金雷雨司
相変わらず蒸し暑い金曜平日。退勤後の帰宅途中に運悪く雷雨に見舞われてしまった。このまま真っ直ぐ家路につこうかと一瞬迷ったけれど、やっぱり金曜の夜なので新店開拓を決行する事にした。言い訳が出来ないほどラオタだなーと我ながら苦笑してしまった。市営地下鉄ブルーライン伊勢佐木長者町駅から約3分ほど歩いたところに今月10日新店が開店したと聞き折り畳み傘を開いてやって来た。場所は絶賛休業中の『バーグ』弥生町店の隣。以前『中国蘭州牛肉麺』だった店舗だ。店名は『横濱とんこつTUKASA』。もしかしたらリニューアルなのかも知れない。早速入店。入口正面の券売機で食券を購入し店員に渡した。店員は男2人女1人。客席は厨房前のカウンター1列4席と4人がけテーブル席3卓。先客1人後客1人。
メニューは黒丸(醤油)、白丸(塩)、赤丸(辛味)、まぜそば等。とりあえず筆頭黒丸を選択。麺は太麺or細麺が選べた。豚骨醤油っぽいし家系とは名乗っていないので無意識に誤解しないよう太麺はやめて細麺を選択。食券には好みを選択出来るような記載があったが店員には何も確認されなかったので麺かためだけこちらから指定した。ライスは終日無料で炊飯器からセルフで好きな量を食べられる。昔ケンコーグループが展開していたメニュー構成にそっくり。外食産業グループってまるで粘菌みたいに増殖・吸収・分裂を繰り返すので今はどうなっているか皆目わからないけど。
麺は本当に細麺でかための茹で加減。具は刻み葱、ほうれん草、海苔3枚、巻きバラチャーシュー1枚。あと標準で味玉丸1個入り。スープはおそらく外注品。でも幸か不幸かそれが逆に安定感のある美味しさに仕上がっているんだよ。スープを外注にしている分他の部分で付加価値つけて、という戦略なのだろう。卓上からおろし大蒜と豆板醤をライスに投入し疑似家系ライスにして食し満足の食事が出来た。退店し雨の中家路についた。雷はどんどん近づいて来るように感じた。
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