 最近?流行ったTKMってやつじゃないかな。見た目最重視感を強く受けた。麺はモチモチチュルチュルで良い食感。牡蠣はちょっと苦手なのでそれは置いておいて、おそらくバターのタレを絡めると美味しかった。レモンも絞ってみるとバターオイルで若干くどくなった舌触りを酸味で緩和してくれた。後半卓上にある胡椒、山椒、唐辛子を入れたのは余計だったかな。シンプルに食べ進めていればよかった。でもそれはやってみなければわからない事だ。

240708mukan04 ちょい盛りご飯に低温調理チャーシューが3枚のった肉丼は甘辛ダレとちょっぴりマヨネーズが添えられ普通に美味しかった。

美味しい食事が取れたのである程度満足は出来たけど、個人的には全然ラーメン食べた気がしなかった。我のように地方の老舗ラーメン店を回って喜んでいる人間からすると、ここまでされると最早パスタ料理との境界線が分からなくなるレベル。偏見なのは重々承知で言ってしまうとインスタ映え料理が好物の女性客向けの料理といった印象。その割に客席は自分を含めおっさん客ばかりだったけど。本日のラーメンという事はちゃんと熱いスープに麺が入ったラーメンを提供する事があるのかも知れない。その時ちゃんと評価したい。今日のところは暑さにヤラれていたのでこういうサッパリと食べやすいもので腹が満たされて良かったよ。

2024年7月 7日 (日)

麺屋冷麺

240707sky01 昨日以上の猛暑となりせっかくの休日だから遠出をしよう等とは到底思えず、可能な限り外出時間を短縮したい。そんな七夕の日の日曜休日。

こんな日は行列する店はもちろん新店訪問も危険。とりあえず布団を干して早めに家を出てリスクが少ない店を選択した。10月末で閉店してしまうJR保土ヶ谷駅東口近くの『麺屋食堂』に訪れた。開店間もない頃に店へ到着し早速入店。入口脇の券売機で食券を購入し着席。厨房には男の店員2人。先客ゼロ後客2人。

240707menyasyokudou00 240707menyasyokudou03 麺と餃子の工房 麺屋食堂

『冷やしらぁ麺』950円+『半チャーハン』420円=1370円

前回訪問時夏季限定で「冷やし」が気になっていたのでね。普段はアツアツの食べ物が好きなのだが今日ばかりはこちらを注文した。まずラーメンかつけ麺にするかを決めて、麺は細麺ストレートか中太縮れ麺かを確認された。今回はラーメンの中太縮れ麺を選択。また朝飯も抜いてきたのでサイドメニューの半チャーハンも気になり注文した。

240707menyasyokudou01 黄色い中太縮れ麺を選択して正解だった。具は青葱と白髭葱、短冊切りメンマとナルトを縦に短冊切りしたもの、海苔1枚、あと短冊切りした2種のチャーシュー。スープは鰹を強めに効かせているがあっさり醤油味でちゃんと表面に油分も浮いている。我は好んで冷やしラーメンを注文しない方なのだが、食べた時にしっかりラーメンの満足感を得られる一杯に仕上がっていた。最近よくある見栄えで誤魔化したような他店の限定冷やしとは違い基本がしっかりしているというか。これは美味しいね。結果スープ完飲の完食で終わった。

240707menyasyokudou04 冷やしラーメンとのギャップで熱々に感じられた半チャーハン。ボリューム的に多少値段高めに感じたが、卓上調味料の投入は一切しないまま完食出来た。まずまずの満足感。トータルでこの危険な暑さの中訪問した甲斐があった。閉店までまだ時間があるのでまた訪問するだろう。

正午過ぎには帰宅。ルーチンをこなしてから午後は空調を効かせた室内で残りの休日時間を過ごした。

 

2024年7月 6日 (土)

猛暑浸麺

240706sky01 梅雨の時期だが雨は降らずひたすら尋常じゃなく蒸し暑い日々が続く土曜休日。近年の夏は異常な高湿度になるので自己防衛しないと簡単に体調が悪くなってしまう。こんな外気温の中病院通いしたらたまったものではない。去年夏バテしたのは記憶に新しいので今年は最低限の外出時間に抑えるよう心がける。

昼は近場の店で済ませ食料調達してすぐ帰宅するつもりでいつもより遅めに家を出た。悩んだ末選んだ店は市営地下鉄伊勢佐木長者町駅近くの『らーめんひとふんばり』。約2年ぶりの訪問。店前に人はおらず早速入店。入口脇の券売機で食券を購入し店主に渡した。厨房には高齢の男の店主と女の店員2人。店主は鳥居塾出身。先客7人。後客6人くらいで我が退店する頃には店内で1人席待ち客がいたくらい。地味な店でSNS等やっていないけど、確かな実力がある店は地元の人から支持される事がよくわかる。

240706hitofunbari00 240706hitofunbari03 らーめん ひとふんばり『魚介とんこつ大盛特製つけめん』1350円

久々に魚介とんこつつけめんの大盛り特製を選択。魚粉に頼らない濃厚つけ汁。つけ汁側にも海苔や葱だけではなくしっかりメンマやチャーシューの切り身も入っている。

240706hitofunbari01 麺は中太縮れ麺。麺側の具はきざみ青葱、平メンマ数本、味玉丸1個、バラ巻きチャーシュー2枚。終始笑顔維持な気持ちで食べられた。この時代まで生き残っている魚介豚骨の店には確かな理由があるものだ。2008年9月3日創業なのでもうすぐ16年目。地元民の支持は確かだけど店主も高齢になっている。なるべく長く続けて欲しいと思う。大満足で退店した。

退店した後市営地下鉄に乗って桜木町駅へ移動しサミットで食料調達をしてから帰宅。日光があたる部屋の雨戸を閉めて冷房をすぐ入れシャワーを浴びて汗を洗い流す。帰宅後この工程をルーチン化しないとエラい目に合うからね。午後は空調の効いた部屋で昼寝等して快適に過ごせた。

2024年7月 5日 (金)

明前猛暑

梅雨明け前だというのに早くも最高気温35℃超えの危険を感じるほど蒸し暑い金曜平日。。ようやく迎えた退社時間。毎週言っているがよく5日間の出勤を耐え抜き辿り着いたぞ我。

当初は今日から営業を開始したラー博の新店に行くつもりだったが、営業初日に突っ込むのには抵抗があったし、何より新横浜駅からラー博まで歩くのさえしんどいと思う外気温。訪問は後日に見送る事にした。幸いにしてこの暑さの中でも腹はペコペコ。駅チカで満足度も高い確率で保証されるとなると我にとってはもうあの店しかない。新横浜駅の次の駅、菊名駅東出口階段を降りて徒歩約3秒ほどの場所にある『武蔵家』菊名店だ。道路を渡ってすぐ入店。入口脇の券売機でいつものメニューの食券を買い店員に渡した。厨房には男の店員2人。窓際に座ろうとしたら「中のが涼しいんで」とカウンター真ん中の席に案内された。先客は2人だけだった。後客も2人だけ。こうも暑いと普通の人は家系ラーメンを敬遠するのかね?我はガッツリ食べてスタミナ補給する気満々だ。

240705musashiya00 240705musashiya03 横浜ラーメン 武蔵家 菊名店

『菊名盛ラーメン並』1000円+『チーズ』100円=1100円

この店での我の定番メニューを麺かため・油多めで注文。あ、無料のライスは中でお願いした。真夏だろうが関係無く炙りチーズトッピングはマストだ。炙りチーズがまとわりついたシコシコ太麺を濃厚家系スープと一緒に食べるという背徳感を伴う美味さを知ってしまうと後戻り出来ない。

240705musashiya01 ライスに卓上のおろし大蒜と豆板醤を投入しラーメンの提供を待っていると、店員が「熱っ!熱っ!熱っ!熱っ!」と言いながら我の眼の前にラーメンを置いた後急いで手を冷水にさらしていた。丼を触ってみると確かに素手で触るのは完全に無理な熱さになっていた。この猛暑では無理もないか。ラーメン屋の店員は大変だ。

ラオタとして染み付いてしまったラーメン分析機能をあえてOFFにして、もう何も考えずただひたすら頭の中で「ウメー!ウメー!」を繰り返す山羊と化していた。ご飯が合う家系ラーメンを食べている幸せよ。腹いっぱい食べて満腹の大満足。やっぱりこの店を選んで正解。明るい気持ちのまま週末を迎えられそうだ。冷水をがぶ飲みした後丼を上げカウンターを布巾で拭いて店員に「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。地獄のような蒸し暑さは全然手を緩めてくれそうもないのでとにかく早く帰宅しよう。疲れたよ。

2024年7月 3日 (水)

魚豚軟骨

240703sky01 梅雨の合間の晴れ間となり蒸し暑くなった7月最初の水曜平日。

JR保土ヶ谷駅東駅出口近くに2020年5月6日オープンした『麺屋食堂』。前身は和田町駅近くにあった『麺どころ魁』という店で店主は鳥居塾出身。つまり魚介豚骨ラーメン店。移転して名前を変えて心機一転のスタートを切ったのだが、諸般の都合で今年10月いっぱいで閉店を決めたという。通し営業したり朝ラーメンやったりとかなり頑張っていたのだけれど残念。その知らせを知ったので早出出勤の定時退社日に保土ヶ谷駅へ寄り道してみた。空いているようだったので早速入店。入口脇の券売機で食券を購入し適当な席に座った。厨房には男の店員1人。我が席を立つ頃後からもう1人男の店員がやって来た。先客1人後客1人。

240703menyashyokudou00 240703menyashyokudou01 麺と餃子の工房 麺屋食堂『軟骨ソーキらぁ麺』950円

前回訪問時「辛卵ソーキらぁ麺」を食べて結構美味しかった印象があったので今回はノーマルのソーキらぁ麺を頼んでみた。

240703menyashyokudou02 麺はかために茹でられた中太ストレート麺。具はきざみ青葱と紅生姜、平メンマ数本、海苔1枚、ナルト1枚、軟骨ソーキ2個。スープはあっさり魚介豚骨。そうだ、この店は魚介豚骨でもあっさりめだったので我にとって引きが弱くあまり足が向かなかったんだ。でもこれがちょっと鰹節を強めにして沖縄そば風に仕上げてみると不思議と別の魅力が出てくる。あっさり魚介豚骨系ラーメンの新たな切り口として新鮮だ。一緒に提供されるコーレーグースを少しスープに垂らしてみると味が締まる感じがして美味しい。後発で『領寿庵』@平間も出てきたしこういう傾向のものが広まってくればいいな。…でも閉店しちゃうのか。残念。軟骨が少しコリッとするが柔らかいソーキも美味しかったし満足度が高くスープ完飲の完食で終わった。

240703menyashyokudou04 +『チャーシュー飯(ネギ塩)』350円=1300円

サイドメニューのチャーシュー丼は甘ダレ醤油/ネギ塩/炙りチャーシューから選べる。我はネギ塩好きなので注文したが、味は胡麻油が支配的の一般的なチャーシュー丼だった。だから普通に美味しくて完食はしたけど。

閉店まで約4ヶ月ある。気になるメニューもまだあるので今更だけど意識して立ち寄らせてもらおう。

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