蓋閉不可
土曜休日。週末の天気予報は晴れだと思っていたが昨夜辺りに急に雨の予報に変わった。実際朝から空は雲に覆われていた。そして8時過ぎくらいには雨が降りはじめ次第に雨脚は強くなってきた。8時から10時の間は、油断するとつい二度寝してしまったりグダグタと過ごしてあっという間に時間が過ぎ去ってしまう我にとっての魔の時間帯。このタイミングで強い雨に降られたので完全に出鼻を挫かれてしまった。当初東京に出るつもりだったのが今日はもう家でダラダラと過ごそうというモードになってしまった。昔は台風が来ても雪が降っても未訪問店開拓をしていたけど今ではもうそれが信じられないよ。しかし10時半頃に雨は止み僅かながら日差しも出て来た。この時間に家を出ても食べ歩きとしては完全に機を逸してしまっているので色々諦めて近場の店で食べることにした。
色々迷ったけど弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』がランチ営業しているらしいので行ってみる事にした。最近困った時はこの店にしているような気がする。開店30分過ぎた頃に店に到着。待ち客はいなかったのでドアを開けて入店。先客は2人だけだった。窓側のテーブル席に案内される。口頭で注文。後客は来なかった。
今日のランチメニューは色々あって、筆頭は「牛ザブトンステーキ」だったが「スパイスカツカレー」や「鶏と煮干しのWスープラーメン」等もあり悩んだけど上記のメニューを選択した。しばらくまって提供されたのは切られたカツが3枚ものっている見たこともないかつ丼だった。これは確かに蓋は閉まらない。店員から「蓋は取皿としてお使いください」と言われ開いた状態で提供された。特製ソースも別提供された。
衣は薄めで柔らかく、ややしっとり食感のとんかつ。かつ丼用に食べやすくしてくれたのだろう。カツにはかかってないけどご飯部分には薄味の玉ねぎ玉子とじがちゃんとかかっている。とんかつの脇から箸でほじりながらご飯部分を食べた。まるでラーメン二郎でヤサイの下から麺を引きずり出す感覚に似る。味は薄かったけど特製ソースがいい味していた。完食し満足。支払いを済ませ店を出た。我はこういうのばかり頼んでいるが大食いではないので腹いっぱいだよ。コンビニに立ち寄っただけでそのまま家に直帰し午後は惰眠を貪った。
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