肉汁麺極
あっという間に土曜日が過ぎ去りあっという間に日曜になってしまった。ほぼ昨日と同じく雲に覆われた空で少し肌寒い朝だった。日中は少し晴れてくるという天気予報だったが、朝の時点でこんな天候だと遠くに行こうという気力が出なかった為近場で済ませる事にした。
そうなると我の選択はこのところ訪問回数が増えている弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』だ。この店はある意味インド料理以上に非日常空間を味わえるから敷居はちょっと高いところがあるけど好きなんだよ。今日もタイミングよくランチ営業でラーメンを提供してくれるらしい。開店3分前に店前で待っていると店員にメニューを確認され1分ほど前倒しで店に入れてくれた。しばらくするとパラパラと客がやって来て我が退店する頃までに7人やって来た。
今日はこの店のラーメンメニューのメイン、『麺チャーシュー』と以前言われたものだと思う。具に野菜系を増やして一般向けに敷居をやや低くして「肉汁極みラーメン」と改名したようだ。ノーマルタイプだと1000円。でも極みタイプにしてこそこの店らしい魅力を味わえる一杯になると思いそちらを選択。「食べられる方には」という但し書きで小ライスがサービスで付くとの事なので予めお願いした。大蒜で和えたもやしトッピングの有無は確認されたのでお願いした。
麺はややかために茹でられたストレート太麺。以前は付け合せレベルの麺量だったので中盛選択していたのだが今回はデフォルトで十分の麺量だった。麺増ししないで良かったよ。そしてスープは醤油味なのだろうがメニュー名通り肉のエキスがたっぷり入り別の味わいになっている。更に大量のチャーシューから旨味と油が染み出しているのだろう。正直かなり油っぽさを感じる仕上がりになっている。
野菜系の具は増えたとは言え、当初から数える事を諦めるくらい半端ではないチャーシューの数量だ。だから食べ始める前の時点でライスに引っ越しさせていったのだが、食べ進めていくとどんどん丼の底の方にあるやつが発掘されていく。しかも骨付きのヤツがあったりバリエーションが豊富で、こんなのが入っていた!と見つける楽しさと、部位による味と食感の違いを知れる楽しさが合わさっていく。こういうのは他の店ではなかなか味わえない。体験型というのかな、貴重な休日時間にこういう体験をさせてくれるというだけでも大満足だ。金額の問題ではない。実際腹はいっぱいになり支払いを済ませ店を出た。
コンビニで買い物をして早々に家路につき正午ちょっと過ぎには帰宅、貴重な休日時間をのんびりと過ごした。今晩の夕食は軽いものにしておこう。
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