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2023年7月21日 (金)

拳骨豪快

230721sky001 週の初めの頃より幾分マシになったとは言え31℃超えの夏日が続く。梅雨明けはまだ公式宣言されていないが、こと横浜に限っては先週三連休前の時点で梅雨が開けていたと個人的に考えている金曜平日。三連休明けの辛い一週間、ようやく努め終わるこの瞬間に辿り着いた。

退社後は一昨日に続きラー博詣で。「あの銘店をもう一度」立ち上げ当初の94年組の第3弾店舗として昨日から営業を開始したのは『名代らーめんげんこつ屋』。創業1980(昭和55)年。我が最初にラー博へ訪れたのは『支那そばや』が入館して以降だったと記憶しているのでラー博ではこの店を訪れていない。但しこの店は一時代を築いていたのは知っていて、我が本格的にラーメン食べ歩きを始めるかなり前、杉並区周辺をぶらついていた頃一度食べた記憶があるし、横浜ポルタに出店していた時に食べている。一時代を築き店舗を拡大したのだが、資金繰りが追いつかなくなり2007年7月に倒産、その3年後に創業店主は他界してしまったそうだ。そうなる前のラー博開業時から2000年4月までラー博には在籍していた。その店長を任されていたのが創業店主の息子で、後に『二代目げんこつ屋』としてラー博に返り咲いている。そして今もその屋号で阿佐ヶ谷近辺に3店舗営業しているそうだ。

そう言えば世間的には今日が子供達の夏休み初日だったはず。これは混雑しているかな?と心配したが杞憂に終わって親子連れは少なかった。こう暑くてはなかなか家族でラー博食べ歩きってならないのかも知れない。入館して真っ直ぐ目的の店へ向かうと店前に待ち客の姿はなく食券を購入し店員に渡した後カウンター奥の席に座った。店員は男3人女2人。先客1人後客7人。

230721genkotsuya00230721genkotsuya01 名代らーめん げんこつ屋 1994『豪快らーめん塩』1300円

この店は創業94年組出店なので10月下旬頃まで営業継続予定だ。なので筆頭メニューはまた後日として、数量限定という塩味の方を注文した。このメニューは当時ラー博店店長に指名された店主が創業者から新メニュー開発の課題を出されて産み出されたものだという。

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お!こちらもオリジナル丼使用だね。麺は多加水中太ストレート。具はきざみ葱、海苔1枚、細切りメンマ数本、味玉半個、チャーシュー3個と1枚。3個というのは分厚いがトロトロ食感のチャーシューがゴロンと入っていたからだ。これが食感も含めて美味しかった。この店の特徴であるマグロ節を使用した味わいが効いた塩スープ。個人的には醤油よりこの塩の方が好みだと思う。昔を感じさせるラーメンだったけど一時代を築いた店だけあって美味かった。ちょっと値段は正直気になったけどね。ラー博だからしょうがないか。大満足で退店出来た。

ちょっとメタ的な話になるが、歴代出店した店を全て復活させるのが「あの銘店をもう一度」シリーズ企画なはずだから『二代目げんこつ屋』としても再び出店するんだよね?でもラーメン自体は二代目を名乗っていたとしても実質あまり違いがないと思うのだけど。順番間違えたんじゃなかろうか?どうやって違いを演出してくるのだろうか?そう考えるとちょっと楽しみになってきた。

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