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2023年3月29日 (水)

邪道外道

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雨が降ったり止んだり、気温が上がったり下がったり安定しない春の水曜平日。

先週の21日『からみそラーメンふくろう』横浜曙町店跡地に開店した二郎系インスパイアラーメン店『邪道と外道』。経営は『ふくろう』時代と同じらしいからリニューアルのようだ。それにしても凄い店名。我等は昔のインディーのプロレスラーコンビを思い出してしまう。と言っても我の記憶は故・冬木弘道の両脇でブリブラダンスを踊っていた頃で止まっているけど。今考えるとダンスですら無かった。懐かしいなー。

話を戻してラーメン店の方。開店から一週間、そろそろ夜営業時に並ばずに入店出来る事を期待して開店30分後くらいに店に到着。狙い通りそのまま入店出来た。タッチパネル式券売機で食券を購入。店員は男3人女1人。『ふくろう』時代と基本的に変わらないようだがテーブル席は使用しないで厨房前のカウンター8席のみ使っているようだ。先客1人後客5人。

230329jyagedou00230329jyagedou01 ラーメン 邪道と外道 『邪道ラーメン 汁なし 小』1450円

我はラオタである事は認めてるので二郎系の美味しさ、魅力は理解しているつもり。でもジロリアンではないので二郎系カテゴリーの中での優劣というのはあまりわかってはいない。ただ一時期の「二郎インスパイア」というだけでもてはやされていた時代は過ぎ去って低品質な店は淘汰されて、チェーン展開している店であっても高い品質でしのぎを削り合っているのが現状だという事くらいはわかっているつもり。『ラーメン豚山』は立ち上げ当初に比べて見違えるくらい良くなっているし、『豚仙人』本家以上に凶悪な仕様にして勝負している。だから我はどこでも食べられるようなありきたりの味の二郎系ラーメン店が増えてもちっとも嬉しくない。この店には個性的な特徴があるといいなと期待していたんだよ。で、メニューの中でも一番尖っていそうな邪道ラーメン小汁なしを注文した。コールは食券購入時点でニンニクマシ・アブラマシを選択した。味の濃さは普通、ヤサイは有料のようだし止めておいた。カラメは卓上で調整可能。

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麺は平打中太麺でかなり強めの縮れ具合。小で麺量200g。もやしとキャベツの茹で野菜とチャーシュー2枚に加え、邪道トッピングは青唐醤油漬け、高菜、紅生姜、白髭葱、紫玉葱の角切り、海苔、クリスピーフライドオニオン、粉チーズ、大量のマヨネーズ、卵黄、別皿提供のカレー粉という布陣。もうグチャグチャに混ぜて天地返しもしてから食した。エプロン必須だ。実際に食べてみると二郎系である事を忘れるほどの個性の尖り具合だった。二郎系で印象に残るのは普通は茹でもやしとニンニクのはずだが、それよりも白髭葱とマヨネーズが上回っていた。美味かったし想像以上のボリュームで腹いっぱいになった。食後口内はマヨに侵食され胃もたれ感もあったけどね。完全に邪道と外道で分けてきたね。こうなると逆にスタンダードであろう外道ラーメンの方も気になってきた。家から徒歩圏内だし落ち着いたら再訪してみよう。値段は確かに高めに感じるけど、それも含めて店名で自虐的に皮肉っているのかもしれない。…考え過ぎか。我は個性優先で問題なし。店内には上品な音楽が流れていたがoff spring「Come Out and Play」でも流しておけばプオタは喜ぶ。かなり狭い範囲にしか届かないと思うけど。「ごちそうさま」と店員に言って退店。歩いて家路についた。

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