胡麻坂内
久々に雨の降る土曜休日となった。このところ雲ひとつない冬晴れの休日が続いていたので年明け以降、下館だ新宿だ辻堂だとか色々遠出をしてしまった。たまにはゆったりと過ごしたくなっていたのでちょうど良いやと、映画を見に行くことにした。『ゴジラ-1.0/c』だ。あの映画自体スクリーンで見る価値はあったし、モノクロにも親和性が高い作品なのでどういう効果があるのかいささか興味があったのでね。結果的には良かった。終戦後の生活シーンもモノクロ映像は映えたし海神作戦部分も良い効果で胸が高鳴った。後日ネット配信やテレビで放映されたとしても、テレビやモニターで見たら暗くて分かりづらく効果は全然薄れると思う。希少価値があり充実度も高く良い経験になったと思えた。
さて映画を見終わってすぐ京浜東北線に乗って石川町駅へ降り立った。今日の昼行く店は決まっていた。『喜多方ラーメン坂内』石川町店だ。約4ヶ月ぶりの訪問となる。午後2時前くらいだったかな。店前に待ちはなく早速入店。こんな中途半端な時間でも店内は混み合っていたが数席は空いていたので案内されコートを脱いで着席。店員は男3人女1人。口頭で注文。後客も少し続いていたようで活気は継続していた。
『焦がしごまみそラーメン』1090円+『ミニねぎ塩ご飯』200円=1290円
一部で話題の期間限定メニューをミニご飯とのセットで注文。前から気になっていたんだけどようやく食べることが出来るぞ。あまり待つことなく提供された。チェーン店の素晴らしいところだ。
喜多方ラーメン感は麺とチャーシューくらいか。縮れの強い多加水平打中太縮れ麺。具は細切りされた白髭葱、人参、きざみキャベツ、四角いチャーシューが5枚くらい。そこにフライドオニオンとクラッシュピーナッツ、炒り胡麻がかかっている凝り様。食べると心地よいクリスピー感が感じられる。スープはベースの味噌に胡麻ペーストを合わせ、焦がし胡麻味噌と豚骨醤油スープを加えたものだとか。やや辛味も加えられ担々麺風ではあるが明らかに合わせ味噌寄り。一口目から「あ!ヤヴァイ!我の好きなやつだ!ハイ!大好きな一杯に決定!」と心の中で大きめに言ってしまったくらいだ。我の大好きな胡麻感がビンビンに伝わってくる。勿論異論の余地等無く大満足で完食した。個人店でこれが出てきたら注目店になるんじゃないのか?と思えたほどの完成度。いやチェーン店だから出来た一杯なのか?ベタ褒めだけど実際食べながら次はいつ食べに来ようか考え、坂内専用アプリをインストールしてしまったほどだ。再訪確定。電子マネーで支払いを済ませ退店した。
今夜から明日日中にかけて冷たい雨が降る予報が出ていたので、明日引きこもる事も想定して今日の内にスーパーで食料調達をしてから家路についた。
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