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2023年5月31日 (水)

菊名定食

230531sky001 朝方まで雨が降っていたが日中には上がったらしい5月最終日の水曜平日の定時退社日。今日は炒飯が食べたい気分。通勤の動線上に何か面白そうな店がないかなと調べたところ菊名駅前に見つけたので先週に続いて菊名駅で途中下車した。『大阪王将』菊名店。場所は我が大好きな『武蔵家』菊名店の隣にある。強烈な家系欲求引力に抗いつつ何とか入店。店構えや店内の様子も全然チェーン店らしくない。厨房には若い男のバイト店員2人。客席は厨房前に一列6席と2人席と4人席が4卓づつ。タブレット端末で注文しようとしたがエラー表示が出た。呼ぶ前に店員が注文を取りに来た。店員2人とも厨房で忙しいのだろうが、それにしても卓上が汚れている感じだし卓上のピッチャーに水が入っていなかったので何だかなー。先客4人後客1人。

230531oosakaoushyou00230531oosakaoushyou03 大阪王将 菊名店 『菊名定食(+ハーフラーメン塩)』1280円

各店舗で独自性が認められて競っているチェーン店は好きだ。この店の「菊名定食」と名付けられた事前調査で興味を惹かれたメニューのハーフラーメンのセットを注文した。構成はルースー炒飯、唐揚げ2個、千切りキャベツ。ルースー炒飯というのは単品だと「TOKYO肉絲チャーハン」スープ付き790円と紹介されており、おそらく渋谷『兆楽』の「ルースーチャーハン」インスパイアなのだろう。見た目濃いめの味付けっぽかったのでハーフラーメンは醤油or塩の選択項目があったので塩にしておいた。

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いいねージャンクな見た目と味。青椒肉絲じゃなくて肉絲だけの餡かけをかけた炒飯はやっぱり画期的な発明品だ。無心でバクバクと食べたよ。唐揚げ2個はカリカリで美味しかったけど貧弱なサイズで残念。

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塩ラーメンはハーフサイズのわりにはそれなりのボリューム。ただ正直「味付け間違えたんじゃないの?」って思うくらい味がしない。卓上から胡椒をガンガンかけたが味が改善するはずもなく。今後大阪王将でラーメンを注文するのは止めよう。色々不満点はあったけどとりあえず腹は満たされたので電子マネーで支払いを済ませ退店した。

東横線は発煙騒ぎの影響でダイヤが乱れまくっていたが動いていたのでそれに乗車し家路についた。

2023年5月28日 (日)

皐月日休

230528sky001 薄い雲に覆われた空だが陽の光は通りやや温かい。でも心地良い風が吹いて窓際で横になっているとついウトウトしてしまう、特に予定という予定がない日曜休日。だから二度寝をしてしまい起きたら11時近くになっていた。

そのまま寝ていたかったけど、精神衛生の為少しだけでもと近場をぶらっと散歩に出る事にした。特に目的の店もなかったので、こういう時は久々に我のホームの店『地獄ラーメン田中屋』だ。あまり行かないとホーム店とすら言いづらくなるしね。前回訪問は昨年の大晦日だったから約半年ぶりの訪問だ。途中横浜橋通商店街で買い物をしたので店に到着したのは12時半くらいだった。最近では珍しく店前に待ち客無し。いいね。早速入店。厨房にはいつもの兄ちゃん2人。店内隅の券売機で食券購入。タッチパネル式からボタン式に変更したのはこの店にとって大正解。先客9人後客6人。店員はだいたい馴染み客の好みを覚えていて「いつもので?」と確認してくるのも素晴らしい。我はこの店に限ってノーマル注文が多いので何も確認されないけど。

230528tanakaya00230528tanakaya01 地獄ラーメン田中屋 『ラーメン』700円

いつもの。我の中ではこれこそがラーメン。もう何も考えないというより雑念に身を任せて気軽に食べ進め、気がついたら食べ終わっていた。スープは残したけど完食し大満足。

結局1時間程度の散歩で帰宅。あとはゆっくり自宅で休日時間を過ごした。

2023年5月27日 (土)

猫鼠豚骨

230527gumyouji001 雲は多いもの気持ちの良い爽やかな気温の土曜休日。でも遠出はしない。今は家でやりたいことが多過ぎる。なので新店開拓は先週自分的には過剰なくらいやった感は得られたので一旦区切る。そこで近場で面白そうな一杯を探そうとすると我の場合は、弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』になってしまう事が多い。今週末もランチタイムにラーメンの提供があるらしい。早めに家を出てスーパーで買物をしてから店へ行く事にした。

店には開店10分前くらいに到着してしまった。先客などいなかったがそのまま店前で待つことにした。開店前に女店員が今日のメニューを窓に貼り、しばらくすると注文の確認があった。定刻に入店を許され着席した。水はセルフ。しばらく来客はなかったが我のラーメンが提供されたくらいからポツポツと計6人の来客があった。

230527nekonezumi00230527nekonezumi02 ねこ娘とねずみ男

『濃厚九州とんこつラーメン 極み』2200円+『中盛』100円

今日はメインが「沖縄そば」だったがそれは先月食べているので、我の狙いはもう一方の九州とんこつラーメンが狙い。とうとうこの店で豚骨ラーメンが食べられる!とは言ってもメニュー表の書き方からしてあくまで主体は沖縄そばの方だと判った。そのスープを作る過程で生まれる、鰹出汁を加える前のやつを使った、言わば習作的なものなのだろうと想像出来た。それでもこの店の豚骨ラーメンを試しに食べてみたかった。だってこの店は本来ステーキ店。牛肉の扱いは精通しているだろうが豚骨スープ作成は不慣れだろう。でもだからこそ実直にスープ作りを一から自作していると思われ、そこを感じてみたかった。

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そもそも我がこの店に通うのはエンターテイメント性が高いから。接客サービスが特に良いとかではないよ。単純に提供された時のワクワク感が突き抜けているから。だから「極み」を選択した。こんな豚骨ラーメン、今まで見たことがない。非日常感。こんなの一週間働いた後での休日だから心置きなく楽しめる。もうこの時点で大満足。ちなみにチャーシュー肉の量は選択出来てノーマルだと1000円、中の上だと1500円。極みだとこの値段になる。また葱、大蒜、紅生姜、細切りきくらげの有無は注文時確認してくれる。我はもちろん全部お願いした。

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麺はかために茹でられた平打ち中太縮れ麺だった。九州とんこつと謳っているから極細ストレートを期待して麺中盛にしてしまったんだが、考えてみたら、それだったら替え玉提供にしているよな。やっぱり沖縄そばメインで派生的に提供されたメニューだという予想は当たった。そしてスープの方は豚骨臭はなく熟成感もあまり感じないフレッシュなものだったが、そこはこの店が本来ステーキ店だから無理は言ってはいけないよ。でも豚骨出汁感は十分本物感が伝わってくるし実際美味しいスープに仕上がっていた。それより有無を言わせないくらい丼を覆い尽くした様々な部位から作られた各種チャーシューに圧倒された。途中から完全にこれがラーメンである事を忘れてチャーシューを食べる事に集中せざるを得ない感じになった。二郎系と違いヤサイではなく豚肉で胃袋を圧迫してくる。極みはやっぱり凄いや。無論心も胃袋も大満足だ。ちなみにスープの保管場所がないからラーメンの提供は来週までとの事だ。本来ステーキ店という本分を忘れ店主はラーメンにハマッっていたのが判り微笑ましい。でも後客には伝わっておらずステーキランチを注文している客が多かったのが我からしても寂しいところだ。

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+『カレー丼』250円=2550円

サイドメニューの茶碗丼はチャーシュー丼、ジューシー丼、カレー丼の3種だった。先の2種は「極み」を食べると肉がかぶるだろうとカレーを選択したが、そもそも極みを選択していたら我の胃袋ではサイドメニューが入る余地がゼロだった。ラーメンを食べ終わってから食べ始めたのでその頃には注文した事への後悔しかなかった。何か魚介っぽい味わいを感じるドロドロカレーだった。

食後しばらく苦しくて動けず窓の外を眺めてボーッとしてしまう時間があったほど。現在の我では極みを注文したら中盛やサイドメニューの注文はご法度だったと後悔し理解した。やっと落ち着いた頃に席を立ち支払いを済ませ退店し、そのまま家路についた。正午過ぎ頃には帰宅し自宅での休日時間を満喫した。晩飯はサラダと永谷園の梅茶漬になった。

2023年5月26日 (金)

店舗交換

230526wadamachi001 雲に覆われた空の金曜平日。早出出勤の定時退社日なので早々に退社した。こういう時に家に直行して帰ると勿体ない気がしたので、帰宅途中相鉄線沿線にある未訪問店を訪問すべくまた新横浜線を使って和田町駅に降り立った。

先日鶴ヶ峰駅から少し歩いた場所にオープンした『麺酒処 龍さん。』という店に訪問したが、その前身が和田町駅直下にあった『麺屋鶏いち』という店だった。で、現在その店舗に入っているのが『らぁ麺半七』というINGSプロデュースのラーメン店。でもこの店舗は実は2号店で、1号店は先に書いた『麺酒処龍さん。』が入っている店舗で以前営業していた。なので狙った訳では無いだろうが店舗を交換した形になっている。それが別に面白い訳ではなく、単純に『らぁ麺半七』和田町が店が未訪問だったのでやって来た。

INGSグループプロデュース店なので面白さはやや欠けるものの品質はある程度保証されていると思うので、せっかくの金曜の夜に気分を損ねる可能性は低いだろうと安牌を求めた訳だ。夜営業開始30分後くらいに店に到着。入口脇に設置してあるタッチパネル式券売機で食券を購入し厨房に1人いる男の店員に渡すと席を指定されたので水をコップにセルフで注いで着席した。客席は厨房周りにL字型カウンター6席と壁向かいに一列のカウンター3席。先客1人テイクアウトの後客1人。

230526hanshichi00230526hanshichi01 鶏鴨出汁中華そば らぁ麺 半七 和田町店

『黒豚ワンタン麺 醤油』1000円+『味玉』100円=1100円

新メニューと書かれ店が推しているようなメニューを味玉付きで注文してみた。醤油と塩が選べたので醤油にしておいた。

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麺はパツパツした歯切れの良い食感の全粒粉入り中細ストレート麺。具はきざみ青葱、穂先メンマ1本、脂身の多い柔らかい厚切りチャーシュー2枚、胡麻油が効いた豚肉の餡多めの雲呑が4個入りだ。トッピングの味玉は黄身トロリ。スープは『はやし田』に準じた鴨出汁の効いた上品な鶏の旨味たっぷりの醤油スープ。完成度はやっぱり高いや。スープ完飲の完食だった。満足して退店した。

相鉄線で横浜に出て買い物をした後帰途についた。明日から休みだ!

 

2023年5月24日 (水)

花月麻婆

1日雨が降り気温がぐっと下がり肌寒くさえ感じた昨日とは変わって爽やかな青空が広がった水曜平日。このところの新店開拓ラッシュで食べられていなかった『らあめん花月嵐』の期間限定メニューを食べるつもり。

『らあめん花月嵐』は以前から有名店主だけではなくラーメン評論家まで見境ない感じでネームバリューを利用しコラボやら監修のラーメンを提供していたが、我からすればその味は「チェーン店のラーメン」から逃れられない印象がありあまり目を向けないでいた。それが『飯田商店』店主と協力して作った『シン・ゲンコツらあめん』や、別ブランドとして立ち上げた『ラーメン将太』のラーメンで我の中で一気に印象が変わった。高崎の『だるま大使』とコラボした「群馬豚骨らーめん」に続いて、ご当地ラーメンの中でも我の好きな「新潟麻婆麺」のインスパイアラーメンを提供すると聞いて密かに楽しみにしていたんだよ。

我が『らあめん花月嵐』を訪問するとなると家から一番近い店舗である上大岡カミオ店を利用していたのだが、時間に融通がきくチェーン店に休日時間を使うのは勿体ないなーと思い調べてみると菊名駅前にも店舗があった。菊名なら通勤途中で立ち寄る事が容易なので今日初めて訪問してみる事にした。東急菊名駅改札を出て階段を降りたら目の前に店舗があった。我はいつも階段降りたら『武蔵家』菊名店まっしぐらだったから気が付かなかった。早速入店し入口脇にある券売機で食券を電子マネーで購入。厨房に男の店員1人のみ。客席はオフィシャル発表で17席。先客1人後客4人。

230524kagetsukikuna00230524kagetsukikuna02 らあめん花月嵐 菊名駅前店

『ザ・麻婆ラーメン嵐』980円+『ライス』110円=1090円

目的の期間限定メニューとライスを注文。トレイで提供された。通常レンゲと穴空きレンゲも一緒に提供された。

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麺は中細ストレート。具はわけぎと白葱、玉葱のみじんぎり、挽肉麻婆と絹ごし豆腐。透明度のあるスープは何と薬膳スープだとか。スパイス感があり唇がちょっとピリピリする。誤解を恐れずざっくり言ってしまうとあっさりしたカレー風味。だから所謂一般的な麻婆麺を想像して食べると面食らう味わい。新潟という地名も出して売り出しているからもうちょっと寄せてくるかと思ったら全然違った。でもこれはこれで美味しい。具材はライスにかけてプチカレー風麻婆丼として食べた。腹が減っていたのでスープ完飲の完食。満足の退店となった。

JRはトラブルがあったらしく遅延の情報があったので東横線に乗って家路についた。

2023年5月21日 (日)

踊場醤油

230521sky01_20240503204801 雨こそ降っていないがどんより雲が立ち込めた朝を迎えた日曜休日。でも日が昇るに連れ晴れ間が広がって来た。

横浜駅に買い物の用事があり家を出た時は相鉄線沿線の未訪問店を訪ねるつもりだった。でも晴れ間が広がって来たので気持ちの変化が生じ、昨日市営地下鉄ブルーライン踊場駅近くにオープンした新店『醤油ラーメン高橋』に行ってみる事にした。急な予定変更だった為、店に到着出来たのは開店時間から20分を過ぎていた。店前に車3台が駐車可能な駐車場があり立派な店舗だった。その店前には15人を超える行列が生じていた…。オープン記念で一杯500円サービスを行っているらしい。日曜日にそんなサービスをしたら近隣の家族連れの客が詰めかけて来るのは火を見るよりも明らか。開店サービス期間は行列による時間の無駄と、店員がテンパってトラブルが生じる可能性が高く、我の価値観では全然コスパが合わないので予め知っていれば来なかった…。整理係の店員に「1時間待ちになるかも」と脅しともとれる事を言われたが、客席数からすれば40分くらいの待ちで済むだろうと推測し列の最後尾についた。そもそもこんな場所にわざわざやって来たのだから簡単に引き返す事は出来ない。我の予想は当たりちょうど40分頃に入店を許された。入口脇のタッチパネル式券売機で食券を購入し着席。厨房には店主と思しき男の店員1人と女の店員1人。本人達も覚悟の上だとは思うがとても忙しそうだった。客席は厨房前一列6席のカウンター席。テーブル席は2人卓1つと4人卓2つ。着席すると冷水が入ったコップと箸とレンゲが提供された。そこまで店員がやる店は今や少なくなったね。そりゃ店員は忙しくて大変になるわ。

230521takahashi00230521takahashi01 醤油ラーメン 高橋 『記念ラーメン』500円

タッチパネル表示を見る限り看板通りに醤油ラーメン一本で行くらしい。今日は筆頭が売り切れ表示で「記念ラーメン」と書かれたボタンが押す事が可能になっていた。サイドメニューが定額で、子連れ客がそれらを頼むので回転が遅くなっている。我は当初からラーメン1杯食べて早々に帰るつもりだ。

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店主は忙しそうだったが丁寧に盛られた一杯が提供された。麺はかために茹でられた、やや縮れた中細麺。具はきざみ葱と、八王子ラーメンよろしく玉葱のみじん切りが入っている。脂身の多いバラチャーシュー1枚の上には柚子片がのっている。そして一番目を引くのは極細の素揚げされたごほう。こりゃ手間がかかるよ。その分店のラーメンの個性になるし実際食感も味付けもとても良かった。スープは旨味先行で醤油はまろやかながらしっかり感じる事が出来る。後味に柚子が爽やかにしてくれるのも良い。ハッキリ言ってとても美味しかった。醤油ラーメン1本でやってやろうという店主の意気込みが感じられた。文句なくスープを完飲し完食の一杯。立地は難があるものの、これはサービス期間が過ぎても行列が続くかも知れない。そう思える一杯だった。忙しそうな店主に「ごちそうさま」と声をかけ退店した。外には我が並び始めた時と同様な行列が続いていた。

帰りは電車等の乗り継ぎが上手く行かず帰宅に結構時間がかかってしまった。でもまあ爽やかな好天になって来て気分は良かった。

2023年5月20日 (土)

立場名無

小雨の降る朝を迎えた土曜休日。こんな日は遠出はしたくなくなる。ちょうどタイミング良く連休前に今日床屋を予約していたので朝9時ちょっと過ぎに小雨の降る中家を出た。2ヶ月ぶりの床屋、サッパリしたなー。

230520tateba01_20240503220501 床屋を出た頃には雨は止んでいて11時を過ぎていた。このタイミングではラーメン店新規開拓には出遅れたことになるが、それも予め予想し目的店を決めていた。市営地下鉄ブルーラインに乗り込み立場へと向かった。立場には相当久々に降り立つ事になる。駅から1kmほど離れた場所にうどん屋からラーメン店に鞍替えした店があったと聞き気になっていた。今年3月10日に開店したらしいが何せ不定休営業なので後回しにしていたが今日は営業しているらしいので訪問してみる事にした。見知らぬ田舎道をひたすら歩いていると「本当に我もラーメン一杯の為にもの好きだよなー」と思ってしまう。そして正午少し前くらいに目的の店に到着。店名はその名も『名もなき麺屋さん』。無事営業中の札が出されている。早速入店。入口脇の券売機で食券を購入し店員に渡すと「お好きな席へどうぞ」と言われた。厨房には男女2人の店員。先客無し。テレビがGBV。客席は厨房前に一列のカウンター3席。壁側に一列のカウンター6席。席に座ると女店員が荷物かごを準備してくれた。接客態度良好。ちょうど正午になったが後客は来なかった。

230520nanashi00230520nanashi003 名もなき麺屋さん

『濃厚味噌らーめん』900円+『小ごはん』150円=1050円

メニューは濃厚味噌と醤油の2本立て。筆頭の濃厚味噌を注文。味噌なので我的には必然的に小ライスが必要なので同時注文。150円の割には本当に小サイズだった。卓上に豆板醤とおろしニンニクがあるので家系ライス風に準備した。

230520nanashi01230520nanashi02 麺は中太縮れ麺。具はきざみ葱、もやし、平メンマ3本、海苔2枚、巻きバラ炙りチャーシュー2枚。オーソドックスな合わせ味噌味のスープながら味噌の粒粒感が感じられる我の好きな味噌ラーメン。麺との相性も良い。ライス込みで普通に満足出来た。「ごちそうさま」と言って退店した。

中田の新店も気になったが来週以降にしよう。このところ新店開拓続きでちょっと落ち着きたいし連食も控えたい。立場駅に戻り家路についた。

2023年5月19日 (金)

雨鬼味噌

230519aobadai001 予報通り昼前あたりから雨が降り出した金曜平日。今日はちゃんと傘を持って出勤した。早出出勤定時退社日の退社後、結局昨日に続いて田園都市線に乗り換えて青葉台駅に降り立った。駅前の東急スクエア裏手に先月4月1日に開店した新店『鬼味噌らーめん』を狙ってやって来た。この店は昼営業はなく夕方5時開店というちょっと敷居の高さがあるので退社後の訪問しか困難だし、改札出口から歩いても2分程度なので雨もあまり影響ないだろうと思ってね。店には開店直後くらいに到着した。『魂心家』や『麺屋こころ』の並びにあるね。早速入店。女店員に席を指定され着席。卓上にあるメニュー表を見て口頭で注文。厨房に店主と思しき男の店員と女店員の2人のようだ。接客態度はいい感じ。厨房前一列のカウンター4席と壁向かいに一列のカウンター5席。テーブル席は2人卓と4人卓が1つづつかな。後客1人。

230519onimiso00230519onimiso01 鬼味噌らーめん 『鬼みそ背油ラーメン』1150円

屋号を冠したメニューを注文。ノーマルのあっさりと背脂入りのこってりがあったのでこってりを注文した。鬼味噌というからてっきり激辛味噌なのかと思ったらそうではなく、この店では角煮の事を鬼肉と呼んでおり、角煮入り味噌ラーメンの事なのだそうだ。分かりづらいよ。標準はピリ辛程度で有料で辛さ増しは可能のようだけど。揚げニンニクサービス期間中というのでそれもお願いした。あとライスが1杯無料なので当然お願いした。ライスは大小丼を選べ小丼でお願いしたがたんまりご飯を盛ってくれて嬉しかった。

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メニュー表には太麺と書かれていたがやや細めの黄色い中太ちぢれ麺だった。ややかための茹で具合。具は炒めもやしと韮、平メンマ数本、あとサービスの揚げニンニクは結構味が強めだった。それと柔らか角煮がドーンとのっている。味噌スープはノーマルだとかなりあっさりしたやつだね。そこに細かい背脂が表面を覆っていた。かための縮れ麺とあっさり背脂味噌は結構相性が良くどんどん食べ進めた。角煮はライスに引っ越しさせてスープをかけておかずとして味わった。美味しかったので満足出来た。支払いを済ませ退店した。

雨は降っているがようやく週末が迎えられるのが嬉しい。以降はどこにも寄り道せず家路を急ぐ事にした。

2023年5月18日 (木)

藤丘豚魚

昨日に続いて最高気温30℃超えの夏日となった木曜平日。今日は早く退社出来そうだったので躊躇なく早出時差勤務で退社した。天気予報によるとどうも明日は雨降りのようなので、本当は明日訪問を計画していた新店へ1日前倒しで行ってみる事にした。

230518fujigaoka001 東急田園都市線に乗り夕方の藤が丘駅に降り立った。駅から線路沿いに歩くこと約8分くらいで『煮込みや左斜め上24°』というもつ煮込み定食がメインの店に到着。4月4日からこの店舗を間借りして営業しているラーメン店『麺屋てる’ZU』という店が狙い。開店数分前に到着したが1分ほど待っていると店員が出てきて開店してくれた。入り口脇に券売機が設置してあるが、もつ煮込み店と共通使いのようで、ホワイトボードに書かれたラーメンメニューと同金額の食券を買えばよいようだ。厨房には女店員が1人いて、姿は見えなかったが奥の方に男の店員がいる様子。女店員の方がもつ煮込み店の女将のようで、男の店員が間借りラーメン店主のようだ。客席は厨房前に一列のカウンター5席。窓側に6人がけテーブル席2卓と座敷席がひとつあった。後客1人。水はセルフ。

230518teruzu00230518teruzu01 麺屋てる’ZU 『豚魚中華そば 塩 大盛り』950円

店側は限定メニュー「トムヤムヌードル」を推しているように見えたが、あまりラーメンらしくないラーメンは今の我は欲していない。なので基本メニューの豚魚中華そばの大盛りを選択した。塩と醤油が選べるが「塩orしょうゆ」という表記だったので塩推しと推測しそちらを選んだ。+100円でつけ麺へ変更可能なようだが、我はラーメンを食べに来ていたので変更しなかった。

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白いトレイで提供された。麺はかために茹でられた縮れ太麺。このブリブリな食感が楽しめる麺は我の好みだ。具はきざみ葱、海苔1枚、極太メンマ4本、半味玉、角煮みたいな分厚い柔らかちゃーシュー2枚。おまけみたいに脂身が数個浮いているスープは、濃厚でガツンと強めのしょっぱさが伝わってくる魚介豚骨スープ。ちょっと濃すぎるようだけど、ラーメンはこのくらい「やんちゃ」な味わいの方が好感が持てる。店主はラーメンという食べ物の魅力をよく理解しているようだ。暑かったので汗を拭きながらどんどん食べ進めた。やはり濃い味わいだった為スープこそ飲み干す事は断念したが、麺と具は全て食べきって完食した。トレイごと丼をカウンター上に上げて店主に「ごちそうさま」と声をかけて満足顔で退店する事が出来た。間借りからの卒業後が楽しみなラーメン店だった。帰りはあざみ野経由でブルーラインに乗って家路についた。

2023年5月16日 (火)

再会米浸

230516sky001 昨日までの雨の日々は終わり気温が上がり夏日となった火曜平日。

退社後に新横浜ラーメン博物館に立ち寄った。「あの銘店をもう一度」シリーズ第16弾「IKEMEN HOLLYWOOD」が今日から営業開始となったのでそれを狙った。この店は2013年4月から約1年2ヶ月「逆輸入ラーメン」シリーズ第1弾として出店していて我は当時一度訪問している。店に向かうと店前に待ちはなく券売機で先客が買っていたので続いて購入し入店。厨房には男の店員4人と女の店員1人。当時は黒人店員がいたり雰囲気を出していたが今回は日本人のみのようで黒い帽子は被っていた。先客9人後客6人くらい。

230516ikemen00230516ikemen01 IKEMEN HOLLYWOOD 新横浜ラーメン博物館店

『IKEMEN DIP(大盛)』1180円

筆頭メニューの「JOHHNY DIP」は当時食べていたので、この店のウリのひとつだった削り立ての鰹節を使っている屋号を冠したメニューを大盛りで注文した。

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麺は中太やや縮れ。その上に香ばしさを感じる大きめのチャーシューが1.5枚と刻んだ水菜が添えられている。浸け汁をそのまま一口すすると濃い味の豚骨醤油。刻み葱が入っている。そして別皿に提供された削り立ての枕崎産鰹節。まずはそのまま麺を浸け汁に入れて食べてみた。あー普通に美味いね。続いて鰹節を食べる度に一摘み入れて食べてみた。正直食べる前は「鰹節って…」とあまり期待していなかったんだけど、想像以上に美味しくなった。キッチリハッキリ和の味わい。なので自然に繰り返し食べ進めてしまった。大盛りだとちょうど浸け汁の残りはわずかの量だったので割りスープは不要になり鰹節風味を楽しみつつ飲み干し完食した。割りスープしてくれるかは不明だけど。あとチャーシュー香ばしくて美味かったなー。なんか渡米した『中村屋』創業者プロデュース店だったらしいね。大満足で退店した。

ラー博サイトの情報だとこの店の本店であるハリウッド店は既に閉店しており、今回期間限定復活させたらしいんだよね。そういうのを聞いちゃうとやっぱり逆輸入シリーズって正直テンション下がるというか残念に思ってしまう。当時は地方の有名店誘致が難しいのかなー、ラー博維持存続の為の苦肉の策なのかなと思ってたけどさ。結局海外の店ってどうしても実績(経験値)が少ない店ばかりになるから、開店時話題になる都内の新店と大して変わらないんだよ。このあたりで海外の店誘致は一区切りして欲しいというのが正直な思いだ。ご当地ラーメンマニアの我からすれば、ラーメン博物館なのだから、店主高齢化と後継者不足に悩む地方の名店にもっと注目して能動的に誘致して、ラー博を通して消えかけていた老舗店が再生してくれればとても良いサイクルになるのだと思うのだけどなー…等と考えながら家路についた。

2023年5月14日 (日)

雨三亀賄

230514sky001 昨日と同じでパッとしないどんよりと暗い空の日曜休日。9時過ぎには雨が降り始め11時くらいになると窓に吹き付けるように降ってきた。これで外出する気が失せた。部屋で寝転がりながらウトウトしていると正午になってしまった。外を見ると雨が止んでいるようなので身支度をして外に出た。雨が止んでいるのは一時的だろうし、移動するとしても徒歩圏内に限定した。連日新店巡りで疲れていたしね。

そこで思い出したのが横浜橋通商店街近くの『ラーメン三亀』。こってり好きな我はあの店に行くとついつい看板メニューの三亀ラーメンを注文してしまうんだよ。今日は雨で体を動かしていない分それほど空腹でもないので気になっていたメニューを試してみようか。少し歩くが行ってみる事にした。昨年の大晦日以来だから約5ヶ月のご無沙汰だった事になる。店に到着すると先客に1人と4人家族で1席だけ空いていた。入口脇の券売機で目的のメニューを買って店主に渡した。

230514mikame00230514mikame01 ラーメン三亀

『賄いラーメン』800円+『半熟味付け玉子』100円=900円

前々から気になっていた賄いラーメンを味玉付きで注文。メニュー名から何となくあっさり系なのかな?とは思っていたが三亀ラーメンと同金額なんだよね。

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予想は当たり濃厚な三亀ラーメンに比べかなりあっさりしたスープ。味わいはほぼ三亀ラーメンと変わらないが口当たりは普通の醤油ラーメンに近い。そして麺が中細ストレート麺だ。支那そばを意識した構成だと思われる。おそらく濃厚ラーメンが苦手な客の為に作ったメニューなのだと思う。但し店主のサービス精神が同様に発揮されているので海苔6枚、肉厚チャーシュー4枚、ほうれん草やきざみ葱も大量に入っているのであっさりと食べられるわけではない。白米がないとやっぱり攻略するのは難だったが、久々の三亀だったのでスープ完飲の完食をしてしまった。結果的にこれまでと同様、腹いっぱいで大満足に終わった。今日この一杯が食べられて良かった。でも我はこってり好きなので、次回からまた三亀ラーメンに戻ると思う。店主に「ごちそうさまー」と言って丼をカウンター上に上げ退店した。

コンビニに立ち寄ったのみでそのまま徒歩で即帰宅した。すると1時間もしない内にまた雨が降り始めた。あとは心置きなく雨の休日時間を自宅で楽しんだ。

2023年5月13日 (土)

野毛豆乳

予報通り雨降りの土曜休日。出かけるつもりは無かったけど夕方になって鬱っぽい気分になるのは嫌なので結局11時頃家を出た。タイミングよく野毛に新店が出来たという情報もあったしね。桜木町だったらサミットで買い物も済ませられるし行ってみる事にした。場所は『竹岡式竹ちゃんラーメン』があった場所。今度の店は『豆乳ラーメンSOY』なる店で『焼肉ハウス大滝』系列店になるという。4月29日にオープンしていたようで、間借りではなく昼から夜まで通し営業っぽい。ちょうど暖簾が出されるタイミングで店に到着したが先客1人が入った。続いて入店。店内隅にタッチパネル券売機。厨房に男の店主1人。客席はL字型カウンター8席。後客は来なかった。

230513soy00230513soy01 豆乳ラーメン SOY 『豆乳ラーメン白』1000円

筆頭基本メニューを注文。豆乳ラーメンには白・緑・赤があるがスタンダードであろう白を選択。他に牛筋カレーラーメン、カレー丼等もある。

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麺は中太縮れ麺。きざみ葱、フライドガーリック、鶏のささみ。スープは確かに豆乳っぽいが甘ったるくなく各種スパイスが入っている模様。具材の味わいがより引き立つ感じ。健康志向の味の薄いヤツとは別物でしっかり美味しい。全体的には和や中華ではなく洋風な印象を受けた。

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+『チーズリゾットセット』350円=1350円

チーズリゾットセットを注文していた。「麺を食べ終えたらお声がけ下さい」と言われその通り声をかけ麺を食べ終えた丼を渡すと、ご飯、チーズ、スパイスを入れて再調理開始。チーズなんて丁寧にバーナーで炙っていた。あ、これ美味しいね!香ばしい炙りチーズとミルキーなリゾットがとても良く合っている。スープ一滴残さず完食した。これは牛筋カレーも期待してしまうな。近い内に再訪してみよう。

駅前のサミットに向かう。途中『すみれ』『一蘭』に行列が生じているのが見えた。こんな天候の正午前なのに、この辺りは結構人出があるようだ。サミットで買い物を終え即家路についたがトライアスロン大会が開かれているようで渋滞が生じていたよ。皆雨の中元気だなー。我は自宅でゆったりと過ごす休日時間を堪能する事にした。

2023年5月12日 (金)

鶴峰鶏龍

230512sky001 金曜平日。今日は午前中家の用事があった為有給休暇を使用した。11時過ぎには用事は終わった。昼飯は当初は近場で済ませるつもりだったが、明日が1日雨の天気予報だったので急遽電車に乗って相鉄鶴ヶ峰駅までやって来た。目的は4月26日に開店した新店『麺酒処 龍さん。』。場所は駅から歩いて5分ほどの場所。以前INGS系ラーメン店『らぁ麺半七』が入っていた店舗と、隣の鉄板焼き店だった店舗をぶち抜いて使っている。そして店主は以前、和田町駅直下にあった『麺屋鶏いち』を運営していた人らしい。店には12時半過ぎに到着。早速入店。昼時だったので店内は賑わっていた。厨房に店員が男2人女2人の4人体制。客席は厨房周りにL字型カウンター9席、テーブル席は2人卓と4人卓が各3つづつ。資本系かと思うほど店内は広く明るい。先客11人後客5人。家族客が多かった。現在は昼営業のみで今月16日から夜営業を含んだグランドオープンだとか。卓上の冊子メニューを見て口頭で注文。料金後払い。

230512ryuusan00230512ryuusan01 麺酒処 龍さん。『味玉濃厚鶏白湯らぁ麺(塩)』1000円

筆頭鶏白湯の味玉付きを注文。味は塩と醤油が選択出来るが我の場合鶏白湯は塩一択。何でも今日はきくらげが無料トッピングサービスらしいのでお願いした。他に鶏魚介のつけ麺や混ぜそば等がラインナップされていた。

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麺は四角い中細ストレート。具はきざみ玉葱、ほうれん草、メンマ数本、サービスの細切りきくらげ、鶏むねチャーシュー1枚と巻きバラチャーシュー1枚。味玉丸1個は黄身がゼリー状になっていて甘かった。スープはしっかり美味しい味わいの濃厚鶏白湯。考えてみれば『鶏いち』時代は丿貫スタイルの煮干しラーメンを食べて鶏白湯は食べず終いだった。今回は鶏白湯にメニューをしぼって提供している。確かに店主の自信が感じられる一杯だった。完食完飲し大満足で支払いを済ませ退店した。

横浜で買い物を少しして帰宅した。連休明けの一週間の最後に休めて良かった。明日予報通り1日雨だったら外出は控えるかな。

2023年5月11日 (木)

六角六小

230511sky001 木曜平日。今朝4時過ぎに千葉南部を震源とする地震が発生。結構大きく長く感じた。横浜は震度4だった。自宅には損害はないようなので安心したが、半ば強制的に起こされた朝だった。公共交通機関に影響が無いようだし天候は昨日同様で晴れて暖かそうだったのでそのまま普通に出勤した。ところが夕方近くに天候は急変し強い雨が降り雷鳴も聞こえたほど。朝は地震速報でニュース番組が塗り潰された為天気予報が確認出来ず傘は持たずに出社していた。仕方なくロッカーから置き傘を持ち出して退社した。

さて昨日に続き帰宅途中に新店開拓。六角橋仲見世商店街の中にある焼小籠包屋がラーメン店として暖簾を出したようなので訪問してみる事にした。ところが東横線が落雷の影響で武蔵小杉で折り返し運転となりダイヤが乱れており、何とか白楽駅に辿り着く事が出来た。今日は天災が続くなー。でも生活に直結する影響が生じていないのが不幸中の幸いだ。仲見世商店街中程にある『六角橋焼小籠包』に到着。この店は以前からラーメンメニューも提供していたはず。随分前に確か一度入店したが撮影禁止だったので記事にしてなかったのだと思う。今回『麺屋ろくしょう』の暖簾を掲げたので改めて訪問してみた。結果から言うと今回は特に撮影を阻まれるような事はなかった。厨房には男の店主1人のみ。メニュー冊子に「最低限の接客」と書かれており割り切っているみたい。客席は一列のカウンター3席と2人がけテーブル席と4人がけテーブル席が1卓づつ。口頭で注文。先客ゼロ後客1人。

230511rokushyou00230511rokushyou01 麺屋ろくしょう 『やまゆりポークの肉出汁醤油ラーメン』865円

なんか美味そうなメニュー名の筆頭ラーメンメニューを注文。焼小籠包3個付きのセットで注文した。麺はパツパツ食感の極細ストレート。具はスプラウトと穂先メンマ、うずら1個と大きめの巻きバラチャーシュー1枚。スープは確かに肉汁の甘みや旨味を感じる醤油スープに仕上がっており美味しい。ただ如何せんスープ量が少ない為提供時貧相に見えてどうしてもテンションが下がってしまったのは否めない。

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+『焼き小籠包3個セット』195円=1250円

先に提供されていた焼き小籠包のセット。底の方はカリカリに焼けていて熱々だ。提供時「先に皮を破ってスープを吸ってお食べください」と言われたのでその通り食べた。確かに肉汁の旨味たっぷりのスープで美味しかった。ラーメン単品注文だと不満が残っただろうが、小籠包とのセットで結果的には十分な満足感が得られた。支払いを済ませ退店し家路についた。

2023年5月10日 (水)

善田魚豚

230510sky001 春の連休が過ぎ去った週の水曜平日の定時退社日。会社帰りの途中久々に伊勢佐木町へやって来た。狙いは今月1日に開店した『麺匠 善し田』という新店。INGSプロデュースっぽい。場所はマクドナルド対面のパチンコ店に併設された、以前はうどん屋やローソンが入っていた場所だ。開店サービス期間も終わり空いていると予想し訪問してみる事にした。予想通り店前に待ち客無し。早速入店。入口正面に券売機。店員は白衣着用の男2人女1人。水はセルフ。客席は厨房前カウンター8席と3席。4人がけテーブル席1卓。先客4人後客2人。

230510yoshida00230510yoshida01 麺匠 善し田 『特製濃厚魚介豚骨らぁ麺』1150円

筆頭は醤油ラーメンだったがINGS系で想像がついてしまったので濃厚魚介らぁ麺を特製で注文。他に濃厚魚介豚骨つけ麺他つけ麺2種、昆布水つけ麺や混ぜそばはまだ準備中のようだった。

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麺は中太縮れ麺。具は玉葱の角切り、三つ葉、ナルト1枚、海苔3枚、柔らか太メンマ4本、黄身ホクホクの味玉丸1個、鶏ムネ肉チャーシュー1枚と豚ロースチャーシュー2枚。スープは名前負けしていない濃厚な魚介豚骨スープ。久々食べたからか凄く美味しく感じた。我の食べ歩きあるあるのひとつで「食べる前に美味そうな写真が撮れたラーメンは大概当たり」というのがあるのだが今回正にそれだった。だいたいINGS系だから外れる可能性は元々低いだろうが。筆頭基本を食べに再訪は当然考えたが、こんな濃厚魚介豚骨の一杯が食べられる店が生活圏内に出来てくれた事の方が嬉しい。スープ完飲して完食。大満足で退店する事が出来た。

途中サミットに立ち寄りフルーツ等を買ってそのまま歩いて帰宅した。

2023年5月 6日 (土)

六浦濃系

230506sky001 朝から気温が20℃を超え強風が吹き荒れている土曜休日。朝体温計が平熱を示していた事の幸せ。とは言えまだ病み上がりだから昨日みたいに市外に行ったりせず市内に留めよう。目的の店は今月3日に開店した『豚骨醤油 鈴の木』という新店。場所は鎌倉に移転した元『岳家』があった場所。情報不足で開店時間が判らなかったが11時と予想し早めに家を出た。途中上大岡駅で買い物をした後京急線に乗り追浜駅へ降り立った。駅から約7分くらい歩いて店に到着したのは11時7分前くらい。既に先客4人が並んでいた。11時の2,3分前には店主がシャッターを上げ開店してくれた。先客に続いて入店し入口脇の券売機で食券を購入し着席した。厨房には男の店主1人。店主は元直系『横横家』と、すぐ近くに総本店がある『麺屋庄太』を渡り歩いた人物らしい。提供時名刺みたいなサービス券をくれた。客席は厨房周りにL字型カウンター7席。水はセルフ。先客4人後客2人。

230506suzunoki00230506suzunoki02 豚骨醤油 鈴の木

『醤油』800円+『味玉』100円+『ライス』100円=1000円

ラーメンメニューは醤油と塩。看板にもなっている醤油を選択。好みも確認してくれたが全て普通でお願いした。トッピングで味玉、それにライスも注文した。100円でご飯たっぷりよそってくれた。卓上からおろしニンニクと豆板醤を投入し家系ライススタンバイ状態にした。

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今日この店を訪問することを選んだのは単純にラーメンの写真が美味しそうだったから。横浜家系とは名乗っていないけど具材やビジュアルは完全に家系のそれだ。しかも修行先と同じく豚骨濃度も醤油濃度も高いスープ。好みを普通にしておいてこれだけ濃い。ライスを頼んでおいて大正解だ。麺は適度なかための湯で具合の中細縮れ麺で、我はこのタイプの麺を使っている家系ラーメン店が大好きなんだよ。つまりビジュアル通りそのまま美味かった!病み上がりにはキツイのは判っていたけど今日訪問出来て良かった。スープは飲みきれなかったけど完食して大満足。店主に「ごちそうさまー」と挨拶して店を出た。

少しでも足腰のリハビリにしようと帰りは金沢八景駅まで歩いて家路に着いた。午後1時前には帰宅し午後はまた自宅でゆっくり過ごす時間を楽しんだ。しかし風が強い1日だった。

2023年5月 5日 (金)

鶴間将太

金曜祭日。こどもの日。昨日まで続いた発熱状態は収まってきて今朝体温を測ると平熱に戻っていた。床から立ち上がってみると偏頭痛とかも無し。ただ体重は3kg以上減っており足腰に運動不足による不安定さが来ている事が自覚出来た。顔を洗った後家の周辺を少し歩いてみる事にした。天気も良く日光を反射する緑も美しく感じられた。体調回復を実感出来て嬉しい気持ちになった。

230505syouta006 運動不足解消も兼ね今日は外出してみよう。とりあえず目的はやはりラオタなのでラーメン店になる。連休初日に訪問予定にしていた大和市鶴間の『ラーメン将太』だ。昨年12月12日に開店したグロービート・ジャパンの新ブランド店。言わずと知れた湯河原の超有名店『飯田商店』店主飯田将太氏プロデュース店でもある。先日『らぁめん花月嵐』の合作で築き上げた「シン・ゲンコツらーめん」を実食した時のインパクトが強かった為、同じくこのタッグで生み出した実店舗に俄然興味を惹かれた。しかも『飯田商店』店主の名を屋号に冠しているのが両者の信頼関係を物語っているように感じたので期待が持てたからだ。

グロービート・ジャパン運営なので『花月嵐』と同じく朝10時に開店するので朝型の我には好都合。大型連休中だからこそ正午前の開店直後だったら並ばずに入れる予想し、店には開店約10分前に到着出来るよう出発。そうしたら狙い通り店前に人影無し。店前の駐車場もガラガラだ。定刻に開店するまで2,3台車が止まったくらい。駅から歩いてやって来る客など我以外にいない様子。早速入店。店入口脇のタッチパネル式券売機。交通系ICカードで精算。かなり広々とした印象を受ける店内。厨房も客席も広く感じる。ガラス張りなので店内は自然光が入り明るく和風の清潔感が感じられる内装。店員は男3人女店員4人。厨房店員は白割烹着、接客店員は着物着用。案内されたカウンター席は最初からお盆と焼き印が入った木製箸と水入りのコップが置かれていた。席の下には荷物入れも常備されていた。流石グロービート・ジャパンが高級ブランド店舗として生み出しただけの事はある。『花月嵐』的な庶民的雰囲気は一切感じる事は無かった。客席はオフィシャル情報だと厨房周りにカウンター19席と、窓側周辺にテーブル席が4人卓が4つと6人卓が3つ。後客はポロポロと12人ばかり来店した。

230505syouta00230505syouta02 ラーメン将太 下鶴間店『ラーメン』1200円

ラーメンは醤油と塩のみ。まずは筆頭の醤油をシンプルに注文。サイドメニューも頼んだがだいぶ後に提供された。

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麺は国産小麦100%使用した「しなやか仕立て」がウリの中細平打ストレート麺。『支那そばや』の麺を連想させるような、そのまま「しなやかな」食感。具は青葱、海苔1枚、柔らか細切りメンマ数本、豚バラチャーシュー1枚、豚モモ肉チャーシュー1枚。この海苔、見た目が普通なので気を抜いて食べたら食べた瞬間「むっ!」と思ったほど美味かった。そしてスープだが鶏の旨味がビシッ!生醤油の旨味ビシッ!所謂名だたる有名店が提供している「水鶏」系のラーメンなのだが、それと遜色ないと感じたほどの旨さだよ。『飯田商店』で食べたのが11年以上前なので記憶も薄っすらだし比較は出来ないんだけどさ。これを資本系の店で提供出来るようになっちゃったんだなー!凄い時代だなあ。あまりに美味しくて、後から提供されたサイドメニューには目もくれず速攻完飲完食しちゃったよ。

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+『おふとん(ボルディエ)』560円

後から提供された気になっていたサイドメニュー「おふとん」。結構なお値段だが見た目が美味そうだったので訪問前から注文する事は決まっていた。甘めの醤油ダレがかかったご飯の上に折りたたまれた布団のように厚焼き玉子がのっている。中は半熟トロトロ。その上に黒胡椒がかけられバターがのっている。このバターがフランス産のボルディエという高級バターなのだそうだ。我は昭和生まれなので卵焼きには醤油と味の素をかけて食べるのが定番なので、それとは段違いの高級な味に圧倒されてしまった。黒胡椒も良いんだね。上品かつ濃厚な味わい。素晴らしい。

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+『黒豚シュウマイ2個』200円=1960円

これは自由の身になった開放感でついつい注文してしまった。黒豚シュウマイなので確かに美味しかった。シュウマイ自体が美味いので何も付ける必要はないのだが、文句を言うオヤジ連中の口を予め封じる為に予め生姜酢と練り辛子が準備され同時提供された。でもこれは病み上がりの自分が注文するべきものではなかった。明らかに調子に乗りすぎた。すこぶる質の高い一杯とおふとんで大満足だった。早くもこのブランドでフードコートに出店しているらしいけど、このレベルを維持したまま展開していったら既存店はエライこっちゃだよな。客視点からすれば嬉しいことだけどね。

10分ほど歩いて鶴間駅に戻り湘南台でブルーラインに乗り換え途中スーパーに立ち寄り食材等を購入し正午くらいに帰宅出来た。2日間以上風呂に入っていなかったので帰宅後シャワーを浴びてから午後はほぼ横になって過ごした。スーパーで菖蒲を買ってきたので夜は菖蒲湯を楽しんだ。

2023年5月 2日 (火)

移江武里

黄金週間合間の2日間、一般的に有給休暇消費率も高い期間だが我は普通に出勤した。別に仕事で休めないという状況でも無かったけど、我はこの連休を活かして家族で何泊も旅行に出かけようと考える必要も無いので、元々長期休暇にするつもりも無かった。彼らとはタイミングをずらして休むのが吉だ。むしろ長期休暇にすると終わった時の反動も強烈になってしまうデメリットがある。今回の連休は休養メインでいこうと考えていた。

230502kibougaoka001 さて火曜日の朝。今日勤め上げれば5連休だ。毎朝出勤前に体温を測定するのはパンデミックが始まった頃から日課になっているのだが、今朝はいつもより5、6分ほど高かったので少し気になったけどそのまま出勤した。最初は普通通り働いていたが徐々に頭がボーッとしてきて、これは発熱して来たなー、風邪の予兆かな?症状は軽かったが、この時期会議等も無く差し迫った業務も無かったのでこれ幸いと急遽午後半休を取得する事にした。正午になり退社。今考えればそのまま大人しく家路につけば良かったのだが、軽い発熱以外の症状は出ていなかったので、今晩の帰宅途中に立ち寄る予定だった店に向かってしまったんだよ。こんな歳になっても自分の考えが子供過ぎて自分が情けなくなる。とは言え目的地の相鉄希望ヶ丘駅に降り立ってしまった。店名は『麺屋 江武里』。以前小田急高座渋谷駅近くにあった『麺屋武蔵』出身店主の店だが、今年4月26日に相鉄希望ヶ丘駅近くに移転してきたというので行ってみた。駅前ロータリーから登り坂を上って歩くこと約5分で店に到着。店前に待ち客はなくそのまま入店。入口脇に券売機。厨房には男の店主1人。客席は厨房前一列のカウンター12席。店主に食券を渡し着席。各席に給水器が設置してありコップに水を注いで待つ。先客1人後客ゼロ。

230502eburi00230502eburi01 麺屋 江武里 『江戸醤油らー麺』800円

筆頭基本メニューを注文。他に塩味もあるが、味玉も含めトッピングの数が寂しい。移転間もないからだとは思う。

230502eburi02麺は中細やや縮れで適度なかたさ。具は刻んだ水菜、揚げ葱、細切りメンマ数本、海苔1枚、豚バラチャーシュー2枚と鶏むねチャーシュー1枚。スープは鰹をメインに感じる節系の出汁と昆布出汁等とキリッとした醤油を感じ、魚介醤油の王道かつ上級の味わいが感じられた。麺とスープの相性がとても良い。移転前に食べたのは4年前なので覚えていないけど、確かに『麺屋武蔵』系統の味を研ぎ澄ませた感じがする。こんな体調だけど食欲は異常なく美味しくて完食し大満足で店を出た。とりあえず嗅覚の異常は感じられなかったのでひと安心し今度こそ家路を急いだ。

途中病院に立ち寄ろうとしたが駅周辺の内科がことごとく休みで仕方なくそのまま帰宅し着替えて横になった。夕方過ぎに39度を超える高熱が出て翌日まで多少上下しながらその状態は続いたのでずっと横になっていた。その時初めて原因は疲労蓄積だったと気づくんだよ。このところ疲れが溜まっている事を自覚していたはずなのに。頭痛や吐き気、喉の異常等の症状はない。ひたすら発熱。こうなったらこまめに水分補給して休養に務める。お陰で翌々日には体温は37度台まで下がってだいぶ楽になってきたが油断せず、何もせずずっと横になって休養続行し体調回復に務めた。年を重ねると回復が遅くなっているのは自覚しているし。最初残念な連休始めだと思ったが、元々休養メインで過ごすつもりだったし、業務蓄積の心配や有給休暇の無駄遣いをあまりする事なく、良いタイミングで強制的に蓄積疲労を抜く機会を得られて良かったなと思うようになった。

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