鶴本丸黒
予報どおり曇天の朝を迎えた春分の日、火曜祭日。休日なのは良いのだがこんなぼんやりとした弱い陽光では桜を見ても映えないだろう。我は単純に青い空が好きなので今日は花見はきっぱり諦めラーメン食べ歩きを優先させた。朝食は抜いて家を出た。
曙町の新店は初日なのでスルーし相鉄線に乗り鶴ヶ峰駅に降り立った。今月10日に開店した『らーめん鶴本丸』が狙い。場所は駅から1km以上離れていて15分くらいかかった。『支那そばや くぼ田』付近のようだ。店に到着したのは10時25分くらい。この店朝10時から夕方5時までの昼営業のみのようだ。店頭には「誰が言ったか横浜ブラック」と書かれている。早速入店。入口脇のタッチパネル式券売機で食券を購入し店員に渡すと席を指定され着席を促された。厨房には女の店員、接客係は男の店員。客席は店内3方の壁向かいにコの字型カウンター10席。先客2人後客ゼロ。
筆頭基本メニューをトッピング無しのまま注文。他に「にんにく絞りらーめん」があるみたい。店員からライス無料と言われたが不要の旨伝えた。提供時昔の家系みたいに海苔2枚で伏せられていたが立てて写真を撮影し直した。
なみなみと注がれた熱々の熟成醤油スープは黒いがよく澄んでいる。麺はかために茹でられた中細縮れ麺。具は少量のきざみ葱と青菜の茎の部分数本、海苔2枚。味濃いめのチャーシュー2枚。スープの透明度が高い為か駅そばっぽいビジュアルになっている。富山ブラックのようなしょっぱさはない。オフィシャルHPに「白米の為のおかずラーメン」とあるが、あんまりそういう感じには受け取れなかったな。卓上にきざみ玉葱が置かれていて少し投入してみた。八王子ラーメンほどではないがスープとの相性は良さそう。味濃いめの柔らかチャーシューが美味かった。満足して退店し再び駅へ歩いた。
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