再会伊豚
今日も梅雨の合間の晴れ間と個人的に思っている空模様の水曜平日。帰宅途中新横浜ラーメン博物館へ。「あの銘店をもう一度」シリーズ第17弾として昨日から営業を開始した『カーザルカ』へ訪問するのが目的。イタリアはミラノに本店があり、ラー博には逆輸入ラーメンシリーズ第3弾として2015年5月末から約1年半営業をしていた。出店当時我も訪問しているので再会となる。店主はイタリア人で日本のラーメンに傾倒し、独学で母国で『CASA RAMEN』を開店したのが2013年9月。そして今やミラノで3店舗展開しているという。イタリアという国は食に対してかなり保守的と聞いた事があるので、それが事実だとしたら凄い事をやり遂げた事になる。同じ海外のラーメン店だとしても、日本人が一旗上げようと出張って行って結局長続きしない店に比べればよっぽど良いと思うし好感度はいいよ。「ミラノとんこつ」というご当地ラーメンとして楽しむ事にした。入場して店に直行し食券を買って即入店。店員は店主を含め男4人と女2人くらい。先客2人後客2人。
『キングとんこつ』1250円+『チーズ』150円=1400円
筆頭の特のせメニューと相性抜群と書かれた我の好きな粉チーズを注文。
麺はパスタ用小麦を使ったストレート細麺。出店当時は麺をノーマルかアルデンデか選択出来たが今回は確認されなかったな。具は青葱のきざみと細切りメンマ、ナルト1枚、半分に切られた煮玉子、脂身部分がやたら多いチャーシュー2枚と角煮1個。麺以外は思ったほどイタリアらしさは感じさせない、日本で出されても違和感は感じさせないレベルの一杯。店主はニューヨークの『博多一風堂』に衝撃を受けてラーメンの道に入ったという事で、やはりそれをどこかで感じさせる豚骨スープだった。イタリア人ってマー油は大丈夫なんだね。で、お待ちかねの粉チーズ。最初は慎重に少しずつスープへの影響を感じながら入れたが、思いの外豚骨スープとチーズの相性が良い事がわかり全部ドバッと入れた。これ、美味いしイタリアっぽさも現れてとても良かった。スープ完飲の完食で大満足で退店する事が出来た。
退館時出口の所にラー博倶楽部会員なら1回回せるガラガラくじ引きがありラーメンが当たった。一方は『吉村家』だったのでありきたりだなーと思ってこちらを選んだ。『拉麺ひらり』という香川高松の店でトマチリらーめんというものだ。聞いたことがないしラー博にも出店していないはず。どんなものか楽しみだ。
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