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2024年5月 3日 (金)

初夏新田

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GW後半初日の金曜祭日の憲法記念日。朝は結構冷えた印象だが日が昇るに連れ初夏を思わせる好天に恵まれた清々しい休日となった。

後半4連休となるが旅行には行かず休養メイン。だからといって部屋に閉じこもっていても心身がやられてしまうので、せめて午前中はどこかに出かけよう。我はまだラオタなので気になっていたラーメン店へ行ってみる事にした。

陸の孤島、川崎南加瀬に約3年前オープンした『ラーメン日陰』。ラーメンは独創的で美味しかったし、個人的に強烈なシンパシーを感じて短いスパンで2回目の訪問をしてしまったほど。その後辺鄙な立地にも関わらずあっという間に大行列店となって訪問しづらくなってしまった。そんな『日陰』に影響されインスパイアするラーメンを提供する店もちらほら現れ始めた。その中の1つに東急多摩川線武蔵新田駅周辺に昨年6月2日オープンした『手打ち麺処 好き酒師』がある。週4日昼3時間だけの営業となかなか訪問ハードル高めだったが今日は営業するそうなので行ってみる事にした。

武蔵新田商店街を通り抜けた更にその先、歩いて7,8分くらいの場所にある。大田区だけど緑多い神社や金魚屋等があるどこか懐かしさを覚える所だ。店に到着したのは開店予定の約30分前。既に1人先客が待っていた。その後に続いて10分ほど待っていると、銀髪の初老のおじさん店員がやって来てシャッターを開け暖簾をかけ「どうぞ」と店内に案内してくれた。連休中だから行列対策で早めの営業開始となったようだ。店内に入ると明るく清潔感がある和風の雰囲気。てっきりさっき暖簾をかけたおじさんが店主かと思っていたら、いかにも好青年といった雰囲気の店主が「いらっしゃいませー」と挨拶が入った。そして腰が低い丁寧な接客態度。情報によると川崎の『麺屋利八』で間借り営業を経てからの開店だったそうだ。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。ちょっとカウンターの寿司店のようだった。どこで待っていたのか来客が続いて初回でほぼ満席になり外待ちも生じていたようだ。口頭で注文。料金後払い。

240503sukizakeshi00240503sukizakeshi03 手打ち麺処 好き酒師

『海老ワンタンメン』1000円+『ひき肉生姜ご飯』200円=1200円

筆頭海老ワンタンメンを注文。基本は塩スープだがプラス50円で醤油に変更出来るところまで『日陰』と一緒。更に本日のサイドメニューが『日陰』で食べたものと同じと思われる「ひき肉生姜ご飯」だったので思わず注文してしまった。

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具は白葱、青葱、かいわれ数本、豚と鶏の2種のチャーシュー各1枚づつ。海老雲呑は2枚入っていた。スープは優しい塩味だけど豚鶏煮干昆布など旨味の厚みが強めのスープ。これは美味しい。

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麺は餅姫という岩手産の小麦を使った極太平打モチモチ、ニュルンニュルンな食感でいかにも『日陰』インスパイア。この快感さえ感じる麺の食感はうどんでも味わえない独特のものだ。

240503sukizakeshi04 食べ切れるかわからなかったので本当は注文するつもりではなかったサイドメニュー。結果的には「ああ、注文しておいて良かったなー」という気持ちになった一杯だった。ほんのりカレー味がついておりホロホロでご飯もホカホカ美味しく炊き上げている。それでいて旨味強めのスープと一緒に食べやすく塩気を抑えた味付けでね。素晴らしかった。徹底した『日陰』インスパイアな店だなーと感じたけど、単なる人気店の真似ではなく、本当に『日陰』に憧れ敬意を払っているのが伝わって来たので終始好印象。最近食欲が減衰していたので食べきれるか心配していたけど、ラーメンとサイドメニュー共に難なく余裕で完飲完食だった。大満足で支払いを済ませ退店した。訪れる事が出来て良かった。店外には3人待っていた。

帰りは蒲田に出て横浜に戻り午後は自宅でゆったりと休日時間を楽しんだ。

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