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2024年6月30日 (日)

虎吉家光

240630tree01 昨日に引き続き朝からどんより曇り雨こそ降っていないが残念な空模様になってしまった6月最終日の日曜休日。

かつての『六角家』本店の跡地に2014年1月24日開店した『とらきち家』『王道家』の流れを組む家系ラーメン店だ。それが今月2日に突然閉店してしまった。けれども従業員が同じ店舗を引き継ぐ形で今月27日に営業が再開された。新しい店主の名前を続けて『とらきち家・光(ひかる)』としてリスタートしていると聞き興味があったので行ってみる事にした。

日曜とはいえ通し営業しているし早めに行けば大丈夫だろうと開店予定の15分前くらいに店へ到着したら強烈な長蛇の列が生じていた。40人以上いたかな。もう少しで列の最後尾がグルッと裏の道路まで並びそうだった。これは厳しいな…と思ったけど今更別の店を探すのも面倒だったので最後尾に並ぶ事に決めた。予定より5分前に列が動き出したのだが途中で列はピタッと止まりなかなか進まなくなった。最後尾は店舗裏の道路まで伸びていった。結局入店出来たのは並び始めて1時間以上経過した後だった。店内の様子は変わっていないと思う。店員は男3人女1人。

240630torakichi200 240630torakichi203 家系ラーメン とらきち家 光

『ライスセット』1000円+『きくらげ』50円=1050円

ライスセットとトッピングは券売機スルーの口頭注文で成立。好みは麺かため・油多め指定。先に提供されたライスには卓上からおろし大蒜ときざみ唐辛子を投入。1時間待ちしたのに着席から提供までは5分くらいで速攻提供された。回転が悪かった要因は客側にあったのだろう。

240630torakichi201 王道家グループと言いつつ各店独立しているのでラーメンの味も各店様々。柏店や清水社長肝いりの末広町の店にも行ったけど正直あまり自分の好みとは合わなかった。我の行った店に限ってはここの『とらきち家』だけ抜きん出て好みが合致していた。それが店主交代でどうなったのか気になって今日訪問した次第。

240630torakichi202 結果から言ったら凄く美味しかった。1時間待ったからかはわからないけど前より美味しく感じた。醤油がピシッと決まって鶏油の存在感もきっちり際立っていた。麺の具合も凄く良い。新しい店主が気合を入れて作った結果なのか、個人的には総本山『吉村家』直系の中でも上位クラスの『厚木家』に匹敵するくらいに感じた。ベタ褒めになってしまうがこれなら長蛇の列が生じても仕方がないかと思ったほどだ。スープの醤油味が濃くて飲み干す事は出来なかったがライスを使って完食し大満足で退店した。これで安定出来れば今後『吉村家』で並ぶかこちらの店で並ぶか選択に悩むことになるかも知れない。

蒸して気持ち悪かったので早々に家路についたが途中雨がパラついてきた。午後は自宅でゆったりと過ごした。

2024年6月29日 (土)

梅雨猫鼠

240629river01 昨晩の豪雨は収まって今朝には小雨に変わっていた。そしてしばらくしたら雨は止み灰色の空が広がっていた土曜休日の朝。午後には回復するらしいがこんな空模様ではテンションは上がらず。外出するにしても近場での活動に留める事にした。

とは言えせっかくの休日の特別感は欲しい。となるといつもお世話になっている弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』。なんだかんだと3ヶ月ぶり。今日のランチ営業は「まぜそば」を提供してくれるらしい。開店前に到着し口頭で注文した後入店を促された。後客2人。

240629nekonezumi00 240629nekonezumi01 ねこ娘とねずみ男『まぜそば(中の上)』1700円

もう「極み」ではかなり厳しくなっているので「中の上」にしておいた。今年1月にもこの店でまぜそばを食べているが今回は中国風との事。パクチーの有無は確認された。もちろん大好きなのでお願いした。

240629nekonezumi02 もう見た目だけで休日の特別感は得られた。麺はもちもちちぢれ太麺。パクチーとルッコラかな?台湾ミンチ風の挽き肉とうずら4個。掘れば掘るほど豚肉が出てくる。そしてどでかい青梗菜とどでかいレアチャーシューが1枚。食べてみると確かに八角みたいな味わいを感じた。美味しかった。そしてこのボリュームよ。レアチャーシューは柔らか過ぎてどう頑張っても噛み切る事が出来ず半分以上食べられなかったのが残念だった。満足して支払いを済ませて退店。スーパーで食料調達をしてから正午過ぎには帰宅した。このところ疲れが溜まっていたようなので午後はたっぷり昼寝をしてしまった。

2024年6月28日 (金)

雨風雲児

朝から1日本降りだった金曜平日。今朝は出社するのが億劫だったなー。そんな今週5日間も務め切り迎えた退社時間。昨日ラー博訪問は済ませているし、服は濡れ靴下もじっとりして不快だったので早々に帰宅するつもりでいた。ところが帰りの電車に揺られながらスマホでSNSを眺めていると素通り出来ない情報が目に飛び込んできた。え?風雲児の横浜店?新宿に本店をもつあの有名店の支店って事?まあ運営はギフトHDなんだろうけど…。今日オープン?唐突過ぎるよ!オープン初日だけどこんな天気ではきっと空いているはずだ。そう思ったら真っ直ぐ帰宅はあっさり返上して横浜駅で電車を降りていた。

場所は鶴屋町歓楽街、駅からだと『釣りきん』鶴屋町店の先。最近出来たであろうガラスピカピカの新しいビルの道路側の1階に目的の店舗はあった。店前には客はおらず店内もガラガラな様子。早速入店。入口脇に店員は男4人女1人。厨房は広くその周りにL字型カウンター12席。あと4人がけテーブル席2卓見えた。席は指定され案内された。接客は丁寧。

240628fuuunji00 240628fuuunji01

風雲児 横浜店『得製らーめん並』1150円

つけ麺が筆頭だったけど我はやっぱりラーメンの方が優先。基本のらーめんより200円高い得製を注文した。

240628fuuunji02魚介豚骨ではなく魚介鶏白湯になるのかな。つけ麺の方とは違い魚粉はあまり使っていない様子。あれは味が濃過ぎるのでスープの味をわからなくしがちなので正解だ。とてもまろやかでいながら味もしっかりしていて結構美味しかった。麺は中太やや縮れで意識的にかための茹で加減になっている。具はシャキシャキの青葱のきざみ、海苔2枚、大きめの平メンマ、味玉丸1個、チャーシューは普通のが1枚と厚めの拍子木切りされたものが4個くらい入っていた。味玉は黄身しっとりで味がしっかり染み込んでいた。麺、具、スープどれも美味しく気がつけばスープ完飲の完食で終わった。我は元々魚介豚骨醤油ラーメンが好きという事もあり大満足で退店する事が出来た。

それにしても雨脚が強いなー。早く帰宅してゆっくり休もう。よく一週間耐え抜いた!

2024年6月27日 (木)

再会一双

どよんと曇った6月最後の木曜平日。相変わらず雨は降らないが明日は一日雨降りの日になるという予報が出ていた。なので1日早めて今日の会社帰りにラー博に立ち寄る事にした。初めてのアプリでQRコードを呼び出しての入館手続きは問題が生じる事なく安堵した。

過去出店していた店を順次再出店していたラー博の大型企画「あの銘店をもう一度」が終了してはや7週間が経過し、51店舗目となる新たな店が今週月曜日の6月24日から営業を開始した。福岡博多駅近くに本店を構える『博多一双』という店が本日の目的店となる。出店を知った時は正直「また福岡の店か…」と思ったのは否定できない。何せ福岡の店の出店は今回で7店目だそうだ。

自分の忘備録として書いておくと『博多一双』は同じ福岡の『博多一幸舎』出身の兄弟店主が2012年11月27日に開業した店。今や大行列店で今年で創業12年目だが、既に福岡市内に3店舗展開している。店名の由来は実の兄弟で開業したからだそうだ。提供する豚骨ラーメンは修行先譲りの泡立ったスープで一部では「泡系豚骨」等と呼ばれる系統。特にこの店は泡立ち加減が顕著なので「豚骨カプチーノ」と呼ばれているそうだ。

我は約5年前の2019年9月、当時韓国のノージャパン運動がピークでその影響をモロに喰らっていた対馬島、それから壱岐島の2連続の島旅を終えジェットフォイルで博多港に到着した。帰りの飛行機の搭乗時間まで時間があったのでせっかくだから福岡の豚骨ラーメンを一杯食べてから福岡空港に行こうと近場の店を探して偶然入ったのが『博多一双』だった。本店じゃなくて祇園店だったけどね。だから今回奇跡的な再会となる。福岡県外は初進出になるそうだ。

店到着時入口に待ち客の姿はなく食券を買ってそのままスムーズに入店を促されてた。席は指定された。店員は男3人と女1人。所謂威勢の良い声出し接客。店員が少なかったのであまり気にならなかったけど。先客12人後客7,8人。店内には豚骨臭が漂い期待が高まった。

240627issou00 240627issou03 博多一双 新横浜ラーメン博物館店

『ラーメン』900円+『まかない丼』500円=1400円

基本のラーメン、麺バリカタを口頭で指定し注文。数量限定のサイドメニュー、まかない丼も運良くありつけた。

240627issou01 提供された一杯から立ち昇るいい具合の豚骨臭。豚頭、背骨、げんこつを使っているそうだ。本店と環境も違い開店間もないのにしっかりこんな調整が出来ちゃうのは凄いなと思った。ウリの豚骨カプチーノは噂に違わぬ泡立ち具合。しかもこれはブレンダー等で人為的に作り出したものではなくスープを炊いている最中に空気と脂が混ざりあって自然発生しているものらしい。

240627issou02 麺はやや平打気味のストレート細麺。具は青葱、細切り木耳、海苔1枚、脂身多めのチャーシュー2枚というシンプル構成。濃厚豚骨スープ&豚骨臭で最後まで美味しい印象のままでスープ完飲の完食。丼の底にはザラザラ骨粉が堆積していた。

240627issou04 数量限定のサイドメニューのまかない丼。きざみチャーシューと味玉、マヨネーズ以外はほぼラーメンの具材と同じ構成。と思ったら予め辛子高菜が入っていて結構辛かった。でも結果美味しく食べられて満足度の高い食事をする事が出来大満足で退店した。

ラー博では来週末から新企画での新店出店が続くらしいので今年の夏も引き続きラー博通いは続行することになりそうだ。

2024年6月26日 (水)

野毛蜆麺

梅雨入り宣言した後雨量は少ないままなのだが一気に蒸し暑い日が続くようになった。今年の夏は厳しくなりそうだなと思った水曜平日。

先週木曜日に開店しその初日の夜に訪問した『横濱焼豚らーめん りゅうちゃん』。リニューアル記念でしばらくランチ時間一杯500円で提供していたが、それも終わって約一週間経過し頃合いかな?と思い会社からの帰宅途中再訪してみる事にした。こちらの方からコメントをいただき、我とはだいぶ違った印象をもたれたとの事だったので「やっぱりオープン初日の訪問は良くなかったか」と改めて確認したかったのでね。夜営業開始直後くらいに入店。厨房には男店主と女店員の2人。先客ゼロ後客2人組。

240626ryuuchyan00 240626ryuuchyan03 横濱焼豚らーめん りゅうちゃん

『しじみらーめん』950円+『そぼろ丼』380円=1330円

(黒)醤油の方も気になったが今回はしじみの方が気になっていたので注文。サイドメニューのそぼろ丼も合わせて注文した。

240626ryuuchyan01 注文する前にスープのベースは白醤油と一緒と確認済。但し蜆を活かす為か背脂は入れていない模様。スープを飲んでみるとあ!確かにこの前よりしょっぱい気がする。でもこれはもしかしたら蜆からの塩味かも知れない。蜆は小粒ながら大量に30個くらい入っていた。よって蜆からの出汁は十分に出ていて美味しかった。油分もあるけど蜆のサッパリした感じは邪魔しない。塩ではなく白醤油のスープだからいい塩梅の塩味になっているのかも知れない。蜆を活かしたラーメンとして完成度は高く美味く感じた。

240626ryuuchyan02 但しその分チャーシューは薄く小さめのが4枚きりでメンマも抜き。で通常より70円高い。なので最初通常のラーメンを食べ記憶し、そのバリエーション的なものを期待したのが良くなかったのかも知れない。ちゃんとしじみラーメン頼んだんだからしじみラーメンを期待しろって話だ。この店自身は一切「ちゃん系インスパイア」とは言っていないのだから。こっちが勝手に妄想を膨らませていただけだから。

240626ryuuchyan04 サイドメニューのそぼろ丼は普通に美味しかった。

ラーメンを食べ進めて感じたのはやっぱり取り皿的なものを用意して欲しかった。小さい蜆が大量にあるので後半は食べる障害として立ちはだかった。仕方なくそぼろ丼を先に平らげてその茶碗に小さな蜆を苦労しながら拾い上げ引っ越しさせてから後半のラーメンを食べ終えた感じだ。店員に「ごちそうさま」と挨拶してから退店した。来週以降(黒)醤油を狙ってまた訪問するつもりだ。

2024年6月22日 (土)

晴天味噌

240622sky01 昨日梅雨入りしたはずなのだが晴れた空が広がった土曜休日。とは言え夜半から明日正午くらいまで雨が降るという予報が出ている。今日午前中のうちに洗濯やら日用品の買い物をしておく事にした。布団を干してから上大岡へ。ニトリやフジスーパーで予定していた買い物を済ませた。

上大岡にあった『札幌ラーメン大公』が昨年末に『中華蕎麦 晴天』に鞍替えになり清湯系中華そばを提供する店になった。ところが今月見直しが入り屋号はそのままで昨日からリニューアルしていると聞いて興味が湧いたのでちょうど開店予定の時刻に店へ到着した。既に先客が3人列を作っていた。2分ほど遅れて暖簾が出され先客に続いて入店。券売機で食券を購入し店員に渡すと席を指定され着席を促された。タンブラーコップに水はセルフ。店員は男2人と女1人。先日『大公タンタン』でてっきり『拉麺大公』店主と勘違いしていた人が厨房にいた。この店舗の店主だったんだね。後客は8人くらいかな。

240622aozora00 240622aozora03中華蕎麦 晴天

『みそチャーシュー麺』1080円+『煮玉子』150円+『ライス』160円=1390円

今回のリニューアルでチャーシュー麺をメインに据えていく様子。味噌が復活していたので味玉とライスを付けて注文した。4番目の入店だったのに25分弱待たされた。厨房前カウンター席に座ったのだが相変わらず味噌だと厨房から香ばしくいい匂いが漂ってくる。

240622aozora01
麺は中太平打縮れ麺。具は刻み葱、韮、玉葱、海苔1枚。薄くスライスされた炙りチャーシューが10枚くらい入っていた。味玉は黄身しっとりで味付けしっかり。スープは凶悪、と言いたくなるほど味噌味が濃く大蒜も強烈に効かせている。薄切りチャーシューはどんどんライス側へ引っ越しさせてバクバク食べた。満足度高し。

240622aozora02 自分の好みで言うと以前のおとなしめの上品な清湯系ラーメンより、こういうガッツリワイルドなラーメンが好きなので嬉しくなった。熱を感じる香ばしいラーメンを提供する『大公』系の店が上大岡に帰って来てくれた感じかな。今日はメニューを絞った提供だったのでしばらくして安定してきたら再訪したいと思う。腹いっぱいの大満足で退店した。

午後1時過ぎには帰宅し洗濯物等を取り込み昼寝をして休日時間を満喫した。

2024年6月21日 (金)

西横浸麺

240621sky01 朝から雨が降り突然に気象庁が「関東地方は梅雨入りしたと見られる」との発表があった金曜平日。日中は本降りだったようだが退社する頃には雨は上がっていた。

今は無き『一酵や』の常連客の家族が店を引き継ぎ先月15日にオープンした『ラーメンはつや』に再訪問してみる事にした。夜営業開始直前に店に到着。何故か中から男が出てきて「どうぞ」と入店を促された。あーこの人が『一酵や』元常連客か。入店すると厨房には女店員2人。妻と娘に店の切り盛りを任せているのだそうだ。口頭で注文。後客1人。

240621hatsuya00 240621hatsuya03 ラーメンはつや

『オリジナルつけ麺』1000円+『味玉』150円=1150円

『一酵や』では筆頭メニュー扱いだったオリジナルつけ麺を味玉付きで注文。わざわざメニュー名にオリジナルと付けるところが気になっていた。味作りをした元『一酵や』店主によると『一酵や』時代とは味を変えているそうだ。我は『一酵や』時代につけ麺を食べていなかったので比較しようもないけど。

240621hatsuya01 麺はかために茹でられた中太麺でやや波うっている。具は青菜、海苔1枚、チャーシュー1枚。別トッピングの味玉は黄身しっとり甘めな味わい。

240621hatsuya02

つけ汁はアッツアツ。まず単体で味を探ってみたが油と酸味しか感じない。魚介系の出汁は入っていないようだから一般的なつけ麺のつけ汁とは違う。ところが麺をくぐらせ啜ってみると何故かいい塩梅になって未経験な美味しさを感じた。このさじ加減、只者ではない感じ。どんどん食べ進めてしまいあっという間にに完食に至った。スープ割してこちらも完飲。大満足で支払いを済ませ退店し家路についた。

今週も何とか無事乗り切ることが出来て安堵の気持ちでいっぱいだ。

2024年6月20日 (木)

野毛焼豚

昨日より空には雲が多く蒸したが相変わらず雨が降る気配はない。梅雨入り保留中の6月下旬の木曜平日。

昨年10月10日鶏白湯味噌らーめんを看板に据えて野毛に開店した『the味噌』。約7ヶ月間の営業で休業に入ってしまった。野毛から関内にかけて何故か味噌ラーメン専門店の開店ラッシュで飽和状態になってしまったから無理もないなと思っていた。そして本日メニューを刷新しリニューアルオープンすると聞いた。開店オープン記念として今日から5日間一杯500円のサービス提供をするとか。こういう時に行っても混むし店員は混乱しがちな事は予想出来るのでしばらく様子見を決め込むつもりだった。でもよく調べるとサービスはランチ営業限定らしく、夜営業は通常営業するらしい。これは逆に我的にはチャンス。急きょ予定を変更し会社からの帰宅途中立ち寄る事にした。気になっていた理由は新しい店名が『横濱焼豚らーめん りゅうちゃん』だったからだ。焼豚ラーメンで「ちゃん」をわざわざ付けるというのは我が昨年末から食べ歩いている「ちゃん系」インスパイア店ではないかと期待してしまった。インスパイアだろうが何だろうが「ちゃん系」ラーメン店が生活圏内に出来るのは嬉しい事だからね。

夜営業開始直後に最初の客として入店。他客の姿は無く狙い通りだ。早速入店し入口にあるタッチパネル式券売機で食券を電子マネー決済で購入。店員に渡すと冷水の入ったタンブラーのあるカウンター席に案内された。店員は男1人女2人。店内の様子はほぼ変わらず飾り付け等が変わったくらいだと思う。しばらくして後客4人が来店した。

240620ryuuchyan00 240620ryuuchyan03 横濱焼豚らーめん りゅうちゃん

『白醤油らーめん』880円+『味玉』120円+『ライス小』100円=1100円

筆頭は白醤油と醤油の2つ。あとしじみらーめんもあるらしい。初訪問なのでとりあえず筆頭の白醤油に味玉、ライス小を付けた。

240620ryuuchyan01

麺はちぢれ強めの平打ち太麺。具は刻み葱と細切りメンマ。そしてウリのチャーシューだがデフォルト状態で計6枚のチャーシューがのる。豚の腕肉、バラ肉、肩ロースの3種が各2枚づつだ。追加トッピングの味玉は黄身しっとりタイプ。スープは若干背脂が浮いた透明度の高い白醤油スープ。

240620ryuuchyan02

見た目は明らかに「ちゃん系」の影響を受けた事が丸わかりの顔をしていた。でも味は我が想像していたものとは違った。「ちゃん系」にも店舗によって様々な違いがあるだろうから「ちゃん系」か否かというのは明言し難い。少なくとも我が現時点で食べ歩いてきた「ちゃん系」とは違った。あんな油たっぷりというわけでもなく塩味も強くなかったから。でも逆に言うとしっかり美味しいラーメンなんだよ。こっちの方がしっかり出汁感がのっている感じで、卓上の胡椒をわざわざ使う必要も無かった。試しに使ってみたけどデフォルトで飲み進んでも問題無かったなと思った。つまりジャンク感は抑えめだけど美味しいラーメンとしてキチンと仕上がっている印象。こういう縮れ麺は我の好みだし。チャーシューと味玉はライスに引っ越しさせて美味しく完食した。期待していた「ちゃん系」とは別だったけど結果的に我好みのラーメンではあった。なので普通の醤油やしじみラーメンを食べに近い内に再訪問する事になるだろう。大満足で退店し家路についた。

2024年6月19日 (水)

花月焼麺

240619sky001 昨日はほぼ本降りの雨の1日だったが今日は朝から青空が広がった。空気には多少の湿り気は感じられるが日差しに当たると暑いと感じる。もう6月も下旬に差し掛かるというのに梅雨入り宣言がまだ数日先の事になりそうだ。

先週「焼き油そば」「焼きちゃんぽん」という熱を感じる麺料理を食べた流れで、早出出勤定時退社日の晩飯として狙いを定めていたのが『らあめん花月嵐』にて期間限定で提供されている「焼きラーメン」だ。『中洲屋台長浜ラーメン初代健太』店主が監修した本店には無いオリジナルメニュー。菊名駅前店に入店。タッチパネル式券売機で目的のメニューを探したが全く見つからず。みかねた店員が来てくれたので尋ねると全く別のメニューを経由しないと辿り着けない場所にあった。まるで隠しメニューだ。店員は助けてくれた女店員のワンオペ。先客1人後客2人。

240619kagetsuarashi00 240619kagetsuarashi03 らあめん花月嵐 菊名駅前店『もりもり焼きラーメン』960円

鉄皿にのせられた2玉入りの麺からは「博多ラーメン健太」と同様の豚骨臭が淡く立ち昇っている。具はきざみ葱、海苔2枚、茹でもやし、平メンマ数本、チャーシュー2枚。別皿で辛子高菜と紅生姜、摺り胡麻が付く。240619kagetsuarashi01 我は約10年前「焼きラーメン」の元祖の店である屋台『小金ちゃん』で元祖焼きラーメンを食べたのだが、それは博多ラーメンの極細ストレート麺を炒めて、焼きそばのソースとどて焼きの汁で味付けされたもので汁気多めの焼きそばという印象だった。

240619kagetsuarashi02 今回の焼きラーメンはそれとは全くと言っていいほど異なるものだった。おそらく豚骨ラーメンのスープで煮て麺に吸い込ませ味を付けただけの、いわば豚骨プレーンな味付け。ハッキリ言うとこれ単体だと味付けが淡い。つまりこれは麺を白米代わりにして自分で色々味をカスタマイズさせて食べろという意味だろう。だから麺が2玉も入っているんだ。注文時に予め無料の生ニンニクと壺ニラもやし各1つづつ頼んでおいて大正解だ。最初戸惑ったが辛子高菜と壺ニラもやしが大活躍し結果的に全て平らげ腹も十分満たされ満足の退店となった。

2024年6月16日 (日)

日曜豚仙

240616sky01 朝から雲に覆われた空の日曜休日。今日はあまり外出したい気分にならなかったので極力近場で済ませたかった。ちょっと歩くが最近出来た新規スーパーの様子見を兼ねて食料調達した後『豚仙人』吉野町本店へ。コロナ騒動の在宅勤務時によく立ち寄ったけど約1年半ぶりに訪問してみる事にした。特に体調が悪いわけではないし、朝飯抜きで腹は減っていたからね。店には開店の10分以上前に到着したが既に1人待っていた。定刻に開店。店員は男女2人。先客1人後客2人。

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豚仙人 吉野町本店『国産豚ミニラーメン』880円

久々なので筆頭基本メニューのミニ(麺300g)を注文。食券を店員に渡す時に麺かため指定。コールは全増しの暴挙に出た。10分くらいして提供された後、卓上のタレを最初から投入し味の濃さは調整した。久々に凶暴な二郎系ラーメンを味わってみたかったからだ。

240616butasennin02 そうしたら…やっぱり凄かった。麺ゴワゴワ、ニンニクガツン。表現としてはあまり良くないのは分かっているけど、麺なんか板ガムを最初に噛んだ時みたいな食感だ。ギリギリ攻めてきた。でもそれで逆にテンションが上がり食べ進める事になる不思議。それでもこの物量。全マシコールとは言え本当にミニサイズとして提供して良いものなのか?と思った。カウンター上には「お残しOKです」と書かれていた。昨今の二郎系問題を逆手に取った宣伝文句にしている。二郎系の魅力のひとつでもあるはずの物量をケチったような他のインスパイア店とこの店は本気度が違うからね。そういう店で慣れてしまった客がこの店でミニサイズ頼んで不本意ながら途中で白旗上げてしまう事も凄く理解出来る。我は何とか麺と具は食べきった。スープは流石に残した。自分はまだこの一杯が食べられるんだと少し驚いたくらいだ。水を一杯飲んで店員に「ごちそうさま」と声をかけて退店した。正午前には帰宅し午後は自宅でゆったりと過ごす事が出来た。

2024年6月15日 (土)

前里焼麺

240615tree01 朝は雲が多かったが日中は晴れ間も広がりかなり体感気温も高くなった、6月の半ばというのに梅雨入りの気配が感じられない土曜休日。天気の良い週末は喜ばしいが、こんなに梅雨入りが遅れたという記憶が無いので少し心配になる。

240615river01 前里町にある長崎ちゃんぽんの店『びぃどろ亭』が来月12日で閉店してしまうと聞いた。昨年3月半ばの在宅勤務中に一度訪問して看板メニューのちゃんぽんを食べたが結構美味しかった。次は焼ちゃんぽんを食べようと当時は思っていたのだが、コロナ騒動が収束した事に伴いすっかりこの店の存在を忘れてしまっていた。これは後悔する前に行っておこうと本日再訪を決定。店に到着したのは開店予定を15分ほどまわったあたり。営業中の札が出ていたので早速入店。厨房にはおっちゃん店主1人と先客3人。店主は調理中だったのでしばらく待たされてから口頭で注文。先客は話の様子から常連客かと思ったら、ここに移転する前に吉野町で営業している時代に数回足を運んだ事のある人だった様子。それでも話に花を咲かせていた。店主は本当に話好きなおっちゃんだなーと思いながら提供を待った。

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長崎びぃどろ亭『焼きちゃんぽん』1000円

結構待つ事になったが目的の注文の品が大皿で提供された。麺はしっかりちゃんぽん麺で、極細の炸麺を使った皿うどんとは完全に別物。焼きそばのちゃんぽん版。我が望んでいたものだ。けれど完全に汁なしなので我の考えるラーメンの定義から外れ、孤独のグルメのカテゴリー扱いになる。

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汁なしだけどしっかりとちゃんぽんのスープで味付けされ塩味もしっかりある。具はもやし、キャベツ、人参、木耳、蒲鉾、イカ、豚肉、錦糸卵。特に印象が残ったのがイカ。結構大ぶりなのに柔らか。他の具材も炒め加減が絶妙。これは簡単そうでここまで仕上げるのは職人技なのでは。とても美味しかった。文句なく完食の大満足。すると店主が「綺麗に食べていただいて」とまた話しかけてきた。吉野町で13年、こちらに移転して1年とちょっとで約14年やってきたそうだ。材料の高騰が要因と話していたが、まあそれだけじゃなく自分で納得が言って引き際だと思ったんだろうね。ただこの店主は根っからの話好きなので隠居は無理なんじゃないかな。何にせよ閉店は惜しいし残念だ。

少し歩いて食料調達し帰宅。暑かった。シャワーを浴びて汗を落として午後はうたた寝。良い休日時間を過ごせた。

2024年6月14日 (金)

熱焼油麺

早くも最高気温33℃超えを記録した6月半ばの金曜平日。梅雨入りはいつになるのか?ジトジトする梅雨は大嫌いだが、雨がろくに降らず水不足の状態で長い酷暑を迎えたりすれば、それは地獄なので心配だ。

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約5年ぶりの復活を遂げた『麺屋あびすけ』日吉店。6日しか間隔を空けず会社帰り再訪してしまった。初訪問時隣客が食べていた「焼き油そば」が美味しそうに見え気になっていたのでね。到着時店前に待ち客はおらずそのまま入店。入口脇の券売機で食券を購入し店員に渡した後適当に空いている席に座った。店員は男2人女1人。先客4人後客1人。

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麺屋あびすけ 日吉店

『特製焼き油そば』1170円+『麺大盛』150円+『小ライス』20円=1340円

狙っていたメニューを景気よく特製、麺大盛りで注文。つけ麺と違って何故かこちらは麺大盛り有料になるんだね。あと小ライスも。日吉駅周辺のラーメン店の暗黙のルールだった「ライス無料」の時代もとうとう終わりを告げたようだ。

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両取手の付いたフライパン鍋で登場。早速卓上のIHヒーターで加熱する。我の目からすればこれがとても美味しそうに見えた。こんなものが横でジュージュー美味そうな音を出していたらたまらないって!我は何故か熱を感じる食べ物を目の前にすると人一倍テンションが上がる質なのでね。ようやく今夜食べることが出来るぞ。中の構成は大きめの麺は黄色い極太麺。具はきざみ海苔、きざみ塩昆布、きざみ玉葱、きざみチャーシュー、極太メンマ数本、海苔3枚、チャーシュー2枚、味玉丸1個。魚粉がたっぷり入っているので最初はどうしてもその味が支配的になる。そこは卓上の酢や辣油、黒胡椒やマヨネーズ等で徐々に味を作っていく。ハフハフ言いながら食べ進める。あー食事しているなーって気持ちになるよ。あらかた極太麺を食べ終わった頃にライスを投入する。更に加熱しジュージューという音を聞きながら再びハフハフ食べる。最後は油たっぷりになっているので結構な満腹感。金曜の夜に大満足の食事が出来た。店員に「ごちそうさま-」と声をかけて退店した。

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店を出ると対面に「ラーメン豚山」が営業していた。あれ?この前来た時あったっけ?ここ前『油そば専門店油よし』があった場所だよな。気になって帰宅後調べてみたら今月10日に開店したばかりだったようだ。まつざき商事の『銀家』本店があるお膝元にとうとうギフトグループが直接乗り込んで来たか。横浜駅西口で繰り広げられたバチバチが飛び火したみたいだ。これも帰宅後調べてみたら「まつざき商事」は2021年「アウラHD」に社名変更していたみたいだね。オフィシャルサイトを見たら社長がバチバチに決めて自己主張が凄くて苦笑してしまった。

さて今週も何とか凌ぎきって明日から週末休暇だ!

2024年6月11日 (火)

饂飩頑陣

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近くにある『麺屋ふうすけ』店主出身元の『饂飩頑陣』という店が気になり行ってみる事にした。こちらも昼3時間のみの営業スタイル。うどん店としては結構有名店らしい。近場にありながら全然知らなかった。ラーメンやカレー以外だとこの有り様だ。店には開店3分過ぎぐらいに到着したが店内は客が多く入っているようで店前にも数人人だかりがしていた。食券先買いシステムの旨が説明されていたので店内に入り入口にある券売機で食券を購入すると「どうぞ」と言われた。あ、いいんだと思いカウンター6席の端の席が空いていたので着席した。店員は男1人女3人。客席は厨房前一列のカウンター6席とテーブル席が2人卓と4人卓が1つづつ…だったと思う。

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饂飩頑陣 本店 『豚バラ鶏天【温】(ちく天付き)』1100円

この店は月ごと曜日ごとにメニューが違うのがウリ。今日は豚バラ鶏天の日だった。ちく天付きを注文した。麺量は200~500gまで100g単位で選べるようで我は連食の為並の300gにしておいた。卓上には生卵と天かすが置かれて何と取り放題。我は取らなかったけどね。

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麺は自家製で平べったい。スープはやや甘め。無化調がウリで昆布や節系から摂っているそうだ。具はきざみ葱の上におろし生姜、豚バラ肉と鶏天2つ、トッピングのちくわ天1本。美味しいし満足した。しかしうどんの経験値が浅い為よくわからなかったというのが正直な感想。冷やしを頼んだ方が良かったのかな?機会があれば再訪したいと思った。そう思うという事はつまり美味しかったのだろう。

用事を済ませ早めに帰宅し洗濯物を取り込んだ後自室でゆったりと貴重な休日時間過ごした。

火曜関内

火曜平日だが所用の為事前申請して本日は有給休暇日。朝から青空が広がり気温も高く梅雨を超えて夏が来てしまったかと錯覚するくらい。早速洗濯と布団干しを行った。夏服を準備して新調した靴を履いて家を出た。

240611sky01 せっかくの平日休暇、有効に過ごすべく関内で火曜日に昼3時間のみ営業する間借りラーメン店『麺屋ふうすけ』を狙った。朝10時からの営業と聞いていたが今日から朝10時半開始に変更になったようだ。銀行に立ち寄ってから店へ向かうとちょうど開店時刻くらいに到着した。階段を上がったビル2階にある居酒屋を間借りしているようだ。階段を上ると既に1人先客が待っていたのでその後ろに着くと1分もしない内に入店を促された。なんか野球関連の貼り紙が多い店内だ。店員は男の店主と女の店員の2人。店主は同じ関内にある讃岐うどん店『饂飩頑陣』出身だとか。客席は一列のカウンター4席、テーブル席が2人卓☓2、4人卓3、6人卓☓2。口頭で注文し現金のみ先払対応だった。水はセルフで紙コップ。先客1人後客4人。

240611fuusuke00240611fuusuke03 麺屋ふうすけ

『中華そば』900円+『肉めし』100円=1000円

メニューは中華そばと肉めしの2つのみ。ならばセットで注文した。謳い文句は「自家製手もみ麺に煮干し香る中華そば」だそうだ。

240611fuusuke01 240611fuusuke02 麺は全粒粉を使用した自家製らしい縮れ強めの麺。でもゴワゴワという事はなく適度な柔らかさがありモチモチチュルチュル。具は大きめに切られた葱とメンマ3本、半味玉と燻製チャーシューが3枚。こういう色のメンマを付けてくれるだけで何故か評価したくなる。スープは白醤油のタレに複数の魚介出汁を使用しているそうだが、ウリ通り煮干しが優しく効いている。背脂もうっすら入っている。このあたりではあまり食べられない種類の中華そば。結構な美味しさ。週一営業は勿体ないと思うくらいだ。

240611fuusuke04 肉めしは100円だけに正直おまけ的な量だがしっかり甘辛いタレがかかっている。中華そばにチャーシューが多めに入っているので引っ越しさせれば肉増しになるし満足度は十分補完される。両方共完食し大満足出来た。店員に「ごちそうさまー」と言って店を出た。

2024年6月10日 (月)

電子入館

出勤時は雨降りで間も無く止んだが空には灰色の雲に覆われて、ただでさえ憂鬱なのにそれが増してしまった感じの月曜平日。

何となく気晴らしがしたく会社帰りに家系ラーメンを食べてから帰宅する事にした。『武蔵家』@菊名には先日食べたばかりなので、ラー博まで出向いて『六角家1994+』を狙った。約1ヶ月ぶりのラー博訪問となる。

到着すると何やら入口の様子がいつもと異なり机が配置されスタッフも大勢いた。会員証を見せて入ろうとすると「専用アプリへの切り替えをお願いします」と言われた。いよいよプリペイドカードからスマホアプリへと切り替えが始まったらしい。「あの銘店をもう一度」が始まる以前は年何回目の訪問か忘れて3回の訪問規定が守られず失効ということが何度かあったのでこれは助かる。そう思い説明に沿って早速手続きを始めたが、アプリのダウンロード、登録、メールでの確認等の間に何度もトラブルを起こした。終いにはスタッフから「アプリのバグで次回には直っていると思います」と終わらせようとしてきたから「ちょっと待て」となった。既にプリペイドカードも取り上げられているし、もし次回入館時トラブルがあったら被害に合うのは自分なので最後まできちんと解決するまで対応させた。これはカスハラでもなんでも無く、登録手続きをさせておきながらうやむやに終わらせようとしたからだ。結果とりあえず登録完了する事が出来たがだいぶ時間が無駄になってしまった。

取り急ぎ『六角家1994+』へ直行した。前客に続いて食券を購入しすんなり入店。店員は店主含め男2人女3人。先客5人後客3人。

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横浜ラーメン六角家1994+

『ラーメン(中盛り)』1050円+『ライス(並)』150円=1200円

初回訪問時は好みを全て普通にして様子を探ったのだが、我の好みからすると「やや優し過ぎる家系ラーメン」だったので、今回は「麺かため・味濃いめ・油多め」を選択した。もちろん白飯も付けた。

240610rokkakuya01 味わいはクラッシックな優しい家系の印象のままだが、全て好み上だとかなり我の好みになった。特に麺が美味しく感じられた。これは在り来りだけどこの店は麺かためがマストな気がする。もちろん麺だけで美味しくなるわけではなくスープとの相性が良いからだ。美味いラーメンを食べている時に感じる幸せな気持ちになれた。白飯も綺麗に平らげスープ完飲の完食で大満足だった。

2024年6月 9日 (日)

日吉浸麺

朝からどんより曇ってなんとなく憂鬱な気分の日曜休日。いつも通り早めに起きて家事を済ませたのだが、昨日の名古屋の記事を書き終えると安堵し少し横になったらついウトウトしてしまい気がつけば朝10時くらいになっていた。慌てて身支度を済ませ家を出た。

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今日は日吉につけめんの『あびすけ』が復活オープンしたと聞いたので行ってみる事にした。店内にあった貼り紙によると2005年に浜銀通り入口にオープンし2008年にサンロード沿いに移転、2019年に閉店したと書かれていた。という事は約5年ぶりの復活という事になる。自分の記録を調べると移転前の2007年10月8日に一度訪問していたな。

出遅れがひびいて開店30分後くらいに店に到着。場所は二郎系らーめん店の老舗『らーめんどん』の隣だった。店前には家族連れを含む多くの人だかりがいたのでかき分け店内入り口脇にある券売機で食券を購入し外に並んだ。食券先買いルールが店頭に貼られていたからだ。だいぶ待つ事を覚悟したが1分も待たない内に店員に声をかけられ店内へ案内された。厨房には男2人女1人の店員。客席はL字型カウンター12席くらいかな。全席にIHヒーターが置かれている。水はセルフ。店内は結構狭い。後客は続々来店し常にほぼ満席状態。

240609abisuke00 240609abisuke01麺屋あびすけ 日吉店『味玉濃厚つけめん』990円

とりあえず基本メニューのつけめんを味玉付きで注文した。大盛り(麺300g)無料との事だったのでお願いした。結構待つ事になったが提供されてすぐIHヒーターでつけ汁を温めた。温くなってしまうのが嫌でつけ麺をあまり食べようとしなくなっている我からすれば「卓上にIHヒーター」というのは目から鱗の大発明だと思っていたのに何故かあまり広まらなかったね。安全性の問題かな?残念だ。つけ汁がボコボコというようになってきてから木のプレート上につけ汁を移動させつけて食べた。つけ汁が熱いとそれだけで美味しい。つけ汁側にはキャベツの切り身と極太メンマ2本、厚めのチャーシュー1枚、トッピングの味玉丸1個が入っていた。海苔1枚は麺側にセットされている。つけ汁は本当に名前負けしていない濃厚な魚介豚骨スープ。久々に食べたが美味い。麺と具は完食したが割りスープはお願いせず店員に「ごちそうさまー」と声をかけて退店した。隣客が食べていた焼き油そばが妙に美味しそうに見えたので近い内に再訪問を狙うかも知れない。

早々に帰宅し午後は自宅でゆったりと休養する事にした。空は結局終始灰色の雲に覆われ夕方には雨が降ってきた。

2024年6月 8日 (土)

新京辛塩

240608nagoyast01 最近連食するのが難しくなりつつあるが、名古屋まで来て1杯だけで終われるはずもなく。大都市名古屋駅新幹線口から歩いて5分ほどの場所にある『ベトコンラーメン新京』名駅西口店へ訪れる事にした。「ベトコンラーメン」と言うのは「ベストコンディションラーメン」の略で『中華料理 新京』@一宮を祖にする愛知のご当地ラーメンの一系統だ。我にはやっぱりご当地感が必須なのだ。

こちらの店舗は2020年12月6日オープンしたそうだ。どうも代替わりして「ベトコンラーメン新京」と変えて多店舗展開しているみたい。店到着時は正午過ぎだったが店前に待ち客の姿は無かった為早速入店した。店員は男2人女1人。店舗は途中から曲がっており全体を把握出来なかったが食べログだと22席あるとなっている。入店すると店員に「お好きなカウンター席へどうぞ」と言われたので適当な席へ座った。メニュー冊子を見て口頭で注文。料金後払いみたい。店内は結構なにぎわいを見せ客の出入りは激しかったが大体7割ぐらいはキープしていたように思う。

240608shinkyou00240608shinkyou01 ベトコンラーメン新京 名駅西口店『塩ベトコン』1040円

卓上のメニュー表には看板のベトコンラーメン以外にも様々なメニューが記載されていた。塩味や味噌味、普通の中華そばやサッポロラーメン、油そばや海鮮上海そば、そして辛味増し野菜増しの国士無双等など。それらを見ている内に冒険してみたくなり「塩ベトコン」を注文してみた。

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麺は中細ストレート。具は炒めた韮ともやし、粒にんにくがゴロゴロ。熱と油感が半端ない。そして予想以上にハッキリとした塩味と辛味。見た目では目立たないが輪切りされた唐辛子によって結構な辛さだ。そして透明なスープはいかにもしょっぱい塩ベトコン。でも全然違和感がなく完成度が高い。なので「味噌ベトコン」も試したくなった。スープは少し残したが具と麺は何とか食べきって電子マネーで支払いを済ませ退店した。名古屋でベトコン、大満足だ。

午後1時には新幹線に乗り帰路についた。自由席で何とか座れた。午後3時過ぎには帰宅出来た。良い休日時間が過ごせたと思う。

時鳥菜麺

240608river01 庵野秀明展を大満足で観覧を終えたがそれだけで横浜へ帰るはずもなく、名古屋ならではのラーメンを食べるべく事前調査してきた。色々あって悩んだのだけど今回は場所や営業時間を勘案して決定した店は『名古屋ちゃんぽん時鳥(ほととぎす)』という2019年8月18日に開店した比較的新しい店だ。我はちゃんぽんもラーメンのカテゴリーに入れているので「名古屋ちゃんぽん」のキーワードで調べたらヒットした。残念ながらまだ類似の提供する店はない様子なのでご当地とまで言えるまでの広まりは見せていない。

店に到着したのは開店の15分ほど前だったが店先には待ち席が2席ありそこに既に1人が待っていた。定刻に店主によって暖簾が出されて入店を促された。店内隅にボタン式券売機。内装は和風感があり少しお洒落な雰囲気がある。厨房には店主1人のワンオペ。今月からその影響で夜営業を取りやめ昼2時間半のみの営業になったらしい。客席は厨房周りにL字型カウンター9席と4人がけテーブル席1卓。先客1人後客7人。

240608hototogisu00240608hototogisu03 名古屋ちゃんぽん 時鳥

『名古屋ちゃんぽん』880円+『とうめし』380円=1260円

基本メニューを注文。他に中華そばもあるみたい。券売機にインパクトのあるサイドメニューの写真があり気になったので注文してみた。

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麺はちゃんぽん麺ではなく平打中細ストレート麺。地元産小麦を使った自家製麺らしい。具はもやし、キャベツ、海老、タコ、蒲鉾。挽き肉は鶏肉を使っているね。スープは一般的なちゃんぽんとは異なり、鶏の旨味が強く出たものになっている。具材の構成から「ちゃんぽん」であるはずなのに、何故か水鶏系ラーメンかのような上品な印象を受けた。細かい部分で新しいご当地麺を創作しようとしている店主の地元愛と拘りが感じられた。丼の「名古屋」と金文字がより一層効果的に感じられた。そして初めて体験する味であり間違いなく美味しかった。具材多めのちゃんぽんなのにスープ一滴残さず完食してしまったよ。

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気になっていたサイドメニュー。本来「豆腐飯」となるはずなのに「とうめし」と名付けたのは、より地元に親しまれた名物にしたい気持ちからなのかも知れない。七味と一緒に提供された。でっかい味が染みた木綿豆腐が丸々1丁ご飯の上にドーンとのっている。これが美味くないわけはなかろう。グルテンフリーなど知ったことか。期待値を超える旨さだった。注文しておいて良かった。

正直あまり期待していないで入店したのだが、食べ終えた頃には店主のセンスと技量に感服させられた。客入りから人気のほどが伺えたけど、本来ならもっと大行列になってもおかしくないレベルにあると思う。この店を選択し大正解だった。今日自分は運が良いとか思っちゃったほどだ。大満足で店を出た。

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最寄りのJR尾頭橋駅まで歩いて、たった1駅分だけど電車で名古屋駅へ移動した。

庵野人生

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梅雨入りは来週以降になりそうで週末2日はまだ爽やかな外出日和になりそうとの予報だったので、これ幸いと以前から計画していた名古屋へ行ってみる事にした。朝6時半前には家を出て朝9時には名古屋へ到着していた。

遡る事約5ヶ月前に一泊二日の長野旅行へ出かけた。その2日目に善光寺へ訪れたのだが、そのすぐ近くにある長野県立美術館で「庵野秀明展」が開催されていた。事前知識も無く本当に知らなかったのだが「面白そうだな」と当日入場券を購入し観覧した。我からすればとても懐かしいモノで溢れていて面白く満足度の高い体験が出来、何だか得した気分になった。ただ突発的に訪れたので気分的にゆっくり観覧する事が出来ず、何より図録を購入出来なかったのが大きな心残りとなってしまった。旅の途中という事もあり、手に取った時あまりの大きさと重量に気が引けて「帰宅後通販で購入すればいいや」と思って買わなかったんだよ。そうしたらこういう展示会の図録は基本会場のみで購入可能なものと初めて知り更に後悔が深まった。でもその後巡回展示が名古屋に移り今年の4月13日から開催されると聞いて嬉しくなった。名古屋なら長野へ行くより断然楽だし、会場も今年3月に訪れた「北斗の拳大原画展」と同じと知ったので早速4月上旬の時点で前売り券は購入済。奇しくもTV版エヴァンゲリオン等を制作していた㈱ガイナックスが破産報告した翌日、満を持して訪問することにした。

会場には開場20分も前に到着してしまったが入口前に既に5人並んでいたのでその後に続いて待つことにした。定刻に開場する頃には30人以上の並びが生じていた。

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庵野秀明展 愛知展

観覧2回目という事もあり個々の創作作品の展示物はほぼ把握出来ていたので、今回は庵野秀明という個人の軌跡全体に自然と焦点が合い、展示内容全体を俯瞰して観る事が出来た。

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この人の何が凄いって「子供の頃から夢中になったもの、好きなものへの情熱を貫き通した」事にあるんだと思う。

240608annoten03240608annoten04 240608annoten05 彼が過ごしてきた少年時代は今みたいに特撮や漫画、アニメの事を「世界で評価されるジャパニーズカルチャー」みたいに明るく肯定された視点で言われる遥か以前の頃だ。「オタク」だ「根暗人間」だと世間から意味もなく蔑まれ犯罪予備軍みたいな視点で見られていた事は容易に想像がつく。でも彼はこの笑顔だよ!好きな事をやっていたからだ。

240608annoten07240608annoten08 山口県宇部という田舎で生まれ育ち、インターネットなど姿形も無い頃なので情報入手もままらなかったはずだ。「それでも」というか「だからこそ」なのか、心無い事を言われたとしても彼は夢中で描いて、作って、創作し続けた。そしてそれをそのまま現在に至るまでほぼ変わらずやり続け貫き通した事が偉大だなと感銘を受けたよ。

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好きな事をひたすらやり続けるというのはそう簡単な事ではない、とここまで生きてくれば理解出来る。周囲からの視線・言動で大抵の人は心が揺らいで不安になって離脱してしまいがちだから。

240608annoten11240608annoten09 時代は変わってもあいも変わらず「コミュ障」やら「チー牛」やら「キモい」やら、他人を蔑む言葉を生み出し撒き散らす輩。しかしそれ以上にそういう他人の考えた言葉を、尻馬にのって平気で使い赤の他人にマウントを取っていると勘違いしているような輩がどうしようもない。その言葉を使っている時点で操られているのが自覚出来ていない。他人に絡む事しか存在意義を見いだせない哀れな人間も残念ながら少なからず存在しているのが厄介。

240608annoten14 240608annoten13 我が心の師である水木しげる御大からいただいた言葉「好きなことをやりなさい」を思い出したよ。そしてそれは性別年齢に無関係だ。今からでも好きな所に行って好きな事をすればいいのだ。

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深い感銘を受け観覧を終える事が出来た。今回の大きな目的だった図録はもちろん、ちょっとしたグッズも無事購入出来、大満足で退館した。帰宅後読むのが楽しみだ。

2024年6月 7日 (金)

丸公浸麺

240607sky01 何だか梅雨入りは来週以降が見込まれるという予報で、今日も雲は多少多いが晴れていた金曜平日。

一週間の務めを終えた会社からの帰宅途中上大岡へやって来た。狙いは気になっていた『大公タンタン』の限定メニューだ。三度目の訪問となるか。夜営業開始の15分前に到着してしまったが面倒なのでシャッターが降りた店前に立って待つ事にした。定刻にシャッターが上げられ開店。女店員に入店を促された。我の後ろの後客2人が続いた。店員は男2人女1人。あれ?記憶違いではなかったら男の店員は『拉麺大公』店主とマッスル店主の揃い踏みではなかろうか。そう言えば『天晴』がリニューアルする為一時閉店しているそうだから、現地の客層を改めてチェックしているのかな?等と勘ぐってみたり。口頭で注文。後客6人。店内BGMは工藤静香や薬師丸ひろ子、CCB等のもはや懐メロの領域に入っている曲が立て続けに流れていた。

240607taikoutantan00240607taikoutantan01 大公タンタン『丸公つけそば 大盛』1400円

十中八九『丸長』のつけそばインスパイアと思われる限定メニューを麺大盛で注文。通常1200円で大盛200円増しだった。中永谷の『niるい斗』でも一時提供していたやつだ。こういう懐かしいやつが限定でも近場で食べられるのはありがたい。

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麺は柔らかめに茹でられた平打中太縮れ麺。きざみ海苔がのっている。

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つけ汁側の具はきざみ葱ときざみナルト、短冊切りチャーシュー。ナルトの切り方が「丸公」オリジナルを表現しているのかな?つけ汁はスッパ辛くインパクトのある『丸長』の味。個人的印象を言うと再現度は『niるい斗』の方がほんの少しだけ高いとは思うが、ほぼほぼ同じと言っていいジャンク感に満ちた攻めた味わい。こういうの嬉しくなっちゃうなー。大盛りをものともせずガンガン食べて平らげてしまった。大満足で現金で支払いを済ませ退店した。

明日は休みだ!解放だ!と思いながら心でニコニコしながら家路についた。

2024年6月 5日 (水)

花月健太

例年だと6月に入った途端に梅雨入りしていた記憶なのだが今年は意外と遅く、今朝から青空が広がっていた水曜平日。

都内で「シャバいくさうま豚骨」の静かなブームを起こした立役者的な店である高円寺の『中洲屋台長浜ラーメン初代健太』。その「極悪スメル」の豚骨ラーメンを『らあめん花月嵐』が再現した限定メニューが今日から発売されると聞いて楽しみにしていた。早出出勤の定時退社日の帰宅途中に菊名駅前店に訪れた。入口の券売機で食券を購入し奥のカウンター席へ座った。店員は男女2人。先客3人後客3人。

240605kagetsuarashi00240605kagetsuarashi03 ラーメン花月嵐 菊名駅前店

『博多ラーメン健太』840円+『ぶためし』380円=1220円

単品とサイドメニューのぶためしを付けて注文。麺のかたさは確認されなかったのでそのまま。言えば対応してもらえるようだ。また420円プラスすると無限替え玉が可能になるとか。我は満足度との費用対効果を考えその戦略には乗らなかった。

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麺は細麺ストレート。具はきざみ葱と海苔1枚、薄いチャーシュー1枚というシンプルさ。スープはもう見た目からシャバシャバだ。でもこれが逆に期待が持てる。流石に本店のような「極悪スメル」という感じではないがしっかりとあの臭いは立ち昇っていたしね。あと壺ニラもやしが絶対合うと思い1つお願いした。

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ああ、なかなか良いね。豚骨の旨味が感じられる。『健太』の常連客に試食してもらった結果、再現度平均が89%評価と宣伝されていたが、確かに我も再現率は80%は超えているとは感じた。つまり花月嵐のラーメンとしては良く頑張った…というレベルではなくて本当にかなり近づけているとは思うよ。ただやっぱり『花月嵐』の店内空間で食べたからか、ちょっとあの何と言うか…凶暴さの再現が今一歩足らなかったというのが正直な感想だ。でもそれを達成してしまうと完全再現になるので、それだけで『花月嵐』とは別のブランドが立ち上がるレベルになってしまうだろう。スープ完飲の完食で大満足だ。提供期間中にもう一度食べてみたいとは思うし、焼きラーメンの方も気になる。再訪問の確率は高い。

2024年6月 2日 (日)

一風制限

『モハン』を出た後に桜木町駅へ戻る途中、この辺りで『博多一風堂』の店舗があった事を思い出し立ち寄ってみる事にした。ラー博で期間限定出店していた『博多一風堂1994』で提供されていた創業当時の味を復刻した「原点のラーメン」を食べた時、機会があれば現在の味と比べてみたいなと考えていたからね。

ここの店舗には約3年ぶりの訪問になる。到着すると店舗をぐるっと廻る形で配置された待ち客用の椅子が角を曲がって伸びていた。ここは飲食店が密集しているスペースだが、中でも頭一つ『博多一風堂』の待ち客が多い。ラオタではない一般客からの人気が根強い事を如実に表していた。仕方なく最後尾の椅子に座り待つ事にした。そうしたら入店するまで20分以上待つ事になった。そして待っている間店員がやって来て「本日白丸か赤丸、ご飯のみの提供になってしまいますがよろしいでしょうか。」と言ってきた。最初から我はスタンダードな白丸を注文するつもりでいたので問題は無かったがどういう事だ?材料調達で問題が起きたのだろうか?と考えたが、店頭に貼られた紙には「人員不足のため」と書かれていた。『博多一風堂』ほどの大手、しかもこんな客で賑わう所にある店舗でこの有り様って、飲食店の人手不足もいよいよだなー。と考えながら入店すると男の店員が4人いた。それでもメニューの制限をかけるほど回らないものなのか?我はようやく着席して卓上のタッチパネルで注文。

240602ippuudou00240602ippuudou01 博多一風堂 みなとみらい東急スクウェア店『白丸元味』850円

筆頭基本メニューを麺ハリガネで注文。食べてみた結果「原点のラーメン」を食べた結果と同じで「博多一風堂の味」だった。つまり違いはよく分からなかった。最初からニンニク入れているのかな?勿体ないので完食して支払いを済ませ退店した。

桜木町コレットマーレ地下のサミットで食料調達をした後帰宅した。

港未来移

240602sky01   昨日同様朝の内雲が優勢で日が昇るに連れうっすらと晴れてきた日曜休日。でも夕方には雨が降り明日からしばらく下り坂の日々が続くらしい。

創業1980(昭和55)年という横浜のインド料理店の老舗中の老舗、伊勢佐木町の『モハン』。我が学生の頃から慣れ親しんでいた店だったのだが、昨日その店舗の無惨な姿を目の当たりにしてしまい結構ショックを受けてしまった。階段を降りて地下1階にある店舗に入るとインド歌謡曲がうっすらかかっていて店員は全員インド人。伊勢佐木町にいるはずなのに、大袈裟だけど日本ではない異空間に迷い込んでしまったかのようだった。通っている内に我の中で、あの空間こそが伊勢佐木町には欠かせない存在になっていた。いつまでもあると考えてしまっていた。それが…。でも昨夜調べてみると、もう去年の8月22日の段階でみなとみらいセンタービル3Fに移転営業していた模様。『麺屋 甍』と同じビルの同じフロアだね。それを知らずに約10ヶ月間、今更ショックを受けている我って一体…。

ショックを受けたのは本当なので、今日の訪問店は『モハン』以外には考えられなかった。店には開店15分過ぎくらいに到着した。あらー、黒と黄色のスタイリッシュな店構えになっちゃって。既に先客10人くらい。入店すると店員に「ドウゾー」と言われたので適当な席に座った。店員は男ばかりインド系が4,5人いたかな?厨房も覗けるオープンな空間。天井が高く窓ガラスから太陽光が差し込み、とてもあの『モハン』と同じ店とは思えない。口頭で注文。席数は数えられなかったが以前よりスペースは広いので客席も増えているのだろう。正午前なのに後客も8人くらい入って以前の店舗より人気なくらいだった。

240602mohan00240602mohan01 インド料理モハン

『ランチセットG(ラムカレー)』1100円+『ホットチャイ』200円=1300円

我の定番ランチメニューをナンで注文。あードリンクは別料金になったんだな。それでも付けるよホットチャイ。あれは欠かせない。あと辛さの指定も出来なくなっていた。今日はどうしても『モハン』は無事か?変わってないか?の確認を重要視してした為、今までと違う事に敏感になって気になってしまう。ミニサラダとヨーグルト付き、ナンおかわり自由も変わっていなかった。

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白い皿にナンとヨーグルト、黒い丼にカレーが入っていた。そしてナンは半分に切られての提供となっていた。以前よりふっくら感がある食感だった気がする。釜も新調したのかな?でもあの銀色のステンレス製の皿にデカく長い熱々のナンが1枚ドーンとのっていた頃が懐かしいなー。カレーの味は変わっていなかったのが救い。でも辛さも欲しかったな。ナンはこのカレー量を食べるにはジャストサイズだったので追加は注文せず、丼を綺麗にして食べ終えた。

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ホットチャイ。とても落ち着く。日本食の後に日本茶を飲むより、我はインド料理の後にホットチャイを飲むのがリラックス度が深く感じる体質なのかも知れない。

以前と違い、ビリヤニやドーサ等南インド料理も取り入れて提供しているらしい。そりゃ場所が変わり客層も変わったんだから時代に合わせて色々変えるよね。それは至極真っ当な事。今日は昨日ショックを受けて懐古主義に陥っているので「昔が良かった」モードになって見てしまうのは仕方がない。長年馴染みだった店が急に変わった姿になっていたのだから。それでも廃業したのではなく営業を続けてくれていた事が嬉しい。現金で支払いを済ませ退店した。

2024年6月 1日 (土)

街変寂眺

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朝はどんより曇っていたが日中は良い天気になった6月初日の土曜休日。今日は事前に予約済の床屋へ行く。気がつけば前回から2ヶ月も経過していて耳周り等がすっかり鬱陶しくなってしまった。2週間前に予約しておいて正解だったよ。次回は夏真っ盛りの時期になる。うっかり床屋がお盆休みに入ってしまう前に終了後次回の予約をしておいた。

240601mohan00240601mohan02床屋を出てさっぱりした後イセザキモールへ足を運ぶとショック過ぎる光景を目の当たりにしてしまった。我が昔から通っていた老舗のインド料理店『モハン』の店舗が無くなっていたからだ。同じく昔から利用していた『ポンパドール』の店舗と一緒に…。あまりに突然の出来事で呆然としてしまった。1980(昭和55)年創業で我は学生の時から何度も訪問していた店だった。いつまでも伊勢佐木町にある存在だと思い込んでいた。失ってから初めて解るという存在の大きさよ…。貼り紙を見ると既にみなとみらいセンタービル3階へ移転し営業再開しているらしい。閉店でなくて良かったけれど、もう伊勢佐木町には帰ってこないのか…。今後ますます伊勢佐木町へ足を運ぶ機会は減っていくだろうな。本当に淋しくなってしんみりしてしまった。

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そんな気分のままイセザキモールを抜けて黄金町近辺まで歩いてしまった。今日は珍しく事前に目的店を決めて来なかった。この辺りだと『牛骨屋BB』かな?とも思ったがシャッターが降りていたし、昨日家系は堪能していたので『黄金家』という気分でも無かった。じゃあ『鶏源』か『かつら』か。久々に濃厚鶏白湯の『鶏源』へ行ってみるか。約2年ぶり。到着時店前に待ち客は無くすんなり入店した。店内隅の券売機はタッチパネル式のものに変わっていた。なんか画像が潰れちゃっているぞ。タッチパネル式ってもういい加減何回も経験しているはずなのに慣れないし分かりづらい。という事は年齢とか関係なく使いづらいのだ。もう少し何とかならないものなのか。券売機メーカーってラオタ社員はいないのかね?厨房にはおじさん店主のワンオペ。このあたりは地味にラーメン激戦区域なのだが先客6人後客7人と結構な人気だ。

240601torigen00240601torigen03 麺場 鶏源 黄金町店

『鶏白湯 塩』840円+『鶏塩チャーシュー丼』300円=1140円

筆頭基本メニューを注文。好みは麺ハリガネ・味濃いめ。朝飯抜きだったのでサイドメニューの鶏塩チャーシュー丼も付けた。

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この店は鶏白湯のパイオニア『まる玉』の影響下にあり「あおさ」がのっているのが特徴。これが濃厚鶏白湯スープにバッチリ合う。よく考えついたもんだといつも関心してしまう。麺は細麺ストレート。かためで歯ごたえが感じられていいね。具はわけぎとあおさ、チャーシュー1枚。安易に鶏チャーシューにするのじゃなくて豚チャーシューなのも「わかってる」感があっていい。そしてスープだが、名前負けしておらず本当に濃厚。味濃いめにしたら結構なしょっぱさで「ラーメン食べてるなー」って満足感が増した。

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鶏塩チャーシュー丼はマヨネーズ入り。シャッキリサッパリ香ばしい葱塩と、正反対の味と食感のマヨネーズがいい組み合わせだ。最後まで美味しく食べて平らげた。地味ながら人気が維持継続されている理由が食べて良く理解できたよ。大満足だ。

曙町のサミットで食料調達してから歩いて家へ帰った。帰宅した頃には汗まみれで早速シャワーを浴びサッパリした。

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