再会新福
予想はしていたものの三連休明けのうだるような蒸し暑さの中での出勤は骨身に染みる辛さだ。今日は「ラー博へ行くついでのつもりで出社すると思おう」と自らを説得して早朝家を出た。よく説得に応じてくれたぞ、我!
「あの銘店をもう一度」第19弾は大御所中の大御所、1938(昭和13)年創業の京都最古の中華そば店『新福菜館』だ。関東の人間からすれば、関西、しかも京都で何故にこんなに真っ黒の醤油スープの中華そばが?と驚く一杯。この一杯に惹きつけられた為、我が初めてラーメン食べ歩きを主目的にした旅行(=遠征)の最初の目的地が京都になったくらいだ。その時の本店のもつ雰囲気と、提供された一杯の美味しさは今も覚えている。この時の感動があったからこそ我は全国ご当地ラーメン食べ歩きの旅を始めた。我にとって大きな影響を与えた店である事は間違いない。
今でこそ首都圏に普通に出店しているが、我が食べ歩きを始めた年前はラー博を卒業した店がそのままセンター北に1店舗あったくらい。つまりラー博出店当時は食べていなかった。伊勢佐木町に出店してくれた時は嬉しかったなー。5年前に閉店してしまったけどさ。というわけで我にとっては今日は再会でいい。入館し店へ行くと券売機のところで4人ぐらい詰まっていたが店内は空いている様子。早速入店。店員は男3人女4人くらい。先客7人後客8人くらいか。
『煮玉子入中華そば』1080円
煮玉子入りの筆頭メニューをレギュラーサイズで注文。見てみぃこの顔!と提供された時点からテンションがかなり上った。丼はオリジナルを使用しているんだね。つくづく丼って大事だ。
丼の影響だけではなく味がモロ『新福菜館』そのものの味。良い意味でラー博らしくない。麺もシコシコで良い食感。葱、もやし、チャーシューもケチケチしていない。これは唸る旨さ!思わず破顔していたと思う。
+『ヤキメシ小』450円=1530円
パラパラのヤキメシ。本物の『新福菜館』のスープが使用されている事がまるわかりの味わい。我が経験している中ではラーメン店で提供される最高のサイドメニュー。夢中になってラーメン&ヤキメシ両方共完飲完食。これはヤヴァイ満足度だね。短い出店期間中にもう一度食べに来てしまう事可能性が高いよ。大満足で退店・退館した。
帰りはまたうだるような蒸し暑さの中、命からがらというのは少し大げさだが「アチー…アチー…」と意識もせず口から漏れながら帰宅。すぐ空調の効いた部屋に逃げ込んでこの記事を書きながら休憩せざるを得なかった。
コメント