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2023年8月30日 (水)

町田本店

230830sky001 連日最高気温が35℃近くで残暑と言うには暑さが厳しすぎる8月末の水曜平日。雲だけは少し秋っぽくなってきたけど…。

会社帰り久々町田にやって来た。町田のラーメン店と言えば…『町田商店』。こう言うと反発があるだろうことは想像するけど、東京都下の街のひとつである「町田」の名を全国、いや海外にまで押し広めたのはこのラーメン店以上には無いように思える。その始まりの地、本店を訪問するのが今日の狙い。実は我がこの本店を訪れたのは初めてではない。それはこの店が本店を名乗る前、今や上場企業となった運営元の株式会社ギフトが影も形もない頃、店主の個人店として営業を開始して1ヶ月程度の2008年2月に一度訪問している。確か店主は磯子の『壱六家』でラーメンを学んでいたはず。だから当時提供されたラーメンは当時の『壱六家』の白っぽいスープに近いものだった。それが今や日本全国、海外にまで勢力を伸ばしているのには理由があるはずだ。ラオタをやっているとこういう資本系の店はいつでも行けると思ってどうしても後回しにしてしまう。我が一番最近に訪問したのは『町田商店』横浜店で、もう7年半も前だ。その間どのように変わっているのか確認したかったのだが、どうせなら本店で確認しようと思ったわけだ。小田急線の踏切を抜けて店に到着。そのまま入店。創業店だけあって『町田商店』としてはこじんまりとしている。入口脇の券売機で食券を購入。現金のみ対応。店員は男2人のみ。昔印象的だった異常なくらい大声接客ではなかった。でも接客態度自体はそつがない。客席は厨房周りに変形L字型カウンター8席、2人がけテーブル席3卓とボックス4人席1卓。先客5人後客4人。

230830machidasyouten00230830machidasyouten03 横濱家系ラーメン 町田商店 本店

『ラーメン』800円+『ライス』100円=900円

筆頭基本メニューをライス付きで注文。好みは昔に習って麺かため・油多め指定。あまり待たずに提供された。卓上から我の好きなきざみ玉葱入れ放題だ。

230830machidasyouten01

昔ながらの『壱六家』系のうずら1個が入った構成は変わりはないが、スープの色がしっかり醤油色が濃くなっている。ここ本店はスープ店炊きの噂があり、確かに厨房に大きな寸胴が2本あったが、客入りが少なかったからかかき混ぜる事がなく蓋は閉めっぱなしだった。でも見た目だけではなく醤油の味がキリッと立っていて濃度もしっかりあって美味しいぞ。記憶の中にあるチェーン店独特のしょっぱさや変な甘ったるさも全く無かった。麺は中太縮れ麺で我が個人的に家系だと嬉しいタイプ。しかも麺かため好みの人間を満足させるくらいボキボキ感を与えてくれる麺だ。家系かどうかの判断は置いておいて、味わいと食感にメリハリがあり豚骨醤油ラーメンとしてはしっかり美味しい一杯だった。一般の客がそんじょそこらの個人のラーメン店より『町田商店』を選ぶのも致し方ない。改善をキチンと続けているのが分かったし、勢力拡大を続けている理由がちゃんとある事も理解出来た。

230830machidasyouten02ただ個人的に不満なところもあって、明らかにスープの量が少なくなっている。もう麺が全部丸見え。油そばスープ多め、みたいな。提供された時点で「ケチってんなー」と思っちゃってテンションが下がるんだよ。カウンターには「完マクしたら店員に声をかけて云々~」と完マクを促す貼り紙があってポイントが貰えるやら何やらと書かれていた。客が完マクし易くする為にスープの量を減らしていたとしたらそれこそ本末転倒だ。普通に食べ進めているとスープがみるみる減ったし、ライスもあるので自ずとスープ完飲完食したが店員に申告などせず「ごちそうさまー」と言って席を立った。食事として満足する事が出来たのは間違いないし。すると店員が入口に立ちドアを開けて見送ってくれた。

今日は殊更暑さが厳しい気がする。汗みどろの帰宅となって即風呂に入った。

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