夏夕五星
昨日一昨日よりは多少マシだが蒸し暑く、どんどん体力を奪われながようやく辿り着いた金曜の夜。ここまで本当に長かった。よく耐え抜いた我!しかも三連休前の金曜の夜だ。我は好んで酒を飲む人間ではないラオタなのでラーメン店開拓に意識がいく。我の心の中でずっと引っかかっているのは先週、先々週と2回連続でフラレた相鉄線和田町駅近くの新店『小田原系ラーメンもんじゃ酒場 五つ星』だ。『自家製麺KANARI』のリニューアルらしい。2回とも貴重な土曜の昼をフイにされてしまっているので早い内にリベンジしておかないと精神衛生上よろしくないからね。平日の夜営業時間なら流石にやっているだろうと、会社からの帰宅途中に横浜で相鉄線各駅停車に乗り換え今月3回目の和田町駅へ降り立った。店に到着したのは夜営業開始直後あたり。三度目の正直で無事営業していた。自動ドアを開け早速入店。入口脇の券売機で食券を購入し女店員に食券を渡すと「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当な席へ座った。店舗が中央で仕切られており、我が座ったのはテーブル席側で、もんじゃ焼き用の鉄板が付いた大きなテーブル席が4卓くらいあった。我が座ったのは小さな2人がけのテーブル席。仕切りの向こう側に厨房があり男の店員が2人と接客担当の女店員が1人。女店員は我が暑がっていたからか、大きな扇風機を我の方に向けたりして親切だった。好感度だ。おそらく厨房側にラーメンメインのカウンター席がある模様。結構広い店内だ。前からこんなんだったっけ?『KANARI』時代に一度訪問したが約7年半前なのですっかり覚えていない。我がいる間は前後客ゼロだった。
『特製小田原系ラーメン』1250円
筆頭の特製メニューを注文。大盛り無料との事で大盛りでお願いした。麺量なんと240gだそうだ。特製だと具の構成がナルトが1枚、メンマ数本、海苔5枚、味玉1個、チャーシュー2枚、ワンタン3個になる模様。
小田原系の特徴である不揃いのピロピロ平打縮れ麺が大量に入っている。かなり魅力的な麺で食感が面白い。スープは黒く澄んでいるが醤油角は立っておらずラードが効いたまろやかな醤油スープ。これが意外と美味しかった。食感も味も違う具材も豊富なので、個性的な麺、具材、スープという食べるルーチンが回ると食感が変化に富み面白くて食べ進める速度がほとんど落ちる事なくそのままゴールした感じ。大満足だ。でも我が本場の小田原系を食べてからかなりブランクが空いて小田原系の味を忘れていた事がちょっとショックだった。涼しくなったら小田原へ行ってみたいなとも思ったりして。親切に対応してくれた店員に「ごちそうさまー」と挨拶して退店し家路についた。フラれ続けていた店を見事クリア出来て気分が良いし、明日から三連休というのも輪をかけて嬉しいなー。
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