菊名蕃茄
梅雨の合間、晴れ間が少し広がり気温も30℃近く上昇した蒸し暑い火曜平日。
帰宅途中菊名駅で途中下車し駅近くに今月8日プレオープンした『アトリエ・ド・つけ麺』という新店へ向かった。正式オープンは来週予定でそれから行こうかと考えていたが、今日は早く退社出来、傘も持たずに行動出来たので気が変わった。場所は以前『らーめんゑびす』があった店舗だそうだ。かなり昔で全然覚えていない。店に到着したのは夜営業開始時間を5分ほど過ぎていたが何と入口のシャッターが降りたまま。でも横の窓から店内に明かりがついて店員が作業しているのが見えたので待っていたらすぐ開けてくれた。早速入店。ちょっと店内が臭うのが気になった。店内隅に券売機。店内には店主と思しき男が1人。内外装とも白い店内。「お好きな席へどうぞ」と言われたので水をセルフでコップに注いで適当に座った。客席は厨房周りにL字型カウンター7席のみとこじんまりしている。後客はだいぶ後になって初老の男が1人入ってきた。
『味玉トマトつけ麺』1110円+『麺の大盛り』150円+『チーズ』200円=1460円
メニューは筆頭にチーズフォンデュ&どろスープつけ麺、トマトつけ麺、どろスープつけ麺、トマトラーメン、豚骨魚介ラーメンと並んでいる。看板メニューらしいトマトつけ麺の味玉付き、麺大盛り、トマトに合いそうだったので我の好きなチーズトッピングを付け注文した。
具は麺側に海苔1枚、ナルト1枚、短い柔らかメンマ数本、炙りチャーシューとレアチャーシューが各々1枚づつ、トッピングの茶色い味玉は黄身しっとりタイプ。麺はつけ麺にしてはややかためというか、パスタっぽい食感を感じるストレート太麺。麺大盛りにしたら本当になかなかのボリュームだった。浸け汁はトマトの果肉たっぷり、勿論上手く味を調整した上のトマトソースなのだろうが天然?のトマトそのもののような自然な酸味と甘みが感じられた。更に別皿追加トッピングのチーズは独特の風味があり注文して正解だったと思えた。気に入った。結構なボリュームだったが麺も具もすぐペロリと完食してしまった。カウンター上に割りスープの入ったポットがあったのでついつい入れてみたのだが、浸け汁自体は濃厚だが味は濃過ぎず自然な味わいなのでそのまま飲んだ方が良かったと少し後悔した。あと願わくば紙エプロンは用意して欲しかった。つけ麺なのでミートソースパスタを食べる以上にハネに注意する必要があり豪快に啜る事は出来ず慎重に食べざるを得なかった。でも大満足で退店出来た。これは他のメニューも気になるな。特にチーズフォンデュつけ麺。タブル浸け汁なのかな?正式オープン後きっと再訪するだろう。
我の中では菊名駅と言えば『武蔵家』一択当たり前の時代が長かったので、ここ1年くらいで選択肢が増えてとても喜ばしいよ。東横線に乗って家路についた。
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