上越味斗
先週と同じく『麺匠るい斗』を退店したその足で『niるい斗』へ。今回店前に待ち客の姿は無くそのまま入店出来た。こちらを後にしておいて正解だった。店員は店主含め男2人女2人。先客7人後客も続々来店し外待ち客も一時的に生じていたようだ。今回も先週に続いてレギュラーメニューの再確認。この店についてはついつい限定メニューばかり狙って食べてしまっていたからね。
今回は「上越味噌ラーメン」狙い。これまたかなりマニアックなご当地ラーメンなのだが横浜にはこれを提供する店がもう1軒ある。今や大行列店となった泉区中田の『雪ぐに』だ。あちらは開店当初は本場の味をかなり忠実に再現していたのだが、移転を機に味を変えて味噌ラーメンとしての美味しさはレベルアップしたのだが、その分上越味噌ラーメンらしさは薄れてしまっていて、ご当地ラーメン好きの我からすれば少々残念な気持ちでいた。だからこそこの店の「上越味噌」はどうだったか再確認したい気持ちがあった。
約5年ぶりに上越味噌を注文。構成もあまり変わっていない。値段は130円値上がっている。玉葱たっぷりでチャーシュー4枚入りなかなかのボリュームだ。かために茹でられたやや平打ち気味の中太麺のスープへの絡みも良く、こちらも味噌ラーメンとして美味しい。ただ我が約11年前に訪問した本場の『食堂ニューミサ』の一杯とはかなり別の仕上がりになってるなーというのが正直な感想。味噌の粒粒感と白味噌の甘さ、更に玉葱の甘さが加わったかなり甘い味噌ラーメン。だけどしっかりニンニクが効いて挽き肉たっぷりでクセになる美味しさを持っていた。そんな記憶の中のものと比較すると違うんだよなー。ちょっと胡麻油多過ぎな印象。でもこれはしょうがない事だ。食べに来る客は横浜市民が大多数なのだから、その好みに合わせるのは当然だ。本場の味を知りたいのならやはり現地に出向いて体感するしかない。スープ完飲とはいかなかったが麺と具は食べきって店員に「ごちそうさまー」と言って退店した。かなり腹がいっぱい。もう連食はキツイなー。バスで港南中央まで移動し家路についた。
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