佐伯油斗
『麺匠るい斗』を退店した足でそのまま隣の2号店である『niるい斗』へ一週間ぶりの訪問。この店のレギュラーメニューを再実食したくなったので。店前に数人並んでいたが5分程度で出来た。食券を買ってから並ぶシステムだったんだね。厨房には店主と男の店員1人、女の店員2人。後客も続々来店。1号店の『麺匠るい斗』より人気の様子。メニューのバリエーションが豊富だからだと思う。我としてもご当地ラーメンの再現に特化したメニュー構成なのでこちらの店の方が訪問回数は多い。
開店当初に訪問して注文した以来、約12年半ぶりに筆頭メニューを注文。渡辺樹庵氏が一時期入れ込んでいた、今は無き大分佐伯の『香蘭』インスパイアと思しき一杯。丼も含めてね。マニアックなご当地ラーメンの中でも本格的な一杯がが近場で食べられる嬉しさよ。
麺はもちっとした食感の中細ストレート。具はきざみ葱ともやし、小ぶりのチャーシュー2枚。予めガーリックパウダーがしっかりかかっている。一方以前ほど胡麻の量は少なくなっていた。スープは油ギトギト、醤油ダレ強めでしょっぱい。豚骨臭はほとんど感じない。九州豚骨の中でも特に異彩を放つご当地ラーメンが見事に再現されている。ラーメンのジャンクな魅力を味わえる一杯。連食2杯目としては結構ヘビーだった為スープこそ完飲出来なかったが大満足で完食した。『麺匠るい斗』とこの『niるい斗』は、各々のレギュラーメニュー再実食の為、今後不定期に訪問を繰り返す事になりそうだ。
帰りに上永谷のイトーヨーカドーで買い物をしてから家路についた。その頃には雲が多くなり日差しを遮ってきたので急いで布団を取り込んだ。
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