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2023年4月29日 (土)

堀切焼豚

風は強いが晴れ間が多く日差しによって温かい4月最後の土曜休日。実は昭和の日という祭日だ。今月は精神も身体も何だかしっくりしない事が続いたので、ようやく開放された気分の朝を迎えた。ゆっくり休もうとも思ったが、残念な事に明日は1日雨の予報が出ており、この今日の好天が大事に思えたので頑張って都心の方まで足を伸ばしてみる事にした。風が強かったが布団を干して朝9時前に家を出た。

230429horikirishyoubuen001 京浜東北線で日暮里に出て京成本線に乗り換え遥々やって来たのは堀切菖蒲園駅。改札を出るとどこか昭和の匂いを感じる本屋やラーメン店や町中華店が立ち並ぶ通りが見えた。目的の店の開店にはしばらく時間があったので付近を探索してみた。横浜市民である自分にとってかなりアウェイ感を感じる見知らぬ土地。でもその感じが緊張感と好奇心が綯い交ぜになって何故か心地よい。

今日の目的店は『焼豚ラーメン三條』葛飾店。駅改札から歩いて1分くらい、『ラーメン大』堀切店の2軒隣にある。昨年12月12日に開店した新店で本店は岐阜にある。元々岐阜発祥の地ラーメン『ベトコンラーメン』の店だったが、店主がチャーシュー麺に傾倒した為「焼豚ラーメン」として展開したらしい。開店2分前くらいに先客1人並んだのが見えたので2番手につく。定刻に開店し順に入店。新店とは思えないくらい年季が入った店舗。BGMも20年くらい前のJPOPで昭和に戻った気分になった。狭い厨房に男の店員と金髪の女の店員の2人。厨房周りにL字型カウンター7,8席あるが隣の椅子との余裕がないので実質4,5席くらいの印象。我好みの雰囲気だ。口頭で注文。後客2人。

230429sanjyou00230429sanjyou06 焼豚ラーメン 三條 葛飾店

『焼豚ラーメン(半辛)』900円+『ベト皿』350円

ラーメンメニューは1品のみ。普通は辛味が付かないが、頼めば付けてくれる。半辛と大辛から選べる。半辛を選択。そして必須とも言えるオプション「ベト皿」も合わせて注文。これはもやし、ニラ、大蒜を炒めたもので、これを焼豚ラーメンに入れれば岐阜地麺「ベトコンラーメン」の完成となる。ベトコンとはベストコンディションの略だそうだ。

230429sanjyou01230429sanjyou02 麺は柔らかめに茹でられた中細ストレート丸麺。具は標準でニラキムチと半味玉がのる。丼一面を覆ったバラ肉焼豚は提供前にバーナーで炙られていた。スープは豚肉清湯というのかな、それにチャーダレの醤油感があっさりのっているみたいな。単品で食べると意外とあっさりした味わい。そこにベト皿を投入すると炒めもやしとニラの油感、粒ニンニクが大量にゴロンと入り一気にジャンクになる。これに辛味がとても合い選択して良かったと思える。店の雰囲気も重なってまるで現地岐阜で食べているかのような錯覚を起こす。多分今まで首都圏では食べられなかったであろう一杯。ネット写真のビジュアルにやられての訪問だったが「わざわざ来て良かった」と思えた。大満足だ。

230429sanjyou03230429sanjyou04

+『半チャン』300円=1550円

こんなの食べて連食は出来ないのでサイドメニューの半チャンも注文。油っぽさとしょっぱさを感じる下品な炒飯。これは褒め言葉だ。あんなラーメン食べてあっさり味の上品な炒飯食べたってしょうがないから。支払いを済ませ店を出た。自分がこういうラーメンが食べられる内に出来るだけ食べておかないとね。今日この店を選択した自分にグッジョブを出した。店を出ると横の『ラーメン大』の店前には行列が生じていた。やはり本店、大人気なんだなー。

駅に戻り電車に乗り途中秋葉原で買い物をした後家路についた。家に到着した後は干していた布団を取り込んだ後ゆっくり休養した。

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