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2022年12月 7日 (水)

冬日高屋

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水曜平日の夜。今夜も外食してから帰る。関内駅北口の『日高屋』に立ち寄る。このコテコテのチェーン店に入るのは何と約12年ぶり。別にお高くとまっていた訳ではなく、単純に我がラオタだから行きたい店を優先して、いつでも行ける店を後回しにしていただけの事。『日高屋』の冬の定番のあのメニューが食べたくなったから関内駅北口店に入店した。厨房には男2,3人と接客担当の女店員1人。客入りは6,7割かな。明るく繁盛している。カウンター席に座ると卓上に注文用のタッチパネルが設置されていた。12年のブランクは大きい。そして手こずった。あのメニューが無いわけが無いのだがなかなか辿り着かない。期間限定タブやセットメニュータブの両方にも見つからず色々いじっていたらようやく見つかった。両方から簡単にアクセス出来る表示にして欲しい。隣に座った杖をついた爺さんは結局店員を呼んで口頭で注文していた。結局それが早かったかな。

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中華食堂 日高屋 関内駅北口店

『チゲ味噌ラーメン(大盛)+半チャーハン』990円

冬の日高屋と言えばこのメニュー。半チャーハンセット。50円追加して麺大盛りにした。

221207hidakaya01221207hidakaya02 麺は結構みっしりした中太平打ストレート。具は白菜、玉ねぎ、ニラ、溶き卵。スープはそれなりに濃度があり旨味がある。辛味は最初はガツンとは来ない。まろやかな味わいの中に後味としてピリッとした辛さがやって来る。つまり最初はとても食べ易いのだけど、後から辛味で食欲を増進させて来るのは上手く出来ているなあと感心させられた。チャーハンも化学調味料等でわかり易く味付けされてフルサイズで食べたかったと思わせる美味さだった。営業時間も長く値段も手頃で警戒心も下がり安心感を生み居心地が良い。使い勝手が良く「これでいい」と思わせるというのも飲食店の大きな評価項目だよなー。大満足でタッチパネルで会計終了ボタンをタッチし席を立ちレジで電子マネーを使って会計を済ませた。

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食後伊勢佐木モールに移動しダイソーで買い物をした。そう言えば伊勢佐木モール内にも『日高屋』があったはず…と思って行ってみると閉店していたよ。先月23日に約20年の営業をもって閉店するという貼り紙が貼られていた。単に競争に負けて淘汰されたのか、それとも他店舗に比べ売上が悪かったからなのか?我もかつては伊勢佐木町には頻繁に来ていたのに今ではすっかり訪れる頻度は減ってしまっている。というのも我の印象だと6割か7割は飲食店ばかりになってしまったからだ。遡れば昔は映画館、百貨店、電気店、玩具店、古本屋等様々な店舗が並んでおり、行けば何かしら楽しめて重宝していた。今ではそんな魅力がすっかり色褪せてしまって、端的に言って伊勢佐木町はつまらなくなってしまった。心なしかネオンの飾り付けも寂しく見えた。

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コメント

擂り粉木日記の最高峰の回と思います。
ラーメンを人生と織り交ぜる語り口は、数多のブログとは比べようもありません。
自身の生き方、家族の愛、ヨコハマ、郷愁…、
どれも心を引かれるばかりです。

tantinさん、お褒めのお言葉、とても嬉しいです。ありがとうございます。
オデオンで古本屋で長時間入り浸ったこと、ラオックスやハマ楽器で目的のCDを探したこと、松坂屋で親へのプレゼントを買ったこと、カレーミュージアムで食べ歩いたこと、馬車道に映画を見に行った事等色々と思い出しました。衰退していく伊勢佐木モールを見るのがとても寂しいです。

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