再会無垢
12月も半ばだというのに冬感に乏しい気温の快晴の水曜平日。早出出勤の定時退社日の会社帰り新横浜ラーメン博物館へ赴いた。
狙いは「あの銘店をもう一度」第26弾として昨日から営業開始したドイツ・フランクフルトに本店を持つ『らーめん無垢-muku-』。店主は日本人で2010年独学で開業したそうだ。ラー博には逆輸入ラーメン第2弾として2014年から約7年間ほど在籍していた。当時我は2度ほど訪問しているので再会となる。卒業後は山梨に出店している(現在移転の為閉業中)。店舗に向かうと店前に待ちはなく食券を購入し暖簾を割った。少し待たされテーブル席に案内された。店員は男2人女3人。常に6~7割の席は埋まっていたと思う。
『無垢ラーメン半熟塩玉入り』1400円
筆頭の味玉入りメニューを注文。丼は自店舗から持ち出しのオリジナルで好印象。麺は中太平打ストレート。具は刻み葱、ほうれん草、海苔1枚、厚めのバラチャーシュー1枚、半分に切られた味玉1個。スープは鶏と豚から旨味を摂ったまろやかな口当たりの豚骨醤油スープ。海外仕様だけあって塩気が抑えられた味わい。
独学で海外で始めたラーメン店故、日本で培った知識をフィードバックしてラー博出店当時のラーメンから改良を加えた一杯らしい。でも申し訳ないのだが、この店に限らず「逆輸入シリーズ」のラーメンってほとんど我の記憶に残っていないので比較しようがないんだよ。我は生粋の日本人の、しかもラオタなので、豚骨醤油ならばある程度塩っ気がガツンと来てくれないと心に刺さらないんだよ。あと逆輸入だから円安が影響しているのかわからないけど値段がちょっと気になったね。基本のラーメンがこの構成で1200円。味玉200円はラー博ではデフォルト何だと半ば諦めたから頼んだけど、「しろごはん」が250円になっていてこれは流石に頼まなかった。一応スープ完飲完食して退店した。
ラー博会員なので入口カウンターでカレンダーの配布をうけた。今回は「この銘店をもう一度」に合わせてか、歴代ラー博に出店したラーメンを出店年代順にめくるやつ。今後どの店が出店するのか予想するのが楽しみになるやつだ。昨年に引き続いて良いものを貰えてラッキーだ。早々に家路についた。
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