曙町鴨葱
空に雲が多い朝を迎えた日曜休日。予報では3月末相当の暖かさになると言っていたが午前中は昨日とあまり変わらない気温。それでもこの時期としては暖かかった。
日曜は食料調達がメインになるし遠出する気分ではなかったので近場のみでの外出に決めていた。横浜橋通商店街とサミット曙町店で買い物を済ませるとちょうど11時。今日は本当にどの店で食べるか決められないまま家を出たのでどこにしようかと悩んだ。我がホームの店『田中屋』は昨年末訪問しているからもうちょっと間隔を開けたい気分。スルーして付近を歩いていると『麺屋M』の店前の行列が目に入った。開店時間は過ぎているがまだシャッターが降りたままだ。たまにはソフトな煮干しラーメンをいただこうかと列の最後尾につく。しばらくするとシャッターが上がり暖簾が出された。前客に続いて入口脇の券売機で食券を買ったがちょうど我の前で満席となってしまった。店外で待つように言われ仕方なく待つことにした。まさか20分以上待たされることになるとは思わなかったよ。厨房に店主と男の店員の2人。我が座る頃ようやく前客がほぼ退店していった。タイミングが最悪だったようだ。その後しばらくして後客がポツポツ4人来店。開店直後は固定客がいて店主と雑談しているようなので、次にこの店を訪問する機会があれば開店からしばらく間を置いて入店した方が良さそうだ。
筆頭基本メニューを注文するつもりだったが券売機の上に限定メニューの張り紙が派手に設置されていた。我の生活圏内にありながら訪問回数が少ないのはこの店が我が苦手意識を持っている鮮魚系をメインに限定メニューを出す為だが、今回「鴨そば」という限定メニューをやっていたのでそちらを食べてみることにした。
麺は平打気味の中太ストレート。具は焼きねぎま2本、おくら1本、チャーシューはおそらく鴨肉と思われるムネ肉ともも肉が各2枚づつ。オススメトッピングとされた味玉は半分に切られた状態での提供となった。スープは鴨油の独特の甘みと香りがするね。濃い口ながら味わい自体は上品。鴨メインなのでどうしても鴨南蛮そばに見た目だけではなく味わいも近くなってしまっているので、ラーメン的なジャンクな魅力は乏しくなってしまっているのは否めない。でも限定メニューとしては完成度は高いと思うし味も美味しかったので満足して退店した。
昨年夏に短命で店を閉じた『からみそラーメンふくろう』跡地に、あからさまに二郎系インスパイア店と分かる看板が掲げられているのを見つけた。屋号がなかなか凄いね。インディー上がりの昔のプロレスラーコンビを思い出した。貼り紙は何も無かったから開店日等は不明。二郎インスパイア系ラーメン店も今や供給過多でよっぽど個性を出さないと大変だと思う。そこには期待しようかね。
帰りも歩いて帰宅。午後は干していた布団を取り込んでゆっくりと休暇時間を過ごした。
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