晦日咖喱
晦日。今年も残すところあと2日。朝は空に雲が多く日光が弱かったので我もなかなか活動的に動けず10時頃まで家でダラダラと過ごしてしまった。昨日千葉まで行ったのでもう今年は遠出はせず外出するにも近場で過ごそうと近所のラーメン店の営業状況を調べたんだけど、だいたい今日が最終営業日になっているようだった。でも何だかピンと来る店が無いまま10時半頃家を出た。
賑わう横浜中華街で年末の雰囲気を感じて、横浜公園の庭園を見て季節を感じ伊勢佐木町へ出てみた。あー我には『モハン』があったんだ!とその時思い出した。移り変わる伊勢佐木町の中でほとんど変化しない数少ない場所が我にとってのインド料理店『モハン』だ。学生時代から行っていたんじゃないかな。そう思ったら頭の中にあったラーメン店訪問の事は全て消去して店の階段を降りた。前回訪問したのは去年の5月以来だから結構久々だ。先客ゼロの店内。インド人店員からお好きな席へどうぞと言われ着席。それと同時に店員が冷水が入ったコップと前菜のサラダが提供された。注文するメニューも決まっているので即口頭で注文。後客4人。待っている間店内を見渡したが「昔から変わらないなー」と懐かしく嬉しい気持ちが湧き上がってきた。この地下の店舗でよくパンデミック禍の中でも生き延びてくれた事を感謝したくなった。
辛さはVERY HOT、ドリンクはホットチャイ。これも毎回同じ。大きなナンと対峙するのも久々だ。その下にヨーグルトが入った大きめのカップがあるのも変わらない。このブログでも何回か載せているがほとんど変わっていないと思う。変わらない、という事も素敵な事なのだ。
最近はすっかり南インド由来のスパイスカレーを食べる機会が多くなったが、この昔ながらのインド料理、北インドスタイルのカレーの方が落ち着く。最初後悔するくらいのVeryHot具合。でも美味い!これこれ!とテンションが高まる。2/3ほど食べた時点でナンが無くなってしまった。ナンのおかわり無料だけど止めておいて残りはスプーンで食べた。もう頭の方から汗びっしょりだ。冷水を飲み落ち着いた後にヨーグルトを食べると魔法の薬かのように口の中がリセットされた。そして食後のホットチャイタイム。この安堵する時間が我は好きだ。大満足で支払いを済ませ退店し地上へ戻った。隣のポンパドールで正月食べるパンを買ってイセザキモールを散歩した。
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