新町鶏白
日本海側を中心に大雨災害が毎日のようにテレビから流れているが、横浜に限って言えば雨も降らずムワッとした蒸し暑さが昼夜問わず襲ってくる日々が続く。自分も含めてだが皆よくこんな中朝も早よから家を出て出勤に向かうよなあと感心してしまうよ。偉いわ。そう言えば月曜日に今年始めて蝉の声を聞いた。梅雨明けは時間の問題に感じている水曜平日。
こう蒸し暑いと台所に立っている時間さえ罰ゲームに思えてくるので食べてから帰ろう…という不必要な言い訳をしながら、帰宅途中京急線に乗り換え神奈川新町近くに出来た新店を訪問することにした。場所は懐かしい『なりこま亭』の隣、今月5日に開店した『麺屋ごせつ』という店だ。店主は『麺屋武一』からの独立だとか。暖簾に『麺屋武一』の文字が入っていたので確かだろう。早速入店。茶色い木材で構成された内装。厨房には男2人女2人計4人の店員。少なくとも接客担当の女店員は中国系。客席は厨房周りに一列のカウンター3席、L字型カウンター10席、テーブル席は2人卓と4人卓が各1つづつ。後客3人。
『味玉付き濃厚鶏白湯そば』980円+『炙りチャーシュー丼』250円=1230円
ラーメンメニューは濃厚豚骨、濃厚鶏そば、濃厚つけ麺、濃厚味噌そば、中華そばと豊富。酒類や餃子も準備中。『麺屋武一』出身を謳っているなら鶏白湯だろう。鶏白醤油が筆頭だったが鶏白湯醤油は我の中ではまずありえないので鶏白湯塩を味玉付きで注文。炙りチャーシュー丼も付けた。
やっぱり新店だからか10分くらい待たされて提供された。でもサイドメニューと同時提供で盛り付けは丁寧。麺は中細ストレート。具は青葱、玉葱の角切、糸唐辛子、鶏団子1個、豚チャーシューと鶏むねチャーシュー各1枚、半分に切られた味玉1個。メニュー名で濃厚を謳っている場合話半分に受け取って食べたのだが、もう一口目から結構濃厚に感じた。スープ自体の濃さというより味わいの濃さという印象。鶏の油が口にまとわりつく感じ。ハードルを下げて臨んだ分結構満足出来たね。スープこそ少し残したが完食で満足した。
炙りチャーシュー丼は結構なボリュームでコストパフォーマンス高し。様々な部位のきざみチャーシューに青葱と海苔が混ざりチャーダレ?で和えられている感じ。予想外に多めでお腹いっぱいになってしまった。
夕暮れ時とはいえ蒸し暑い中家路へついた。
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