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2023年11月18日 (土)

吉野町斗

今月初旬に吉野町にある旭川ラーメンの老舗店『ぺーぱん』のおじさんが急逝されたという訃報が飛び込んできた。夫婦揃って高齢になってきたのでそろそろ引退してしまうのでは?と心配をしていたのだが、まさか亡くなってしまうとは…。店の再開は今のところ未定だという。ご冥福をお祈りします。客としては勿論再開してほしいと思う反面、女将さんはもう十分頑張ってくれたのでゆっくりして欲しいな、とも思う。

231118river001 その『ぺーぱん』と古くから親交があった渡辺樹庵氏のプロデュース店『niるい斗』で、『ぺーぱん』の女将さんから譲り受けた麺とチャーシューを使った限定ラーメンが本日提供されると知ったのは『ねこ娘とねずみ男』開店前に並んでいる時だった。それを知り列から抜けようか一瞬迷ったけど今更だよなと諦めた。でも退店した直後まだ腹には十分余裕があったので、市営地下鉄に乗り込み下永谷へと向かった。だって明らかに数量限定だろうからね。店に到着したのはちょうど正午頃だったかな。大行列になっていると思ったが店前に並びは無し。早速入店し食券を購入した。空席もあったようで店員に案内され着席した。

231118niruito00231118niruito02 niるい斗

『ぺーぱん麺とぺーぱんチャーシューの豚骨醤油ラーメン』850円

ご当地ラーメン再現店なのだけど「旭川ラーメン」とは名乗らず上記の表記メニュー名だった。あえて、なのだろうね。注文時「しょっぱくて薄めることが出来ませんがよろしいですか?」と確認されたが勿論了承した。

231118niruito01

提供された時点で『ぺーぱん』の味の再現を試みたものではない、ということが判るビジュアル。これは六本木『天鳳』の一三五をイメージしたのだと思う。こういう事態になり『ぺーぱん』の味を再現することは困難なので、この麺とチャーシューでどんなラーメンを作り上げるかと考えた結果なのだろう。店主と他客との会話から知ったのだが、このメニューは渡辺樹庵氏からゴーサインを貰っているのだそうだ。流石はラーメン店主であり重度のラーメンマニアでもある人のプロデュース店。最適回答だと思う。まずスープを一口味わった時に美味しい!と感じた。注文時前置きされ心の準備が必要なほど強烈なしょっぱさではない。確かに濃いけどむしろまろやかさを感じた。我の好みどストライクな味。そしてこの縮れ細麺が十分活かされていた。ラーメンを食べている時の幸福感を存分に味わえた。スープ完飲の完食で大満足。厨房に「ごちそうさまー」と声をかけ笑顔で退店出来た。

急遽予定が追加されたが、帰宅途中スーパーに立ち寄りビニール袋に穴が開いてしまうくらいいっぱい食料を購入し本日本来のミッションを達成し帰宅することが出来た。

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コメント

速やかな情報ありがとうございました!
本日、シャッターで訪問し、ポールポジションを取ることができました。

ぺーぱんのご主人の急逝、残念でした。
ぺーぱんの奥様が、親交の深い島崎氏に麺とチャーシューを託してくださって、本当にありがたかったです。
ぺーぱんのまんまの実現ではありませんでしたが、具の構成などは同じでしたね。
それの濃厚な豚j骨醤油スープも、藤原製麺のポキポキした麺もすごく美味しかったです!
ぺーぱんのご主人のご冥福を祈るとともに、ぺーぱんの店舗再開もお待ちしたいと存じます。

ryu3星人さん、コメントありがとうございました。

今日も提供されていたのですね。間に合って良かったですね。『ぺーぱん』のご夫婦とは渡辺樹庵氏も古くから親交があったと聞いています。最近こういう老舗店閉店の情報が相次いでいたこともあり、身近な『ぺーぱん』もか…と危惧しています。でも本文でも書きましたがラーメン店の厨房に立つという事は生半可な仕事量ではないと思うので、おばちゃんも無理しないで欲しいと思います。

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