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2023年4月30日 (日)

蛤鶏白湯

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4月最終日の日曜休日。予報どおり朝から時折強い雨が雨戸を叩いていた。その後小雨になってきたがこんな天候だと外出する気が起きない。日曜の午前中などダラダラしていると物凄い速さで時間が経過し気がつけば10時半をまわっていた。窓の外を見ると雨が止んで少し日差しが差し込んでいる様子だったので慌てて家を出た。

こんなに遅いスタートだと待ちが生じるような人気店は諦める。なので開店時間が正午からという鶴見駅近くに出来た新店へ訪問する事にした。今月13日に開店した『中華そば みかわ』だ。下北沢にある『貝麺みかわ』の姉妹店だそうだ。開店から2週間以上経過しているし行列は解消している頃だろうと買い物を済ませてから開店5分前くらいに到着したら何と10人以上の行列が生じていた。目測を見誤った。定刻に開店したが入店出来たのはそれから20分後だった。入口脇に券売機。内外装共白を基調にした清潔感がある店内。厨房には男の店員2人と女の店員1人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席と窓側に4人がけテーブル席2卓。店員に食券を渡すと席を指定されたのでそこに着席。

230430mikawa00230430mikawa04 中華そば みかわ

『味玉はまぐり鶏白湯そば 塩』1050円+『貝ごはん(小)』150円=1200円

メニューは普通の中華そばと鶏白湯そばの2本立てで各々醤油か塩か選べる。今回ははまぐり鶏白湯の味玉付き、塩を選択。サイドメニューの貝ごはんも合わせて注文した。

230430mikawa01230430mikawa02 麺はやや柔らかめに茹でられた平打ち気味の中太ストレート。具はきざみ葱と紫玉葱のみじん切り、細切りメンマ数本。チャーシューは3種も入っていて豚バラ、豚ロース、鶏。スープは正に蛤の出汁と濃厚鶏白湯が違和感なく一体化していた。鶏白湯の癖のある臭いも感じない。我は貝出汁のクリーミーなスープが特に好きなので美味しく感じたなー。

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サイドメニューの貝ごはんは貝しぐれがしょっぱめなので白米に合う感じ。でもラーメンの蛤鶏白湯を食べた後だとしょっぱさが少々強めに感じてしまう。なので残ったラーメンスープをかけてみるとまろやかになり完食してしまった。総じて美味しかったね。次の機会に基本の中華そばを味わってみたい。満足して退店すると店の外には相変わらず行列が続いていた。早くも鶴見の人気店だ。

そのまま鶴見駅に戻り寄り道せず家路についた。雨は結局止んだのかな。でも空はずっと一面雲に覆われたままだった。

 

2023年4月29日 (土)

堀切焼豚

風は強いが晴れ間が多く日差しによって温かい4月最後の土曜休日。実は昭和の日という祭日だ。今月は精神も身体も何だかしっくりしない事が続いたので、ようやく開放された気分の朝を迎えた。ゆっくり休もうとも思ったが、残念な事に明日は1日雨の予報が出ており、この今日の好天が大事に思えたので頑張って都心の方まで足を伸ばしてみる事にした。風が強かったが布団を干して朝9時前に家を出た。

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京浜東北線で日暮里に出て京成本線に乗り換え遥々やって来たのは堀切菖蒲園駅。改札を出るとどこか昭和の匂いを感じる本屋やラーメン店や町中華店が立ち並ぶ通りが見えた。目的の店の開店にはしばらく時間があったので付近を探索してみた。横浜市民である自分にとってかなりアウェイ感を感じる見知らぬ土地。でもその感じが緊張感と好奇心が綯い交ぜになって何故か心地よい。

今日の目的店は『焼豚ラーメン三條』葛飾店。駅改札から歩いて1分くらい、『ラーメン大』堀切店の2軒隣にある。昨年12月12日に開店した新店で本店は岐阜にある。元々岐阜発祥の地ラーメン『ベトコンラーメン』の店だったが、店主がチャーシュー麺に傾倒した為「焼豚ラーメン」として展開したらしい。開店2分前くらいに先客1人並んだのが見えたので2番手につく。定刻に開店し順に入店。新店とは思えないくらい年季が入った店舗。BGMも20年くらい前のJPOPで昭和に戻った気分になった。狭い厨房に男の店員と金髪の女の店員の2人。厨房周りにL字型カウンター7,8席あるが隣の椅子との余裕がないので実質4,5席くらいの印象。我好みの雰囲気だ。口頭で注文。後客2人。

230429sanjyou00230429sanjyou06 焼豚ラーメン 三條 葛飾店

『焼豚ラーメン(半辛)』900円+『ベト皿』350円

ラーメンメニューは1品のみ。普通は辛味が付かないが、頼めば付けてくれる。半辛と大辛から選べる。半辛を選択。そして必須とも言えるオプション「ベト皿」も合わせて注文。これはもやし、ニラ、大蒜を炒めたもので、これを焼豚ラーメンに入れれば岐阜地麺「ベトコンラーメン」の完成となる。ベトコンとはベストコンディションの略だそうだ。

230429sanjyou01230429sanjyou02 麺は柔らかめに茹でられた中細ストレート丸麺。具は標準でニラキムチと半味玉がのる。丼一面を覆ったバラ肉焼豚は提供前にバーナーで炙られていた。スープは豚肉清湯というのかな、それにチャーダレの醤油感があっさりのっているみたいな。単品で食べると意外とあっさりした味わい。そこにベト皿を投入すると炒めもやしとニラの油感、粒ニンニクが大量にゴロンと入り一気にジャンクになる。これに辛味がとても合い選択して良かったと思える。店の雰囲気も重なってまるで現地岐阜で食べているかのような錯覚を起こす。多分今まで首都圏では食べられなかったであろう一杯。ネット写真のビジュアルにやられての訪問だったが「わざわざ来て良かった」と思えた。大満足だ。

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+『半チャン』300円=1550円

こんなの食べて連食は出来ないのでサイドメニューの半チャンも注文。油っぽさとしょっぱさを感じる下品な炒飯。これは褒め言葉だ。あんなラーメン食べてあっさり味の上品な炒飯食べたってしょうがないから。支払いを済ませ店を出た。自分がこういうラーメンが食べられる内に出来るだけ食べておかないとね。今日この店を選択した自分にグッジョブを出した。店を出ると横の『ラーメン大』の店前には行列が生じていた。やはり本店、大人気なんだなー。

駅に戻り電車に乗り途中秋葉原で買い物をした後家路についた。家に到着した後は干していた布団を取り込んだ後ゆっくり休養した。

2023年4月28日 (金)

週二拉博

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昨日に続いて今日も気温が22℃を超え、晴れ間が広がる金曜平日の定時退社日。ようやく辿り着いた感じた。

火曜日に続いて今日も帰宅途中に新横浜ラーメン博物館に立ち寄ってしまう事にした。おそらくラー博は明日から9日間は大混雑が予想されるからだ。今日の目的店は『野方ホープ1994』。2回目の訪問となる。店外券売機のところに待ち客は無し。早速入店。店員は男3人女1人。席は入店時8割くらい席は埋まっている状態で食べ終わる頃にはほぼ満席になっていた。

230428nogatahope00230428nogatahope03 環七 野方ホープ 1994『味噌とんこつ 大盛り』1150円

今日の狙いは期間限定メニューの「味噌とんこつ」。本店の方でも好評だというメニューで明後日で提供終了になってしまうそうだ。今回は大盛り指定で平日無料のライスもお願いした。

230428nogatahope01230428nogatahope02 構成は「醤油とんこつ」と全く同じ。濃厚豚骨背脂チャッチャ味噌味ラーメン。でも他の背脂チャッチャ系の店とは違ってじゃがいも等の野菜感が強いので見た目ほど濃い味ではない。後半は卓上から油唐辛子を投入し辛味を加え、ライスの力も借りて完食してしまった。満足して退店退館した。明日から休みだ!

2023年4月25日 (火)

鵠沼復刻

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どんより曇って少し肌寒いくらいの火曜平日。務めを終えて帰宅途中に新横浜駅で途中下車し新横浜ラーメン博物館へ向かった。「あの銘店をもう一度シリーズ」第15弾『支那そばや』が今日から営業開始という事で早速訪問してみる事にした。『支那そばや』がラー博を卒業してもう3年半ほど経過しているのだが、2000年3月から約20年近くここに在籍していたので復活と言われても正直ピンと来ない。でも今回の復活は普通の復活では無い。『支那そばや』がラー博で営業する以前、鵠沼海岸近くにあった創業店舗で提供していた当時の味を、故・佐野実氏が書き留めていたレシピを元に再現したものを提供するというのだ。鵠沼海岸創業店は1986(昭和61)年8月に営業を開始したが、佐野実氏がラー博に本拠地を移した為2000年に弟子に店舗を譲った。しかしその弟子も辞め後継者がいなかったので2004年に閉店している。我がこのブログを開始しラーメン食べ歩きを始める2年前だ。なので我は鵠沼時代の味を知らない。技術提供という形で暖簾分けされた店からその味を想像するに留まっている。だから今回はラオタ的に貴重な体験が出来ると思い楽しみにしていた。

入館しかつてと同じ店舗に直行した。店頭には腕を組んだ佐野実氏の等身大(?)の写真が仁王立ちしていたよ。我の狙い通り店前に待ち客の姿はなく食券を購入し早速入店した。奥の厨房には男女合わせて10人くらいの店員が見えた。店員から「お好きな席へどうぞ」と言われ好きな席に着席して提供されるのを待った。先客5人後客は7,8人かな。

230425shinasobaya00230425shinasobaya04 支那そばや 新横浜ラーメン博物館店

『鵠沼醤油らぁ麺』1400円+『鮭節ご飯』500円=1900円

全てのラーメンメニューの筆頭に「鵠沼」の地名が入っている。佐野実氏が一番尖っていた時代の一杯がオフィシャルで復刻される事への期待が高まる。筆頭メニューレギュラーサイズとサイドメニューの鮭節ご飯を注文した。ちなみに金華豚チャーシューメンは何と一杯2300円というドン引くくらいの値段が設定されていた。

230425shinasobaya01230425shinasobaya03 「あの銘店をもう一度」シリーズは基本的に共通の白い丼を使用して提供されるのだが、今回は店名のロゴが入ったオリジナル丼を使用していた。当時の丼を使っているのかな?憎い演出だ。麺は「支那そばや」らしい綺麗なほどのストレート細麺だが、我の記憶にある「絹のようにしなやかな」現在の麺と少し違い、その途上の麺というのが伝わってくる。当時使っていた小麦「はるゆたか」は、後継品種の「春よ恋」に取って代わられ現在では入手困難になってしまったものを何とか取り寄せて製麺し再現したらしい。具は九条葱のきざみ、海苔1枚、短冊メンマ3本、三元豚のバラチャーシュー1枚。『支那そばや』は穂先メンマの印象が強いが当時は短冊メンマだったんだね。そして三元豚チャーシューは柔らかく脂が溶け出すような感じで非常に美味しく、当時からこのレベルだったら凄いと思った。そしてスープなのだが…まず感じたのは「ああ、時代を感じるなー」だった。懐かしさを感じた。何しろ昭和末期から平成初期のラーメンだから、例え『支那そばや』であろうとも当時はこうだったんだなーと感じた。わかりやすく言ってしまうと卓上から胡椒をふりかけたくなるような節系醤油スープ。そこに『支那そばや』らしい名古屋コーチン等の鶏の旨味がのる感じ。アレンジすることなく本当に残されたレシピ通りに作ったのかも知れないなーと思った。実際卓上から胡椒をかけると美味しさが増した気がした。

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サイドメニューの鮭節ご飯はシンプルに白米に鮭節と九条葱のきざみがのっただけで味付けはされていない。夕食にご飯物を食べた満足感は得られた。本家『支那そばや』が鵠沼時代の味の再現をすること等今後もう無いだろうし今回一回きりだと思う。貴重な体験が得られた気がして大満足で退館した。

2023年4月23日 (日)

肉汁麺極

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あっという間に土曜日が過ぎ去りあっという間に日曜になってしまった。ほぼ昨日と同じく雲に覆われた空で少し肌寒い朝だった。日中は少し晴れてくるという天気予報だったが、朝の時点でこんな天候だと遠くに行こうという気力が出なかった為近場で済ませる事にした。

そうなると我の選択はこのところ訪問回数が増えている弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』だ。この店はある意味インド料理以上に非日常空間を味わえるから敷居はちょっと高いところがあるけど好きなんだよ。今日もタイミングよくランチ営業でラーメンを提供してくれるらしい。開店3分前に店前で待っていると店員にメニューを確認され1分ほど前倒しで店に入れてくれた。しばらくするとパラパラと客がやって来て我が退店する頃までに7人やって来た。

230423nekonezumi00230423nekonezumi01 ねこ娘とねずみ男『肉汁極みラーメン 極み』2200円

今日はこの店のラーメンメニューのメイン、『麺チャーシュー』と以前言われたものだと思う。具に野菜系を増やして一般向けに敷居をやや低くして「肉汁極みラーメン」と改名したようだ。ノーマルタイプだと1000円。でも極みタイプにしてこそこの店らしい魅力を味わえる一杯になると思いそちらを選択。「食べられる方には」という但し書きで小ライスがサービスで付くとの事なので予めお願いした。大蒜で和えたもやしトッピングの有無は確認されたのでお願いした。

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麺はややかために茹でられたストレート太麺。以前は付け合せレベルの麺量だったので中盛選択していたのだが今回はデフォルトで十分の麺量だった。麺増ししないで良かったよ。そしてスープは醤油味なのだろうがメニュー名通り肉のエキスがたっぷり入り別の味わいになっている。更に大量のチャーシューから旨味と油が染み出しているのだろう。正直かなり油っぽさを感じる仕上がりになっている。

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野菜系の具は増えたとは言え、当初から数える事を諦めるくらい半端ではないチャーシューの数量だ。だから食べ始める前の時点でライスに引っ越しさせていったのだが、食べ進めていくとどんどん丼の底の方にあるやつが発掘されていく。しかも骨付きのヤツがあったりバリエーションが豊富で、こんなのが入っていた!と見つける楽しさと、部位による味と食感の違いを知れる楽しさが合わさっていく。こういうのは他の店ではなかなか味わえない。体験型というのかな、貴重な休日時間にこういう体験をさせてくれるというだけでも大満足だ。金額の問題ではない。実際腹はいっぱいになり支払いを済ませ店を出た。

コンビニで買い物をして早々に家路につき正午ちょっと過ぎには帰宅、貴重な休日時間をのんびりと過ごした。今晩の夕食は軽いものにしておこう。

2023年4月22日 (土)

札幌大公

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朝から曇天の土曜休日。驚くほど気温が昨日に比べて低くなって肌寒いほど。でもこれは昨日までが異常な夏日で今日から平年並みに戻ったからだそうだ。空模様は結局終始曇天だった様子。

南太田にある焼き味噌ラーメン専門店『拉麺大公』『にんにくみそマッスル』と屋号を変えたのと時を同じくして、2号店『拉麺大公 上大岡』として開店した店が『二代目拉麺大公 花』に変わった。それが今年年明けくらいに南太田本店が屋号を『拉麺大公』に戻し、2号店の方も最近になって『札幌ラーメン 大公 上大岡』に変えたそうだ。店主は『にんにくみそマッスル』の店主だった人物が戻った形になっている様子。『拉麺大公』が札幌の地名を冠しメニューを変えているという情報を聞き興味があった。今日は肌寒い気温だったし絶好の味噌ラーメン日和。朝食を抜いて店へと向かった。

店には開店3分前くらいに到着したが他に待ち客の姿なし。看板等は『二代目拉麺大公 花』のままの状態。定刻から1分遅れて店主が暖簾を出す頃には我の後ろに5,6人待っていた様子。店中央に設置された券売機で食券を購入し店員に渡すと席を指定されたので着席。厨房には男の店主1人が厨房を仕切っていて女の店員2人はほぼ接客担当。だからだろう、注文から提供まで15分後以上かかった。そして客は続々来店し満席になり外待ちも生じたようだ。店内は相変わらず香ばしい香りが漂って食欲を刺激してきた。

230422taikou00230422taikou02 札幌ラーメン 大公 上大岡

『みそバターコーン』1140円+『半熟煮玉子』150円

筆頭メニューが「札幌道産子みそラーメン」に変更されている。他に「札幌道産子辛みそ」「にんにくみそ」等があったが、我は思いっきり札幌に振り切った方が面白そうと思い「みそバターコーン」の味玉付きを注文してみた。

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麺は黄色い中太縮れ麺。具は一味唐辛子が振られた千切り葱と挽肉少々。コーンとバター1切れ、チャーシュー1枚。有料トッピングの味玉丸1個。チャーシューにはおろし生姜も少しのっている。元々の純連すみれ系を少し昔ながらの味噌ラーメンっぽくした様子。でもそこは味噌ラーメン専門店らしく味噌の配合を変えただけで高い水準を維持しているのは流石。そしてこの味噌に溶け込むバターの甘さ、コーンの絶妙さよ。我は新旧の味噌ラーメンの良いとこ取りのように感じられて大満足だった。

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+『半チャーハン』550円=1840円

我は通常味噌ラーメンを食べる時は白飯必須なのだが、今日ばかりは札幌感を増す為に半炒飯を注文。ラーメン提供よりだいぶ遅れて提供された。熱々で炒めたてのチャーハンには豚肉がゴロゴロ入っている。味も素晴らしい。今度フルサイズ頼んじゃおうかなと考えたくらい美味かった。リッチな食事だったのでスマホ等はいじらず、ゆっくりと時間をかけて味わい幸せな時間を楽しんだ。あれほど空腹だった腹も満たされ大満足で退店する事が出来た。店外には待ち客が数名待っていた。

蒔田のライフで食料調達をして帰宅し午後はゆったりとした気分で休日時間を堪能した。

2023年4月21日 (金)

新函館醤

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辿り着いた曇り空の金曜日。今日も季節外れの暑さだ。よりによって今週最後の金曜午後に色々あったのだけれど何とか退社し帰り道に新横浜ラーメン博物館店に立ち寄った。「あの銘店をもう一度」シリーズ第14弾として出店している『新・函館ラーメン マメさん』はあと4日で退店してしまう。その最後の一週間の期間限定&数量限定で醤油ラーメンを提供していると聞き、それを狙っての訪問だ。だって函館本店に再訪問が叶ったとしても我は看板の塩を選択するだろうからね。地方遠征して看板メニュー以外を選択する胃袋の余裕がないだろうから。それが会社からの帰宅途中で食べられるなんて、こんな良い機会を逃すわけにはいかない。入館し店外の券売機で食券を購入し店員に渡し席を指定され着席。店員は男4人女1人。客入りは最初から最後まで常に満席になるギリギリくらいだった。

230421mamesan00230421mamesan01 新・函館ラーメン マメさん 新横浜ラーメン博物館店

『マメさん醤油ラーメン 半熟味付煮玉子入り』1150円

函館本店でも提供しているようだが、関東地方へ出店しているので客からの醤油への要望を考慮したのかな?麺と具は塩と一緒。焦がし背脂が浮く醤油スープはまろやかながらしっかり醤油味。旨味も良い感じ。先週塩ラーメンを一杯食べただけの我が言える事ではないのかも知れないけど、この店らしい個性がしっかり出ているなーという事を強く感じた。単純にタレを塩から醤油に変えただけではなく、店の個性を一杯に反映出来、しかも美味しいというのは、しっかり考えて作り込んでいるという事だからね。スープこそ少しだけ残したが大満足で完食する事が出来た。ありがとう、マメさん。美味しかった。また函館本店へ行けるといいなー。

今日は連食せず早々に退館し家路についた。とりあえず一週間乗り切ったぞ。

2023年4月19日 (水)

炒糵味噌

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日中には気温が24℃と6月並の暑さになった4月半ばの水曜平日。帰宅途中東横線に乗り換え日吉駅へやって来た。この激戦区日吉駅前、しかもその王者クラスである『武蔵家』日吉店と同じ並びという立地に今月14日に新店が開店したと聞いたからだ。店名は『花木流味噌』といい成増に本店があり、三鷹や八王子にも店舗を展開している味噌ラーメン専門店だ。直感的に味噌を連想させる色使いの大きな看板、ガラス張りの店舗。ダークブラウンのシックで落ち着いた内装で開放感と清潔感がありなかなか良い店舗に感じた。早速入店。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人と女の店員1人。客席は厨房周りにL字型カウンター4席と8席。4人がけテーブル席4卓。「お好きなお席へどうぞ」と言われた。水をセルフでコップに注いで着席。先客3人後客4人。

230419hanakiryuu00230419hanakiryuu04 ラーメン花木流味噌 日吉店

『辛味噌』880円+『炒めもやし』20円=900円

普通の味噌、辛味噌、黒味噌の3種で全て同額料金。今回は辛味噌にした。単純に美味しそうに見えたから。それと炒めもやしがたったの20円。しかも無限おかわり可能。更に日吉らしくライス無料、無限おかわり可能。更に更に麺大盛りも無料だそうだ。大盛りにはしなかったがライスはお願いした。卓上には一味、花椒、きざみ大蒜という布陣。

230419hanakiryuu01230419hanakiryuu02あまり待つ事なく提供された。麺は黄色い中太ストレート。シコシコした食感。豪快にズルズルと啜る。我はこういう麺は好きだ。具は良く油で炒められたもやしと韮が山盛りで赤唐辛子の粉末がかけられている。あと固めのチャーシュー2枚。スープは結構とろみがあり味噌の味わいも濃いのだが不思議としょっぱさは出ていない。辛さも大人しめで我には丁度良かった。20円の炒めもやしが無限おかわり可能なので、卓上のきざみ大蒜と一緒に活用すれば、もやしシャキシャキタイプの濃厚味噌二郎が自作出来てしまう。なんというコスパの良さ。若者向けのガッツリ味噌ラーメン。この日吉という街にぴったりだ。このサービスが維持出来れば王者『武蔵家』日吉店と渡り合えるのではないかと感じたけどね。

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我は自作味噌二郎にはせず、熱々炒めもやしにきざみ大蒜たっぷりのせて白米と一緒に食べた。良い食感の麺をズルズル啜り蓮華でスープを何度も掬い食す。何も考えずひたすらウマイ!ウマイ!と夢中で食べられた。ラーメンを食べる喜びを感じられた。我はこういうラーメン店好きだなー。気に入ったよ。腹いっぱいで大満足で退店した。

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コンビニで買い物をした後はまっすぐ帰宅。途中綺麗な夕暮れ時の景色が見られた。

2023年4月16日 (日)

花月達磨

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昨晩からの雨は止んだようで曇が多い空と至るところに水滴が付いた風景の朝を迎えた日曜休日。天気予報だと今日は日が昇るに連れ晴れてくるそうだ。相変わらず眠い。こういう身体からのサインは素直に従おう。日曜は来週分の食料調達の用事があるので、早めに外出して早めに帰宅し午後は惰眠を貪ってやろうと決め朝9時半頃には家を出た。

『らーめん花月嵐』で今週から開始された期間限定メニュー「群馬豚骨らーめんだるま大使」が気になっていたので上大岡駅までやって来た。随分前から花月嵐は意欲的な限定メニューを繰り出していたのは知っていたが、数年前食べた印象ではどうしてもチェーン店感が拭いきれず、しばらくは訪問を敬遠していた。ところが先々月食べた『シン・ゲンコツらあめん』が衝撃的だったので、次に予告されていた限定が楽しみだったんだよ。開店時間は10時だったから3分前くらいに店に到着。定刻に開店し1番のりで入店。入口付近の券売機で食券を購入し着席。厨房には男の店員1人のみ。後客は我が食べ終わる頃に1人来たくらい。

230416kagetsuarashi00230416kagetsuarashi03 らーめん花月嵐 上大岡 上大岡カミオ店

『群馬豚骨らーめん だるま大使』980円

『だるま大使』は群馬県における豚骨ラーメン店のパイオニア的存在。ご当地ラーメン不毛地帯である群馬県においてかなりの存在感を誇示している。その本店には我は12年ほど前に訪問している。高崎市と言っても車以外で行くとなると、群馬八幡駅からかなり歩き、しかも当時は夜6時から営業開始だったので結構ハードルが高い店だったと記憶している。そのラーメンは基本的にはやはり九州豚骨のカテゴリー内にあり、群馬豚骨を名乗るほどの個性があるわけではない。でも彼の地で絶大な人気を誇っているのは相応の魅力がある、という証明に他ならない。

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麺は極細ストレート。注文時に麺のかたさは確認された。固め・普通・柔めからの選択になり固めを選択した。具は青葱、柔らかメンマ数本、半味玉、大判で円周がトロトロと柔らかい美味いチャーシューが2枚入っている。別皿で紅生姜と高菜が提供された。バカッター対応だろうか。そして肝心の豚骨スープだが、本場ほど強烈な豚骨臭やシャバさはなく、かと言って東京で魔改造されたドロドロ豚骨でもない。絶妙のクリーミーさを感じられる濃度。またしょっぱさもなくまろやかで、一言で言うと優しい。けれど物足りなさを感じさせないで不思議と豚骨の魅力を十分に味わえた。もうかつての『らーめん花月嵐』のチェーン店っぽさを感じる嫌な後味は感じず、文句なくスープ完飲完食の大満足で終了した。やっぱり技術レベルが上がっているのは確かのようだ。

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昨日書いたけど、我は値段云々ではなく、やっぱり高級料理店化するラーメンの食べ歩きをしても楽しくないと感じると思うんだよ。となると安価とまでは言えないまでもギリギリのところで質の高い一杯を提供して楽しませてくれる『らーめん花月嵐』への訪問回数は高まってくると思う。店側が時代に対応するのなら、客側もまた対応していくのは当然のことだ。来月の期間限定メニューは我の大好きな「新潟麻婆麺」インスパイアのようなのでこちらも期待して待ちたい。

バスで蒔田へ移動し、コンビニとライフ蒔田店で食料調達して正午前には帰宅。空は快晴になり気温も上がってきたが予定通り午後は惰眠を貪った。

2023年4月15日 (土)

雨青葉台

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朝から本降りの春の土曜休日。こんな日は自分の気が済むくらい部屋でダラダラと過ごしていたいと思ったが、結局10時前には傘をさして外出した。横浜駅で用があったので1時間ほど買い物をしてから横浜線に乗り込んだ。この雨の中結局田園都市線の青葉台駅まで足をのばしてしまった。昼間に青葉台に来るのは久々だ。

駅から歩いて10分くらいの場所に出来た新店『鴨だし中華そば 上ノ』を目指した。今月6日に開店したそうだ。昼営業のみだったので休日来るしかなかった。どうも串天飲酒場の昼営業形態のようだ。到着したのはちょうど正午くらい。店がなかなか見つからないなーと探したらビル2階の店だった。階段を上がると男の店員から「いらっしゃいませ」と言われたが看板等は無かったのでここが目的店か判らなかった。入口に文字だけのメニューがあり「鴨だし中華そば」と書かれていたのを見てようやく理解して入店した。落ち着いた雰囲気の内装だが少し高級感がある。厨房は奥にあり見えなかったが店員は男の店員2人と女の店員1人でいずれも制服を着ていた。客席は一列のカウンター8席と4人がけテーブル席3卓かな。席は指定されたが、水は大きなグラスで店員から提供された。口頭で注文。先客2人後客3人。

230415ueno00230415ueno04 鴨だし中華そば 上ノ

『鴨だし味玉中華そば 醤油』1350円+『麻婆とうふめし』450円=1800円

味玉付きのメニューを注文。醤油と塩から味を選択出来る。とりあえずは醤油を指定。このご時世だからもう驚かないと考えていたけど。基本メニューで1杯1200円はなかなかだなーと正直思った。それからサイドメニューも食べたかったのでミニ麻婆丼みたいなのを注文した。

230415ueno01綺麗に盛り付けられた一杯が登場。麺は細ストレート。具はきざみ葱、三つ葉、黒バラ海苔、メンマ数本、焼き葱、鴨チャーシュー2枚、トッピングの味玉丸1個。味玉は黄身がねっとりして味がよく染み込んでいた。スープは鴨南蛮的なものを予想していたが、そうではなくしっかりと鴨の旨味を活かしつつラーメンの味に寄せている。これはなかなか美味いね。

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半分くらい食べたところで店員に言うと柚子を出してくれるそうなのでお願いした。てっきり小皿で提供されるものと思っていたら、女店員自ら目の前で大きな柚子をすりおろして食べかけのラーメンに投入してくれた。いや、それだけなんだけどさ。でもそれをきっかけにラーメンの二極化について考えてしまった。それについては後述することにしよう。

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サイドメニューの麻婆豆腐飯は至って普通のものだった。ボリュームから考えても正直少々高く感じた。とは言え腹は満たされ満足感を得られた状態で支払いをして退店することが出来た。

昨年後半あたりから光熱費や食料品をはじめあらゆるものが値上げされた。全世界的なパンデミック発生や、安保理常任理事国自ら国境を超えて隣国に進行する等、正に乱世が到来し自由貿易というものが幻想化した為だ。それによりかつてラーメン店と客の間で暗黙の了解事項だった「1000円の壁」もあっさり突破された。だからラーメンは今までのクオリティを維持するとしたら高級料理化をせざるを得ない状況になった。趣味としてラーメン食べ歩きをしている人間は別にして、一般的な客からすれば「これほど出費するのならそれなりにゆっくり時間をかけて、落ち着いた雰囲気でじっくり食べさせて欲しい」と考えるはずだ。今日訪問した店は明らかにそちらに舵を切った店だった。麺とスープはもちろん具材一つ一つの質や盛り付けで高級感を演出して値段相応のものを提供しようとしていた。店内の雰囲気づくりもそう。客単価を上げる分、ゆったりした空間を作って客の回転率向上は諦める。利益も昔のラーメン行列店のようにならないと最初から想定しなくなる。一攫千金を狙うような野心を持った店主は現れなくなって普通の飲食店と同じになる。だからラーメンは今までのような強烈な個性をもった店は現れにくくなるだろう。自分の中では論外だった「予約制のラーメン店」も当たり前になっていくのかな?どうせ大金払うなら行列に並びたくないし。

一方、高級化の道を選択しないでギリギリの努力で今までと同じスタイルを継続する店は、当然あらゆるものを切り詰める必要にさらされるので、サービスは最低限にして客の回転率重視する。今話題になっているスマホ禁止、18歳未満の客お断り等の店が出現するのは自明の理。品質レベルが上がり効率化も進んでいる大手チェーン店と真っ向勝負になるからだ。客からすればかなりの出費を我慢して高級店に行くか、長時間並んで待ってサービスは最低限で我慢という店に行くか、どちらか選択を迫られることになっていくだろう。…結構悲観的な未来が見えてしまった。今後のラーメン店がこうならざるを得ない一例を見せられた気がしたよ。だから我は良い時代にラーメンの食べ歩きが出来て良かったなーと思うことにした。

降り続く雨の中、途中薬局やコンビニで買い物をしてから青葉台駅に戻り家路についた。

2023年4月14日 (金)

麻辣釜玉

空は雲が多く風が強め。決して調子は悪くないのだが、生あくびが出て心身共になんとなくかったるい気分の一週間だった。でもようやく金曜日に辿り着く事が出来た。

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一週間の務めを終え退社後の帰宅途中に久々にJR石川町駅へ降り立ち横浜中華街へ向かった。横浜関帝廟横から少し進んだ路地「香港路」の、以前『七福ラーメン』があった店舗に、「釜玉中華そば」インスパイアを提供する店が開店したというのでやって来た。「釜玉中華そば」、早くも広まりを見せているなー。しかも横浜中華街に店が出来るとは完全に予想外だ。店名は『台湾商店 唐獅子』と言い今月5日に開店したようだ。入口で男の店員が呼び込みをしていたのでそのまま案内された。中に入ると厨房に若い女店員1人。2人共日本人のようだ。一階は厨房とテイクアウト品渡し口になっていた。店員から説明があり、客席は階段を上って2階で、注文はQRコードで読み取ってするのだという。階段に上がると客席スペースには誰もいなかった。一列のカウンター4席と3席、テーブル席は2人卓☓1、4人卓☓2。スマホでコードを読み取り選択して注文完了することが出来たのだが、誰もいないスペースに1人いて調理の様子も見えないので、提供されるまでの待っている間本当に注文が通っているのか少し不安だったよ。

230414karajishi00230414karajishi04 台湾商店 唐獅子

『釜玉薬膳麻辣麺』750円+『魯肉飯ハーフ』400円=1150円

釜玉の他に烏龍麺とか薬膳台湾まぜそばもあり、そちらも興味あったけど初志貫徹で筆頭メニューを選択。更に魯肉飯のハーフがあったので注文した。

230414karajishi01230414karajishi02 提供時は全く「釜玉中華そば」と同じ。でも丼の底の方には真っ赤な辛肉味噌のようなものがあり、天地返しをしてよく混ぜた。意外と跳ねるので紙エプロン必須だ。こうなるともう味の方は完全に麻辣まぜそば。辛さと痺れ一色になり釜玉要素がほとんど感じられず。台湾まぜそばっぽい味に。早い段階で卓上の酢を投入すると程よい味わいになり美味くなった。麺もシコシコで単体として美味しかったのだが、釜玉としての見せ方の問題かな。台湾まぜそばは別にメニューにあるのだから、釜玉中華そばとして差別化すればいいのに、とは思った。

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ハーフサイズの魯肉飯。これ美味かった。豚肉トロトロ。食べる箇所で味が変わる面白さもある。我はパクチー好きなのでそれも良かったな。満足の食事が出来た。他のメニューも気になるので再訪問もあり得ると思う。結局後客は来ず他に誰もいない二階のスペースで一人食事を終わらせ、一階に降りて支払いを済ませ退店し家路についた。

2023年4月12日 (水)

豊家味噌

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水曜平日。帰宅途中の新店開拓。保土ヶ谷駅東口にやって来た。場所は『麺屋食堂』の2軒先くらい、昔『ラーメン情熱の薔薇』が入っていた店舗の隣。店名は『横浜家系らーめん ゆたかや』。今月6日に開店したそうだ。ガラス張りの店舗が飛び出している。早速入店。入口脇の券売機で食券を購入。厨房には中国系と思しき男の店員2人。好みは確認され席を指定され着席。客席は変形逆L字型カウンター11席か12席。先客はいなかったが後客2人。

230412yutakaya00230412yutakaya02 横浜家系らーめん ゆたかや

『赤味噌らーめん』880円+『半ライス』100円=980円

券売機のメニューを見た時点で、あー『壱八家』系列だと判ったので「赤味噌らーめん」を選んだ。他に醤油と塩もあった。好みは珍しく「味濃いめ・油多め」指定。労働の後だったのでね。味噌なので半ライスも合わせて注文した。そうしたら茶碗に一杯ご飯を盛ってくれた。通常のライスだったらどれだけ凄いのだろうか。節度がある接客でサービスも良さそうだ。

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麺は平打気味の中太やや縮れ麺。具は家系標準プラス半味玉付きという『壱八家』スタイル。胡麻も振られている。我の好きな赤味噌豚骨スープ。見た目からして美味そうだ。実際味噌の味濃厚で美味かった。労働の後だったので何も考えずひたすら食べてしまった。こういうラーメン店ならではの魅力というものがある。半ライスも駆使し完食の大満足。丼をカウンター上に上げ濡れ布巾で拭いて、ティッシュで口を拭いゴミ箱に捨てて「ごちそうさまー」と店員に伝え退店。即家路についた。眠い。

2023年4月 9日 (日)

弘明泥豚

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上永谷から地下鉄で帰る途中、ブルーライン弘明寺駅近くに出来た新店がきになり弘明寺で途中下車した。場所は弘明寺商店街入口付近、かなり前に『つけ麺春樹』があったところだ。黒地に赤文字で『Cafe&Barレッドコング』と書かれていたので最初判らなかったが、「鶏白湯ラーメン」と書かれた幟とA看板でここが今月6日に開店した『弘明寺マイ麺』である事が判った。間借り営業なのか、二毛作店なのか。ちょっと入りづらい雰囲気だったのだが思い切って入店。店員は男女各1人。客席は厨房前一列のカウンター5席と、テーブル席が2人卓☓4、6人卓☓1。口頭で注文。料金後払い。先客1人後客1人。

230409mymen00230409mymen01 弘明寺 マイ麺『ドロ系!豚骨ラーメン 醤油』750円

メニューは鶏白湯・ドロ系豚骨・昔ながらの中華そば、つけ麺、各々の特製味噌、醤油、塩と並んでいた。筆頭は鶏白湯だったが我は苦手意識があるのでドロ系と書かれた豚骨の醤油を選択。開店記念でライスかトッピング1つサービスしてくれるそうで無難に味玉を選択した。

230409mymen02麺は中細縮れ麺。具は薬味葱、ほうれん草、平メンマ、ナルト1枚、海苔2枚、鶏のムネ肉1切、チャーシュー1枚、無料トッピングの半分に切られた味玉1個。黄身にしっかり濃い味がついている。麺も具も一般的な中華そばのもので特筆すべきものはないが、なかなかのボリューム。そしてスープは名前負けしていないほど本当にドロドロでなかなかのブリックス濃度だ。味も悪くないし満足して支払いを済ませ店を出た。今月開店だというのに価格設定も良心的だし今後期待したい。

連食してしまったので井土ヶ谷の方まで散歩をしてから家路についた。干していた布団を取り込み午後はゆったりと家で過ごした。

類斗家系

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朝から晴天の日曜休日。今日は終日晴天のようなので布団干しをして家を出た。そういえば今日は選挙の日だったので投票所に立ち寄ってから上大岡へ向かった。

上大岡からバスに乗って中永谷へ向かい『麺匠るい斗』へやって来た。開店3分前くらいに店に到着すると店前野ベンチに既に先客3人が座って待っていた。定刻1分過ぎに店主によって暖簾が出され先客に続いて入店した。入口脇の券売機で食券を買い順番に着席した。店員は店主1人と女店員4人。すぐに満席になった。

230409ruito00230409ruito01 麺匠るい斗 『るい斗の家系』900円

狙いの期間限定メニューを単品注文。『渡なべ』スタイルで初めての家系風に興味があった。好み等は確認されず。

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麺は平打気味の中太ちぢれ麺。具は薬味葱、ほうれん草、海苔2枚、この店のトレードマーク的な肉厚の炙り強めのチャーシュー1枚。期間限定とは言え流石は『渡なべ』スタイル。しっかりと家系の味がする。無化調とかはどうでもいい。美味しい事が大事。個人的な印象だと、他店で例えるのはどうかと思うが『寿々喜家』の味に近いように感じた。なので自然とスープも飲み干して完食していたよ。大満足で退店した。バスで上永谷駅に移動した。

2023年4月 8日 (土)

猫鼠持久

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昨日とは一転、快晴の朝を迎えた土曜休日。でも予報では徐々に雲が優勢になって夕方には雨が降り出すそうだ。

昨日は平日休暇で連食をしてしまったので今日は近場で済まそう。で、先週と同じになってしまうが、弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』でランチ営業でラーメンが提供されるというので行ってみる事にした。今回はスタミナラーメンだそうだ。我は茨城のスタミナラーメンが大好きなのでそうであれば嬉しいのだが、まあまず違うだろうなとハードルを下げて店へ向かった。開店2分後くらいに店に到着したが既に先客3人がいた。早速入店し口頭で注文。

230408nekonezumi00230408nekonezumi01 ねこ娘とねずみ男『スタミナラーメン並』1200円

今回も「極み」ではなくノーマルで注文。おろしニンニクとおろし生姜、酸っぱいキムチが無料トッピング。我はおろしニンニクとキムチをお願いした。ライスも無料提供されるようだ。で、注文した後30分過ぎても全然提供されないんだよ!朝飯抜いてきたのでキツかったし気分も悪くなった。結局40分近く待たされようやく提供された。待ちくたびれたよ。待っている間にほぼ満席になり、数組は入口で待たされていたようだ。でもかなり待たされる事を予感してか、諦めて帰っていく客も多く見られた。

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やっぱりオリジナルスタミナラーメンだった。麺は中太ストレート。具はわけぎ、きざみ葱、ほうれん草、味付けされたもやしとキャベツ、無料トッピングのおろしニンニクとキムチ。そしてこの店の特徴である肉厚で巨大なロースチャーシューとバラチャーシュー各1枚。スープはやや甘めのニンニクを効かせた醤油味。焼肉のタレっぽい。美味かった。

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+『茶碗マーボー』300円=1500円

無料のライスに+300円で茶碗カレーか茶碗マーボーに変更可能との事だった。前回カレーは注文したので今回は茶碗マーボーを頼んだ。花椒が効いてピリッとして美味かった。40分待たされたのは参ったが腹は満たされたので満足して支払いを済ませ退店した。

蒔田のライフまで移動し買い物をして帰宅した。午後は家でゆったりと過ごした。

2023年4月 7日 (金)

胡椒蕎麦

JR品川駅港南口が再開発される以前、昭和の面影を多分に残す細い路地が密集した飲食店街が残っており、そこには『天華』という町中華の店があった。その店には「コショーそば」と名付けられた一風変わった麺料理が名物メニューになっていた。『天華』は店主が他界したことにより閉店し「コショーそば」は失われてしまったが、今でもそれは一部の古いラオタ達の間で語り継がれている。

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そんな「コショーそば」を突然渡辺樹庵氏が『渡なべ』@高田馬場で期間限定メニューで提供すると聞きつけ、今日の予定を急遽変更して店に向かった。東船橋から総武線に乗り西船橋に出た後東西線に乗り換えて約40分ほど電車に揺られ高田馬場駅に到着した。店には開店15分以上も前に到着してしまった。流石に誰もいなかったがこのまま暖簾が出されるのを待つ事にした。定刻に開店した時には我の後ろに5,6人並んでいた。早速入店。入口脇の券売機で食券を買い一番奥にある席に案内された。厨房には男の店員2人。客席はほどなく全て埋まった。そのほとんどが今回の限定メニューを注文していた。

230407watanabe00230407watanabe01 渡なべ 『コショーそば 並』900円

渡辺樹庵氏曰く「食べたのはかなり前で全く覚えていないので再現ではない」「モチーフにしてイメージとして仕上げた」そうだ。

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麺はもちもちして適度にかたさがある中太麺。オリジナルはおそらく老舗中華店らしい昔ながらの柔らかめの麺だったと思うが、この麺に変えてる事で一気にグレードが上がっている気がした。具はもやし、白菜、豚肉のあんかけ。「コショーそば」とは端的に言ってしまうと塩タンメンにコショーをぶっかけたやつなんだけどね。胡椒を味を整える為の調味料としてではなく、メインの味付けに使っているのにこれが不思議と美味いんだよ。胡椒の味自体を美味いと感じられるのは新鮮だ。白菜の芯も中まで柔らかくトロトロに仕上げていたりと技が光る。これは美味い!この一杯ほどレベルが高くなくてもいいから、この麺料理、広まってくれないかなーと思ってしまうほどだった。完食し大満足。予定を変更してやって来た甲斐があるというものだ。

この後秋葉原に移動し買い物をした後横浜に戻り用事を早々に済ませ家路についた。幸運にもほとんど傘を使う事はなく帰宅出来た。帰宅後強い風で叩きつけるような雨が降り出した。良い休日時間を過ごす事が出来た。

朝拉海山

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空は厚い雲に覆われ風の強い金曜平日。これから梅雨前線が通過するので午後から雨が降るという予報が出ている。もう二ヶ月前から今日の午後の用事が決まっていたので事前に有給休暇を取得していた。午前中はラオタ活動に専念することも決めていた。

平日休暇を有効に活用すべく朝7時過ぎには家を出た。昼くらいから高い確率で雨が降るという予報を信じて大きめの傘を持ち出して。向かった先は千葉県船橋市。横浜から横須賀線に乗って船橋に出た後総武線に乗り換え隣の東船橋駅に降り立った。目的は最近話題のラーメンショップ系の店『かいざん』だ。創業1998(平成10)年でニューラーメンショップとしてスタートしており今も提供するラーメンのスタイルとしてはラーメンショップと変わっていない。でも人気はうなぎのぼり。今や西船橋、新小岩、そして今月11日には船橋駅前にも出店するそうだ。正に破竹の勢い。その人気の理由を知りたくてわざわざ本店にやって来た。

東船橋駅から住宅地を歩いて約1km、時間にして12分くらいかな。到着したのはちょうど朝9時くらい。店は朝8時に開店しているので営業していた。店内に入ると「店の外で食券をお買い求めいただけますか」と言われた。店外の分かりにくい場所に券売機が設置されていた。食券を購入して再び入店。厨房には男の店員3人と女の店員1人。客席は厨房周りにL字型カウンター15席。いい具合に本来赤いカウンターが白化して歴史を感じるよ。昔ながらのラーメン屋然としていて良い雰囲気だ。傘をカウンターに引っ掛けようと苦戦していたらフックを貸してくれたよ。先客5人だったが来客が相次ぎほぼ満席になった。常連客率高そうなのが判った。この時点で既に外待ちが生じていたようだ。我は良いタイミングで入店出来たよ。

230407kaizan00230407kaizan01 ラーメンかいざん 本店 『かいざんラーメン』950円

屋号を冠したメニューを単品注文。標準のラーメンに葱、海苔、チャーシューが追加された、いわゆるネギチャーシューメンだ。

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麺は平打中太ストレート麺。でも普通のラーショのパツパツ麺とは違いモチモチ食感で美味しい。家系御用達の酒井製麺らしい。具は海苔、わかめ、肉厚の肩ロースチャーシュー2枚。良い肉の食感。そしてラーショの象徴のような胡麻油で味付けされた千切り葱。しなやかだけどやわやわ過ぎないいい感じの葱。スープは表面に若干背脂が浮き胡麻が振られている。しっかりラーショの味だけど、出汁感が強いのかな?やや味濃いめに感じた。実際食べてみて人気の理由が良く判ったよ。こんなのネットで動画見たり文字で読んだって判らない。今日は連食予定なのでスープこそ完飲しなかったけど、それに近いくらいの勢いで完食した。大満足だ。退店したら外の待ち席に数人座って待っていた。

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再び駅へと戻る。結局傘使わなかったな。空を見上げると一部青空が覗いていたよ。

2023年4月 6日 (木)

味楽担々

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ラー博地下3階フロアに降りたら『利尻らーめん味楽』でまたラー博倶楽部会員限定メニューを提供しているという告知を見てしまった。何でも本店で人気の担々麺をブラッシュアップさせたものを提供するとか。利尻本店では塩と醤油の2杯を食べたが、それに加えて担々麺を食べる余裕など無かったので当然未食。興味を惹かれた。でも『マメさん』でレギュラーメニューといかめしを食べた直後。時間を空けない連食はかなりキツくなってきた事もあり悩んだけど会員限定、数量限定、本日までの提供という限定感に負けて結局食券を買って入店してしまった。並ばずに入店出来た。店員は男4人女1人。客入りは8割くらいだったと思う。

230406miraku00230406miraku01 利尻らーめん味楽 新横浜ラーメン博物館店

『担々麺 ~ラー博Ver~』1380円

なかなかなお値段の限定メニュー。麺は全粒粉入り中細ストレート。特注麺らしい。具はきざみ葱、糸唐辛子、穂先メンマ2本。中央のやつはホロホロした挽肉ではなく、ラグーという肉や野菜を細かく切って煮込んだものらしい。見た目は肉まんの中身みたい。ほぐすとタコ足が入っていて驚いた。ニンニク、生姜、花椒、昆布酢も入っているそうだ。

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スープは辣油が効いていて『味楽』のウリである利尻昆布の出汁感をほとんど感じられなくなってしまっている。我の個人的な好みだと胡麻ダレたっぷりでまるで白湯みたいになってるスープの担々麺が好きなのだが、この一杯は胡麻感はほとんど感じられなかった。サラッとした辣油味の清湯風スープみたい。悪くはないけど個人的な好みとは対照的だった。麺と具だけは食べて退店した。

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シリーズ第15弾は『支那そばや』。元あった店舗に約3年半ぶりに帰ってくる。鵠沼時代のらぁ麺を復刻するそうなので楽しみだ。

新函館再

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新年度最初の一週間。定時退社した木曜平日。帰宅途中新横浜ラーメン博物館に立ち寄る。狙いはもちろん「あの銘店をもう一度」シリーズ第14弾として一昨日から営業を開始した北海道函館の『マメさん』だ。この店、既に閉店していた店をラー博側がアプローチをかけて復活出店、更には地元函館に凱旋復活した経緯がある。我は残念ながらラー博出店時に訪問出来なかったが、2008年横浜そごうの物産展で出店していた時に初めて食べて、2011年函館遠征時に本店訪問を果たしている。三度の『マメさん』へ早速入店。店前に待ち客はなく食券を買ってそのまま入店。店員は男3人女2人。客入りは前後6~7割程度埋まっていた。

230406mamesan00230406mamesan01 新・函館ラーメン マメさん 新横浜ラーメン博物館店

『マメさん塩ラーメン 半熟味付玉子入り』1100円

筆頭味玉入りメニューを注文。日本のラーメン発祥の地という説のある函館塩ラーメンは、ご当地ラーメンというにはあまりにシンプルな塩ラーメンが根付いているのだが、この店のラーメンは一味違うので新函館ラーメンを名乗っている。

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まず麺はうどん用の中力粉を使い「ふのり」を練り込んだ中細ストレート。どことなくぬるっとした食感。具はきざみ葱、メンマ数本、麩1個、チャーシュー3枚。味玉は黄身トロリ。スープは豚・鶏・野菜で出汁を摂り、タレには昆布、帆立、蟹も入っているそうで旨味十分。特徴である焦がし背脂が単調にサッパリした塩ラーメンにならないよう、ラーメンとしてのジャンクな魅力を引き上げている。あーこれは気がつけば完食していたコースだ。食べ易い。大満足。

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+『函館名物いかめし(1尾)』380円=1480円

数量限定のサイドメニューのいかめしがあれば注文するよ。我はいかめし大好きなんだよ。よく売ってる真空パックのを買うと残念な気持ちになるのだけど、やっぱり店で出てくるやつは比べ物にならないくらい美味い。甘く醤油漬けされた柔らかいイカの身の中にモチモチご飯。イカのヒレの部分まできっちり付いていて物足りなさは感じなかった。でももう1個くらい食べたくなってしまった。それくらい美味しかった。

本店の方では通常のものとは別に「元祖マメさん」味もあるので後日期間限定で出して欲しいなー。大満足で退店した。

2023年4月 2日 (日)

猫鼠豚鰹

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昨日とは一転し空は雲で覆われ若干肌寒さすら感じた日曜休日。やっぱり昨日は奇跡の桜見物日和だったか。

昨日だいぶ歩いたので疲れが取れきれず朝しばらくダラダラと過ごしてしまった。遠出をする気力もなし。空もどんよりしているしね。体内のリズムに合わせ近場で済ませる。そんな時にタイミングよく弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』がランチで沖縄そばを提供すると聞きつけ訪問してみる事にした。開店時間前に店に到着したのだがなかなか定刻に開店せず少し待って1番乗りで入店。口頭で注文。後客4人。

230402nekonezumi00230402nekonezumi03 ねこ娘とねずみ男

『沖縄そば』1000円+『茶碗カレー』350円=1350円

サイドメニューに茶碗カレーがあったので沖縄そばは肉増しせずレギュラーにして茶碗カレーを合わせて注文。葱と紅生姜の有無は確認された。

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店主が先週沖縄旅行に行って現地で麺を購入して持ち帰ったものだとか。具はわけぎ、紅生姜、沖縄かまぼこ2切、三枚肉に軟骨ソーキを合わせたもの2枚。これほどスープに豚骨濃度を感じる沖縄そばは初めて遭遇したかも知れない。旨味十分だ。沖縄そばって鰹豚骨だよなと改めて思った。三枚肉も甘く軟骨がゼラチン化して美味かった。久々沖縄そばを食べたが美味いね!我も色々束縛から開放されたら沖縄や北海道をのんびり旅してみたくなったよ。

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茶碗カレーはやはりこの店ならではの、期待を裏切らないものが登場。豚皮とろみたっぷりの豚肉がドン!とのりクミン?がかかって良い香り。スパイス感たっぷりで普通こんな値段で食べられないような茶碗カレーで大満足。沖縄そばもスープ完飲し大満足。支払いを済ませ退店した。

230402river01230402river02 店を出ると少しポツポツ降り始めた。すぐ止んだから良かったけど。そのまま大岡川へ直行し弘明寺から蒔田方面へ散歩した。人出もあり屋台も多かったが、こちらはだいぶ葉桜になってしまっていたね。川面には大量の桜の花びらが浮いていた。我は昨日十分に桜を堪能したので、この風景で桜の季節の終わりを自然に受け入れる事が出来た。蒔田のライフで買い物をした後帰宅し午後はのんびりと過ごした。

2023年4月 1日 (土)

大公戻桜

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京急南太田駅前にある味噌ラーメン店『拉麺大公』南太田本店。昨年8月突如閉店し『ニンニクみそマッスル』に屋号を変え、ラーメンも二郎インスパイア風の味噌ラーメンを看板メニューに変更された。それが再び年明けくらいから突然『拉麺大公』に戻された。上大岡店も同様らしい。唐突過ぎて意味がわからない。何らかの事情があったのだろうけど。まあそれは他人の事情だ。我としてはこれから大岡川の花見をするには都合の良い立地なので訪問したまで。今日ばかりは桜優先だ。

開店10分過ぎくらいに店に到着。早速入店。入口脇に設置された券売機で食券を購入。店員は男ばかり3人。席は指定された。客席の7割以上は埋まっていた。後客も数人来店。

230401taikou00230401taikou02 拉麺 大公 南太田本店 『特製焼き味噌』1280円

この店は頑張れば徒歩圏内にあることもあり色々な限定メニューを試したくなるのだが、結局はメインメニュー頼んでおいた方が後悔しないんだよ。決して限定が駄目なわけでは無い。看板メニューの完成度が飛び抜けて高いのだ。

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焼き味噌ラーメンをメニュー名に掲げる店も増えて来たけど、この店ほど味噌を香ばしく仕上げてくれる店はあまり無い。美味い味噌ラーメン食べているなーという満足感が半端ない。おろし生姜も良いねー。自然と箸がすすみ気がつけばスープ完飲、完食。大満足で退店した。さて、大岡川へ。

230401river02230401river03230401river04 良い天気。気温が暑くも寒くもなく丁度よい散歩日和。川面を覆うように伸びる満開の桜の枝。心が穏やかになっていく。

230401river05230401river07 先週末2日間共冷たい雨空になった時は「このまま桜は散っていく。来週まで保たない。」「日々心身削って働いている人間に花見すら取り上げるのか」と天を恨んだものだ。でもちゃんとそれに応えてこういう時間を与えてくれた。この国で生まれた事すら感謝したくなった。今日は早朝から桜を堪能し幸せな1日だった。

230401river08今年も大岡川の桜を堪能出来て満足した。桜木町まで抜けて買い物をしてから家路についた。帰宅後流石に疲れてすぐ横になってしまった。

朝陽照桜

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4月1日土曜休日。今年の関東地方の桜は例年より早く3月半ばに開花し先週末くらいに満開になった。しかし雨天に祟られ「今年の花見は諦めるしかないか…」と思っていた。でも今日は快晴という天気予報を信じ、昨夜の段階で今朝夜明けくらいには例年通り根岸森林公園に行く事を決めていた。盛りは過ぎてしまったとは言え一縷の望みを託して。

230401sakura02230401sakura03 夜明け前だが空には雲ひとつない。これは期待出来そう。早速歩きやすい服装に着替え、マスクはポケットに忍ばせた状態で家を出た。根岸森林公園に到着する頃にはちょうど日の出のタイミングだ。

230401sakura05230401sakura04 誰が葉桜だ。満開じゃないか。幻想的な光景が続く。

230401sakura06230401sakura07 年齢を経るに連れ「感動する」機会が減っていくものだが、毎年観ているはずなのに息を呑み言葉にならないような感動を覚えるよ。

230401sakura09230401sakura08 去年も同じ事を書いたと思うが、実際目の当たりにすれば圧倒されるであろう桜の名所は全国枚挙に暇がないのだろうが、早朝に自宅から歩いて行ける所にこのレベルの桜の名所があれば、わざわざ遠くに出かける気にはなかなかなれないよ。

230401sakura11230401sakura10 天候にも恵まれ見事な満開の桜林を堪能し自宅へ戻った。約1時間の素晴らしく気分の良い朝の散歩が出来て大満足だ。

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