咖喱浅野
雪が降る冷たい朝の中出勤した金曜平日。今日も用事がある為連日になるが午後半休を取得し昼頃退社した。そうしたら青空が広がっていた。でも相変わらず空気は冷たい。
用事がある為町田へ降り立った。街にはすっかり陽光が降り注いでいる。用事の前に腹ごしらえ。このところ連日ラーメンを食べているし、町田近辺で平日を有効に活かせるラーメン店も見つからなかったのでカレーを食べる事にした。町田のカレー店と言えば『リッチなカレーの店 アサノ』だ。仲見世商店街中にあるカウンター6席だけの小さく狭い店なのだが連日行列が生じるほど人気の店。我は約6年半前に一度訪問しているが、ここならば平日訪問の優位性が得られるかも知れないと再訪問する事にした。店に到着したのは開店時間を5分ほど過ぎたあたり。狙い通り待ち客はないようなので早速入店。相変わらず狭い店だ。厨房には店主夫婦と思しき熟年の男女2人。カウンター5席中先客3人が座っていた。口頭で注文。後客2人。
この店のお勧め一番人気メニューでもあるが、純粋に我の好物なので前回訪問時と同じくカツカレーを注文。先に漬物がのった小皿が提供された。7,8分ほど待ってカツカレーは提供された。
基本的に日本式カレー。千切りキャベツとパセリが添えられている。カレーの具は人参、じゃがいも、絹さや1枚と脂身のある豚肉数切れ。そして大きめの短冊切りされたトンカツ1枚。このトンカツ、衣が薄い。そこが肝心。カレーに合わせるトンカツは衣が薄い方が圧倒的に美味しい。それは長年食べ歩いてようやく理解出来た事でもある。そしてカレールーはスープカレーとまでは言わないがサラッサラ。それでいて味は濃厚。更には日本風カレーにもかかわらず各種スパイスが絶妙に感じられ鋭い辛さもある。だけどトンカツや他の具で緩和されているようにも感じた。そして何より美味かった。最終的にはルー一滴も残してたまるかと綺麗に平らげたほど。大満足で支払いを済ませ退店した。
駅に向かって歩いている途中で傘立てに傘を置き忘れていたのに気が付き店に戻った。傘を手にしてから再び駅へ戻り用事を済ませて即家路についた。
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