再会大砲
辿り着いた週末金曜。退社後空を見上げると放射状に直線に伸びる雲が見えた。富士山がある方角の方から伸びているように見える。何も無ければ良いが…。
さて毎週恒例と化した新横浜ラーメン博物館訪問。30周年企画「あの銘店をもう一度」も第8弾となり、本日いよいよ久留米ラーメンの筆頭店と言っていい『大砲ラーメン』が帰ってくる。1953(昭和28)年創業で羽釜を使った呼び戻しスープ発祥の店。ラー博出店時に訪問しているし、その後久留米本店にも訪問した。でもファーストコンタクトはラー博だった。当時は食べ歩きの地方遠征を始めて間もない頃で、「久留米ラーメンは九州豚骨ラーメンの源流」という知識しかなく、首都圏に進出している久留米ラーメン店も無かったと思う。どんなラーメンなのだろうか?と期待が膨らむばかりだった。久留米ラーメンを調べるとほぼ必ずこの店の名が出て来たので「行ってみたいなー」と長い間憧れを抱いてきた。そんな中奇跡の『大砲ラーメン』ラー博出店だったので嬉しくて小躍りしていた自分を思い出すよ。早速入館し地下1階の『大砲ラーメン』へと向かう。幸運な事に待ち無しで入店出来た。既にいい感じの豚骨臭が店内に漂っている。店員は男5人女2人。先客5人後客5人くらい。
『昔ラーメン』900円
筆頭のこってりスープの昔ラーメンを麺かたで注文。麺は中細ストレート。具はきざみ葱とメンマ数本、海苔1枚、半分に切られたゆで卵、チャーシュー3枚。そして特徴的なコリコリ食感の豚脂の揚玉数個。流石は大砲ラーメン、スープの美味さが別格だ。そんじょそこらのペラい豚骨スープと違い重厚感がある。美味しかったな。飲み終わった後骨粉が少しだけど堆積していた。3週間と言わず数ヶ月営業してくれないかなーと思いつつ店を後にした。
コメント