小机淡麗
11月に入ったというのに最高気温24℃を超えた。この時期に夏日って言葉を聞くことになろうとは…。
今日は木曜平日だが、明日は文化の日という祭日なので3連休前日になる。この機会に気になっていた新店を会社からの帰宅途中に攻略してしまおうという気になりJR横浜線小机駅に降り立った。『らぁめんとり山』跡地に昨年5月に開店した『麺酒食堂ひだりうま』が先月9日に早くも閉店し、同月17日に『横浜淡麗らぁ麺 川上』がオープンしたと聞いて気になっていたんだよ。結構早く小机駅に到着してしまい、夜営業開始時間の8分前くらに店に到着してしまった。店前の誰もいないベンチに腰掛け開店を待った。
定刻に暖簾が出されたので早速入店。入口脇の券売機で食券を買う。前情報で聞いてはいたものの確かに妙な券売機だった。大型タッチパネルは注文専用機で選択が終わるとQRコードが印刷された紙が出てくる。そしてその注文専用機の真横に精算専用機が設置されていて、それに先程出てきた紙に印字されたQRコードを読ませて支払う流れになっていた。しかも現金しか対応していない。客にとっては明らかに二度手間以上。初見の客は面喰らい店員の補助無しではまず無事に注文が完了出来ないはず。こんなのは製品企画段階で排除すべき代物に思えるのだがメーカーは一体何を考えているのだろうか?そして店側も券売機操作に貴重な人員を割かれるようなこんな機械を選択し導入したのだろうか?店員は男2人と女1人。女店員に「水はセルフとなっております」と言われ水を準備して適当に座ろうとしたら席は指定された。客席は厨房周りにL字型カウンター5席と4人がけテーブル席2卓。あと奥に座敷があり4人卓が4つくらいあった。後客は我が食べ終わる頃にようやく1人来店した。
『塩らぁ麺』950円+『削りたて鰹節飯』450円=1400円
ここの店主は池辺町にある『藤花』で修行したそうだ。なので醤油もあったが塩の方が確かかな?と思って塩をノーマルで注文。サイドメニューは削りたて鰹節飯を注文した。他にしじみ昆布水つけ麺や和え玉等があるようだ。
麺は全粒粉入り低加水細ストレート。具はきざみ水菜ときざみ紫玉葱、メンマ数本、鶏ムネチャーシューと炙りチャーシュー各1枚づつ。スープはじんわりと魚介や貝や昆布の旨味を感じるあっさり塩味。最近良く見かけるやつね…と思いつつ、しっかり美味い。特に炙りチャーシューはトロトロの柔らかさで味も美味かったなー。ボリュームも意外と普通にしっかりあった。
サイドメニューの削りたて鰹節飯も家庭で食べられるレベルではない高級感のあるやつで美味かったなー。出汁醤油とわさびと生卵が味変材料で別途提供され、そのどれもがピッタリ合って加速を感じるくらい美味くなっていった。正直券売機から接客態度やらちょっとザラついたような気持ちになってしまっていたのだけれど、それを浄化させてしまうくらい美味しかったよ。券売機の選定だけで評価を下げてしまったらちょっと可哀想過ぎるよなーと思いながら店員に「ごちそうさまー」と声をかけて店を出た。明日から休みだ!
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