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2024年4月28日 (日)

渡辺二二

4月最後の日曜休日。相変わらず気だるい体調ではあるが、朝から青空が広がったので幾分調子が良くなった。

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せっかくの連休なので昨日に続いて都内の店を訪れる事にした。本当は昨日訪れるつもりでいた高田馬場の魚介豚骨の名店『渡なべ』が創業22周年を迎え、その周年限定メニューを狙った。2年前に「20周年記念限定メニュー」を食べており、その時の美味しさが忘れられず…と言うのが訪問理由になる。店には開店予定の13分ほど前に到着したが、既に先客2人が待っていた。この程度で済んで良かったよ。しばらくすると我の後ろにも人の並びが生じていた。定刻2分過ぎに開店。入口脇の券売機で食券を購入し店員にそれを渡す。厨房には男の店員2人。客席は以前と変わらず厨房周りのL字型カウンター8席のみ。奥の席から順番に着席。初回で満席になり外待ちも生じていた様子。

240428watanabe00240428watanabe01 渡なべ

『渡なべ22周年記念らーめん』1600円+『固茹で味付玉子』150円=1750円

周年記念メニューのテーマは通常のレギュラーメニューである濃厚魚介豚骨をグレードアップさせた「もっと美味しい渡なべ」。具体的には昆布と豚骨の量を増しているとか。YouTubeチャンネルで「通常の倍以上の材料を突っ込んだからといって倍美味しくはならない」と嘆いていたところを見ると本当に相当の材料費を投入した一杯になっているのだろう。2年前より300円増しの価格設定にされている。今年の味玉は「固茹で味付玉子」。こちらもトッピング注文した。

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麺はややかために茹でられた中細ストレート麺。具は白葱、青葱、巨大メンマ3枚、肉厚で大きめ食感トロトロの豚バラチャーシュー1枚。トッピングの固茹で味付玉子丸1個。2年前の周年限定のスープは色が黒く味もビターな印象だったが今回のものはバランス重視になったのかやや明るめの色合いになっており味わいもマイルドになっていた。それでも濃厚な味わいで美味しい。濃厚過ぎると普通だったら「食べたそばから飽きてくる魚介豚骨」になるはずなんだよ。でも「濃厚魚介豚骨」のパイオニアであるこの店は流石にそんな事態に陥らない技術の蓄積があるからか、本当にレンゲが止まらない状態になる。世間の一部では魚介豚骨を「またお前かよ」を略して「またおま系」等と呼ぶ輩がいるそうだが、そういう奴らは単純に本物に出会えていないのだろうなーと上から目線で蔑んでしまう。本物の魚介豚骨ラーメンはそれほど美味しい。個人的にはラーメンでしか味わえない美味しさなのでラーメンの本流のひとつだと思っている。当然ながらスープは一滴も残してなるものか!と当然の完飲。固茹で玉子も濃厚魚介スープに素晴らしいマッチングを見せていて完食。丼の中をすっからかんにして冷水を飲んで口をティッシュで拭ってから店員に「ごちそうさまでしたー」と声をかけて退店した。本調子の体調ではない中の訪問だったが後悔は全く無かった。

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西早稲田駅からみなとみらい駅まで各駅停車に乗って横浜に戻り、他にどこにも寄らず真っ直ぐ家路についた。午後は清々しい気分で干していた布団を取り込み昼寝をした。

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