野毛萬福
ようやく公式に関東地方の梅雨入り宣言が出された木曜平日。でも雨が降り出したのは日が沈みかかってからだった。
昨日に続いてになってしまうが面倒なので今日も晩飯は外食で済まそう。何でも1968(昭和43)年創業の野毛の老舗中華料理店『萬福』なる店が4月に閉店したと思ったら先月5月15日に移転リニューアルオープンしたというので行ってみる事にした。と言っても我は移転前に行っていたっけ?本ブログ過去記事を検索しても出て来なかったのでおそらく未訪問のはず。我は昭和時代の場外馬券売り場近くの飲食店の最悪さを体感しているのでブログ開始前には野毛の飲食店にはまず訪問していないだろうから。
暖簾がかかっているので早速入店。新店舗らしさも感じるが、それ以上に昭和の町中華の雰囲気も感じる店内。カウンター上にメニューが書かれた紙がいくつも並んでいる。上手く店舗を作ったねー。でも店内喫煙可まで昭和を引き継いでいてゲンナリ。厨房には男の店員2人とおばちゃん店員1人。客席は厨房前に一列のカウンター7席と4人がけテーブル席2卓と8人がけテーブル席1卓。先客7人後客1人。おばちゃん店員に口頭で注文したが、しばらくするともう一度聞きに来たが大丈夫か?まあ注文間違えられるよりマシか。


この店の名物メニューとなっているカレー炒麺が気になって今回訪問した。炒麺と書いて「やきそば」と読ませている。
とろみ強めの餡かけに、中華料理店ならではのどことなく八角等の独特の味わいを感じるカレーが効いている。その下には中細縮れ麺が強固な餡によって圧縮されたようになっている。具は豚バラ肉と玉ねぎかな?とてもシンプルな料理である意味下品な味わいだけど何故か美味い。本当に美味い。昔B級グルメ等と言わてていた町中華のメニューの魅力が詰まっているような一皿だった。名物メニューと言われているのが理解出来た。
+『餃子』450円=1200円
カレー炒麺だけではボリュームが寂しそうだったので注文した餃子。モチッとしてあっさりした味わいの餃子が6個。個人的にはバリバリとした香ばしい大蒜ガツンとした餃子が好きなので、ちょっと残念だったがそれでも焼き立ての餃子は満足出来た。支払いを済ませ退店した。炒飯を食べに再訪したいが喫煙可がネックだ。
帰宅するあたりでポツポツ降り出してきてしばらくすると本降りになってきた。
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