高山蕎麦
金曜平日。とは言え昨日の祭日と土日に挟まれていたので世間の有給休暇使用率は高かったようだ。我は出勤したけどね。でも早出出勤の定時退社日だったので早めに退社。傘はささなくてよい程度の弱い雨が降っている。帰宅途中に新横浜駅で下車し約3週間ぶりに新横浜ラーメン博物館へ訪れた。
「あの銘店よもう一度」シリーズ第12弾として出店したのは飛騨高山『やよいそば』だ。創業メンバーの喜多方『大安食堂』が退店した穴を埋めるべく短いスパンでの出店を試みた「全国ラーメン紀行」シリーズの『爐』に続く第2弾として1996年10月から約5ヶ月間出店していたそうだ。我はその当時訪問出来ていない。けれど我は2009年7月末に飛騨高山食べ歩き日帰り遠征を行っており、その中で本店へ訪問している。その時の記憶が蘇ってきて懐かしい。店に到着した時誰も並んでおらず食券を買ってそのまま入店。そしたらなんと先客ゼロだった。店員は男3人女2人。
『飛騨ねぎ中華そば』1100円+『炊き込みごはん』350円=1450円
葱好きなので葱そばを注文。更にご飯物のサイドメニューを注文した。炊き込みごはんは数量限定なので売り切れだったら連食を考えていたが無事購入する事が出来た。
麺は柔らかめに茹でられた中細平打やや縮れ。具は平メンマ数本と味が染みたトロトロチャーシュー2枚。トッピングの飛騨葱は柔らかくてシャクシャク。で、スープだがタレと一緒に煮込むから時間によって味が変わる…というがおそらく我の舌ではわからないと思う。それより鰹出汁が前面に出た味わいなので、ほぼ日本蕎麦と同じ味に感じてしまう。現地ではラーメンの事を単に「そば」と呼んでいるし、日本蕎麦店と同じ店構えの店が多い。だから現地で食べると全く違和感なく食べられるんだけどね。実に素朴なご当地ラーメンだ。
炊き込みご飯は特に特徴はなく普通に美味しかった。完食。ラーメンもスープ完飲完食。良い晩飯を食べた満足感が得られた。我が食べ終わる頃にようやく後客が3人入店した。入れ替わるように我は退店し連食はせず退館し家路についた。
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