勝丸一風
本日は「ラー博倶楽部会員の日」だそうで、ラー博創業時の94年組である『支那そば勝丸』と『博多一風堂』によるコラボラーメンが午後3時以降ラー博倶楽部会員のみに提供されるのだそうだ。我は普段コラボラーメン等は否定しているが、「去年初めて倶楽部会員になれたし、時間的にもタイミングが良いしせっかくだから食べてみるか」という考えになり、職場での昼飯を抜いて来館していた。『勝丸1994』の店前に行くと8人くらい行列が生じていた。ラー博倶楽部の会員証を見せて列に並び食券を購入した。5分ほどの待ちで入店出来た。厨房には『勝丸』店主後藤氏と『博多一風堂』店主河原氏の姿が見えた。河原店主本人を見るのは初めてだ。しかも厨房に入っている姿は今では貴重なのでは。
支那そば 勝丸 1994『勝丸x一風堂 合体1/2』1200円
メニュー名に合体1/2とあるように両店のラーメンをストレートに合わせた一杯。味調整で配合は変わっている部分はあるが、『勝丸』の魚介醤油と『一風堂』の豚骨スープが1:1で入っているそうだ。麺も『勝丸』の縮れ麺と『一風堂』のストレート細麺が別々に麺上げして入っている。チャーシューも『勝丸』のもも肉と『一風堂』のバラ肉が1枚づつ入っていた。
最初は煮干し魚介の香りが立ち上り、ほとんど豚骨を感じられなかったから、やっぱり『勝丸』で提供しているからこうなるかとメタ的な考えで捉えていた。でも半分以上食べ進めると徐々にまろやかさをスープに感じるようになってきた。2種の正反対の麺が入っているのは新鮮で食感が楽しい。しばらくは別々で食べて楽しんだよ。こういうので1+1が2になる事はまず無い。この一杯も正直そうだったけど、2人の店主の共演と、普段はまず食べられない風変わりな一杯は、お祭りの気分を盛り上げてくれてちょっとだけ楽しい気分になれた。このコラボラーメンは明日は一般販売されるそうだ。満足して退店、退館した。
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