復活旭川
今日は墓参りの為事前に有給休暇を取得していた。空は雲が優勢で空気はまだ冷たい。でも昨日まで雨で明日もまた雨か雪という予報が出ており、今日だけ雨は降らない日だったので運が良かったなと思った。今年から杖を使い始めた年老いた父と母の遺骨が入った墓を掃除した。死別したあの日から8年というのは年月の積み重ねを感じた。墓参りが終わってから父を見送って分かれた。
吉野町近くにある旭川ラーメンの老舗店『ぺーぱん』。昨年11月頃店の親父さんが急遽し店の存続が心配されていたが、年末には早くもおばちゃんが店を復活させたという喜ばしいニュースが伝わってきた。早速行ってみたい気持ちはあったのだが、おばちゃんは試運転状態で営業時間は昼の数時間のみになっていたし、混雑に加わり無理させたくもない気持ちもあったので訪問を見送っていた。今日は貴重な平日休暇なので墓参りが終わったらその足で店に向かおうと数日前から決めていた。店に到着すると無事暖簾が出ており安堵した。店の入口には「当面の間営業時間は11:30~15:00とさせていただきます。」という張り紙がされていた。なら開店から5分と経ってないタイミングだったか。ちょうど良かった。早速入店。店内の様子は相変わらず。厨房には相変わらずに見えるおばちゃんとは別に、もう一人ピンク髪のおばちゃんがいた。ああ補助の人がついてくれたんだね。先客1人後客ゼロ。平日だとこんな感じなんだね。
ラーメンは正油、味噌、塩の3種類。肉野菜とかはメニューから無くなってしまい、かろうじてメンマ増しとチャーシュー増しはあるようだ。久々なので基本に返って旭川正油を注文した。我の為のみ1杯単位でおばちゃんが作ってくれた一杯。ラードの香り、いいねー。かためで茹でられた藤原製麺の低加水の中細縮れ麺。これでないと。具は多めのきざみ葱とチャーシュー2枚とかためのメンマ数本。そして熱々ラードのスープ。今日は寒さが厳しかったので、この熱々スープが殊更ありがたく染み入る旨さだった。良い意味で変わらない味。支払いの時おばちゃんに「また食べられるようになって良かったです」と伝えてから大満足で退店した。
せっかくの平日休暇なので地下鉄で横浜へ移動し銀行やら買い物をしてから帰宅。午後はゆっくりと家で過ごした。
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