味噌部始
遠く雪化粧した雄大な姿の富士山も望めるほど空気は澄み気温が低い3月半ばにさしかかった快晴の日曜休日。
家系に酷似したラーメンを提供する家系否定派のラーメン店『らーめん家せんだい』。我はかねてからここは味噌豚骨ラーメンの店という認識を示していたが、ここにきて『せんだい』本店が味噌メニューだけを切り離して別店舗で『味噌部』を今月3日に開業したと聞き興味があったので訪問することにした。そう言えば今冬は一度も『せんだい』の味噌を食べていなかったという事もあり久々に食べたくなっていたし。
場所は本店の2軒隣にあるらしい。確か本店は鶴ヶ峰駅から1km以上距離があったはずなので早めに家を出たら何と開店予定の30分も前に到着してしまった。もちろん店前には誰もいなかった。確かに本店の2軒隣に看板は掲げられていたが隣のバイク店?と店舗は繋がっており店主が近所付き合いを大事にしていた事が伺えた。店前の自販機には店主の顔が大きくプリントされていて目を引いた。例のYouTubeをきっかけに店主のキャラ推しを始めたようだ。定刻に開店する頃には我の後ろに6人くらい並んでいた。早速入店。店内隅にタッチパネル式券売機。店員は男2人女1人。味噌部開店の為に和田町店は一時休業しているらしい。厨房は店舗奥にあり、客席はL字型カウンター5席が2つ向かい合わせで計10席。その後も後客は続き店外待ちも生じていた。食券を買ってから店外に出て並ぶよう指示されていた。今問題視されている食券先買いシステムだ。後から来た客は知らないで食券を買わずそのまま列に並ぶのは仕方のない事だ。
『味玉辛子味噌(中盛)』1100円+『ライス』100円=1200円
辛子味噌・味玉付き・中盛・太麺・麺かため・味濃いめ・油多め、更にライスを付けて注文した。この店らしいこってり味噌豚骨を過剰気味に味わいたい気分だったから。
具の構成は家系標準。チャーシュー大きめ。味玉は黄身しっとり。ライスには卓上からおろしニンニクと唐辛子を入れて疑似家系ライススタンバイさせた。スープはピリ辛の濃厚味噌豚骨。特に我がよく行く横浜西口店で提供しているものと味は変わらずで安心した。これこれ!とテンションが上がったほどだ。
麺はブリブリに縮れた黄色い太麺。昨日の『一二三家製麺』でも書いた通り我はこのタイプの麺を使っている家系ラーメンが大好きなのだ。いくら店主が家系を否定しようとも、だ。嗚呼、我は今ラーメンを食べているなー!って気分が高揚するんだよ。しかもこの麺に絡みつく濃厚味噌豚骨スープが堪らない。麺中盛にしておいて大正解だ。ライスも駆使して完食し満腹の大満足。ライスが合うラーメンって最高だ。店員に「ごちそうさまー」と声をかけて退店すると店外に5人くらい並んでいた。一方本店の方には開店前の待ちの時も含め客の姿は見かけなかった。
途中横浜で少しだけ買い物をした後帰宅。満腹ですっかりいい気分になり昼寝をしたりゆったりと休日時間を過ごす事が出来た。
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