師走猫鼠
どんよりと雲が多い朝で始まった日曜休日。晴れ間は僅かにあるものの、雲で日差しが遮られその分寒い。今年も残すところあと1週間だ。早いなー。
弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』が今年最後のランチで「麺チャーシュー」を提供するとの事で行ってみる事にした。思えば今年この店にはよく通わせてもらった。我はラオタなのであまり同じ店を訪問する事はなかなかないのだが、今年はほぼ毎月のように訪問していたし、10月には3回訪問してしまった。それはこの店が提供するラーメン自体のインパクトが凄いというのもあるが、肉料理店であるにも関わらず店主のラーメンへ向ける愛情の深さを感じられたからだろう。
店には開店前に到着し誰もいなかったので先頭で開店を待った。定刻に開店し女将に口頭で注文してから店内に案内された。セルフでコップに水を注ぎ適当な席に座り着丼を待った。後客はポツポツと来店して最終的に7人くらいになったと思う。
この店のラーメンメニューとしての看板メニューが帰ってきた。チャーシューがメイン、それに麺とスープが付加されたチャーシュー麺ならぬ「麺チャーシュー」だ。このメニューの本領を味わうには極みを選択するしかない。小ライス付きだ。麺は細、中太、太から選べたので太麺を選択した。
13分ほど待って提供された。この迫力の一杯たるや風格さえ感じられる。最早チャーシューがいくつ入っているか数えられる感じではない。麺は多加水のゆるく縮れた太麺。メインのチャーシュー以外の具はきざみ葱、ほうれん草、蒲鉾1切。スープは醤油味というよりもチャーシューから滲み出た肉汁と脂の味が主役。だからこその麺チャーシューとも言えるのだと思う。
大量のチャーシューは早い段階で小ライスの方にお引越し作業だ。様々な部位のチャーシューがあるが今回はホロホロと柔らかいやつが多くて食べやすかった。これだけ引っ越しさせてもラーメンの方にでかいチャーシューがゴロゴロ残っているからね。今回もたっぷり堪能した。大満足で支払いを済ませ退店した。来年もこの店のラーメンメニューに目が離せないと思う。店を出ると店外に3人が待っていた。
弘明寺商店街の不二家に20人を超える大行列が出来ていて驚いた。今日がクリスマス・イブとはいえ不二家にこんなに並んでまでケーキを買いたいものなのか?我はラオタなので自分の事をだいぶ高い棚に上げて言っている自覚はあるけど、対象が違うと考えが及ばなくなるものだ。スーパーで食料調達を済ませ正午過ぎには帰宅完了。午後は雲も少なくなり晴れ間が広がってきたが満腹の為昼寝をしてしまった。夜はお茶漬けコースだな。
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