乾酪浸麺
ようやく冬らしい気温になってきたかと思いきや、今日は最高気温20℃近くに達した。でもまあ日が落ちてくるとそれなりの気温低下が感じられた木曜平日。
東急側菊名駅前近くに今年6月8日プレオープンした『アトリエ・ド・つけ麺』。初訪問時は看板メニューらしい「トマトつけ麺」を食べたのだが、筆頭メニューだった「チーズフォンデュ&どろスープつけ麺」というのが気になっていた。我はチーズフォンデュが好きなのだが中華麺をそれで食べた経験は無かったので体験してみたくなった。ところが今年の酷暑は凄まじく、到底チーズフォンデュを食べる気分になどなれなかった期間が長かった。ようやく今が良い頃合いだろうと満を持して会社からの帰宅途中菊名駅に降り立った。
時刻は夜営業開始予定を過ぎていたがシャッターは降りたまま。窓から覗くと店内厨房で店主が支度をしているのが見えたのでシャッター前で開店するのを待つ事にした。結局予定より10分程度遅れてシャッターが上がって店主に店内に入るよう促された。入口脇の小型券売機で食券を購入し適当な席に着席した。水はセルフ。後客2人。
『チーズフォンデュ&どろスープつけ麺』1280円
まだまだ提供している店は少ないWつけ汁のつけ麺。しかも片方は蝋燭で温められた溶けたチーズだ。食べ方指南はカウンター上にも貼られていたが店主自ら丁寧に説明があった。
麺はもちもちとした食感の黄色い中太やや縮れ麺。その上に薄く切られたレアチャーシュー4枚。脇に海苔1枚。生野菜はミニトマトが赤いのとオレンジのと1個づつ、ヤングコーン1本、あとハート模様が付けられたラディッシュ1個、あとレタスとルッコラかな。西洋野菜は良く分からないから間違っているかもしれない…。
他の店でいつでも食べられる魚介豚骨どろスープは置いておいて、まずはチーズフォンデュに浸けて生野菜から順にレアチャーシューと麺を食していった。当たり前だが溶けたチーズが絡まっての好みの味と触感に顔がほころんだ。久々だなー、チーズフォンデュ。ほとんどそれでチーズは無くなって、残りの麺を魚介豚骨どろスープに浸けて食す。あーこれやっぱりつけ麺だったんだと思い出す感覚だ。そしてライスに残りのチーズとどろスープをぶち込んでリゾットとして完食。結果自動的に残さず完飲完食の大満足だった。満足度高し!
個人的にはこの内容だったら十分値段相応かそれ以上に感じた。例えが正しいか判らないけど、ラー博でこれと同じものを提供するとしたら最低1800円、下手したら2000円オーバーになるメニューになると思う。だって溶けたチーズと温める蝋燭、麺を浸ける用とチーズを割る用で分けてどろスープを提供し、トドメはリゾット用のライスが無料で大・中・小から選べるんだよ!食べる側からすれば目移りしそうなセットだけど、提供する方の手間はかなり大変そうだった。店頭には筆頭メニューながら数量限定とされているのも良く理解出来た。店主からは1ヶ月有効のサービス券を貰った。麺大盛りorチーズトッピングorメロンソーダの無料券だ。開店当初は準備中だったラーメンや混ぜそばメニューが提供されているのを確認したので可能であれば三度訪問したいなーと思いつつ退店し家路についた。
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