一酵継店
雲優勢の空で日中は暑かったらしいが会社を退社する頃には比較的過ごしやすい気温になった金曜平日。今週もなんとか乗り切ったぞ!
帰宅途中相鉄線各駅停車に乗り換え西横浜駅へ降り立った。布巾の水道道沿いにあった『一酵や』が昨年末いっぱいで営業を終了し、関連店…というか大元の北久里浜の『イツワ製麺所食堂』へ屋号を変えて移転したと聞いた。結局12年以上前の開店直後くらいに一度訪問したきりだった。でもこの店には熱烈な支持者がいたようで、元店主からのバックアップもあり『一酵や』の味を伝承する店が今月15日開店した。店名は『ラーメンはつや』という。
食べログを頼りに到着すると屋号が書かれた小さな提灯がかかった店を発見した。もう12年前の記憶だから自信はないのだが、ここって『一酵や』があった店舗そのものじゃないかな?店到着時は店前に誰もおらず未だ準備中の札がかかっていたが、1分も待たない内に店員が営業中に切り替え「どうぞ」と店内へ案内された。厨房には女性店員2人。接客に若干ぎこちなさは感じられたものの、飲食店経験がなかった常連客が熱意で開店までこぎ着けたという背景を知れば無理もないし応援したい気持ちにもなる。客席は厨房周りにL字型カウンター10席。あと4人がけテーブル席1卓。各席には予めトレイが設置されていた。水はセルフで給水器へ。適当な席に座り口頭で注文。料金後払い。後客は2人来店した。
『岩中豚骨ラーメン』1000円+『味玉』150円=950円<開店サービス>
メニューは醤油・塩・豚骨・オリジナルつけ麺・塩つけ麺の5本立て。我の中で『一酵や』はつけ麺メインで繊細な清湯スープメインの少し芸術肌の店という印象があり、我の好みとは正反対のラインの店だと思い込んで1度きりの訪問で終わってしまったというのがある。でも今回メニューの中に豚骨ラーメンを見つけ興味を惹かれ、味玉トッピングで注文してみた。岩中豚というのは岩手のブランド豚の事らしい。あと開店サービスでラーメンメニューが200円引きで提供中なのだそうだ。5種一律1000円なので800円で提供中という事になる。
ブレンダーで泡立てられた泡豚骨な一杯が提供された。豚骨臭はほぼ無し。麺は中細ストレート。具は青葱、紅生姜、細切り木耳、大きめのチャーシュー1枚。摺り胡麻が予めかかっている。味玉は有精卵使用とあり黄身しっとりでしっかり味付けされていた。スープは濃度は濃いとは言えないし、どことなく上品さも感じるけど、しっかり旨味が感じられる。丁寧に作った事が伝わってくる。美味しかったのでスープを完飲してしまった。完食の大満足。これは改めて清湯系メニューを試したく再訪問してみたくなったよ。現金で支払いを済ませ退店した。開店間もないので店頭看板の情報を共有すると営業時間は11:30~14:00/17:30~21:00、定休日の記載は無かった。







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