日出紬鶏
昨日までは台風並みの強風だったが今日はそれほどでもなく最高気温も10℃を超えた。そんな冬晴れの水曜平日。
早出出勤の定時退社日。久々に新店開拓。京急日ノ出町駅近くに新店が開店したと聞いて行ってみる事にした。場所は以前「日ノ出町フードホール」と言われていたガード下を利用した飲み屋が連なった飲食店施設。約3年半前『しっぽ団』という店に訪問した事がある。ちょうどコロナ感染が広まり始めた頃にオープンした不運な施設だった。今は「KitchenGATE横浜」と名を変えている。京急電鉄とUber Eatsの共同開発になったらしい。テイクアウトが主眼になっているのかとちょっと不安になる。
目的の店は今月24日にオープンした鶏白湯ラーメン店『ラーメンバル紬』。何でも女性エステティシャンがプロデュースした店だとか。しかもバルというのは飲み屋を兼ねているってことだから入店前から個人的に不安が増していたというのが正直なところだった。店に到着するとopenと書かれた札が出ていたので扉を開けて入店。入口正面には黒板にメニューが書かれていたり、ショーケースに缶ビールが並んでいたりと、とてもラーメン店とは思えない注文口があった。男の店員2人が立っていた。卓上には呼び出しブザーが並んでいた。どうやらフードコート形式らしい。とりあえず口頭で注文すると料金先払い。現金のみ対応だった。支払いを済ませると「どちらでもお好きな席へどうぞ」と言われた。一応店用の客席として2人用テーブル席が8卓くらいあったが、隣の店と仕切りはなく繋がっているのでどこでも座っていいらしい。店用の客席には先客もいなかったので呼び出しブザーも渡されず適当な席に座って提供を待った。水とかティッシュは注文口近くからセルフで持ってくるようだ。我が退店するまで後客も来なかった様子。
『濃厚鶏白湯(塩)』900円+『麻婆丼』400円=1300円
筆頭の鶏白湯ラーメンは醤油か塩か選択出来る。塩にしておいた。あと麻婆丼がオススメとの事なので合わせて注文した。店員がトレイで席まで持ってきてくれた。
麺はやや平打気味のストレート太麺。具はきざみ水菜、きざみ紫玉葱、ミニトマト1個、おくら1本、ベービーコーン1本。それと小ぶりな鶏チャーシューが2枚。彩りがいかにも女性向けラーメンって顔をしている。で肝心のスープだが、結果的には提供前の変な偏見を取っ払ってくれるくらい、鶏の旨みがしっかり出て濃厚な味わいで美味しかった。「濃厚鶏白湯」と謳っていたがスープ濃度の意味ではなく旨みが濃厚って意味だね。もちもち食感の太麺に合っている。ビジュアル重視に添えられていると思っていた特徴的な具の野菜達も、濃厚な鶏の旨みと良い意味で真逆のサッパリとした味と触感を伝えてくるので全然違和感がなくバランスが取れているように感じた。なのでスープ完飲の完食マークを出してしまった。ネット上の情報だとここの店主は昔馬車道付近にあった家系鶏白湯ラーメン店『麺創 蛍』をやっていた人だとか。どうりで新店とは思えない手慣れた雰囲気を感じた。
麻婆丼は花椒が効いて痺れが結構強めに伝わってきた美味しいやつだった。こちらも完食。だいぶ満足して退店する事が出来た。
店前の大岡川の桜は流石に咲く気配すら無かったけど来月も半ば過ぎればこの辺りは大賑わいになるのだろうなと想像しながら家路についた。






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