街変寂眺
朝はどんより曇っていたが日中は良い天気になった6月初日の土曜休日。今日は事前に予約済の床屋へ行く。気がつけば前回から2ヶ月も経過していて耳周り等がすっかり鬱陶しくなってしまった。2週間前に予約しておいて正解だったよ。次回は夏真っ盛りの時期になる。うっかり床屋がお盆休みに入ってしまう前に終了後次回の予約をしておいた。
床屋を出てさっぱりした後イセザキモールへ足を運ぶとショック過ぎる光景を目の当たりにしてしまった。我が昔から通っていた老舗のインド料理店『モハン』の店舗が無くなっていたからだ。同じく昔から利用していた『ポンパドール』の店舗と一緒に…。あまりに突然の出来事で呆然としてしまった。1980(昭和55)年創業で我は学生の時から何度も訪問していた店だった。いつまでも伊勢佐木町にある存在だと思い込んでいた。失ってから初めて解るという存在の大きさよ…。貼り紙を見ると既にみなとみらいセンタービル3階へ移転し営業再開しているらしい。閉店でなくて良かったけれど、もう伊勢佐木町には帰ってこないのか…。今後ますます伊勢佐木町へ足を運ぶ機会は減っていくだろうな。本当に淋しくなってしんみりしてしまった。
そんな気分のままイセザキモールを抜けて黄金町近辺まで歩いてしまった。今日は珍しく事前に目的店を決めて来なかった。この辺りだと『牛骨屋BB』かな?とも思ったがシャッターが降りていたし、昨日家系は堪能していたので『黄金家』という気分でも無かった。じゃあ『鶏源』か『かつら』か。久々に濃厚鶏白湯の『鶏源』へ行ってみるか。約2年ぶり。到着時店前に待ち客は無くすんなり入店した。店内隅の券売機はタッチパネル式のものに変わっていた。なんか画像が潰れちゃっているぞ。タッチパネル式ってもういい加減何回も経験しているはずなのに慣れないし分かりづらい。という事は年齢とか関係なく使いづらいのだ。もう少し何とかならないものなのか。券売機メーカーってラオタ社員はいないのかね?厨房にはおじさん店主のワンオペ。このあたりは地味にラーメン激戦区域なのだが先客6人後客7人と結構な人気だ。
『鶏白湯 塩』840円+『鶏塩チャーシュー丼』300円=1140円
筆頭基本メニューを注文。好みは麺ハリガネ・味濃いめ。朝飯抜きだったのでサイドメニューの鶏塩チャーシュー丼も付けた。
この店は鶏白湯のパイオニア『まる玉』の影響下にあり「あおさ」がのっているのが特徴。これが濃厚鶏白湯スープにバッチリ合う。よく考えついたもんだといつも関心してしまう。麺は細麺ストレート。かためで歯ごたえが感じられていいね。具はわけぎとあおさ、チャーシュー1枚。安易に鶏チャーシューにするのじゃなくて豚チャーシューなのも「わかってる」感があっていい。そしてスープだが、名前負けしておらず本当に濃厚。味濃いめにしたら結構なしょっぱさで「ラーメン食べてるなー」って満足感が増した。
鶏塩チャーシュー丼はマヨネーズ入り。シャッキリサッパリ香ばしい葱塩と、正反対の味と食感のマヨネーズがいい組み合わせだ。最後まで美味しく食べて平らげた。地味ながら人気が維持継続されている理由が食べて良く理解できたよ。大満足だ。
曙町のサミットで食料調達してから歩いて家へ帰った。帰宅した頃には汗まみれで早速シャワーを浴びサッパリした。
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