睦月末昼
快晴の朝を迎えた日曜休日。今日は屋外のバケツの水に氷は張らなかった。
天気も良く体調も良いのだが気分的に外出する気があまり起きずただ家でのんびり過ごしたい気持ちになっていた。自分が行ってみたくなるような興味あるラーメン店も近くに絞ると思い浮かばなかったし、昨日連食して堪能したのでラーメンを食べる気分にならなかったからだろう。でもまあ休日に家から1度も出ないと精神衛生上良くないのでいつもより遅めに家を出た。徒歩圏内で散歩する事にした。
伊勢佐木長者町方面へ歩いた。ラーメン店はどうしても目に入ったがやっぱり食べる気は起こらず。代わりに目に入ってきたのが『横浜カレーアルペンジロー』本店。久しく訪問してなかったからね。帰宅後調べたら一昨年の9月に訪問して以来だった。ここで昼飯を食べる事にしよう。店外に設置してある名簿に名前を記入した。店内を覗くと空席はあるようだが何故かなかなか案内されない。そもそも待ってまで食べようという熱意があるわけではなかったので15分以上待つようだったら名前に線を引いてこの場を去ろうと思って待っていた。すると名前を記入してから約10分後くらいに名前を呼ばれた。入店し指定された席に座り口頭で注文した。
『清川恵水ポークステーキカリー』1800円
1月の厳選食材カリーが店頭でアピールされていたのでそれを注文するつもりだった。しかし店員の方から「もう残り1つしかございませんがどうされますか?」と聞かれたので即注文した。辛さはエベレストを選択した。ここのカレーはあまり辛くはならないのを知っているからね。注文確定後店員は他の店員に「厳選食材、売り切れになりました。」と伝えていた。我は運が良かった。提供時店員に「肉を切ると肉汁が溢れることがありますので、ルーの中で切ることをお勧めします。」と言われた。了解。飯盒を逆さにして大皿に開けた後早速ステーキをフライパン型の皿の中で切って口に入れる。流石は厳選した豚肉、香ばしくて抜群に美味しい。だけどこの店はむしろ野菜の方が美味しい事を我は知っている。さやいんげんや油を吸った茄子はもちろん、人参やかぼちゃは甘くて柔らかく、メインの座をポークステーキから奪っている美味しさだ。2日間各種食材を煮てスープ状になったカレーは少し苦味すら感じる旨味の詰まった極上のもの。スプーンでライスをひと掬いづつカレーの中に浸して染み込ませて食べるを繰り返した。最後は行儀が悪いかもしれないがフライパン状の皿に口をあてて残ったスープを飲み干した。久々に食べたがやっぱりここのカレーは美味いよ。大満足で支払いを済ませて店を出た。
帰りにコンビニに立ち寄っただけで帰宅。日差しが入る部屋にいるとポカポカ暖かく、その中でのんびりと日曜の午後の時間を過ごした。
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