赤丸元味
明日は休みの週末金曜の夕方だからラー博で連食決行。あの銘店をもう一度96年組『博多一風堂1994』へ。先週まで提供されていた創業時にあったメニュー「江戸式醤油ラーメン1985」に続いて第2弾として提供が始まった『赤丸新味1996』が狙い。現在に続く『博多一風堂』二大看板メニューの一つである「赤丸新味」が初めて提供された1996年版の復刻という形になる。券売機で食券を買い入店する。先客は5人しかおらず店員には「お好きな席へどうぞ」と案内された。厨房に河原成美氏の姿は見えない。休憩中なのかな?店員は男6人女1人。後客3人くらい。
スープは「原点のラーメン」と共通らしく「江戸式醤油ラーメン」のような杯数規制はないようだ。麺は券売機での選択でバリカタ指定。かえしにはチャーシューの漬け汁を加え背脂も加えているそうだ。そして赤丸を象徴する辛味噌と、大蒜と玉葱を揚げて作った香味油が加わる。
我は『博多一風堂』に入店する事は稀なので「原点のラーメン」同様に普通の店舗で提供されている現在の「赤丸新味」を知らない為比較する事は不可能。おそらく食べても違いは判らないと思う。チャーシューがなかなかの分厚さで驚いたくらい。これを食べてラオタ的に考えてしまったのは、ライバル関係と言って良い同じ博多の『一蘭』の秘伝のタレの登場は、博多ラーメン業界の中でかなりのインパクトだったんだなーという事。今や世界の『博多一風堂』ですら、当時はもう一つの看板メニューにしてしまうほどに『一蘭』から影響を受けていた事が伺い知ることが出来た。『一風堂』に限らず『暖暮』とか首都圏に進出しているような博多ラーメン店はみんな赤いのがチョンとのっている気がするもんなー。
来週から5日間単位でイベントラーメンシリーズ「四季のラーメン」復刻版が始まるそうだ。数量限定らしいので食べられるか微妙なところだ。
すっかり身体は暑くなってシャツの袖をまくって退館した。
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