猛暑三亀
山の日という祭日の金曜日。連休初日ではあるが全く外出する気が起こらない。眠りが浅く起きていても眠気が襲ってくる。これは夏バテなのだと認めないといけないかも知れない。
外は相変わらず厳しい暑さだったので空調の効いた部屋でダラダラ過ごしていたらあっという間に11時をまわってしまった。精神衛生を保つべく何とか気力を振り絞って少しでも外出する事にした。徒歩圏内でもせいぜい横浜橋通商店街くらいまでだな。父が好きな瀬尾商店の焼豚でも買ってあげてすぐ帰ろう。出発が遅かった分正午近くになってしまった。そして『ラーメン三亀』がちょうど開店したのに鉢合わせてしまう。先日シャッターが降りていたこの店の前を通りかかった時メニュー表が出ていてそこに書いてあった未食の「ジワ辛ラーメン」というものが気になっていたんだよ。開店と同時に入店してしまった。入口脇の券売機の前に立ったのだが「ジワ辛ラーメン」の文字は無し。店主に聞こうと思ったけど「辛さで発汗を促してこの猛暑の中を歩くと逆にやばいかも…」と思ってしまった。だから未食のつけ麺にトライしてみようかと思ったが、我はラーメンの方が好きなのでね。朝飯も食べていなかったし筆頭定番の「特三亀ラーメン」でも食べてスタミナつけようと思いボタンを押した。この店のラーメンはライス必須だと思うのでそのボタンもポチッ。食券を店主に渡すと「どこでもどうぞ」と言われたので1人用テーブル席に着席した。すると店主は凍ったタオルを差し出してくれた。これは本当にありがたかったね。一気に爽快な気持ちになった。しばらくすると後客4人がやって来た。
『特三亀ラーメン』1000円+『ライス』100円=1100円
提供時幾分ハイテンションになっている店主から「いつもは外国産使ってますが今日は国産の豚肉を使ってます!」と言われて提供された。これがもう店主のサービス精神が爆発していて、海苔、ほうれん草、チャーシューも尋常ではない量が入っていて味玉なんか2個も入っていた。ライスも丼サイズのこの量を100円で提供している店なんて他に無いだろうよ。この体調で立ち向かえるのか不安になったが腹は減っていたので気合を入れて食べ始めた。
脂身たっぷりのバラ肉にビジュアル的に少し抵抗感があったが、食べてみると脂身が甘くて確かに美味しかった。強烈なボリュームだったのでせっかくの大盛りライスを活かして海苔+チャーシューで消費していった。そうやって何とか麺と具は体内に入れる事が出来た。すっかり腹は満たされ大満足。でも食べる事自体にも体力がいるもんだなーと情けないが実感する事になったよ。冷凍だったタオルで汗を拭った。大サービスをしてくれた店主に「ごちそうさまー」と言うと「素敵な午後を」とか返された。つけ麺も気になるので一応来週の予定を確認すると基本休みはないそうだ。遠出が出来なさそうでまた寄らせてもらう事になるだろう。
1時間の外出を終え汗まみれで帰宅。即風呂に入って体をさっぱりさせ空調の効いた部屋へ逃げ込んだ。心置きなく昼寝した。昼飯がかなりヘビーだったので晩飯は控えめにした。
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