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2023年12月16日 (土)

満足重視

231216sky001 昨日に続き季節外れの暖かさ。横浜の最高気温が24℃という異常事態の12月半ばの土曜休日。

昨夜二俣川の『マルダイラーメン』で食べた時、最近都内で人気だという「ちゃん系」というラーメンを食べた事ないなーと気が付き、後学の為にも一度食べておきたいと帰宅後色々調べてみた。そもそも「ちゃん系」とは何か?というところなのだが、事前調査した限りでは、共通点として①看板が赤字に白文字で「中華そば・もり中華」と書かれて、その中央に丸に文字が書かれている。②煮干しラーメンの有名店『凪』の跡地に出店している。③麺は手打ち風、スープは薄口醤油で魚介出汁を効かせてしょっぱめで油多め、切りたてのチャーシューが多くのる。…と言ったところらしい。公式には否定されているが実際は『凪』グループの店だろう。我が端的に受けた印象では「どこか懐かしい印象を与える満足度を重視した中華そば」のスタイルを打ち出したブランドと思っている。

調べたところ横浜から一番近い店が田町にある『えっちゃんラーメン。』らしく、朝10時から営業していると聞き、いつもより少し早めに家を出て急遽行ってみる事にした。田町駅の海側の出口から出て歩いて5分くらいのビルの角店に看板を発見。開店予定の2分前くらいに到着した。店前に誰もいないので入口で開店を待った。定刻を過ぎたのに開店しないのでガラス張りの店内を覗くと厨房で外国人店員がラーメン食べていたよ。目が合ってしばらくして開店した。入口のタッチパネル式券売機で電子マネーで食券を購入。厨房には外国籍と思われる男の店員3人かな。接客は悪くはないが開店前の振る舞いから期待はしない方がいいと思った。客席は厨房周りにL字型カウンター10席くらい?窓際に2人がけテーブル席が3卓見えた。しばらく後客は来なかったがいきなり集団5,6人くらい来た。最終的に7人くらい。

231216ecchyan00231216ecchyan01 えっちゃんラーメン。田町店『チャーシュー麺 並』1200円

筆頭メニューを注文。他のメニューは辛味中華と、もり中華と言われるつけ麺等。意外と早く提供された。おお、いかにもチャーシュー麺らしい顔つきだが、スープが一目見てギトギトしている。カウンターのポップに「油少なめ、油無しに出来ます」と書かれていたが初見客にはあとの祭りだ。

231216ecchyan02

麺はツルツルとした食感の平打中太ストレート。具はきざみ葱と細切りメンマ、大量の切り落としチャーシューが14,5枚くらいとシンプルだ。スープは先に書いた通り魚介出汁が効いたあっさり醤油でしょっぱめがやや強め。だから醤油なのか塩なのかわかりにくい。我の癖でラーメンを食べる時にどのご当地ラーメンに似ているか考えてしまうのだが、スープの傾向から喜多方ラーメンに近い気もするが、それにしてはかなり油っぽい。麺は「長野の飯田中華そば」に似ているかなーと感じたが、普通の人にはさっぱり何のことやらだと思う。でもこのラーメンの素晴らしさは、単純な構成故に懐かしさを感じてラーメンへの警戒心が下がり「余計な事を一切考えず、ただ美味いラーメンを食べる」事に注力出来るようにしている事にあると思う。そもそも油が気になる、栄養バランスが気になるという奴がラーメンを食べようとするな!しょっぱめで油ギトギトなスープで味濃いめのチャーシューを大量に齧るのがラーメンなんだよ!と言っているかようだった。我の妄想だけどね。で、途中で我としては珍しく卓上の胡椒を多めに入れてみたら、味が見事に締まって急激に美味しさが上がったので驚いた。こんな所まで懐かしさを感じさせてくるんだ。これは文句なく大満足だよ。あまりに油ギッシュな為スープは飲み干せなかったけどね。笑顔で退店する事が出来た。

同名の店が歌舞伎町にもあるし、他に『ちえちゃんラーメン』や『ひろちゃんラーメン』があるようで、微妙に味が違うという。これも機会があればコレクション的に食べに行ってみたいなと思った。

田町駅に戻り京浜東北線に乗り横浜に戻り買い物をした後スーパーに立ち寄り食料調達をして家路についた。今日も日が落ちてもまだ温かく半袖で過ごしているよ。全くどうなっているんだか…。

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